2012年12月08日公開|日産
今年の夏に施工させていただいたお客様に追加施工のご依頼をいただきました。
最近特にこのような、リピーターのお客様が多くなられていることはうれしい限りです。
ご贔屓にしていただいたことに対してのお返しは、お客様が望まれるクオリティーを超える仕上がりを作り出すことと思い誠心誠意施工させていただきます。
今回のご依頼の一つ、スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティングです。
側面部はすべてご購入時点で施行されていたそうですが、サンルーフのみ未施工だったそうで、かなりの雨染み(鱗)に覆われてしまっています。
ただし弊社の料金システムですと、ルーフのみの施工は基本料金がプラスされてしまいますので、フロント基本セットを施工したうえで、追加施工にルーフをとお考えだったそうですが、それもすでに撥水加工されているところをあえてやるのももったいないですので、サンルーフとフロントサイドウインドウを置き換えて、フロント基本セットのみでルーフを行うことといたしました。
が・・・
よく見るとサンルーフ2枚でした!
確認ミスですが、これは料金のご案内が終わってのことですので、今さらです・・・
追加の料金は頂きません。
当然フッ素コーティングが施工されているフロントガラスは撥水を起こしています。
もったいないですが、この古いフッ素はすべてライトポリッシュを行い剥離させてからの新たなコーティング作業となります。
DIYでの施工の場合でも、一度何らかの撥水加工をされて再度コーティングをする際には、必ず古いコーティングはコンパウンド等で磨き落としてから再コーティングを行うようにしてください。
そうしないと剥離の原因になったり、視界不良を起こす可能性が高まりますので、
面倒でも必ず行う必要があります。
流石に何もしていないサンルーフの水染みによる鱗の付着はすごいことになっています。
手磨きでの専用パッド専用ウールバフを使用しても全く歯が立ちません・・・
オービタルサンダーを使用しての施工を行うことで、やっと除去できました。
このレベルまでなると、とてもDIYでの施工は無理です!
このような作業の時の注意点は、外部から確認してきれいになったと思っても、
車内から確認すると意外と磨き残しがあるものです。
何回か磨きと確認作業を繰り返し、完全に鱗の除去はできました。
この後、コンパウンドを拭き取り、脱脂を行いいよいよコーティングですが、この際も注意しなければならないことがあります。
このように寒さが厳しくなった際はフッ素の乾燥時間が通常よりかなり必要となります。
また雨降りの日など、湿度が高い時も同じです。
DIYやGSなど、屋外施工をする場合は、このような時は施工をしないようにしたほうが無難です。
ただし弊社の場合は、通年に渡り温度・湿度管理をされていますので、施工条件は安定しています。
更には今回タールタイプのアンダーコートのご依頼もいただきました。
これは先日のGT-Rと同じように、弊社協力工場での施工となります。
弊社でもブラックタイプのアンダーコートはありますが、タールタイプではなく水性タイプのものですので、使用過程が長いお車や塩害が強く予想される場合などはタールタイプのほうが確実でしょう。
お客様のお住まいの地域は、すでにかなりの積雪だそうですので、これからの季節運転にはご注意ください。
車輛クラス:クラスX-1
施工コース:スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(ライトポリッシュ×フロント基本セット)+タールタイプ・アンダーコート
施工料金:73.500円税込
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