プレミアム会員様、常連のお客様のご入庫です。

会員システム導入後初の新システムでの施工となります！

 

今回はボデイの水染み除去（スケールリムーバー）を行うかどうかを迷われましたが、トップ部分はかなりひどい状態ではありましたが、

まだコーティングの上部への影響が出ているだけで、

塗装までのダメージには至っていないため、来年まで待って再施工することといたしました。

 

今施工されているコーティングは、ハイモースコートですが、

メーカー基準の耐久期限は５年となっておりますが、来年で４年経過となります。

耐久期限までまだ１年残っていることになりますが、耐久期限ぎりぎりまで辛抱すれば、今のダメージが塗装にまで達する可能性が高くなります・・・

今後もまだ長くお乗りになりたいとのことで、

「塗装がダメージを受ける前に再施工したい！」

とのことで、このような結論となりました。

 

今回の施工は、ボデイと同じようにウインドウも水染みの餌食となっておりますので、その除去とスプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティングの再施工となりました。

 

フロントウインドウおよびフロントサイドは新車時にスプラッシュビューは施工済みでしたが、撥水はまだ多少残っているにもかかわらず、ここまでワイパー可動範囲外のフロントウインドウ部分は水染みの餌食となってしまっております。

 

施工前のお打合せ時点では、ライトポリッシュでの施工の予定でしたが、

いざ施工していってみると全く歯が立ちません・・・

 

そこで、新コースのミディアムポリッシュに切り替えてみると、ワイパー可動部分は完璧となりましたが、可動範囲外は付着痕は薄くなり量も１/３くらいの痕跡残りまでは改善しましたが、これ以上はダメでした・・・

よーく観察してみるとすでにガラスが鱗により溶かされ、クレーターになってしまっています。

これではヘビーポリッシュを行ったとしても完全除去は難しいために妥協することといたしました。

 

しかしここまでの状態はかなり珍しいことです。

なぜ？

管理の仕方も問題があるかもしれませんが、

一番の問題はお勤めの会社の場所・駐車条件と思われます。

会社は高原野菜の有名な産地近辺ですので、畑から舞い上がる塵を浴びることでしょう。

畑の塵には、肥料に含まれるリン酸・窒素化合物などが大量に含まれているために、それらが雨水に含まれウインドウに水滴となり乾燥することで、

大抵はアルカリ性固着物となり強固なシリカスケールとなってしまいます。

また、ご自宅の地域は水道水の水質もかなりアルカリ度が高く、アルカリ金属などを含んでいますので、洗車自体がダメージを与えていることも大きな要因です。

 

これを完全に防ぐ手立ては残念ながらありません・・・

どこまでダメージを軽減できるかにとどまります。

その方法とは？

 

まずは、水滴残りしにくくするためのコーティングです。

これは犠牲被膜の役もします。

DIYでのお手入れでは、雨天後等にはなるべくウインドウをこまめに拭き上げることと、洗車時に水が乾く前に素早く拭き上げることを心がけることです。

面倒ですが、

この際最後に精製水をクロスに少量含ませ再度拭き上げを行えばかなりの効果が期待できます。

 

完璧とは言えませんが、かなりきれいになりました。

視界影響する部分だけは完璧になっています！

 

新車時未施工だった後部ウインドウはすごいことになっています。

 

後部ドアサイドガラス・リアクォーターパネルガラス・リアガラスは鱗落しでの施工ですが、１回では歯が立たず２回繰り返しとなりましたが、それでも鱗の痕跡が・・・

 

よく見てみると、すでにガラスが溶かされクレーターになってしまっています。

こうなるとこれ以上の改善はヘビーポリッシュを行っても不可能です・・・

ヘビーポリッシュであっても硬いガラスでは５μが研磨限界です。

これ以上を望まれる場合は残念ながら交換しかありません。

 

今回ウインドウの施工をしてみてつくづく感じたことは、環境により雨や水道水がここまでの破壊力を持ち、逆にコーティングがいかに犠牲被膜となり本体を守っているかがはっきりわかりました。

しかし、コーティングは犠牲被膜として永遠でも完璧でもありません。

あくまで一定の期間、一定のレベルのものを守ることができるという限定的なものです。

つまり、コーティングを施工してあるからと言って、

メインテナンスフリーでも無敵のバリアーでもないということです！

 

よく、

「コーティング施工すれば洗車など手入れはしなくて良いのですよねー」

と、御聞きになられる方がいらっしゃいますが、それは無理ということです！

確かに一定期間防御や意匠性の維持はできますが、

それはコーティングの劣化も早めていることにつながります。

せめて１か月に一度はお手入れすることをお勧めいたします。

 

このたびも施工させていただきありがとうございます。

年内施工予定のホイルコーティング２セット、ご都合で構いませんのでお持ちください。

 

PS:息子さんのお車もそろそろメインテナンス必要では？

 

車両クラス：クラスLL

 

施工コース：

オプション施工1＝スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング（フロント基本セット×フロントガラス・ミディアムポリッシュ フロントサイドガラス・ライトポリッシュ）

オプション施工2＝スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング（リア基本セット+リアクォーターガラス×鱗落し）

 

会員クラス：プレミアム会員

 

施工料金：５４．３３８円税込（会員オプション割引-１０％ 適応）

メーカー別 メーカー選択... BMW（52） MG（1） アウディ（38） アルファロメオ（17） シトロエン（9） シボレー（1） ジャガー（2） ジープ（1） スズキ（20） スバル（31） スマート（1） ダイハツ（21） ダイムラー（1） トヨタ（155） ドゥカティ（1） フィアット（8） フェラーリ（9） フォルクスワーゲン（51） フォード（1） プジョー（12） ホンダ（67） ボルボ（12） ポルシェ（26） マセラティ（14） マツダ（51） ミニ（5） メルセデスベンツ（163） ランチア（3） ランドローバー（6） ルノー（13） レクサス（23） ロータス（23） ロールスロイス（1） 三菱（8） 日産（41）

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