2013年02月03日公開|トヨタ
常連のお客様ですが、ここの所ご無沙汰でした。
が・・・
丁度大雪の日の朝TEL・・・
もしやと思いつつお話をお聞きしてみると、やはり事故!
幸いなことにお怪我はなく、しかも100~0事故。
今の保険制度では、多少でも過失発生してしまえば保険使用で3等級アップ。
しかも事故保険使用の料率適応となってしまい、大幅に保険料が高くなってしまいます。
一体何のための保険なのか?
保険会社に言わせると、掛け金にもよりますが、30万円を超える修理代負担とならない限りは自費修理のほうが得とか・・・
保険金も払った上で、自費修理のほうが得ではほとんど保険を使うことない!
しかし現在路上を走行している車の40%は任意保険無加入車がいるそうです。
更にはその10%位が無車検だそうです。
こんな相手と事故になったら損害賠償を相手から受けることはほとんど不可能・・・
裁判しようが、支払い能力が無ければ損害金とりようがありません。
今の様な保険制度になってしまうと、保険加入の意味はこのような事に備えるため!
ただし車両保険しかも全損害担保で加入している場合に限りますが、相手方に支払い能力が無い場合、
本来相手方が支払うべき損害金を自身の保険会社が支払ってくれます。
つまり自身の損害を自身で守らなければならない時代なのです!
ほとんど“路上は無法地帯”と化してしまっています。
怖ろしいことです・・・
今回の事故は相手方が坂道で止まりきれず停車中の御客様の左側面に衝突してきた事故ですが、相手方は任意保険に加入していたので、“セーフ”。
任意保険に加入すらせずに車乗るんじゃないよ!
物損に対しての保障を強制する保険整備を国は考えるべきでしょう。
ここまで無秩序な時代になってきたのですから。
保険会社の利益を守る法律よりも、被害者の損害をいかにして守るかを考えろ!
バカ政府と金融庁!
今回の損害部分は左フロントドアと、その下の樹脂のサイドシル部分ですが、
板金塗装修理からご依頼をいただきました。
このようなメリットは、板金修理に持って行ってから、修理完了後にまたコーティング補修に持っていくという2回のお客様の行程が1回で済ますことが可能です。
しかも板金塗装の方法や仕上がりの確認などもすべて弊社が行いますので、板金塗装で手抜きをされたり、仕上がりが悪いなどのトラブルも発生することがありません。
過去に板金修理は御客様が直接手配され、
修理後弊社にお持込いただいた車輛の板金補修の手抜きは少なくありません。
以外や、
「ディーラー依頼だから間違いない!」
と思っているところを裏切られるパターンは非常に多い・・・
弊社にお持込いただいた段階で、補修箇所の不具合が発覚しても、
まず保険会社も修理工場も再施工は応じません。
納車された段階で、納得されたと判断されるためです。
此れで何度かトヨタ系ディーラーとは揉めた経緯がありますから!
左ドアは交換となりましたが、塗装は板金塗装工場で行います。
しかし仕上がってきた再塗装部分をよく見ると、ぶつ取りの際か、肌調整の際なのかはわかりませんが、ペーパー目が残ってしまっています。
この様な状態はまず御客様が板金塗装工場からのお受け取りの際に発見することは無理でしょう・・・
これが御客様手配の板金塗装仕上がりですと、この不具合は補修可能ではあっても弊社より保険会社への請求ははできないため、お客様ご負担のお支払い分となってしまいます。
しかし今回のように、弊社で手配の板金修理ですと、
この不具合に関しては弊社もしくは板金工場で補修することが可能となります。
今回は弊社でこのペーパー目は磨きとることとなりました。
このパネルは板金塗装が行われたパネルの隣接パネル左リアドアです。
施行してからすでに3年が経過しておりますので、それなりに洗車傷が入っています。
弊社保険修理の規定では、このような板金塗装補修を行ったパネルに隣接するパネルまでが、磨き&コーティングの補修対象パネルとなります。
これは板金塗装された部分だけがきれいになり、そこだけが浮いたようにならないため、
隣接パネルでグラデーションしてぼかすことにより、板金塗装部分を目立たなくするための方法です。
先ほどペーパー目の残っていた部分も、跡形なくきれいになりました。
もちろん今回の場合は御客様の自費負担は発生いたしません!
ちょっと弊社契約板金塗装屋さんには文句言っちゃいましたけどね・・・
洗車傷が多少目立っていた隣接パネルも、この通りきれいになりました。
が・・・
グラデーションが目的と言っておきながら、きれいになり過ぎちゃいました・・・
流石ハイモースコート、傷は全てコーティング被膜の中で留まっていたようです。
流石の9H!
再コーティングのためにハイモースコートだけ磨き落としただけで済んじゃいました!
TOYOTA トヨタ ハリアー ハイブリッド E-Four 補修コーティング終了
磨き・コーティングとも終了しました。
とても施工から3年が経過したとは思えない程度の良さです!
しかしお客様曰く、
「ものぐさだから洗車も結構適当で雑なんですけどねー」
とのことでしたが、ほんと状態は非常に良いです。
しいて言えば、トップコート部分のフッ素はだいぶ弱っていて、撥水もかなり弱くなっていることと、それほど目立つレベルではないですが、さすがに露天駐車なので水染みの付着もあります。
再施工するほどではありませんので、
リムーバーによる水染み除去とトップコートの再施工をすることとなりましたが、現在予約状況は逼迫していますので、
「どうせなら雪が心配ない4月以降にしましょう?」
という御提案話し合いの結果、4月の月末にメインテナンス施工を行うこととなりました!
ありがとうございます。
そのほかにもヘッドライトカバーの張替えなどいろいろご提案もいただきましたが、
「それほど傷んでいるわけではないのでやめましょう!」
「もったいないです。」
という訳で、現在必要と思われることだけにしていただきました。
まだまだ雪は安心できませんので、慎重に運転していてくださいね!
このたびはご依頼いただきまして、ありがとうございました。
車輛クラス:クラスLL
施工コース:
コーティングコース=ハイモースコート(3パネル)
磨きコース=02磨きコース(3パネル)
板金塗装=左フロントドアパネル交換+塗装・左樹脂サイドロッカー交換(外注)
オプション施行=エクセペル・ペイントプロテクションフィルム(左フロントドアカップ)
施工料金:保険会社支払いのため非公開
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