2012年10月13日公開|BMW
まだ日本発売間もない320dです!
iでなくdということはディーゼルエンジンということです。
ドイツ車ではベンツに続き国内発売されましたが、ベンツの場合販売当初はかなりの売れ行きを示しましたが、今ではかなり人気は落ちてきているようです。
新しい物好き、飽き性の日本人の特性でしょうかね?
はたしてBMWの人気は本物となるのか?
ベンツに比べディーゼル独特のエンジン音は目立つようですが、気が付かない人はこれがディーゼルであることは判らないレベルには収まっています。
当然排気臭や黒煙なども全くなく、不快感は皆無です。
ツインターボで過給されることにより、184ps・38.7kgmのパワーを発揮しますので、動力性のは十分と言えます。
当然ながら軽油ですので価格も安く燃費もいいので、燃料代を気にせずドライブすることができるのは大きなメリットでしょう。
ただし今までのBMWエンジンのよう高回転に行けばいくほど滑らかに吹け上がり力強く加速する様なスポーツフィールは無いでしょうが、低回転から力強い加速は日常使用ではこちらのほうが使いやすさは上かも知れません。
今後どのくらい日本の市場に浸透していくかが見ものです。
アルカンターラとメッシュ素材のコンビシートですがおしゃれです!
メッシュの部分にはブルーの糸が使われそれがさり気なくシートの質感を引き立てています。
此のお車はMスポーツですので、丸の部分さり気なくM社のイメージカラーが入っています。
このやり方は心憎いですね!
国産車のように上級モデルであることを、どうだのごとく主張しないところが“センス”なのでしょうね。
ドア内張りにもシートで使用しているメッシュが使われていますが、これもトリムのアルミ素材とのマッチングがGOOです。
今までBMWの内装イメージは地味・・・
遊び心にかける。
と感じさせるものが多かったですが、このような素材の使い方はドイツ車らしさを残しつつ、かつ斬新性も感じさせ良い内装です。
メーター照明はBMW伝統の赤。
レイアウトも特に大きな変更はないようです。
しかしパドルシフトはいい感じです!
今までの様な小さなスイッチではなく、それなりの大きさがありこれならばスポーツ走行でも扱いやすいでしょう。
何せ8速セミオートマですから非常に繊細なギヤ選択が可能ですから、パドルの使いやすさは重要です。
またステアリングの本革も手に張り付いてくるような肌触りの鞣しは絶品です!
私が大っ嫌いなステアリングスポーク内のスイッチ類も非常にコンパクトにおさめられていますので、これでしたらほとんど気にならないですね。
サイドブレーキレバーにもステアリングと同じ鞣しの本革が使われていますが、やはり手にしっくりとなじみいい感じです。
ステッチの位置も絶妙です!
シフトレバーにはMスポーツ専用のカーボン調の素材が使われていますが、此れも手になじみ良い感触です。
独特の操作パターンのシフトですが、慣れると非常に使いやすい!
スイッチパネル自体もコンパクトに収まっていますし、センターコンソールも非常にすっきりしています。
i-ドライブのおかげですね!
ただしこのiードライブはかなり高機能のため、逆に使いこなすのは結構面倒です。
女性や老人などハイテクは苦手という方にはちょっとハードルは高めですね・・・
といことで、ハイテク嫌い=苦手の私には正直ただの“イラつくアイテム”でしかありません。
時代についていけない・・・
今ではどこのメーカーでも当たり前についているエンジンを全く見えなくしてしまっているカバーですが、この存在意義はなんなのでしょうか?
たしかにパッと目の見た感じはすっきりしていますが、構造が全くわかりません。
もっともわかったところで、
昔の車のようにDIY整備などできないので同じことと言えばそうなのですが・・・
しかしもうちょっとエンジンは露出してほしい!
いたるところに練プラパーツが使われています。
たしかに引き締まった印象にはなりますし、最近はやりのメッキキラキラよりは断然大人びた印象にはなるのですが・・・
傷は付いたら取れない、しかも傷が目立つというデメリットは考慮している?
デザインとしては良いのですが、塗装にしてほしいですね!
納車から1~2週間しかたっていないのにこの3か所凹みができてしまっています・・・
しかも車庫の中で知らないうちに?
車庫の後ろの棚に置いてあったビーバーが落下していたそうです。
これは泣けます・・・
迷われた結果、トランクとクオーターパネル板金塗装修理を行うこととなりました。
そのため当初予定していたペイントプロテクションフィルムの施工は残念ながら予算オーバー・・・
もったいないですが、さすがに新車でへこみがあったのでは気分はめげてしまいますから、予想外の出費ではありますがしょうがないですね・・・
皆さんも車庫内部の棚など、落ちやすいものは置かないように、不安定なものは床に置くようにしましょう!
