2012年11月25日公開|マツダ
こちらのお客様も女性です!
今回は独身の若くてきれい&かわいらしい方ですよー
であるにもかかわらず、300万円近い新車を買われしかも黒!
更には弊社に磨き&コーティングを依頼なさるとは、かなりの車好きですね。
ご趣味でスノーボードをなさっているとのことで、初めからCX-5を買う予定ではあられなかったそうですが、それらを踏まえSUVが必用なこと等を検討していく中CX-5になったそうです。
しかし女性が乗るにしては大きな車です。
乗ること自体は慣れもあるでしょうが、問題は管理・・・
女性が洗車するにはちと大きすぎるかも?
しかしご納車になられてからは、週一ペースで洗車なされていたとのことですから、
下手な男性よりもまめですね!
ただし洗車は単に車をきれいにしている御手入れではなく、逆に痛めている行為でもある、
“両刃の刃”でもありますからそこが問題です。
一般の方は特に洗車を行うことは車を大事にする行為=と考えがちですが、どんなに神経質に洗車をしても洗うという行為は傷を入れてしまうことは防ぎようがありません。
更には、水道水は雨水に比べ不純物の濃度特にアルキル基の量が相当多いですから、
塗装へのダメージも実はあるのです・・・
つまり洗えば洗うほど塗装は傷んでいくのです!
よくスパーカーなどで、“雨天未使用”などと看板を掲げた中古車がありますが、これは下回りの細かな汚れやゴミの侵入が少ないということは確かに価値はありますが、洗車頻度が高かったとしたら上記したような理由によりボディは傷んでいるのです。
つまり、車を良い条件に保つには少しでも洗う頻度を少なくすることが大切です。
そのためには、汚さない・汚れないということが必要条件となってきます。
とはいっても、車は多くの場合は生活の足ですから汚さないように使うということには限界があります。
ですから汚れないようにするということが重要となってきます!
どうすれば汚れにくくなるのか?
ブログをお読みの方々は当然お判りでしょうが、コーティングを施工するですね!
ただし、WAX・ポリマーなど有機系・油脂系のものは逆に汚れを吸着しやすくなる場合がありますので、完璧な防御手段とは言えません。
しかしガラスコーティングといえども、完全ではありません・・・
ガラスコーティングは宿命的に、アルキル基を吸着しやすい・静電気を発生しやすいなどの弊害もありますので、決してノーメンテ乗りっぱなしでも良いわけではありません。
つまりどのようなコーティングでもメリット・デメリットは存在します。
残念ながらすべてに完璧なコーティングは存在しないのです!
ですので、ご自身の使用状況や管理状況等を検討して、一番最適な条件のコーティングを選ぶ必要があります。
此処が一番悩みどころです!
2.2Lのツインステージディーゼルエンジンですが、175psは立派です!
ディーゼル特有のタペット音はベンツなどと比べるとちょっと大きめですが、BMWよりは抑えられているようです。
排気臭は尿素を使用していないため、ベンツの様な独特の臭いはありません。
驚くべきはそのエンジンのレスポンス性!
下手なガソリンエンジンよりも高回転までストレスなく一気に吹き上がります。
此れならディーゼルエンジンで十分です。
といか、CX-5買うなら間違いなくディーゼルのほうが良いでしぃうね!
国産車の中では、マツダのメーターが一番ではないでしょうか!
国産車のほとんどは、デジタル的作りにすることでパッと見のギミックで高級感を出そうとしていますが、マツダはさすがに欧州市場がメインであるため、きちんとメーターの伝統的作りを貫いています。
メーターシェルの中に個々のメーターカバーがある!
このつくりがメーターの王道ですね。
コントロールパネルもすっきりしていますし、トヨタの様な安っぽさもない。
決して高級な作りでもないですが、価格相応と思える国産車では数少ない作りです。
本当はこれではいけないのですがね・・・
ナビの設置スペースも奥に埋め込まれるようになっているため、強い太陽光の差し込みによる反射で見えにくくなることは、かなり防げそうです。
中央部のみ本革が使用され、側面及び背面は合成革のコンビシートですが、質感の違和感はさほどありません。
が、あえて本革とのコンビにする必要はなかったのでは?
このやり方が、日本的でその必要性には理解に苦しみます。
本革=高級という発想自体が貧乏くさい・・・
しかし形状は良いですね!
サポート性もよさそうですし、全体のデザインバランスもとてもきれいです。
国産車としては珍しくきれいにまとまったシートです。
お持込いただいた日は丁度雨・・・
ある程度拭き上げしての車体点検はしたのですが、
やはりこの状態ではきちんと傷を確認できていませんでした。
点検時にはほとんど傷はないと見えたため、
納車からぎりぎり3か月、磨きの新車割引をお付けしていました。
しかし磨き前の洗車をしてみると、随所傷だらけです・・・
こうなると、納車時の傷の状態は判断付きかねますが、
今までに数回行われた洗車により傷をかなり入れてしまっていることは間違いありません。
“女性なのに洗車うまいなー”
と思っていましたが、やはりそれはこの車格では無理なことですね・・・
わずか3か月といえども水染みもかなり付着し始めています・・・
この管理状態、あと3か月もすれば水染みは塗装に間違いなくダメージを入れ始めるところだったでしょう。
原因の一番の理由は、
おそらく今はやりの拭き上げ時に使用するケミカルが染み込ませてある使い捨てクロス。
これ“拭き上げ時に使用するとガラスコーティングがされる”という代物・・・
ですが、そんなことでガラスコーティングできるものは、物理的にありえません!
