2013年04月10日公開|フォルクスワーゲン
一見どこにでもある普通のゴルフ、しいて言えばGTIというとこがポイントと思われるくらい・・・
と、思うでしょー
しかし、差に非ず!
チョーすごいという改造ではありませんが、すごく素敵です!
まさに大人のセンス。
ワンオフ施工のアルカンターラステアリングです。
グリップ部分がパンチングになっていたり微妙に色が替えられていたりするこだわり、オーナー様もそうですが施工された施行店も大したものです。
本来私は赤のワンポイントは大嫌い・・・
ですが、このレッドステッチやステアリングトップポイントに使われている目印の帯など、ビビットな赤ではなく柔らかな赤色。
シートで使われている純正のステッチの色に合わせてあります。
恐らくこのステッチカラーは統一感を出すために最初に選択して、それに合わせるアルカンターラの色を選んで行ったのでしょうが、絶妙です!
アルカンターラと言ってもかなりの種類の風合いのものが存在します。
毛足の長さや密度など様々です、さらには同じような人口皮革の商品まで含めると怖ろしいくらいの選択肢が存在する中で、この風合いのチョイスは素晴らしい!
最高の肌触りです。
思わず私の車もこのようなステアリングにモデファイしたくなってしまいました。
シフトノブブーツやサイドブレーキレバーのグリップ部分も同じ素材色で作られています。
手落ちがないですねー
しかも、価格はこの3点で約5万円は安い!
お買い得です。
しかし、お店は東京らしい・・・
ステアリング外して送って施工してもらおうかな?
本題の今回の施工、
まずはフロント基本セットのスプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティングです。
下地処理はライトポリッシュで施工、一番無難で御依頼としては一番多いコースです。
基本的にはコンパウンドで手磨き研磨の後、落ち切れていない頑固なカルキスケールをポリッシャーにより一つずつ探しながら処理していきます。
ただし、いくらポリッシャーを使用するといっても、
傷として触って感覚がある様なものは此の施工では落ちません。
しかしこのお車、まだ1年しか経過していないことも有るでしょうが、
水染みもほとんどない!
多少存在するものも、手磨き研磨できれいになりました。
日頃のオーナー様の管理・お手入れが行き届いているのでしょう!
センスも良いが、扱いも素晴らしい!
もう一つの今回の施工ご依頼、エクセペル・ペイントプロテクションフィルムによるサイドステップ部分の施工です。
フロントドア・リアドア合わせて4枚の貼り込みです。
この様な部分はほとんどプレカットデーターは存在しませんので、型紙を使用して型取りからの作業となります。
ただしこのような部分、ステップモールの内部にかなりのごみが入り込んでいるために、施工前に水とアルコールを使用して3回洗浄を行いますが、それでも施行中に使用するゲルとアルコールでフィルムにゴミの混入をしてしまいます・・・
ゴミを取り除きながら施工はしていきますが、一度フィルムの糊に接着したゴミは無理に取ろうとすると、却ってゴミが広がったり糊斑を起こすことなってしまうため、
このような部分の使用過程車のフィルム施行はゴミの混入は避けられません。
この様に3次曲面がきつくなる部分は、使用中のフィルムの剥がれを起さない様にその部分を切欠いて施工していきます。
これによりフィルムに必要以上のテンションが掛からない様にしていきます。
防御範囲はこれにより減りますが、糊ずれ・ゲル残り等の意匠性低下はかなり減らすことが可能となります。
お帰りの際にもお伝えいたしましたように、これでも万一淵の剥がれ等が起こりましたら、なるべくお早目に補修にお越しください。
このたびはご依頼いただきましてありがとうございます。
PS:ステアリングのアルカンターラ施行、私もお金に余裕が出来たらロータスやってみます。
センスの良いものを見ることが出来参考となりました。
車輛クラス:クラスM
施工コース:
オプション施行1=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ)
オプション施行2=エクセペル・ペイントプロテクションフィルム(サイドステップ×4ヵ所)
施工料金:52.500円税込
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