2013年09月21日公開|マツダ
愛知県よりわざわざ新規でご依頼いただきました!
施工前より並々ならぬ購入されたお車への思い入れがあられたようで、何回ものメールのご質問をいただきました。
過去、弊社で施工させて頂いた方にはいらっしゃいませんが、
マツダというメーカーは一部狂信的とも思える信者的存在が多くいらっしゃいます。
更にこの中の一部は、ミンカラや2Chなどで仲間同士でありながら、
口汚くののしりあいを繰り返しています・・・
ご覧になられた方もいらっしゃるでしょうが、思わずひきますねー
これを見てしまってからというもの、どうもマツダオーナーは怖い!
もっともサイト上で醜い投稿のし合いをしているのは、
明らかにろくに車のことも知らないガキのようですがね?
その点こちらのオーナー様は、頻繁にメールをいただきましたが、
これらの人種とは全く別のレベルの方です!
一番お気になされていたのは、マイスターブログにも書きました、
“新車のホーロー層”です。
弊社で色々調べた結果、塗料メーカーさえ全否定・・・
ホーローを作るメーカーの方もあり得ない・・・
つまりでっち上げという結論に弊社では至りました!
なぜなら琺瑯の主成分は二酸化ケイ素ですが、
クリアーの成分に二酸化ケイ素いわゆるシリカは含まれないからです。
オーナー様は、とあるサイトでこの、
「新車塗膜ホーロー層が数μの厚さで塗装を守っている。」
ということをお読みになられて、磨くことが心配になられたようです。
確かに私もいろいろのサイトを調べ読んでみましたが、塗料知識がないと信じてしまうようにうまく書かれています。
なぜこのようなことをでっち上げるのか?
新車を磨きたくない!
これしかないですね。
ではなぜ新車を磨きたくないか?
磨くということは、その作業時間が必要です。
つまり磨いていては儲からない!
また、磨く行為は傷を入れる行為と=ですから、きちんと最終仕上げができなければ、逆に傷を増やす結果となり、クレームのもととなる可能性が増します。
つまり磨きに自信がない!
インターネットにより、気軽に多くの情報を短時間で得ることは可能となりましたが、
問題はその信憑性ですね・・・
25Sでは標準装備となる19inホイルですが、タイヤ偏平率が45と非常に厚いタイヤの設定となっているため、見た目の印象が非常に重い感じに見えてしまいます・・・
せっかく大径ホイルにしたことが、かえってスポーティー感を阻害しているような?
ボディデザイン上このような大径タイヤとなったのでしょうが、重量増と加速性能の悪化というデメリットもありますし、ランニングコストもかさみます。
足車的乗用車においてのこのような標準設定は、私個人的主観としては歓迎できません・・
国産車も次々とミリ波レーダー等を使用した、
パッシブセーフティーの高度な安全装備が拡大中です!
25S L Packageではi-ACTIVSENSEが標準フル装備となっています。
それで300万円は非常に安い!
絶対性能的には、ボルボやメルセデスにはかなわないでしょうが、国産電装品の高品質による信頼性は、やはり国産に軍配が上がるでしょう。
安全を機械(コンピューター)に依存するわけですから、
この信頼性=安心感につながりますね!
