2013年09月13日公開|メルセデスベンツ
以前ポルシェのボクスターで施工いただいたお客様ですが、今回車両入替でベンツの新車をご購入になられました。
ボクスターは濃色車であったために、管理に非常に神経を使われ疲れ果てられたとのことで、今回は傷をさほど気にしなくても済むポーラーホワイトになされました!
今までベンツの定番ソリッドホワイトのカルサイトホワイトからポーラーホワイトに変わったことは知りませんでした・・・
カルサイトとは大理石のことを指し、ちょっと青味のある白でしたが、ポーラーホワイトになり青味が大分弱くなった印象を受けます。
今回もご購入は飯田のスマイルさんからご購入で、ナンバー登録前に施工終了ということで、わざわざスマイルさんが引き取り納車をしてくださいました。
お世話おかけいたします。
現在弊社では業販扱いの施工は基本的にはいたしておりません!
以前より御懇意にしていただいている、スマイル様・グランテスタ様・ヨコタインターナショナル様に限りご紹介での施工を承っています。
お問い合わせいただく業者の方には申し訳ございませんが、
弊社はエンドユーザー専門店・会員システムとなっておりますので、ご予約いただいているユーザー様に施工日程でご迷惑がかかる可能性がある、
業販施工はお受けすることができません。
ご理解ください。
やはり今ベンツを買うなら、
このレーダーセーフティパッケージは装着するべきでしょう。
あくまで機械が安全運転を補助してくれるレベルではありますが、国産車に搭載され始めているパッシブセーフティーとは信頼度のレベルは格段に違います。
高速道路など重大事故の起こりやすい場面でも、
かなりのリスク低減が可能なハイテク装備です!
ただし、あくまで機械ですから故障等により作動不良ということもあり得ますので、過信は禁物ですが・・・
電装系故障の多いベンツですからねー
1939年、メルセデス・ベンツは安全性能に関する専門開発部門を創設し、「自動車の衝突安全性」の研究に着手しました。1969年からは、実際に事故現場に急行して被害状況を調査し、原因を含めて分析・研究する事故調査活動を開始。そして、これらのデータの蓄積から、世界で初めてレーダーセンサーによる安全運転支援システムを実用化。いよいよ、「レーダーセーフティパッケージ」を日本に導入。 メルセデスの安全思想である「事故なき運転」へ。Cクラスはまた大きな前進を果たしました。
〈C180、C250クーペシュポルトをのぞく全車に標準装備〉
*:2005 年実用化。自社調べ。
レーダーセーフティパッケージは、5つのレーダーセンサーと1つのカメラを搭載。フロントグリル内の77GHz長距離レーダーは、中長距離を探索。さらに、フロントバンパー左右に高精度の24GHz近距離レーダーを加え、前方を長・中・近の3つの距離で広範囲に監視。隣のレーンからの急な車線変更なども速やかに感知します。また、リアバンパー左右に新たに採用された高精度の24GHz近距離レーダーが、斜め後ろをモニター。ミリ波レーダーは、明るさや天候の影響が非常に少なく、対象物を直接監視することで、瞬時に正確な計測が可能。
周囲のクルマとの距離、速度、角度など、めまぐるしく変化する路上の状況を悪天候時や夜間でもリアルタイムでとらえ続けます。危険回避に有効なエリアを高い精度で瞬時に検知する、メルセデスだけの洗練されたシステムです。
高速道路で急に渋滞の最後尾が現れたときなど、衝突の危険性をレーダーが感知すると、ディスプレイと音で警告。ドライバーがブレーキを踏むと、BASプラスが衝突を回避するための制動力を発揮できるようブレーキ圧を高めます。警告にドライバーが反応しない場合、PRE-SAFE®ブレーキが、軽いブレーキングで警告。それでも反応しない場合は衝突不可避と判断し、自動緊急ブレーキにより最大のブレーキ力を発揮。衝突の被害を大幅に軽減します。
※BASプラスは、7km/h~250km/hの範囲で作動します。PRE-SAFE®ブレーキは、7km/h~200km/hの範囲で作動します。
30km/h以上で走行中、リアバンパー左右のレーダーセンサーにより、車両の斜め後ろのミラーで見えない死角エリアをモニタリング。
