2013年07月08日公開|ボルボ
ボルボのV40が続きます、ただしこちらのお車はエレクトリックシルバーメタリックというお色です。
一昔前は赤や黄色が流行った時代もありますが、
やはりボルボはこのような落ち着いた色のほうがらしく見えます。
BMWやベンツと違いどうだ的雰囲気よりも控えめに見え、
知性的なイメージが先行したほうがかっこいいですね。
このたびはお父様のお車としてご購入されたようですが、息子さんも使われるらしく、息子さんご夫婦も伴われて3名様でお持込いただきました。
お父様のお仕事は、知性と人徳が必要なお仕事、息子さんは同じお仕事はお選びになられなかったそうですが、さすがこの様な父君に育てられたらしく、まだお若いにも関わらず大変礼儀正しく表情も温厚で素晴らしい好青年でした。
更には此の息子さんが選ばれた奥様、美人なのは言うに及ばず、気立てのよさが滲みでていました。
世の中こんなご家族がまだいらっしゃるのですねー
家とは大違い・・・
お父様のお仕事は私が興味あるジャンル!
このついでにと、根掘り葉掘りお聞きしてしまいました。
いろいろ知らなかったことをお教えいただき大変興味深く拝聴させていただきました。
ありがとうございました。
このたびはサイドステップへの、
“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム・アルティメット”の施工もご依頼いただきました。
此のお車の場合サイドステップ部分が車体側と、サイドシルで別体となっているためより靴をぶつけやすいサイドシル側に施工することとなりました。
ちなみにサイドステップ部分の1か所の施工料金は、
長さが36in以内であれば7.875円ですが、この様に2分割になっている物をすべて貼り込むと11.813円となります。
今回より、このような小物部分もアルティメットモータースポーツではなくアルティメット使用となりました。
当然リアドア側も施工いたしました。
更に、リアハッチ下側のリアバンパー上部もご依頼いただきました。
この部分は、荷物の出し入れで必ず傷入れますので、
エステートタイプのお車では必需品ですね!
ゴルフをおやりの方は必ずと言っていいほど、キャディーさんにゴルフバックぶつけられるらしいですから・・・
オプションのサイドスカートを装着されています。
此れだけでもかなり印象はスポーティーになります!
国産オプションサイドスカートのようにおどろおどろしくないので、車全体のイメージは変わりませんので品よく収まっています。
ただし、ノーマルよりも外側に飛び出しているので、
自車前輪よりの飛石を食らいやすくなりますから、
此処もプロテクションフィルム貼っておいた方が良い場所ですが、今回はご依頼はありませんでした。
この部分もオプションのエアロが装着されています。
かわいいデュフェーサーが付いています!
ただし、このデュフェーサー実際に効果があるのは、
角度30度以内で長さが1m近く必要だそうです。
これ弊社のレースやられている方が、レーシングカーを作っている空力担当の方からお聞きしたそうです。
またアンダーパネルで車体下部の空気の流速を作り出していない場合は、
全く効果は期待できないそうです。
そうなると、実際リアデュフェーサーの空力効果期待できる車はリアルスポーツカーくらいということになります・・・
マフラーエンドも今はやりの四角形のタイプのオプションに交換されています。
此れだけでもだいぶリアの印象変わりますねー
デュフェーサー・マフラーエンドともに性能云々には関係ないでしょうが、
視覚効果はかなりあります!
おとなしめのところが大人っぽい。
ちなみにナンバーないのは、
「ナンバー下まで磨いてほしい。」
とのことで、封印までご用意いただいてナンバー取り外して磨いたからです。
このこだわりはすごい!
ピラー部分は片側3本、合計6本を“エクスペル・ブラックカーボンフィルム”で施工いたしました。
本来この部分は艶有の練プラですが、こうすることで大分引き締まった印象になります。
車体色のエレクトリックシルバーメタリックとの相性が抜群です!
此処ももともとは練プラ部分。
ピラーもそうですが、
「指紋跡が残るのが気になるから。」
とのことでフィルムを貼り込みました。
ハッチカップ部分がうまく1枚貼りで処理できるのかが心配でしたが、うまく1枚貼りで処理できました。
やはりこれでリアビューの印象引き締まりました!
オーナー様いいセンスしていらっしゃる!
ドアエッジ部分はYES・PPFでフィルムを購入されてご自身でお貼りになられるそうですが、失敗しないでくださいね!
