2013年02月17日公開|トヨタ
弊社創設以来ずっとお世話になっている会社の方です。
この会社があったからこそ今があるといっても過言ではないでしょう。
お世話になりっぱなしです!
このたびは納車の足でそのままご入庫いただきました。
ただし連日の雪降りですので、路面はさほど悪い状態ではありませんでしたが、やはり多少の汚れは付着してしまいました。
その状態での車輛状態の点検ですが、LEDライトを使い点検してみますがほとんど傷はありません。
しいて言えばフロントバンパーとリアバンパー右側にある程度目立つ線傷が1本ずつ・・・
気になったのは以外にもルーフでした。
全体に水染みができており、中央部にはかなり目立つ水染みが多く存在しています。
問題はこの水染みがクレーターになっていないかです。
ハイブリッド X専用のファブリックシートですが、こののシート良いですねー
しかもジャガード織物も組み合わされています。
国産車の場合技術力の低い革シートより、技術力の高いファブリックシートのほうが良い質感になります。
ただしこの色ですから、使用には細心の注意が必要です!
汚れが付着してしまったらすぐに染み抜きを行ってあげることがきれいを長持ちさせる秘訣です。
このドアのジャガード織物の素敵です!
生地自体の質感も高いですが、この織模様が高級感をアップさせています。
トヨタもやっと質感のアップに動き出したのですかね?
今までがあまりにもひどかったので、非常によくなった気がしてしまいます。
もしかしてそこ狙い?
ここ等辺の質感見た目もこのクラスはだいぶまともに作られています。
多くのトヨタ車はペロンとしたシルバーのプラスチックトリムですが、スパッタリングにしただけで大分印象は変わってきます。
木目調ウッドトリムですが、模様や色目などは非常にセンスが良いのですが、光沢感の出し方がいかにも偽物的で、残念です。
ニッサンの銀何とやらと比べれば全然いいのですが、せっかくのセンスが重厚さに欠けることで、逆にフェイク感を強調してしまっている・・・
このフロアマットの精密な作りには驚かされます。
寸分違わずチリにピッタリとおさまります!
BMWのフロアマットもかなり正確に作られていますが、これは別格ですね。
マットの色や模様も非常にセンスがあり質感の最高です。
ただしこのような色ですので、汚れやすいしクリーニングも大変そうですねー
フロントはしょうがないですが、セカンド・サードなどは下駄箱設けてお座敷仕様のほうが良いのでは?
特にお子さんがお乗りになりますからねー
今回は新車にも拘らず、ヘッドライトカバーのプロテクションフィルムのご依頼をいただきました。
本当は新車だからこそ施工しておいた方が良いのですがね!
ただしヘッドライトの価格が5万円前後の物であれば、
ダメになったら新品に交換するほうが良いでしょう。
一見さほど3次曲面は強くないように見えましたが、全体が出目金状になっていますので意外と最後のフィルムの縁がうまく収まらない・・・
その割にはライト輪郭に対してピッタリと収まりました。
トップ部分の状態は最高の状態です!
ほとんど傷はありません。
膜厚も安心レベルの124μあります。
納車程度の悪いトヨタでも、ホワイトマイカ系は意外と傷はありません。
これはクリアー材質の違いからと思われます。
いつも疑問に思うのは耐スリクリアー使用している車のほうが傷が多いこと・・・
しかしよく見ていくとさすがに多少の傷はあります。
この程度の傷は自然光ではまず見えないでしょうが、きちんと磨き処理を行います。
たったこの程度の傷でも、多少の光の乱反射をしますので艶を落とす原因となります。
このレベルの傷、02スーパーライト磨きコースですと残るでしょうが、02ライト磨きコースなら処理可能でしょう。
と思ったら、一本だけ深い傷が残ってしまいました。
02スタンダード磨きコースだったのですが、ダメでした・・・
ファーストポリッシュにおいて3回の傷取り研磨でも残りますので、
おそらく傷の深さはあと5μ位はあるのでは?
此処にも傷が結構ありました・・・
此処もリアハッチのように傷が残ってしまうのか?
1本傷が確認できると、大体その付近には10本くらいは傷があるものです。
案の定ありますねー
一見リアハッチ部分と同じくらいの傷のようですが、この傷はと入れるのか?
この部分は傷はきれいさっぱりなくなりました!
