2013年02月13日公開|BMW
一時は非常に施工の少なかったBMWですが、最近は反対に非常に施工の多かったメルセデス・ベンツが全くなくBMWのご入庫が増えています。
私のブログでは比較的ベンツには好意的!
しかしBMWには酷評が多いのに不思議ですねー
ベンツに関しては、特に取り上げて何が良い車という部分を感じるわけではありません。
実際15年くらい前まではどちらかというと嫌いな車でした。
しかし足車に価格にひかれて購入してみると、これが非常に乗りやすい!
特にここが良いという部分が強烈にあったわけではなく、すべての完成度が高いと言うところにひかれました。
簡潔な言い方をすれば、
「乗っていて面白くはないが、安心感がある!」
と言ったところです。
それからベンツにはまり、現在も3台を所有するに至っています。
が・・・
今時ベンツはいらないかな?
完成度は非常に高いと思いますが、レグサス的になってしまってつまらない・・・
強いて欲しいと思えるのは、CLSのAMGとCワゴンのAMGくらいですかねー
もっとも買えはしませんけどね・・・
反対にBMWはというと、今まで乗ったことがあるのはE30の325iXというBMW初の4輪駆動車と、E36の325iMスポーツだけですが、この車は良かったですね!
この時代のBMWの直6NAは高回転型エンジンの典型で、馬力は190ps程度しかないですが、車重も1.200kg程度しかなかったので結構速かったのが印象に残っています。
200㎞/hを超えてからも加速感が変わらずぐいぐい引っ張っていく感覚はベンツにはない感覚でした。
10代のころ欲しかった車の一台に2002ターボがありますが、“高嶺の花”でした・・・
ここまではBMWの印象はレースで活躍するCSクーペなどの影響もあり、あこがれの車だったのですが・・・
時はバブル真っ盛り、大学生の金持ちお坊ちゃまやお嬢ちゃまがこれ見よがしに3シリーズをディスコやカフェバーに乗り付けてくる。
この頃から、BMWに乗る人の人種が変わってきたような?
車の素性の良し悪しではなく、単なるステータスシンボルとなってしまった印象が・・・
此れからは私の中ではBMWの評価は下がるばかり。
関わりある人の中での、
「鼻持ちならないなー」
と感じる人に限ってBMWに乗っている・・・
この印象が現在進行形ですね!
しかし、弊社にご依頼いただくお客様はBMWオーナーとしては、私が偏見的見方をしている人種とはほとんどの方が異なります(たまにはいますけど)。
此のお車のオーナー様も乗りだし1.000万を軽く超えるお車でありながら、当然お金持ちですが非常に礼儀正しく良い方です!
この様なオーナー様が増えてくれればBMWの印象も変わるのですがねー
BMWの乗用車としてはいまだにレアな4輪駆動です。
もともとBMWやベンツなどドイツ車のFR駆動の車は、国産車に比べかなりの雪道でのグリップはしますが、これは重量配分の妙技と言えるでしょう。
このお車の4輪駆動システムは詳しくは判りませんが、おそらくアウディのクワトロシステムほどハイテクではないと思われますが、それでもかなりの走行安定性を生み出すのでしょう。
これが最高の重量配分を生み出すためのエンジン配置位置。
エンジンルームの後方1/2に収まっています。
これは耐衝撃性から言っても、自身や相手に対しても非常に有効なダメージ軽減となります。
その代り無駄に車は大きくなってはしまいますが・・・
BMWもエアーサスペンションが装備されていますが、これによりセルフレべリング機能が備わりますが、故障が心配・・・
ベントレーなどは此のエアサスのガス玉と言われる部品は定期交換部品で1ヵ所50万円もするとか。
BMWはどうなのでしょう?
でかいキャリパーですね!
しかしBMWのキャリパーはごついがカッコは良くない・・・
更にこのベルハット、表面処理コートされていないために錆びる・・・
しかしこの型からブレーキ回生システムが装備され、減速時のエネルギーを利用してバッテリーを充電することにより、オイルターネーターの負担を軽減することで燃費の改善をしているそうです。
どのくらいこれで変わるのでしょう?
この様な細かなことの積み重ねが大事なのでしょうねー
ただしこの様な装備のほかにも、多くのハイテクデバイスがてんこ盛りになっていることは、
必ずどこかがコストダウンされてしまっています。
快適・安全・低燃費の代償は車全体の別の意味での質の低下を招きますから、どちらが良いかは微妙・・・
BMW伝統の直6エンジンではありますが、残念ながらNAではなくツインターボです。
そのおかげで、3.000ccでありながら306ps・40kg/mものパワーを手に入れてはいますが、BMWらしさは失われているのでしょうねー
私のBMWのエンジンの印象は、高回転でパワーを稼ぎ出すことにより、まわしてこそ楽しいエンジン=NAなので・・・
2002ターボが欲しかったが矛盾しますけどねー
最近のBMW定番のイカリング!