どうせなら、煽り行為など悪質運転も強制的にできない機構もつけてもらえればもっと皆さんが快適かつ安全に走行できることとなるでしょう。
マツダの「安全」への追求は、事故の直前・直後のリスクを抑えるのに留まらず、危険が顕在化していないリスクレベル0の領域からの予防安全にも及びます。クルマの安全装置のサポートを受け、ドライバー自身の操作によって危険を回避する、「人間を最大の安全装置として機能できる」ような造り込みをしています。この安全思想をもとに、さまざまな側面でクルマの構造レベルから楽しく安全に走れる領域をきめ細かく磨き上げました。その上で、「危険認知を支援する」「ドライバーの運転を支援する」「衝突を回避し、被害の軽減を図る」ことを目指した機能・装備を設定。これらのアクティブセーフティ技術を総称して、「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」と名付けました。
各技術動画やサポートする各シーンでi-ACTIVSENSEをより詳しく知る
フロントガラス上面のカメラで車線を認識し、車両がその線を踏み越えそうであると判断すると、メーターからのブザー音でドライバーに警告します。なお、アクセルやウインカーなどの操作から意図的な運転と推定される場合は、不要な警報を発しないよう工夫しています。
標準装備:25S L Package、XD L Package メーカーセットオプション:20S、XD
その他、重要な注意事項がございますので、営業スタッフにおたずねいただくか取扱書をご確認ください。
HBC/LDWSセンサー部
ハイビームでの走行時、対向車のヘッドランプや先行車のテールランプなどをフロントガラス上面のカメラが識別・検出すると、自動的にロービームに切り替えます。明るい街中や約20km/h未満の低速走行時など、ハイビームが必要ない環境では自動的にロービームに切り替えます。切り替え操作はすべて自動で行われるため、他のドライバーに眩しさを与えたり、街中をハイビームのまま走行してしまう心配もありません。
標準装備:25S L Package、XD L Package メーカーセットオプション:20S、XD
HBC/LDWSセンサー部
その他、重要な注意事項がございますので、営業スタッフにおたずねいただくか取扱書をご確認ください。
約15km/h以上での走行時、リアバンパーに設置したレーダーで隣車線上の後方から接近する車両を検知すると、検知した側のドアミラーの鏡面に備えたインジケーターの点灯でドライバーに通知。その状態でウインカーを操作するとインジケーターの点滅とブザーで警告し、車線変更の中断を促します。
標準装備:25S L Package、XD L Package メーカーセットオプション:20S、XD
その他、重要な注意事項がございますので、営業スタッフにおたずねいただくか取扱書をご確認ください。
ステアリングを切る角度と車速に応じてヘッドランプの向きを自動的にコントロールし、夜間のカーブや交差点などで進行方向を照射。ドライバーの安全走行をサポートします。
標準装備:25S L Package、XD(MT)、XD L Package メーカーセットオプション:20S、XD(AT)
その他、重要な注意事項がございますので、営業スタッフにおたずねいただくか取扱書をご確認ください。
ミリ波レーダーで先行車との速度差や車間距離を認識。約30~100km/hの範囲で自動追従走行を可能にするMRCCが、長距離走行などでのドライバーの負担を軽減します。
標準装備:25S L Package、XD L Package メーカーセットオプション:20S、XD
その他、重要な注意事項がございますので、営業スタッフにおたずねいただくか取扱書をご確認ください。
約4~30km/hでの低速走行中、フロントガラスに設置した、近距離を高精度で探知できる近赤外線センサーで先行車を捉え、衝突の危険性が高いと判断するとブレーキを自動制御します。このとき、ドライバーがブレーキペダルを踏むと、ブレーキは即座に強い制動力を発揮。ドライバーがブレーキ操作などを行わなかった場合には、自動的にブレーキをかけて衝突回避をサポート、もしくは衝突による被害の低減を図ります。さらに、AT誤発進抑制制御も搭載しています。約10km/h以下の徐行時や停車時、前方に障害物があるにも関わらず、アクセルが一定以上に踏み込まれた場合には、警報と同時にエンジン出力を抑えて急発進を抑制します。
標準装備:25S L Package、XD L Package メーカーセットオプション:20S、XD *XD(MT)はSCBSのみ。
その他、重要な注意事項がございますので、営業スタッフにおたずねいただくか取扱書をご確認ください。
SBS/MRCCセンサー部(フロントブランドシンボル内)
約15km/h以上で走行中、遠くまで高精度で検知できるミリ波レーダーで先行車を捕捉。メーター内の車間距離インジケーターが先行車までの距離の変化を5段階で表示する車間認知支援システム(DRSS※1)で、ドライバーが適切な車間距離を保てるようサポートします。そして車間距離が基準値に達した場合は、前方衝突警報(FOW※2)が通常の運転操作で衝突を回避できるタイミングで警報。車間距離がさらに短くなると、軽いブレーキを作動。衝突が避けられない状況では強いブレーキでさらに減速し、衝突時の被害軽減や衝突の回避をサポートします。
標準装備:25S L Package、XD L Package メーカーセットオプション:20S、XD
その他、重要な注意事項がございますので、営業スタッフにおたずねいただくか取扱書をご確認ください。
これだけの充実装備が、300万円という安価で装備されることは素晴らしいことである一方、コストダウンがより強力に推し進められて初めて実現しているのも明らかです。
それをメーカーが被るのではなく、製造下請け会社に押し付けていることが悲しい現実です・・・
実際、私の仲間や友人に、自動車部品製造の3~4次下請けの経営者が多くいますが、
「現在の発注単価では、仕事はあってもやればやるほど経営は苦しくなる・・・」
「アベノミクスによる景気上向きどころか、状況は悪化する一方で出口が全く見えない!」
と、皆さん口をそろえます。
消費者の立場からすれば、安価に良いものが手に入ることは当然歓迎されるべきものでしょうが、それは結果として自身に帰ってくることでもある認識は必要でしょう。
ちょっと政治的になってしまいました・・・
L Package専用のパーフォーションレザーですので、レッドステッチがスポーティー感を盛り上げています!