今ではYES・PPFもエクスペルフィルム正規輸入店に格上げされましたが、弊社が所属するエクセルフィルムグループとは犬猿の仲、敵対関係にあるために、YES・PPF施行またはご購入フィルムに関してのメインテナンスや再施工は禁止されています。
弊社はエクセルフィルム甲信越地区エリアリーダー店のため、本部指示は絶対厳守ですので・・・
正直、お客様には関係のないある意味内輪もめなのですが、利権がらみの嫌な話です。
めちゃくちゃ程度が良いお車です!
エレクトリックシルバーメタリックという傷の見えにくくい塗装ではありますが、そうは言ってもここまで程度の良いお車はめったにありません。
磨き前の事前確認においては、
1本も傷発見できません。
いくらヨコタが納車程度の良いディーラーといっても、ここまでの極上程度はそうそうお目にかかれません。
磨きのコース決定の際も、
「意匠性にこだわらなければ、この状態でしたら02スーパーライトでも十分ですよ!」
とご案内いたしましたが、オーナー様はどうやらそうとのこだわりあられる様で、
「せっかく磨くのですから、究極な艶が良いでしょう?」
「パーフェクト磨きコースは実際かなり違いはあるのですか?」
とのご質問を頂きました。
過去弊社の古いお客様の中には、
02スタンダード→02パーフェクト→02アルティメットと同じお車で磨きランクを上げられた方が数人いらっしゃいますが、この方たちの施工後のご印象をお伝えいたしました。
「理屈はわかるけど、本当にそこまで違いが出るのか疑問だったけど、実際別物だね!」
此れ紛れもない施工済みの御客様の印象です。
理屈はこうです。
コンパウンドで磨いている以上、使用しているコンパウンドの粒子μに近い傷は目に見えないだけで必ず塗装に傷を残しています。
目に見えない傷でも、傷がある以上はその傷で乱反射を起こします!
乱反射があればそれだけ光は拡散され艶は減退します。
いくら仕上げ磨きといっても一般的磨きにおいてはこの状態以上にすることはできません・・・
そこにさらにもうひと磨きを加えるのです。
使用するコンパウンド粒度は0.1μ、使用するバフもこのコンパウンドのための専用バフです。
ただしこれだけではこの目に見えない微細傷を抑えることはできません・・・
これ等を活かしきるためには、特殊なこのためだけに使用するポリッシャーが必要不可欠です!
この特殊ポリッシャー弊社の特注品ですが、すでにベースとなるポリッシャーボデイが生産中止となってしまったために此れ1台しか存在しません。
この組み合わせあってこそのパ―フェクト磨きなのです!
アルティメット磨きはさらに此処で残る電子顕微鏡レベルの傷をさらに磨きこみます。
使用するコンパウンドは0.01μパーフェクト用コンパウンドの1/10の研磨粒子サイズです。
此れに専用バフを組み合わせ、オービットもさらに2mm小さくすることでランダム運動の運動形状も変わり、
パーフェクト磨きでわずかに残っている乱反射をさらに抑えることが可能となります!
ただしこの磨きは会様限定ですので、次回施行の際にはご希望があられれば施工可能となります。
先日初めて知ったのですが、巷には磨きの検定なるものが存在するそうですが、私は何級なら合格できるのでしょうか?
たぶん失格でしょうね・・・
時間もかけ放題ですし、市販品のポリッシャーやバフ・コンパウンドで課題車輛まともには磨けません。
完全な自己流です・・・
此のお車膜厚は131μありますが、この後4段階のポリッシングを行っていきますが、此れだけ程度が良いと柚子肌調整も含めても研磨膜厚は知れているでしょう。
磨き技能1級の方ならどのように磨き上げるのか?
見てみたい!
側面を磨いていって、やっと見つけました。
傷を!
視覚的に確認可能だったのは、この部分にある1cm足らずの傷。
しかし写真では写すことはできませんでした。
此のお車、日本に到着してすぐにオーナー様にご納車になっていますから、ボデイの補修は受けていません。
それでいて、ここまで傷が少ないのは驚異的!
やはり研磨膜厚は4回のポリッシングを経てもたった2μで済みました。
いくら程度が良いと言っても、目に見合える傷はありませんが、目には見えない微細な傷や塗装の表面の細かな荒れは存在しています。
此れは磨きを行っているときにバフから伝わってくる非常に繊細な振動で感知するしかありません。
この振動、使用するポリッシャーがギヤアクションやダブルアクションでは器械自体の振動が大きすぎ体感することはできません。
シングルポリッシャーしかもポリッシャー内部のフリクションを無くした、
特殊なポリッシャーでしか検知することは無理です!
