2013年01月06日公開|トヨタ
すでに何台もの施行をさせていただいている常連のお客様ですが、今回は奥様のお車を施工させていただきます。
最近、ご家族でご利用くださるお客様が増えてきたことは非常にありがたいことです。
そのおかげで、リピーター数も増え管理顧客数も増加してきましたし、ご紹介のお客様にも多くご来店いただくようになりましたので、あと1~2年で念願の会員制磨き屋にすることが可能かな?
年末にお預かりさせていただいて、正月中の施工となります。
今の店舗においては、開店から年末年始は無休で営業させていただいてきましたが、今回は31日の午後から1日はお休みさせていただきました。
数年ぶりに名古屋の家で、家族で年末年始を過ごすことが出来ました。
私事ではありますが、今回年越しの夕飯はすき焼き!
家で妻や子供と食べるのはこれが初めて・・・
私の実家ではいつも父がすき焼きは鍋奉行をしていましたが、今回私が初チャレンジとなりましたが、意外と子供のころの記憶や味覚は残っている物で、私が作る初すき焼きにしては我ながらうまくいったと思っています。
最近は、すき焼きというと木曽路で外食が我が家のスタイルでしたが、いざスーパーで肉を買うとなると量の加減が全くわからず、半分以上が残ってしまいました。
意外と食べれないものですねー
もっともその前から生ハムつまみにビール飲みまくってしまっていましたから、すでにかなりお腹は膨れてしまってはいましたが・・・
すき焼きというと私の子供のころは馬肉でしたが、私にはどうも霜降り高級牛肉よりそちらの方があっているみたいです。
歳と共に脂肪に免疫が無くなっていきますからねー
超シンプル!
パッソの内装初めて見ましたが、ここまで徹底してシンプルならば、コストダウンも○。
必要なものだけを必要最低限のデザインで作る。
これでいいでしょう。
此処もやはり究極的シンプルさ!
良いですねー
このようなシンプルな車に、後付けでガチャガチャといろいろ装備させる方多いですが、私の趣味からすると非常に悪趣味・・・
シンプルだからこそ価値のある車、まただからこそ壊れない!
此れをわざわざトラブルメーカー的にする必要はない。
個人的な見解ですけどね。
青森県の霊場“恐山”のお守りです!
初めて見ましたが、逆に怖い・・・
本当は霊験あらたかな素晴らしいところなのですが、イメージですね。
私も一度行ったことがありますが、この世とあの世の境に存在する様な不思議な印象を受けました。
どうも国産車のヘッドライトカバーは5年程度でクリアー劣化をしてしまいます。
此のお車の場合はカーポートに入っているにも拘らず、だいぶ進行が速いようです・・・
見た感じですと樹脂部分まではまだ劣化していないので、現段階で処置すれば交換までしなくても済みそうです。
このようにポリッシャーでライトカバー周りを痛めないようにきっちりマスキングを施し、エンジンルームにコンパウンドの飛び散りをしないようにマスカーで覆います。
此処を手を抜くと、ボデイの塗装を剥いでしまったり、あとの掃除が大変なことになります。
何事も“急がば回れ”ですね!
施工前の予想では、クリアーは残しての磨きミディアムポリッシュで行けるのでは?
との予想でしたが、曇り自体はミディアムポリッシュで完全に除去することが出来ました。
ただし曇りがあった部分、何かでかなり強く擦った様で、かなり深い線傷が何本か付いてしまっています・・・
これはミディアムポリッシュでは取れません。
この傷を取るとなるとヘビーポリッシュが必要となりますが、
このコースを行うとクリアーは完全になくなってしまいます。
此のお車はこの後、ヘッドライト用プロテクションフィルムを施工しますので、傷は見えなくなってしまうのであえてこれ以上の深追い施行は致しません。
巷では、ヘッドライトカバーコーティングがはやっていますが、
これは劣化する前の状態の予防措置としては有効ですが、
一度劣化をしてしまい、磨きなどで処置したものは数か月程度しか効果は持続いたしません。
特に溶剤などを使用して曇りを除去した場合は、ほとんど効果が無い・・・
どころか、さらに状況悪化を招く可能性が高い!
と思ったほうが良いですよ!
