2013年09月09日公開|マツダ
こちらのお客様も常連、この後さらに1台の施工のご予約とご紹介も1台頂いておりますが、これが難敵・・・
センチュリーの202ですから!
とはいえ、ここまでご信頼いただいて頂けることは磨きや冥利に尽きます。
初期のロードスターからすでに24年が経過する中、ギネス記録まで達成しまだまだ小型オープン2シータースポーツの王道を邁進しています。
これはマツダという会社だからできること!
トヨタやホンダでは絶対ありえないことでしょう。
ニッサンの今はGT-Rで頑張ってはいますが、これだけの長い年月途中途切れることなく販売をし続けることはできませんでした。
やはりロータリーでもそうだったように、一度始めたことは世間がなんと評価しようとも信念に基づきやり続ける!
恐らく、こんな自動車メーカーは後にも先にも日本にはマツダ以外ないでしょう。
ビバ・マツダ!!!
しかし驚くべきは、200万円台にて電動メタルルーフを採用できていることです!
恐らく世界で一番安い電動メタルルーフ付オープンカーでしょう。
こんな感じで動いていきます。
確かに高額車両と比べれば、作動状態はそれほどドラマチックではありませんし、オープン状態では隙間などが存在はしますが、機能的には何の問題もないので、
逆にこの程度の簡単な構造のほうが壊れにくく、
かつ重量増も抑えられるでしょう。
幌に比べ意匠性・耐久性が優れているのは、管理上もありがたいことです。
ステアリングがナルディに変更されています・・・
見た目や操作性・肌触りなどは純正よりも格段上なのは確かですが、問題はエアーバックが無くなってしまっていること。
保険会社によっては、事故の際安全装備の申告違いを持ち出され保険使用ができない恐れがありますので、そこは注意が必要でしょう。
RSではビルシュタイン製のショックアブソーバーが標準装備となり、走りのレベルアップに一役買っています。
さらには、トルセン式ではありますがLSDさえ標準で装備されています!
ロータス乗りの私としては、ちょっと比較運転してみたいですねー
秋ツーにご参加されるかもしれませんので、ちょっと試乗させて頂こう。
RSではオプションのタン本革シートがおごられています。
色合いとしては落ち着いた色合いで大人感が感じられいいのですが、ワインディングを飛ばして乗るのであれば、ちょっとシート表面処理が滑りすぎかも?
私はガツガツ走る派ですから、
オプションシートを付けるならレカロのアルカンターラコンビシートコンビシートを選びます。
好みというより、使い方による選択でしょうねー
やはり膜厚は激薄・・・
80μさえ切っています。
膜厚に関しては、マツダ車は個体差が非常に大きいように感じます。
こちらのオーナー様は当然違いますが、
一部マツダ信者は狂信的なアホも多く、低レベルな2chでのやり取りが目立つため、あまり具体的内容にはこれ以上触れません。
あしからず!
ご納車から2か月が経過していますが、傷に関しては洗車は当然されているにも拘らず、まったく傷は見当たりません。
洗車も凄腕ですが、ディーラーの納車レベルの高さも大したものです!
トヨタ、特にカローラ系は爪の垢でも煎じて飲んだほうがいいですねー
ただし、トップ部分は結構水染みできてしまっています・・・
ボンネットではイオンデポジットクレーターに進行しているものは数箇所ですが、
ルーフ中央部は相当数がイオンデポジット化してしまっています。
膜厚が100μ以上あれば、ご依頼いただいている磨きコースは旧02スタンダード磨きコースですので、ある程度の回復、パッと見ではわからない程度まで磨きこむことは可能ですが、いかにせよ70μ台の膜厚ではそれもかないませんので、水染みは除去しますが、
イオンデポジットに関しては除去を目指しての磨きはあきらめです・・・
膜厚低下を覚悟してまでの意匠性回復は、旧車もしくは短期間しか使用の前提がない場合はいいですが、新車でしかもある程度の期間使用前提であればあまりいい選択とは言えないでしょう。
そもそもこのような状態に短期間でいたってしまったのは、露天駐車であることが最大の原因ではありますが、おそらく新車の納車段階におけるサービスWAXなども大きな原因となっているでしょう・・・
サービス、親切心がかえってあだとなることも結構あるのです。
予想通り、2μの研磨ではイオンデポジットに関しては目立たなくはなりましたが、除去はできておりません・・・
後3μ研磨余裕は磨きコース的にはありますが、
70μに近づくことを避けることのほうが優先でしょうー
軽量化やコストダウンの目的もあるのでしょうが、ここまで膜厚を低くしてしまうと、塗装寿命的にはかなりの弊害は避けられません。
恐らく、メーカーサイドではそれは覚悟の上の設定なのでしょうねー
MAZDA マツダ ロードスター RS コーティング終了
なかなかきれいなシルバーです!
アルミニウムメタリックというお色ですが、
どちらかというと磨きあげてみるとチタニウムといった感じの落ち着いたシルバーの様な印象がします。
お引き取りにみえられたお客様のご感想は、
「シルバーなので、正直施工してもどれだけ変化があるのだろーか?」
「と、思っていましたが・・・」
「こんなに変わるのですね!」
「すごい艶で、全然変わって見えます。」
「特にこの車はR部分が強いデザインですが、その部分がより強調され、最高ですねー」
と、思った以上に感激していただけました。
このお車のように、シルバーで傷が全くないお車の場合、意匠性変化は色目や艶など、
全体の印象となりますので、人によりその施工効果の判断評価はかなり違ってきます。
以前、車両的にはほとんど価値のない旧車、しかし程度はいいお車で、
私個人的には会心の作と思えたお車でも、オーナー様からはぼろくそに言われた経験がありますので、特に淡色車ではシルバーのお車のご納車は正直怖い・・・
こちらのオーナー様のように、車歴もそれなりにあられ、
見る目が養われていらっしゃる方は逆にその変化を端的にとらえられますが、変に頭でっかちとなり、
車歴も浅い方に限って偏ったとらえ方をする方が多いようです。
いわゆるネット世代ですね・・・
今回、お仕事のご都合がおつきになられれば、10月の弊社秋ツーご参加いただけるとのことですが、季節も丁度オープンには絶好の時期ですので、ぜひ秋の富士周辺・箱根を満喫していただければと思っています。
一部走りバカの過激な走りもあるかと思いますが、それは無視してマイペースで結構です。
夏以降特にリピーター・常連様の施工ご予約が増え、かねてより私が望んでいたコミュニティー的磨き屋(常連様によるオタクの巣窟)に近づいてまいりました。
ぶらりドライブの際には、お気軽にお立ち寄り頂き、コーヒーブレイクでもしていってください!
いまだに施工は私一人で行っておりますので、ご歓談いただく時間はさけない場合もございますが、娘がお茶のご相手位はさせていただきます。
このたびはご依頼ありがとうございました。
車両クラス:クラスS
施工コース:
コーティングコース=旧エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュ ガラスコーティング
磨きコース=旧02スタンダード磨きコース(軽度の鏡面磨き)
オプション施工=レジントップコート・コクーン
施工料金:84.137税込(リピーター割引-20%・新車割引磨き-10% 旧料金適応)
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