小さなお子様がいらっしゃる奥様からの御問い合わせです。
「こまめに掃除器などで車内は掃除しているのですが、車に乗るとくしゃみや咳込みを起こします。」
「車内丸洗いクリーニングがしたいのですが!」
とのことでした。
この段階では現認は特定はできませんが、車に乗ると起こす症状ということは、考えられるのは埃やエアコン内部のカビあとはNOX・SOXなど車特有のアレルギー・・・
埃の場合はたいてい蚤・ダニの死骸によるアレルギーです。
エアコン内部のカビはどの車でもある程度は発生している可能性は否定できません。
NOX・SOXとなると外気導入の状態では、エアコンフィルター程度ではほとんど防ぐことはできません。
これ等をすべて問題解決するには、車内丸洗いクリーニング+光触媒車内コーティング+エバポレータークリーニングとなりますが、ここまでやるとなると軽く10万円は超えてしまいます・・・
恐らく一番原因として考えられるのは蚤ダニの死骸による埃の吸入が一番怪しい。
取りあえずは車内丸洗いクリーニングを施工してみて状況が変わるのかの様子を見ていただくことといたしました。
実車を拝見してみると、やはり食べこぼしのお菓子の屑が車内には散乱しています・・・
蚤・ダニには格好の餌場です!
このように食べこぼしがあるとこれを餌に蚤やダニは繁殖し始めます。
そうなってしまうと、食べこぼしが無くても、自分たちの死骸が餌となり更なる繁殖を続けます。
この状況を見る限る、原因は車内の汚れと食べこぼしでしょうね!
シートなど見た目は全く汚れているようには見えませんが、いざイオン洗剤をトルネーダーで吹き付けてタオルで拭きあげてみると、この通りかなりの汚れが滲み出してきます。
これ以外に、ベビーシートが2脚あったのですが、これはイオン洗剤で洗うより洗濯機で洗うほうが効果的なほど汚れていましたので、取り外して洗濯です。
外してみてさらにびっくり・・・
シート本体とカバーの間には食べこぼしたお菓子屑が山のように堆積しています。
一番の原因はここにあったと思われます。
極端な言い方をすれば、お子さんは蚤やダニの繁殖地の上にいたこととなります。
意外とベビーシートのカバーは洗わないかもしれませんね!
たしかに私も洗った記憶はないような・・・
取りあえずは車内はきれいになりました!
此れで症状が治まればOK!
但し、今までの頻度の掃除機掛けやベビーシートの状況ではまた同じことの繰り返しになってしまいますので、こまめな車内清掃は当然必要です。
それでも症状が緩和されない場合は、原因はほかにあることになりますから、
次は車内光触媒コーティングが必要となります。
この場合薬品ではないので即効効果はありませんが、
エアコン内部でのカビやバクテリアの繁殖を防ぎ、
エアコンフィルターを通過したNOX・SOXなどの有害物質を分解して無害化していきます。
更には車内の空気中に浮遊する花粉やウイルスなども死滅させることができますので、車内環境的にはかなりクリーンな状態を作り出し維持することが可能となります。
但しそこそこの施工価格がかかってしまいますので、まずは日頃のこまめなお掃除を心がけ、状況を観察してみてください。
車輛クラス:クラスL
施行コース:車内丸洗いクリーニング
施工料金:42.000円税込
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