2013年01月21日公開|マツダ
今回2回目の単独破損の補修でご入庫頂きましたが、保険の等級扱いが変更になってからの保険のご使用ですので、以降の保険料の大幅な値上がりが不安なところです。
フロントバンパーの擦りの再塗装とコーティングの補修となりますが、この程度の補修費用ですと自費での支払いのほうが数年間値上がりした分の保険料のの差額と比較すると安いのは確実と思われますが、お客様は保険使用を選択されました。
以前は10万円を超えれば保険使用も等級次第ではありますが、さほどリスクはありませんでしたが、現在のシステムでは35万円を超えるくらいでないと保険使用は損なようです。
此れでは何のための保険なのか?
ということになってしまいます。
そもそも昨年10月からの損保連の保険システム改正は、大幅な赤字が理由だそうですが、そのようになるシステムを作ったのは自分たちなのに、
その付けを御客様に付け返そうとするのは根本的におかしいでしょう。
確かに飛石補修やいたずらなどでの保険の不正使用が急増したなどの詐欺行為の頻発や、関東マツダの組織ぐるみの架空請求詐欺などがありましたが、それはあくまで一部の人間や企業が行っていたことであって、そのしっぺ返しを全保険加入者に返していくことはおかしいことです。
大体詐欺で保険請求をされ、その支払いをしていること自体が保険会社の審査のミスでしょうが・・・
ただし、ユーザー側にも問題が有るのは事実です。
たとえばミンカラ・アメーバー・2chなどのブログで、保険詐欺の手口を解説したり、それを真に受けて真似する輩が頻発したりというネット社会の闇の部分があります。
話はブログに移りますが、最近ブログというもの自体に疑問を感じ始めています。
かくいう私も最近までミンカラに多少参加していましたが、このようなブログを書くことの意味が解らなくなってきました。
何故個人的な日々の行動や思いを、不特定多数に対して発信する必要があるのか?
何故会いもしない人々とコミュニティーを構築する必要性があるのか?
別に話したいことがあれば人間同士で話せばいいのでは?
話し聞いてくれる人すらいないのか?
と思ってしまいますね!
もっとも最近ブログで理解に苦しむのは、自分が何をしたのかを書き綴ること。
これただの自己顕示欲ではないのか?
確かにそのような情報により助かる部分もあるのは理解できますが、逆にこのような情報に頼り自分で開拓・理解する努力を省くこととなってしまっているような・・・
個人的感想としては、ブログ社会は必要なし!
バーチャルな世界の人間関係も構築する必要なし!
人間同士生身で接していればそれで十分と私は感じます。
と言いつつ、このようにブログ書いていることも矛盾なのですがね・・・
新車時の施工から1年2か月が経過していますが、非常に程度がよく保たれています!
今回の板金塗装補修パネルはフロントバンパーですので、
コーティングと磨きの補修範囲はボンネットと左右フロントフェインダーを加え4パネルとなります。
ボンネットには洗車による傷と思われるものが数本はありましたが、左右フェインダーには傷は“皆無”。
コーティングのコンディションも非常に良好です!
水染みの付着もまったく見当たりません。
素晴らしい管理状態です!
ガラスコーティングと言っても魔法ではありませんので、オーナー様の管理の仕方次第で耐久性能や意匠性(艶&光沢)などは全く違ってきます。
施工いただいているガラスコーティングはマーベラスフィニッシュ・スノーガードですが、確かに塗装よりは硬い皮膜ではありますが、何をしても傷が入らないほどの硬度と膜厚があるわけではありません。
ある程度の硬さや大きさのあるゴミなどを咬み込んで洗車をおこなえば、当然傷は入ります。
洗車時に水を流しぱなしで放置すれば水染みもできてしまいます。
雨も車体が汚れた状態で、濡れ→乾燥→濡れ→乾燥などを繰り返せば、
これも水染みが出来てしまいます。
きれいな状態を確保するためにガラスコーティングを施工されたのであれば、
きちんとした管理は必要なのです。
しかしただの犠牲被膜と割り切って管理の手を抜きたいのであれば、意匠性の継続は無理ですが、直接的ダメージを塗装に及ぼさずに一定期間コンディションを保つことは可能です。
しかしできればせっかく施工されたコーティングですから、きれいに維持できるに越したことはありません。
それがイコール耐久性能の維持にもつながりますから!
ただし過度の洗い過ぎはこれはこれで傷を入れるリスクが高まりますので、ほどほどに。
MAZDA マツダ プレマシー 20E コーティング補修終了
なんか新車みたいです!
通常施工車輛の補修を行う場合、塗装したパネルは当然傷無し状態ですが、隣接パネルは当然傷がついてしまっています。
そのため、隣接パネルは補修範囲外のパネルとの意匠性のグラデーションを行うため、意匠性の調整パネルとして全体のバランスをとれるように磨きを行うのですが、このお車の場合そのような調整磨きはまったく必要ではありません。
だってその他のパネルに傷も水染みもまったくないのですから!
ただし気になった点が一点!
フロントタイヤ直近のサイドロッカーパネルは、かなりのフロントタイヤからの跳ね上げによる汚れ(ピッチ・タールなどもろもろ)の付着が目立ちます・・・
付着状態からいってだいぶ長期付着をしているようです。
これ等の汚れ放置すればコーティングはいずれ溶かされてしまいます・・・
このような部分の汚れはシャンプー洗車だけではなかなか落ちないですので、
アルコール性のピッチタールクリーナーを使用して時々清掃をしてあげる必要があります。
無理やり擦って落とせば傷が入りますので、頑固な汚れの場合にはクリーナーをティッシュなどに染み込ませ、乾かない程度に数分間貼り付けておけば汚れは簡単に落とすことが可能です。
せっかくここまできれいに維持されてこられたのですから、できるだけ此のコンディションの維持に努めてください。
おきれいにご使用いただきましてありがとうございます。
施行者としてうれしい限りです。
車輌クラス:クラスL
施行コース:マーベラスフィニッシュ・スノーガード(4パネル)+02パーフェクト磨きコース(軽度の究極磨き×4パネル)
施工料金:保険会社支払いのため未公開
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