2013年02月17日公開|フォルクスワーゲン
常連中の常連の御客様のまたまたの補修のためのご入庫です・・・
本当は昨年の12月上旬にご連絡いただきましたが、年末はてんてこ舞いの忙しさ!
「来年じゃなければ無理!」
と放っておきましたが、さすがにしびれを切らされ、
「そろそろやってよー」
と言われてしまい、連日の雪かきと寒さに辟易している中、重い腰を上げることとしました。
横柄な磨き屋です・・・
新車ご購入から3年、営業車としてお使いなので走行距離はすでに1000.000kmに達してはいますが、いったい今までに何回板金塗装とコーティング補修を繰り返したか忘れてしまうほどです。
恐らくルーフ以外は何らかの補修をしています。
おかげで露天駐車でほとんど洗車はしていない、にも拘らず非常にきれいな状態を維持できています・・・
これ維持できているとは言わないか?
リアバンパーに右から左までしっかり深い傷が入ってしまっています・・・
「会社の駐車場の後ろにある畑の爺に、一輪車で傷入れられてしまいました!」
とのことでしたが、確かに一輪車の色が傷の中についています。
しかし問題はこれ修理代もらえるの?
案の定加害者側は、
「このくらいの傷で治す?」
「洗って擦っておけばいいんじゃないの!」
となかなか交渉には応じてもらえなかったようですが、何とか納得してもらえたそうです。
しかし80歳くらいの高齢、当然年金生活ですから経済的余裕はなさそうとのことで、今回は隣接パネルまでの施工は断念する事となりました。
このレベルの傷は、部分傷取り磨きでガツンと磨き込みますが、
国産車であればバンパーの様な樹脂部分ではちょっと怖くて磨けませんが、フォルクスワーゲン位しっかりした樹脂の素材と厚みがあれば何とかなるかも?
リアバンパーだけの補修ですので、こんな感じにマスカーで全体を覆ってしまいます。
此れで関係ない部分は汚れずに済みます。
使用するマスカーはタンカル(炭酸カルシュウム)無し、
これは水分と反応を起こして塗装やコーティングを痛めないための気配りです!
マスキング部分も可塑がしづらい3M製を使用した特注マスカーテープです。
因ってロッド購入ですので出費がつらい・・・
左の写真部分傷取り磨きが終了した状態です。
この段階では強いオーロラが残り、多少の傷残りもありますが、ここから02スタンダード磨きコースで仕上げていきます。
やはり輸入車はバンパーといえども安心して磨くことが出来ます。
膜厚計は使えないですが、この段階でおおよそ10μ以上は研磨されているでしょう。
施行中オーナー様が見えられて磨き終了の状態を確認されましたが、このライティングであっても傷残りは確認できませんでした!
本当は3~4か所2㎜くらいですが下地到達をしてしまっている部分はあったのですが・・・
気が付かない!
私は傷のあるところが分かっていますから、この照明状態なら判りますが、自然光だったら場所が分かっていてもメタリックの反射と区別がつかないでしょう。
これ以上は膜厚が測れない以上危険すぎて無理です!
「下地でたら塗装するから!」
と言っていただけば、どこまででもやりますよー
補修コーティングも終了しました。
マーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション×光触媒ボデイコーティングのWコートです。
このお客様大の光触媒ファン!
実はさる大手ハウスメーカーの営業マンですが、
住宅の光触媒コーティングもすでに何件もご紹介いただき施工させていただいています。
御自身のお車で光触媒の能力を検証済みですので、自身を持って御客様にご案内できるのだそうです。
車・住宅とお仕事をいただき、足を向けて寝れませんねー
ホントは感謝しているのですよ!
新車時にヘッドライトカバーのコーティングも施工はしていますが、さすがに3年経過し100.000kmも走れば、コーティングはすでに跡形ないでしょう・・・
そのため右のヘッドライトカバーの一部に曇りが出始めています。
このまま放置すれば半年くらいでかなり傷みは進行してしまうでしょう。
今のうちならライトポリッシュ、最悪でもミディアムポリッシュで、既存のハードクリアーを残した状態で補修可能ですので、やるなら今のうち!
「結婚祝いでただでやれ!」
「はい、やりません!」
きちんと予約を入れて、定価でお支払いください!
お待ちしてますよー
車輛クラス:クラスL
施工コース:
コーティングコース:マーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション×光触媒ボデイコーティング(1パネル)
磨きコース:02スタンダード磨きコース(軽度の標準的磨き×1パネル)
オプション施行:部分傷取り磨き(2区画)
施工料金:46.331円税込(輸入車割増磨き10%・濃色車割増磨きランク1+15% 適応)
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