今回使用のヘッドライト用プロテクションフィルムは、エクセペル・ヘッドライト専用ハードクリアータイプです。
厚さ約2mmもある強靭なフィルムですが、
クリアータイプであればほとんど減光されることはありませんので、車検等はまず問題ないはずです。
ただし厳密に言えば、法規上は違反なのですが・・・
このハードタイプは、FIAでの認定フィルムですので、飛石による防御性能は飛びぬけています。
その性能は時速192kmの速度で直径2.5cm、重さ28gの石を衝突させる実験を繰り返しても、ヘッドライトを破損させないという結果を得ています。
もっとも一般車でここまでの飛び石を受けることもないでしょうが・・・
この時期(冬)のハードタイプのフィルム施行は専用ゲルが乾かないため、1か月ほどは斑と曇が生じてしまいますが、ゲルが乾燥してしまえばきれいなクリアーとなります。
ボデイ全体に恐ろしい量の鉄粉が食い込んでしまっています。
此れだけの量の鉄粉が食い込んでしまっている状態でさらに放置されていたら・・・
塗装はみるみる酸化劣化していくこととなるでしょう。
ただし幸いなことにこのお車は、新車時にガラスコーティングが施工されていたために、コーティングが犠牲被膜となり鉄粉から守ってくれていたようですので、
鉄粉除去後に塗装に鉄粉の刺さった痕跡(ピンホール)などはほとんどありませんでした。
やはり新車時のガラス(シリカ)コーティングは重要ですね!
流石に5年間に蓄積した傷はものすごい・・・
ほとんどは洗車によるものですが、雪を下す際に付いたと思われる傷はかなりひどい。
これはとても磨きで取れるレベルではないですね!
仮に部分傷取り磨きを行なうとしても、膜厚が99.5μしかありませんから、お奨めはできません。
自身でぶつけてしまったのか?
当て逃げされたのか?
どちらにしても相手の車の塗料が傷と共に擦り込まれてしまっています。
これ結構目立つのですよー
やはり御客様もだいぶ気にされていました。
付着してしまっていた塗料はきれいに磨きとれました!
傷はかなり深いので残ってはいますが、色がホワイトパールといこともあり、
ほとんど自然光では判らなくはなりました。
此処もやはり部分傷取り磨きを行うには膜厚不足ですので、この程度が妥協点でしょうね!
深い傷は残りましたが、目立っていた洗車傷はなくなり、きれいになりました。
研磨膜厚は4.3μ、残存膜厚が95.2μですからこれが限界の磨きでしょうね!
更に5年はお乗りになりたいとのことでしたので、このリセットした状態をいかに長期に継続するかが課題となります。
施工前の鉄粉の問題もありますから!
こちらの御客様は、過去施工車輛はすべてマーベラスフィニッシュ・スノーガードで施工をされてきていますが、今回は確実に5年間このリセット状態を保つ目的のため、価格は高くなってしまいますが、エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュでの施工としました。
また磨くにも膜厚は限界、コーティングで守り通してあげなくてはいけませんから!
TOYOTA トヨタ パッソ X コーティング終了
見違えるほどきれいになりました!
お正月の施工期間中、わざわざ千葉県から来店いただいたお客様がいらっしゃいますが、この方此のお車を見て、
「新車ですか?」
「いえ5年経過車ですよ!」
とお答えすると、
「塗装もしているのですね?」
と聞かれるではないですか、
「いえいえ、磨いただけですよ!」
との答えにびっくりなさっておりました。
こちらのお客様、この車を見てなのかはわかりませんが、
「私に車も施工してください!」
とご依頼いただきましたが、残念ながらお断りさせていただきました。
ごめんなさい!
というのもこちらのお客様、千葉県の某コーティング屋さんで最近施行をされたのですが、その施行クレームのための再施工のご依頼だったのです。
弊社では、他店施行車輛は基本的には施工はお受けいたしておりません。
これは更なる施行クレームの発生を防ぐためですのでご理解ください。
今回のこのお車(パッソ)のように新車時にディーラー施工がされていますが、
かなりの年数が経過していたり、過去に弊社での施工実績がある御客様に限りご対応いたします。
新年1台目の施工車輛、ばっちりリメイク完了いたしました。
此れで、お客様のお望みどうりあと5年間きれいに乗ることが可能でしょう!
ただし、乗り出しされての駐車場所は気を付けてください。
車輛クラス:クラスS
施行コース:エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュ ガラスコーティング+02スタンダード磨きコース(軽度の磨き)+ヘッドライトカバー・磨き(ミディアムポリッシュ)+エクセペル・ヘッドライトプロテクションフィルム(ハードタイプ×クリアー)
施工料金:119.213円税込(リピーター割引-20%・有料料金キャッシュバック別途 適応)
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