大衆車レベルでの高級内装は、サポート部分は合皮使用が増えていますが、アテンザも同じです。
ただしこれは一概にコストダウンとバカにするべきものではなく、革の傷み等を考えれば正当な組み合わせでしょう。
幾ら痛みや汚れが目立たないブラックレザーといっても、サイドサポート部分は摩擦発生が激しいため、本革の場合は傷み始めると急速に革は劣化していってしまいます。
日本人は革文化に足しての知識が浅いため、
「革は汚れが目立たず、汚れてもファブリックよりも手入れが楽、しかもメインテナンスフリー」
と思われている方が多いようですが、これ全くの逆!
確かに濃色系レザーは汚れは目立ちませんが、レザー自体はさほど密度が細かなものではありませんので、液体・個体汚れは結構浸み込みます。
これを放置すれば、
ファブリックのように簡単にクリーニングしみ抜きなどはできません・・・
専用のメインテナンス剤でクリーニングしなければ、革自体を痛めてしまいます。
また、専用メインテナンス剤でのクリーニングもある程度の知識と根気が要求されます。
更に革は呼吸をすることでフレキシビリティーを保っていますが、汚れにより呼吸が阻害されれば一気に劣化していきます・・・
革は、適度の呼吸と、保湿(油分)が保たれてこそ良い状態の維持が可能となりますが、そのためには定期的メインテナンスは欠かせません!
お引き取りの際には、ここのところがご理解されているオーナー様でしたので、ユニタス・ハイテク レザーケアワイプス“ストロングクリーナー・ハイテククロス”をお求めいただきました。
会員でないお客様でも、施工時同時ご購入の場合は、消費税分はお値引きいたします。
会員のお客様は、
会員クラスにより10~30%のお値引きで常時ご購入いただけますので、ユニタス・レザーケアシステムをご使用なされて、より上質のレザー感をご堪能ください!
エクセペル・ペイントプロテクションフィルムによるドアカップの施工です!
フィルムは汎用品の流用ではなく、お車ごとに型取りで施工いたしますので、このようにカップ部分がドアハンドルを巻き込む形状でも、
できるだけ広範囲をカバーできるように張り込むことが可能となります。
車種や形状・大きさにかかわらず、1か所3.150円税込となります。
膜厚は心配していましたが、113μもあります!
どうもこのソウルフルレッドは、個体により相当の膜厚にばらつきがあるようです・・・
しかし、このお車は厚い膜厚が確保されていますが、そのためなのか?
肌感に問題があるようです。
ライトの写り込み輪郭が柚子肌とは違う、
梨地のような細かなグランドで曇りを帯びています・・・
厚吹きの弊害なのでしょうか?
前述した、ホーロー層のことがオーナー様はまだ頭から離れないのかもしれませんが、ご依頼いただいた磨きコースは、
新01ライト磨きコース(旧02ライト磨きコースと同等)・・・
新01ライト磨きコースでは、研磨優先か?
仕上がり時の艶優先か?
という御選択が可能ですが、艶優先とのご指定です。
正直、現状のお色や塗装状態からすると肌感や線傷の意匠性改善はほとんどできないでしょう。
逆に、艶が上がることで、改善できない問題点が余計に目立つ可能性もあります・・・
深さのある傷もかなり確認できていますし、
鳥糞・虫糞・虫の死骸などによりクリアーが酸化されてしまっている箇所も数か所確認できますが、これも01ライト磨きコースではほとんど改善は望めません。
オーナー様曰く、
「傷などは、どうせ使用すれば付くものですのであまりそれらは気になりませんので、とにかく見た目の艶を上げたい!」
とのご要望ですので、それに従った施工となりました。
やはり側面部分もかなりの洗車傷がついてしまっています・・・
数回洗車専門店で洗車をご依頼されたそうですが、
GSや一般的洗車専門店ではこの程度のダメージがついてしまうのはしょうがないでしょう。
Bピラーの練プラ部分は傷よりも水染みが目立ちます。
これは01ライトでも大方は処理できるでしょう!
ボディの傷は、軽度のスクラッチは処理できますが、
写真ではっきり確認できるレベルの線傷はそのまま残ることとなると思われます。
逆に、スクラッチが無くなり艶が上がることで線傷がより目立つことにもなりかねません・・・
やはり、というか当然のごとく01ライト磨きコースでは線傷は残ってしまいました・・・
ただし、Bピラーの水染みはほぼ完ぺきに落ち、傷もかなりなくなりました!
