E60 BMWです。
良くも悪くもBMWの現代型への転換点となったモデルです。
デザイン的にはプレスラインをはっきりさせたエッジの効いたデザインとなり、ヘッドライトも釣り目の強面となりました。
今ではBMW以外も似たような仕組みを採用しているiドライブなど操作系にもハイテクが盛り込まれています。
更にはアクティブステアリングなる可変ギヤを使用したり、
自動的にカウンターを当てることすらできるハイテクまで装備されています。
ここ等辺あたりからBMWも運転する楽しさよりも、乗せられていかに快適に早くというような車に替わってしまったような気がします。
つまり腕で操るのではなく、アクセルさえ踏む勇気があればいい車になってしまったということですね!
Mですらこの方向ですから、BMWもただの乗用車?
時代の流れでしょうがないのでしょうが、ますます楽しい車は減るばかり・・・
完全にクリアーは劣化してしまっていますし、すでに1/3くらいは剥離してしまっています。
ここまで来ると本体のカバーの樹脂すら劣化してくすんできています。
ボディの状態は非常にいいお車ですが、このくすんだヘッドライトカバーのおかげで車自体がやけに古く感じさせられます・・・
“目は口ほどにものをいう”ですからねー
国産車ならどんなに劣化がひどくても#1200からの磨きで対応できますが、輸入車特にドイツ車はクリアーが非常に硬くその上厚いので、とても#1200では磨けません。
#800からの磨きだしとなります!
超高トルクのポリッシャーを使用しても片側を仕上げるのに1時間30分は確実にかかってしまいます。
3時間以上を費やして、やっと磨き上がりました!
新品の様な透明感が戻ってきました。
このように、クリアー全剥離をした場合は、ヘッドライトカバーコーティングではレンズカバーの劣化は止めることはまず無理です・・・
そもそもシリカコーティングは樹脂には長期定着はできません!
そこでエクセペルのヘッドライト専用プロテクションフィルムを施工します!
このフィルム厚さ500μ以上、パチンコ玉くらいの飛び石が高速道路で飛んできてもライトが割れるようなことはありません。
何せFIA採用品、レース用のフィルムですから!
しかも照度も落ちない優れものです。
国産車ではプレカットデーターはほとんどありませんが、輸入車は大体の車種のデーターがあるため、こちらのお車もプレカットフィルムを使用しています。
ボディ用フィルムと違い厚さがありますから、近づいてよく見ればフィルムの存在は確認できますが、普通にヘッドライトを眺めた程度では全く違和感は感じさせません。
此れでBMW名物“イカリング”もひときわ輝きを放つことでしょう!
ただし洗車の際のスチーム掛けはフィルムに鋭角にあてないようにだけは気を付けてくださいね!
フィルム剥がれの原因になりますから・・・
GS等で洗車される際も、一言そのことをお伝えください。
遠方よりわざわざお越しいただきありがとうございました。
素敵なご夫婦でした!
車輛クラス:クラスL
施行コース:ヘッドライトカバー磨き(ヘビーポリッシュ)+エクセペル・ヘッドライト専用プロテクションフィルム(クリアー)
施工料金:40.750円税込
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