磨き検定を持たない私の様な未熟者は、物に頼るしかありません・・・
ポリッシャー・バフ・コンパウンドこれら特殊な優れた器材のおかげです!
其れにより、目には見えない傷や塗装表面に存在する微細な荒れを取りきることと、
コンパウンドが付けていく顕微鏡レベルの0.1μ以上の傷を、
さらに細かな傷に置き換えることにより、究極の鏡面が作り出されます!
VOLVO ボルボ V40 T4 SE コーティング終了
エレクトリックシルバーメタリックという意匠性変化が一般的には判りづらい塗装色ではありますが、別物の艶を生み出しています!
ご入庫いただいた際の程度は極上でしたが、それでも艶の出方はレベルが違います。
特にR部分の滑らかな艶感は磨きとコーティングの作り出す芸術といってもいいくらいでは?
オーナー様はそれなりに年配の方、車にはかなりのこだわりをお持ちで、今までに地元や県外まで行かれて何回も磨き&コーティングを施工されてきた経験がおありだそうです。
つまり相当目が肥えている!
さてそのこだわりのオーナー様のご覧になられた印象はいかに?
「やっぱり全然艶の出方が違いますねー」
「ここまでになるんですねー」
「すごい!」
お認め頂きました。
ありがたいことです!
今回お選びいただいたコーティング剤は、
“エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュ”です。
本来は国産車の柔らかな塗装に対して、厚膜厚・高硬度・高耐久を実現するために作られたコーティングですが、輸入車に合わないわけではありません。
現在では、マーベラスタイプのヴァンキッシュはトップコートがサービスセットとなっているため、輸入車の方はマーベラスタイプのヴァンキッシュをお選びになられる方が多いだけのことなのです。
御客様は車庫保管ですので、どうしてもトップコート施工の必要は有る訳ではありませんが、お出かけになられた際はどうしても露天駐車にはなってしまいます。
そのわずかなリスクを避けるためにあえて“トップコート・コクーン”の施行もご依頼いただきました!
ご予算に余裕があられればトップコートは施工するに越したことはありません。
犠牲被膜たるシリカコーティングを守る為の、さらなる犠牲被膜ですから!
転ばぬ先のレジン?
お持込いただいた際には、上伊那郡長谷村にある有名な南アルプス村のミニクロワッサンを大きな箱ごとお土産に頂いてしまいました。
先日もS君からもいただきましたが、
このクロワッサンは”マジ旨い”いくつでも食べれてしまい病み付きになってしまいます!
わざわざご予約してまでお持ちいただいたそうで感謝に絶えません。
ありがとうございました。
更には、お引き取りの際にもまたもやお土産をお持ちいただいてしまいました。
此れは上伊那の元気企業、伊那食品工業のかんてんパパ・ドレッシングです!
野菜大好きの私にはありがたいお土産です。
ここまでお気遣いいただいてしまうと困るのはお返し。
この時期弊社付近にはお返しに足る様なものが見当たりません・・・
もう2週間早ければ、野地イチゴもあったのですが、すでに収穫終了。
お返しが遅くなってしまいますが、全国に誇る“川島産松茸”ですね!
ただし2年連続の不猟なので今年はあるのかが不安ではありますが・・・
このたびはいろいろお気遣いまで頂いたうえ、たくさんの施工もご依頼いただきましてありがとうございました。
更には、弊社特注シャンプー“モコモコⅠ”までご購入いただきありがとうございました。
シャンプーのご感想機会がございましたらお聞かせください。
ご家族みなさんで楽しいボルボライフをお楽しみください。
PS:今度また、○○界・〇法のことお教えください。
車輛クラス:クラスM
施行コース:
コーティングコース=エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュ ガラスコーティング
磨きコース=02パーフェクト磨きコース(軽度の究極鏡面磨き)
オプション施行1=レジントップコート・コクーン
オプション施行2=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(サイドステップ×4か所・リアハッチバンパー上部)
オプション施行3=エクスペル・ブラックカーボンフィルム(ピラー×6ヵ所・リアハッチ)
施工料金:208.317円税込(新車割引磨き-10%・代車使用なし割引-10%・輸入車割増磨き+10% 適応)
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