2013年05月31日公開|マツダ
此方のお客様からまたまた県外の御客様が連続します!
此方のお客様は関東からお越しいただきました。
今回は国産車、しかもマツダをご購入ですが、車歴をお聞きするとすごい!
の一言に尽きます。
ドイツ車なんとBMWでは2002に2台、シトロエンでは2VC、アルファロメオはFR時代のお車、当然英国車でもジャガーやMINIにもお乗りです。
これ等はほんの一部!
全てを列挙すれば30~40台位、すでに覚えていないとか・・・
当然国産車の名車もお乗りで、30Zは240ZG仕様に2台お乗りだったとか。
商売人の私でもさすがにかなわないくらいの車歴です・・・
しかもお乗りになられたお車は、すべてエンスー的お車!
別の言い方をすれば、壊れまくり修理している方が乗る期間より長い、というような一般人からするとあり得ない車ばかり・・・
しかし、都会という駐車環境に限界がある場所ですし、お子さんを含めご家族のことをお考えになり、今回は国産新車を選択されたそうです。
しかし、もともとエンスーですから、トヨタは買いません!
レクサスも検討されたそうですが、車としてはつまらない・・・
そうなると確かにマツダという選択はうなずける。
つまらない国産乗用車の中にあっては、唯一輸入車的こだわりを感じさせてくれる新車ですからねー
お持込いただいた際、こんなかわいいお土産まで頂いてしまいました!
お気遣いありがとうございます。
なんとチョコレート64個も入っています!
と言っても、あまりに私には似合わない・・・
名古屋の家に帰るとき、娘にお土産であげようと思います。
17歳にして、2歳の時ディズニーランドで買った犬のぬいぐるみまだ抱いて寝ているほどのディズニーファンなので、喜ぶと思います。
ありがとうございました!
アテンザに詳しい方なら、
「アレ?」
と思われる。
フロントバンパー純正から交換されています。
純正と比較してだいぶゴツイ!
ご入庫中は工場入り口に向けフロントが向いているのですが、ご入庫中にいらした御客様たち、フロントマスクを見るなり、
ベンツ?
と思い込んでいた方数名・・・
確かにそんな感じ。
フォグランプ上のLEDもそこを狙っている様な?
やはり内装は定番のオフホワイトレザーです!
確かに質感・デザインともに非常に良いのですが・・・
いかにせよ汚れやすく、かつ傷みも早そう。
カッコよさだけで選択するととんでもない落とし穴が・・・
案の定、5.000kmに満たない程度で、すでにこれだけ汚れてきています・・・
革部分も当然ですが、たちの悪いのはステッチ部分。
今の状態ですとそれほどの汚れではありませんので、クリーナーを使用すれば落とすことは可能ですが、これ以上ステッチが汚れるときれいにすることは至難の業となってしまいます。
そこで今回も、そのようなことにならない様に、
“ユニタス・カーインテリオキット”をご購入いただきました。
クリーナーとプロテクションクリームのセットとなっておりますが、このクリーナー素晴らしい洗浄力です!
セットにはソフトタイプのクリーナーがセットになっておりますが、単品でストロング・ラピッドとさらに強力なクリーナーもご用意してございます。
しかし、クリーナーでいくらきれいにしてもそのままではまた汚れてしまいますし、
革は保湿してあげる必要もあります。
其の為にプロテクションクリームを使用しますが、これがまた優れもの!
普通のプロテクションクリームは、ミンクオイルに代表されるように油脂のため、べたつきや滑りが強くなってしまいますが、此のプロテクションクリームはマッド仕上げのため、べたつきは無く、
滑り止めに効果もあります。
また、変なテカリも出ないため、本来の質感を替えてしまうことも有りません!
更にこのカーインテリオキットの良いところ、使いやすさです!
クリーナーは塗りこみ浮き出た汚れを拭きあげるだけですし、プロテクションクリームは塗りこみ乾燥させるだけです。
DIYでも簡単に施工可能です!
このユニタスというメーカー、本来はイタリアの高級家具メインテナンスケミカルのメーカーですが、この世界では超有名!
現在ではこのようにカーケミカルも展開していますが、
フェラーリ・マセティ・レクサスにも正式採用されています。
弊社は、長野県正規販売店です!
しかし悲しいのは、此処・・・
せっかくここまでこった内装を作り上げながら、何故にしてここは安っぽい合皮なの?
ガックリ・・・
このアンバランスさがやはり国産車。
なんてマツダ車批判をすると、また2chでマツダ信者からつるし上げ食いますかね・・・
今回、ホイル・ガラスコーティングでのフルコーティングを御依頼いただきました。
ただ今鉄粉クリーニング中ですが、赤○の中に紫色の液体が・・・
これ、クリーナーにより溶かされた付着していた鉄粉ダストです。
国産車は、比較的ローター摩耗が少ないブレーキとなっていますので、このように鉄粉はあまり出ないのですが、このアテンザはアメリカ販売に主眼を置いているために、ブレーキ能力の強化をしているのかな?