あった傷が5μ以下だったということになります。
傷の深さは視覚的に完全に判断はつきません。
よほど幅の広い傷でしたら膜厚計で測ることも可能ですが、ほとんど無理・・・
あくまで経験による勘が頼りとなります。
よく、
「爪に引っかからない傷ですから大したことないと思います!」
と言われるお客様が多いですが、爪に引っ掛かりを感じる様なレベルの傷は、
10μは軽く超えています。
このレベルの傷は、通常の磨きでは目立たなくすることはできても、
完全に痕跡を消すことはまず無理!
弊社ですと、部分傷取り磨きが必要となります。
お持込いただき御客様立会いのもとでの、
洗車前の点検時点でも確認できていた部分の傷です。
しかし洗車後に見てみると、結構何本も入っています。
傷のつき方から見て、ディーラーの洗車時につけた傷でしょうね・・・
本数も多いですが、意外と深そう!
しかも場所がバンパーですのではたして02スタンダード磨きで取れるのか?
という心配をよそに、きれいに傷は無くなっちゃいました!
深く見えていただけで実際は大したことなかったようです。
この様に傷の深さの判断は難しい・・・
まだまだ修行が足りませんねー
傷の無かったトップ部分は、
塗装表面の細かな凹凸顕微鏡レベルの剣山状のものを鏡面にしてあげるだけですので、たった1μの研磨で仕上がりました。
心配されたルーフの水染みも、付着だけでしたのできれいになり痕跡は残っていません!
たった1μの研磨ですが、これで大幅に艶は変わってきます!
ディーラーコーティングのように磨きもしないコーティングでは、仮に同じコーティング剤を使用しても磨き処理を行った車と並べてみればその差は歴然です!
もっともディーラーコーティングの多くはフッ素撥水を使用していますから、
反射光沢でこの不足分をかなりごまかしてはいますけどね・・・
パッと見のきれいさ、いわゆる反射光沢で満足できるのであれば、
ディーラーやGSなど簡易施工のガラスコーティングでも十分でしょう。
ただし耐久性は?
ですが。
塗装本来の持つ艶にこだわられるのであれば、
ディーラーやGSなど簡易施工はお金を捨てているようなもの・・・
専門店できっちり磨きを行った上で、ガラスコーティングを施工しましょう!
どちらが良い悪いではなく、お客様が何をお求めなのかが問題なのです。
そこをよくお考えいただいて施工の是非をご検討ください。
TOYOTA トヨタ アルファード ハイブリッド X コーティング終了
お色が白ゴールドパールクリスタルシャインという非常にきれいな落ち着いたお色ですが、素人目には施工後の意匠性変化がどこまでわかるのか?
と、いつも淡色系特にパールに関しては不安になるのですが、
「すごいきれいになりましたねー」
「こんなに変わるものなのですねー」
と、はっきりと意匠性の違いを認識していただけました!
アーよかった!
この意匠性の立役者は磨きだけではありません。
施行させていただいたコーティング、
エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュの作り出す純粋な艶の効果も絶大です!
このたびもこのコーティングのトップコートとして、レジントップコート・コクーンの施工もご依頼いただきました。
この時期特に、雪・霜・エンカル・黄砂とコーティングにとっては非常にきつい試練が待ち構えています。
此れをいかに乗り切るか?
この手助けをしてくれるのがレジントップコート・コクーンとなります!
この考え方、だいぶ御客様にも定着し始めたようです。
いくらすごいコーティングでも、初期成膜状態は非常に不安定です・・・
此処を安全に乗り切ることがその後の意匠性や耐久性に大きく差がついてきますので、高級コーティングほどこの、”バリアーのバリアー”が必用でしょう!
ただしコーティングはバリヤーではなく犠牲被膜が本来の姿ですが、これは言葉のあやです。
お車はディーラーより直行で弊社に旦那様だけでいらしたので、ご家族はまだ乗ったことなし。
お引き取りの際は、ご家族でいらっしゃいましたので、初めてのドライブとなられます。
皆さん笑顔でお帰りになりました!
お土産にフェラーリF1のミニカーをプレゼントしましたが、お子さんと楽しんで組立してみてください。
此れ、スポーツカーファンを育てるための啓もう活動の一環です!
このたびは高額施行ありがとうございました。
又お仕事でも御社にはお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。
まだまだ見捨てないでねー
車輛クラス:クラスx-1
施工コース:
コーティングコース=エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュ ガラスコーティング
磨きコース=02スタンダード磨きコース(軽度の標準的磨き)
オプション施行1=レジントップコート・コクーン
オプション施行2=エクセペル・ペイントプロテクションフィルム(ヘッドライトカバー×クリアータイプ)
施工料金:224.475円税込(新車割引磨き-10% 適応)
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