好きな方も非常に多くいらっしゃいますが、個人的には私は大嫌い・・・
アウデイのLEDの波型ライトのそうですが、このような演出は必要ないと考える時代遅れな親父です。
だから最近の新車何を見ても興味が持てない・・・
欲しいと思える車は皆2000年以前のデザインの車となってしまいます。
完全に時代に取り残されている?
単に感性が2000年の時点でストップしている?
珍しい内装色です!
BMWも非常に内装のオリジナル選択が可能になりさまざまな組み合わせが可能となっているようです。
ただし残念なのはメイン素材の樹脂部分は選択の余地はありません・・・
この部分もトータルで変更が可能なら、レザーやトリムの雰囲気も別次元で栄えてくるのでしょうが、最も大量生産車種ですからイタ車の様な訳にはいかないのでしょうねー
とはいえ、今までのBMWと比較すると格段に内装デザインは進歩しています。
個人的にはこの型でしたら、圧倒的にベンツのEクラスは超えていると感じます。
iドライブもだいぶ慣れてきたせいか違和感は感じなくなりました。
購入されたディーラーをお聞きしてちょっと不安を感じましたが、意外や程度良好です!
すでに2.000kmほど走行され、洗車も2回GSで手洗いをされているとのことでしたが、
トップ部分はほとんど傷はありません。
そうは言っても数本の線傷は付いてはいますが、この程度は車である以上しょうがないでしょう。
膜厚も155μもあります!
同車格であるベンツのEクラスと比較しても20~30μは厚い膜厚です。
柚子肌もベンツに比べ非常に抑えられています。
しかし、リアバンパーは傷だらけ・・・
幸いにも傷はほとんどスクラッチレベルですので、これは02スタンダードの磨きでも処理可能でしょう。
ほとんどの傷は磨きとることが出来ましたが、2~3本は非常に深い傷のため、目立たなくはなりましたが残ってはいます。
しかしオーナー様が目を凝らして探してみてもまず見つけることはできないでしょう!
磨きのコンパウンドの選択が、トップ部分の状態を標準として磨きを行っているためこのようになります。
仮にトップ部分が傷が多ければ、それなりのコンパウンドを使用しますので、この傷残りはしなかったかもしれません・・・
じゃ何故そのようにしないのか?
と、お思いになりますよねー
此れちゃんとした理由があるのです!
途中でコンパウンドを変えると、研磨能力が違う以上磨き上がりの肌感が変わります。
更に必要ない部分も無駄な研磨を行う事で膜厚を減らしてしまいます。
そのため、磨き初めはトップ部分から行うために、コンパウンドの選択はトップ部分の程度によって決まってしまうのです。
側面部分もほぼ全体がこのような傷に覆われています・・・
残念ながらこの状態では磨きの新車割引は適用外となってしまいます・・・
基本的には1パネルに10本以上の傷があり、
ファーストポリッシュにおいて最大規程回数の3回の研磨が必要な場合は新車割引の適用は除外となってしまいます。
国産車の場合は、ディーラーから直行でお持込いただいた場合でも、
淡色車でない限りはまず新車割引を適応できることはまれだと思います。
ただし、ダイハツやマツダなどは意外と大丈夫な例は多々あります!
逆に、今回のように輸入車しかも1.000万円クラスで適応外となることはまれです。
ではなぜこのようなことが起こったのか?
上記もしていますが、お持込いただくまでの2回のGSでの洗車の可能性は否定できません。
後は納車段階から傷はあった?
トップ部分だけは目立つので磨きの処理を行い、
外周部分などは磨かずポリマーで傷を隠した・・・
この季節なので当然エンカルを浴びる、
強アルカリですから短期間でも傷を隠していたポリマーが溶けて傷が出現してきた。
どちらかしか可能性は無いでしょうねー
結局傷の少なかったトップ部分も、
多少あった傷が意外に深く02スタンダード磨きの限界研磨厚5μを研磨することとなってしまいました。
と、言う事はもし今回使用したファーストポリッシュでのコンパウンドより強い研磨力のコンパウンドを使用して傷を追っていたら、7とか8とかの研磨を行ってしまっていたかもしれません。
此処が悩みどころで、研磨力が強いということは研磨後の肌状態は粗くなっています。
此れを02スタンダード磨きの場合あと2回のポリッシングで仕上げていかなければならないのですが、そうなると最終仕上がりの状態は完全なところまで到達しなくなる・・・
しかし傷だけは現状よりも傷残りの可能性は低くなる!