つまり真っ赤なウソ・・・
これはガラス繊維素もしくはポリマーでしかありません。
つまりこれらが水染みの付着を促進し、かつアルキル基に対しての防御性はありませんから、
付着した水染みはじかに塗装にダメージを入れていく。
“百害あって一利なし”
の代物です。
量販店やカーショップなどで販売されているお手入れケミカルなどに、
まずまともな商品はないと思ってください!
ましなものでも耐久性は無し・・・
ひどいものは、逆に使用することにより状態悪化を起こします。
これにより繰り返しの使用や、さらに新たな商品の販売に結びつけているのです。
高耐久で、本当にに効果があったのではそれ以上売れなくなってしまいますからね・・・
一般市場の商品は、その場限りの意匠性改善が出来ればよく、其の後のことは考慮されていない、というかあえてよくないものを作っているともいえるかも?
このような商品を購入使用する際は、過信は禁物ですよ!
話は本題に戻って、やはり新型であってもマツダの塗装は薄い・・・
SUVという過酷な仕様条件が想定されるにも拘わらず、膜厚は88μ。
なるべく無駄な研磨はしないように心掛けて磨きます。
と言っても磨きコースはスーパーライト、無駄な研磨をするほどの研磨力は鼻からありません。
此れでどこまでこの傷を取りきれるのか?
側面部を見れば一目瞭然!
これは間違いなく納車後のオーナーによる洗車スクラッチ・・・
自身では傷を入れずに洗車できているつもりでも、
実際は数回の洗車でこのように大量の洗車傷を入れてしまっています。
これは洗車の腕前云々の前に、“国産塗装のあまりの軟らか”さがこのような状態を引き起こしています。
このような状態はドイツ車では同一条件では考えられないことです!
ただし、塗装が柔らかいから傷が入りやすいということは、
同じように磨きでも簡単に傷が磨けることにつながります。
ですので、スーパーライトの磨きであってもこの程度の軽いスクラッチはいとも簡単に磨き上げられ跡かたなく仕上がってしまいます。
前記したように、
ほとんどの洗車スクラッチはスパーライトの磨きできれいになくなりました!
当然発生しだしの水染みもきれいになくなり、一気に艶が回復しました。
研磨膜厚もスパーライトですから1.2μしか研磨されていません!
この車、PDIもしくはディーラーにて磨きが行われ納車されたようですが、
その時の磨き傷ポリッシャーによる傷がかなりヘビーについていました。
この傷なぜ弊社の磨きによるものではないと断言できるか?
というと、答えは簡単!
スーパーパーライトの磨きで弊社が使用するポリッシャーではつかない傷の形状だからです。
恐らくこの傷はあと3μ程度の深さはあるでしょう。
ライトコースの磨きなら恐らくなくなっていたとは思います。
この傷はおそらくオーナー様が洗車で入れたごみの咬み込み傷・・・
此れもスーパーライトでは無理!
この傷はおそらくライトコースでも無理・・・
02スタンダードコースで取れるかとれないかでしょうね!
MAZDA マツダ CX-5 XD L Package コーティング終了
磨き&コーティングが終了してみると、怪しい光沢を放っています!
此のお車が完成した際、ちょうど連休中でしたので数人の常連のお客様がお越しでしたので、今回使用した新コーティング
エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュと02スパーライトの磨きのご感想をお聞きしました。
磨きに関しては、
「とてもこれが1段階の磨きでで傷取りと仕上げを行なったとは思えない磨き上がり!」
「しかもクリアー柚子がかなり解消されている。」
コーティングに関しては、
「塗装に対しての曇の無い透明感、しかも深みがある艶!」
「このコーティング剤は今までより格段にいいねー」
と非常に好評でした。
それもそのはず、
今回磨きで使用したコンパウンドは数年かけて開発していただいた特殊コンパウンド、しかも使用するポリッシャーもイタリア製の超高性能ポリッシャー!
この組み合わせにより、研磨力と仕上がりの緻密さを両立させています。
これに関しては今後徐々に詳しく解説していきます。
エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュは、
膜厚4μこの厚さが更に仕上がりの深みと艶を作り出してくれます。
しかも驚異的高純度ですので、不純物の無いクリアーな透明感を作り出します。
更には、これは意匠性ではなく耐久性及びメインテナンス性に関してですが、
膜硬度も塗装上成膜で6Hを達成しています。
ほとんどのコーティング剤の硬度表記は鉄板成膜ですので、
この硬度表記条件の差は非常に大きいのです。
このコーティング剤は、柔らかな国産車の塗装に対して、
厚膜・高硬度で高耐久を実現した“最高ランクのコーティング”です。
類別区分は撥水としておりますが、実性能は親水となります。
これは水滴が付着した際、微細水滴がつながるまでは撥水状態であることからこのように撥水区分していますが、一定量の水が掛かれば親水状態となります。
ちょっと分かりにくいですね・・・
美しい女性に最高の艶をまとったCX-5最高の組み合わせではないでしょうか!
此れからご趣味のスノーボードの季節です。
最高のメイクアップを施されたお車と共に、楽しい冬をご満喫ください。
ただし今年いっぱいは洗車は優しく気を付けて行ってくださいね!
車輛クラス:クラスLL
施工コース:エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュ ガラスコーティング+02スパーライト磨きコース(極上車用軽度の磨き)
施工料金:114.500円税込(新車割引磨き-10%・濃色車割増磨きランク1+15%・有料道路代キャッシュバック 適応)
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