出来れば別に物置に置くことが一番です。
板金塗装修理代を考えれば、相当良い物置買えてしまっていますから。
磨き前膜厚は135μもあります。
アルピンホワイトというソリッド塗装だからでしょうか?
此の位の膜厚があると安心です。
しかしこのお車非常に程度が良い!
現在ディーラーでは納車磨きは行なっていないところがほとんどです。
よくディーラーマンは、
「納車前に納車磨きに出しますから!」
と言いますが、これほとんどの場合ただ洗車してWAXなりポリマーを軽くかけているだけです。
にも拘らずこれだけ程度が良いのは驚きです!
BMWジャパンがすごいのか?
長野BMWがすごいのか?
どちらにしてもお客様にはいいことです!
唯一このお車で目立った傷の部分は、フロントフェインダー後部にあった線傷です。
しかしこの傷もスクラッチレベルですので、磨きで簡単に落とせるはずです。
この程度の傷は数か月かけて完成からお客様の手に渡るので、輸入車では仕方ないことでしょう。
と言いつつ、私だったら受け取り拒否するかも?
個人の新車の定義次第なので、この程度を問題とするかは微妙ですが、先日あるメルセデスディーラーではこれよりもまだ軽度の傷で車置いて帰られてしまったそうです。
基本的には新品に傷があることは許されないでしょうから、ディラーマンの確認の甘さが招いたことであることは否めませんね!
磨き終了後膜厚は133μですから、たった2μの研磨で仕上がりました!
当然フロントフェインダーにあった傷もきれいに処理できています。
ただし磨きにより塗装表面が整えられたことで、
磨き前には気が付かなかったボンネットの“物咬み痕”が目立つようになってしまいました・・・
これは確認ミスというより気が付かなかったのでしょうね!
この後ディーラーがこの物咬み痕に対してどのような対処をするのか?
BMW ビーエムダブリュー 320d BluePerformance Mスポーツ
コーティング終了
ドイツ車のソリッドホワイトはどのメーカーも非常にきれいな塗装です。
特にBMWとポルシェの白は良いですねー
そこに今回は新採用となった最新コーティング
マーベラスフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュを施工しましたから、
このアルピンホワイトも一段と艶感と深みを増しています。
素晴らしい艶です!
このコーティング4μほどの厚みを持ち8Hという途方もない硬度を実現します!
これは分子結合したダブルコート施工だからこそ実現できる性能です。
だだし施工する側は2台分の作業が必要となるため大変ですが・・・
更にはこのコーティングこれだけでは終わりません!
この上に専用トップコートまでセットになっており、ベースコートの初期成膜時のコーティング被膜の不安定状態を約1か月守り自然剥離していきます。
多くのガラスコーティング施工車はこの1か月間に、
水染みの初期症状や細かなスクラッチを入れてしまいます。
これは有機溶剤の揮発と、完全硬化をしていないまだ柔らかなコーティングの状態から起こる問題ですが、此のトップコートによりかなりの改善ができます。
ベースコート自体も今までは高級コーティングというと、多機能などがもてはやされましたが、ヴァンキッシュの場合はそのようなことは対象外で、あくまで高純度のシリカ膜を形成することで、
塗装密着と耐久性能を追求したコーティング剤です。
その結果複利として、厚く透明感の強い成膜となり、深い艶感を実現しています!
価格は高いですが、それに見合う、それ以上の性能を実現した今一押しのコーティング剤です。
ただしこのマーベラス系のヴァンキッシュは欧州車の高硬度塗装専用品ですので、
国産車には使用できません。
国産車はエクセレント系のヴァンキッシュとなります。
性能的にはほとんど同等と考えてい良い商品です!
ただしこちらはトップコートはセットされていませんので、それをお望みの場合には、
オプションのレジントップコート・コクーンが必要となります。
現在ヴァンキッシュ系(アルティメットも含め)このような単純機能・純粋シリカ膜による高耐久コーティングの人気が高まっています。
どうぞお試しください!
車輛クラス:クラスM
施行コース:マーベラスフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュ ガラスコーティング+02磨きスタンダードコース(軽度の磨き3ポリッシュ)
施工料金:124.740円税込(新車割引磨き-10%・高速道路料金バック 適応)
メーカー別
月別バックナンバー