クリーナーでの鉄粉除去作業終了後、さらにトラップ粘土を使用して取り残しの鉄粉や汚れを完全除去を行います。
其の後脱脂を行い、いよいよコーティングです。
なんと4回の塗りこみを繰り返し、高膜厚・高硬度被膜を作り出します!
簡易施工店のように、ボディ用を転用しているのではなく、ポリシザランの“ホイル専用”コーティング剤ですので、なんと“耐熱温度1.300℃”の耐久性を誇ります。
当然高耐久なのは、言うに及びません!
リピーターが多いのがその証。
エクスペル・ペイントプロテクションフィルムのドアカップ施工です。
最近ほとんど新車では定番化してきた感が強い、大人気施工ポイントです!
現在このような小物アイテムも、使用フィルムが弊社ではすべてアルティメットになりましたので、このようなひっかき傷がフィルムにつきやすい部分も、
フィルムに傷がはいったら“お湯をかければ傷が消滅”という簡単メインテナンスが可能です。
フロントドア・ステップのプロテクションフィルム施行です。
今回は無理をせず、意匠性重視でgelやエアー残りが出やすい細かな段差は避けて施工しました。
其のおかげでかなりきれいな仕上がりです!
使用フィルムがアルティメットということも大きな理由ですねー
当然リアドアもプロテクションフィルム施工いたしました。
此方はお子さんが乗り降りすることから、できるだけ保護範囲を広く取りたい!
しかし、意匠性は損ねたくない・・・
其の後希望に沿うために、一枚貼りではなく、細かな凸部分を避け2枚に分割して貼ることで無理なテンションがかからず、糊ずれなども起こらない様にすることが出来ました。
リアステップはフロントステップの長さが約2/3位ですので、2枚分割してなおかつ縦方向面積は広くなりますが、フロントステップと同価格1か所7.875円税込で施行させていただきました。
ボンネットとフロントバンパーに受けた大きな飛石痕2か所をタッチペンによるインジェクション磨きで補修します。
ただしこれは現在裏メニューです・・・
←は1回目のタッチペンを注したところです。
数回に分けタッチペンと盛り込んでいき、特殊な磨き方法で塗装面と高さを揃えていきます。
が・・・
ちょっと色が違い過ぎる?
どうもこのタッチペン、厚塗りすれば色はおおむねそろいますが、厚みが無いと濃くなってしまうようです。
それなりにきれいに完成したように見えますが、
実は失敗・・・
作業開始時には気が付きませんでしたが、飛石衝突時に微妙に鉄板が凹んでいたようで、きれいに器械が当たらず微妙にタッチアップの輪郭が残ってしまっています。
うえから見る分にはまったく判らないのですが、側面から透かし見すると判ります・・・
更にはそのため部分的に器械にのあたりが強くなり柚子肌も弱くなってしまっています。
フロントバンパーはうまくできたのですが、ボンネットは失敗です・・・
デントで直そうかと、デント屋さんにも見ていただきましたが、凹みが数十μレベルのためとてもデントで直せるレベルではないとのことで、あきらめました。
ボンネットの部分は、当然料金は頂きません!
まだまだ研究の必要がありますし、施工できる条件が限られます。
新車であるにも拘らず、傷はかなりひどい・・・
マツダ車は今まで比較的国産メーカーの中では納車程度が良かったですが、此のお車は例外?
関東マツダのせいでしょうかねー
過去に関東マツダは、会社ぐるみで保険金詐欺を数億円レベルで行い明るみに出たことがありますが、利益優先主義の会社体質だとすると、このような傷だらけの状態であっても加修せずにごまかして納車してしまうのかも?
御客様も納車時点で、
「かなり傷がある様な?」
とは感じられていたそうですが、お持込いただいた時に、弊社工場のライティングでご確認いただくと、
「傷があることは判ってはいましたが、ここまで傷が多かったとは・・・」
びっくりなさっていました。
しかし、お客様非常に温厚な性格の方で、
一切ディーラーにたいしての文句や恨み言は発せられません!
やはりこれだけの車歴を積み重ねられてきているだけあって、
“車に完璧は求められない”という悟りがあられるようです。
今までの施工例的に言えば、マツダ車の塗装は薄い・・・
と、いうのが印象的にありますが、アテンザ特にこのソウルレッドプレミアムメタリックは複層塗装のためか、他社膜厚と変わらない膜厚があり、此のお車も108μが確保されています。
此の御車で、一番傷のひどかった部分はここ!
右フロントフェインダーです。
はっきり言って中古車以下・・・
ディーラー作業中につけた傷でしょう、洗車傷とは全く傷の種類が違います。
作業用のフェインダープロテクターが汚れていたり、傷んでいる場合このような傷がはいることが多々あります。
かなり厳しい?
かなと思い磨いてみると、結構苦労はしましたが、完全に傷は無くすることが出来ました!
此方の御客様は磨きを行われたので、このようにきれいになりましたが、何も行わないオーナー様は↑の状態のままですから、哀しすぎます新車なのに・・・
関東マツダ考え方変えたほうがよろしくない?