要するに、“二兎をうもの一兎を得ず”のことわざ通り、
傷を無くすか?
仕上がりの表面状態を優先するか?
どちらを優先するかの決断が必要となりますが、
私の考えは後者仕上がりの表面状態優先です!
あからさまに傷残りが分かるようでしたらこれは考え物ですが、まず日常使用の状態でここまで磨きこめば傷は見えない!
だったらせっかくの新車ですから、この後のことを考えて少しでも膜厚は残す!
という考え方です。
基本的にはこのスタンスで磨きの行程は組み立てています。
もし、お客様のお望みが“少しでも傷は消せ”!
というオーダーでしたら、事前にその旨をお伝えください。
出来うる範囲で、できるだけご要望に合った磨きを実行いたします。
BMW ビーエムダブリュー 535i xDrive ツーリング Mスポーツパッケージ コーティング終了
如何ですかこの艶!
たまにBMWのアルピンホワイトや、ベンツのソリッドホワイトは塗り壁みたいでダサい・・・
と言われる方がいらっしゃいますが、私は大好きですね!
非常に品が良く、且つ高級感・清潔感を感じさせます。
この様に磨き上げられ、かつ最高級のコーティングを施工すれば、
下手な濃色車より断然存在感を感じさせます。
なにより知性的印象を与えます!
今回のコーティングの選択は、此のお車ですと通常はマーベラスフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュとなりますが、今回は御客様が撥水にこだわりがあられるとのことで、あえて国産車用として開発したエクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュを施工いたしました。
国産車用と銘打ってはありますが、
別に輸入車に施工することに問題があるわけではありません。
ヴァンキッシュシリーズではマーベラスは国産車には施工できないので、あえてこのようにエクセレントは国産車用としているだけです。
ただし、エクセレントではマーベラスのようにレジントップコートは標準仕様にはなっておりませんので、ご希望の場合には別途オプションによりコクーンの施工が必用となります。
今回はそのオプションでのレジントップコート・コクーンのご依頼もいただきました。
このレジントップコート・コクーンが存在する期間約1か月間はかなり強い撥水をいたしますが、エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュはフッ素による撥水ではありませんので、撥水能力自体はさほど強力なものではありません。
あくまでコーティングとしての耐久機能と塗装防御性を優先しているためです。
しかし、それでは不満・・・
というお客様には、“会員様限定”のサービスとはなりますが、
コクーン剥離後に“トップコート・カメレオン”、
という超撥水でも超親水でもお好みの機能をトップコートとして施工することが可能です。
ヴァンキッシュシリーズ以外でも、
フッ素撥水もしくは光触媒系以外のコーティングであれば施工可能です。
ただし他店施行コーティングへの施工はできません。
このトップコートはベースコートとなるシリカ膜に対して分子結合するわけではありませんので、
日常使用される場合や、露天駐車の場合には約1年が機能限界となりますので、その都度メインテナンス施工の必要があります。
その際、撥水→親水でも親水→撥水など機能の切り替えは自在です!
現在会員様限定ページがHP上にUPされておりますが、
4月をめどに会員様に該当する御客様にはDMにてログインパスワードを郵送いたします。
トップコート・カメレオン以外にも会員様限定ガラスコーティングや、専用磨きコースや、
特別料金ポイント制などを導入いたします、さらにはご予約待ちの期間を少しでも解消するため会員様限定ご予約期間を月ごとに設定いたしますのでご期待ください!
今回ご納車からわずかの期間しかまだ経過していないにも拘らず、すでにドアカップには傷は付いてしまっておりました・・・
ご注意はされていらっしゃるとは思いますが、その近辺にも乗降の際に持っているバックなどで付けたと思われる傷も散見されましたので、これらの部分には特にご注意いただいてカーライフをお楽しみください。
現代の技術の粋を極めたハイテクBMWの性能を存分にお楽しみください。
このたびは施行ご依頼いただきましてありがとうございました。
PS:当然会員様登録はさせていただきましたので、今後もよろしくお願いいたします。
夏用ホイルコーティングもタイヤ装着終了いたしましたらご連絡ください。
車輛クラス:クラスLL
施工コース:
コーティングコース=エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュ ガラスコーティング
磨きコース=02スタンダード磨きコース(軽度の磨きの標準コース)
オプション施行1=レジントップコート・コクーン
オプション施行2=ホイルガラスコーティング(フルコート)
施工料金:213.798円税込(代車使用無し割引-10%・輸入車割増磨き+10%・ソリッド塗装割増磨き+10% 適応 新車割引磨き-10%は傷量により適応外)
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