トップ部分もやはり線傷は残ります・・・
意匠性に大きく影響していたクリアーの梨地もほとんど改善はされていません。
やはり、磨きのコースはもうワンランク高いスタンダードで施工していれば・・・
と、思ってしまいます。
↓→の写真、蛍光管の映り込みの上にクリアーが溶かされた痕跡がありますが、これはルーフにあったおそらく鳥糞によると思われる酸化痕跡です・・・
糞の酸性度の強さにもよりますが、コーティング未施工の塗装に直接付着したものは、
早ければ1日でクリアーは酸化され溶かされてしまいます。
この程度の酸化痕跡は、あと5μ位研磨を行えば処理可能でしょう!
02スタンダードでは無理かもしれませんが、
部分傷取り⇒“スポット磨き”を行えば確実に処理はできたと思われます。
このように、磨き行程中に発見される問題部分は、事前に、
「問題部分が発見された場合は連絡をください。」
もしくは、
「問題部分が発見された場合、対処可能な場合には追加施工しておいてください。」
などと、ご入庫いただいた時点でお伝えください。
このように事前に御指示がない場合は、
基本的には施工中の問題部分のご連絡はいたしません。
以前、ご連絡をしたことにより揉め事になったことがありますのでトラブルを避けるためと、ご理解ください。
新01ライト磨きコースの艶出し優先磨きですので、研磨厚は2μに止まりますが、お客様がお望みだった艶の向上はきっちりできていると思います!
MAZDA マツダ アテンザ ワゴン 25S L Package
コーティング終了
塗装状態には問題点もありますが、1m離れたり自然光で見る限り素晴らしい艶を放っています!
世界でも類を見ない、
特殊塗料と塗装方法によるソウルフルレッド独特の意匠性が更に強調されています。
目立つことは請け合いです!
施工終了後のタイミングで、弊社コンサルティング会社の担当者が打ち合わせで来店された際、こちらのお車を拝見させていただくなり、
「すごい艶ですねー」
と、感心されていました。
彼はすでに弊社にて2台の施工経験者ですし、常に弊社の施工車両を観察してきていますので目は肥えています。
今回こちらのお車に施工させていただいたコーティングは、彼が4か月前に施工したコーティングと同じものですが、
当然のこととして現在でもコーティング機能や意匠性低下は全くないそうです!
もっとも基本耐久7年を謳うコーティングですから当然のことではあります。
しかし、巷では特にディーラーコーティングなどは、5年耐久を謳いさらには1年ごとの定期メインテナンスまで必要とする手厚いコーティングにも拘らず、
施工後半年もしないうちに残存膜無しというものが多いのも事実です・・・
磨きやコーティング選びは、
HPや話を聞いただけではなかなか本当の良し悪しの判断はできないでしょう。
施工してみてやっと結果がわかるレベルなのは、エンドユーザーとしては怖いことでしょう・・・
しかし、はっきり言えることは、数万円の安価な施工で高耐久・高機能しかも高い意匠性などということはあり得ません!
これは、手間と原価のバランスというものがあります。
今回、お貸出しいたしました代車にトラブルがあり、施工当初ぎくしゃくとした関係になりかねない危惧もあり、大変ご迷惑・ご不快感をおかけしてしまったことがございましたが、このようにご感想のメールまでご丁寧に頂けたことは、感謝・感謝です。
ありがとうございます!
代車の管理状態につてご指摘いただいた部分は、真摯に受け止めさせていただき改善させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんでした。
ご購入いただきました、レザーメインテナンス剤と拭き上げ用特殊クロスをお使いになられて、できるだけ長く最良の状態を維持してください。
管理上、疑問点やお困りの問題がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
このたびは、ありがとうございました。
会員クラス:準会員登録
車両クラス:クラスL
施工コース:
コーティングコース=ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュ ガラスコーティング
磨きコース=新01ライト磨きコース(新車専用軽度の磨き)
オプション施工1=レジントップコート・コクーン
オプション施工2=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ)
オプション施工3=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4か所)
物品購入1=ユニタス・ストロングクリーナー ハイテククロス(レザークリーナー)
物品購入2=拭き上げ専用・超大判吸水クロス
施工料金:226.198円税込(濃色車割増磨きランク2+15%・高速料金バック別途 適応)
メーカー別
月別バックナンバー