新車でありながら、今回は4μもの研磨を必要としました・・・
ほどんどの傷は無くなりましたが、数本の傷は4μ以上の深さがあり残ってしまいました。
これを取りきるとなると02プラスの磨きコースで対応するか、部分傷取り磨きでの対応となりますが、問題は新車に対してそこまでのことをする必要があるのか?
もしくは、残った傷がそこまで目立つのか?
ということになりますが、私の判断では必要ない!
と、いうのは弊社工場ライティング下では確認できても、
自然光の下ではまず気になる様な事は無いでしょう。
また、ソウルレッドプレミアムメタリックという塗装かなりメタリックが強いため、多少の傷であればメタリックの反射により見えなくなってしまいます。
車は必ず使用しているうちに傷は入ります!
100%を期したとしても、それを維持できるのはわずかな時間でしかありません。
其の為に一時的満足感のために、多くの大切なお金を消費するのはもったいない。
多少のことはあきらめて、
以後どのようにして傷を入れずに少しでも管理できるかにお金をかけたほうが得策ではないでしょうか?
こんなこと言っていると商売上は-なのですが、私自身が自分の車でもそう思いますからねー
MAZDA マツダ アテンザ XD Lパーツケージ コーティング終了
かなりの傷でしたが、何とか回復し新車の本来の意匠性を取り戻すことが出来ました!
しかし、このソウルレッドプレミアムメタリックという色、
緻密に磨きこむと何とも言えない素晴らしい艶を見せてくれます。
が・・・
問題はこの後のコーティング。
いくら磨きで素晴らしい光沢・艶が作り出せても、
保護膜としてのコーティング剤がこの意匠性を台無しにしては意味がありません。
意匠性としてのコーティングの役割は、
いかに磨きが作り出した意匠性を変化させずに保護膜として製膜できるかです。
そのためには、より純度が高いシリカコーティングである必要があります。
ただし、トップ層としてフッ素などを使用しているコーティングは、純度とは関係なくフッ素による表面反射で、磨き本来の意匠性は変えられてしまいます・・・
これに関しては、良い悪いではなく、好みの問題だと思います。
ではなぜ高純度シリカは意匠性変化が少ないか?
これはコーティング表面での反射が少なく、コーティング層を光が通過する際の屈折角にばらつきが少ないため、塗装本来の艶を忠実に見せることが出来るからです。
更には、製膜密度が緻密なほど屈折角が鈍角になるために艶に深みが加えられます。
今回ご依頼いただいたコーティング剤は、上記した条件を最高のコンディションで実現できるコーティング剤、“エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュ”です。
弊社の中では高価格帯コーティングに属しますが、現在一番人気のコーティング剤です。
意匠性は言うに及ばず、機能性・耐久性も兼ね備え、高膜厚・高硬度のため長期に渡り傷入れなど外的意匠性低下のリスクも低減してくれます!
新コーティングとして施工を開始して1年近くたちますが、
現段階ではクレームどころか不満の声もお聞きしたことはありません。
その理由の一つとして、このコーティングをお選びいただく多くの御客様は、
オプションとしてレジントップコート・コクーンもご依頼いただいていることも大きいいでしょう。
コーティング施工後の1か月間は非常にコーティングは不安定な状態で外的阻害要因にさらされます・・・
此れからコーティングを守ってくれるのが、“レジントップコート・コクーン”です!
此方のお車も当然御依頼を頂いております。
露天駐車のお車には、ご予算の問題を抜きにして考えればセット施工は必要でしょう。
ただし、車庫保管車であり、かつ日常使用しない趣味車の様なお車であれば、
逆に過剰施行ですので必要ないでしょう。
此方の御客様、洗車には非常にこだわりをお持ちのようで、
洗車のために片道50km近くの遠出をなされてまで、とある千葉の洗車やさんに通われているそうです。
このこだわりわすごい!
きっときれいに長くお乗りいただけるものと思います。
お引き取りにいらっしゃった際は、ご家族同伴でご旅行も兼ね、開田高原から高山~上高地~美ヶ原~蓼科などを3日間かけ回られてお帰りとのことでしたが、ピカピカのお車で存分に楽しまれたことでしょう!
お嬢様も、乗馬楽しまれましたか?
このように、ご家族のレジャーの大切なパートナーとして活躍してくれることを願っております。
このたびは、遠方よりお越しいただきありがとうございました。
PS:車間距離にはくれぐれもご注意ください。
車輛クラス:クラスL
施行コース:
コーティングコース=エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュ ガラスコーティング
磨きコース=02スタンダード磨きコース(軽度の標準的磨き・新車おすすめ磨き)
オプション施行1=レジントップコート・コクーン
オプション施行2=ガラスホイルコーティング(19in割増×フルコート・使用品)
オプション施行3=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(ライトポリッシュ×フロント基本セット・リア)
オプション施行4=インジェクション磨き(フロントバンパー×タッチペン補修)
オプション施行5=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4ヵ所・サイドステップ×4ヵ所)
施工料金:305.356円税込(濃色車割増+10%・高速代キャッシュバック別途 適応 物販含まず)
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