そこに車両がいる場合は、ドアミラー内蔵のインジケーターが点灯して注意を喚起。ドライバーが気づかずにウインカーを作動させると、警告音を発しながらインジケーターが点滅。さらに、側面衝突の危険を検知すると、コースを修正するためにブレーキを自動制御して、危険回避をサポート。追い越し車線に移ろうとして斜め後ろにいるクルマに気づかなかったときなど、ドライバーの不注意によるミスを予防し、安全な走行を支援します。
※アクティブブラインドスポットアシストは、30km/h~200km/hの範囲で作動します。
レーダーセンサーにより先行車を認識して、速度に応じて車間距離を適切にキープするシステムです。減速が必要な場合はスロットルとブレーキを自動制御して減速。十分に車間距離が確保された場合は、あらかじめ設定した速度をキープします。また、先行車が停止した場合は自車が停止するまで減速。再発進する際には、クルーズコントロールレバーの操作かアクセルを軽く踏むことにより、簡単に再スタートします。渋滞時の追従走行をサポートし、より快適な長距離ドライブを実現します。
※ディストロニック・プラスは、0km/h~200km/hの範囲で作動します。
ドライバーの疲労や不注意による走行車線の逸脱を防止するための機能です。60km/h以上での走行時に、クルマが車線から外れていることをカメラが検知すると、ステアリングを微振動させてドライバーに警告。さらに実線の車線マークを越えた場合は、ブレーキを自動制御して車線内に戻そうとします。
※アクティブレーンキーピングアシストは、60km/h~200km/hの範囲で作動します。
センサー対応の純正チャイルドセーフティシートを装着した場合、助手席のエアバッグの機能を自動的に解除します。
※レーダーセーフティパッケージはドライバーの安全運転を前提としたシステムで、事故被害や運転負荷の 軽減を目的としています。このシステムは走行中の状況により、認識性能・制御性能に限界がありますので、システムだけに頼った運転は行わず、安全運転を心がけてください。レーダーセーフティパッケージをご使用の際には必ず取扱説明書をお読みください。
※同じ周波数帯のレーダーを使用している電波望遠鏡施設の周辺では、BASプラス、PRE-SAFERブレーキ、アクティブブラインドスポットアシスト、ディストロニック・プラスは自動的に機能が解除されます。
赤いステッチと赤いシートベルト、この組み合わせいまどきドイツスポーティーセダンでは流行のようです。
さらには、シート中央部のアルカンターラ(本当の名称は違う)も定番化してきていますねー
ただしサイド部分は実は本革ではなくアルティコという合皮であるのはちょっと残念・・・
フロアマットもAMGマットで、赤の縁取りでデザインは統一されていますが、実際にはAMGではないので、これは個人的にはエンブレムチューンみたいで好きにはなれません・・・
AMGホイルは確かにカッコイイのですが、C180では156PSしかないのに、457PSものパワーを誇るC63AMGと同サイズのタイヤ・ホイルでは、
走行性能は極端に悪くなってしまいます・・・
せめてC350ならまだしも。
またホイルが16インチから18インチと2サイズもアップされるため、
ホイルとローターの隙間が目立つこともいまいちですねー
ステアリングはおそらく本物のAMGと共通と思われる良い質感のものが装着されています。
これはカッコイー
7速ATではありますが、かなりセミATに近いフィーリングのため、装備されているパドルシフトも国産車の様な意味のない流行装備とは違います。
このような部分もやはり輸入車は必要なものを必要なだけという合理性がありますね。
今まで見てきたソリッドホワイトのベンツの新車の中では恐らく一番程度が良いお車でしょう。
トップ部分には1本の線傷も見当たりません!
膜厚もメタリックやマイカに比べソリッドは厚めではありますが、Cクラスで150μという膜厚も立派です。
しばらくベンツの新車からは遠ざかっていましたが、その間にベンツの塗装基準でも変わったのでしょうか?
ただし、3ウエット塗装による柚子肌グランドの激しさは相変わらずですねー
これには賛否両論ありますので、好みの問題です。
古くからのベンツ乗りの方は、比較的現代のベンツの肌感は嫌いな方が多いようですが・・・
側面には唯一1パネルに2本の線傷があっただけでした。
ただし、不幸なことにこの線傷10μ近い深さがあります・・・
今回の磨きコースは“新01スタンダード磨きコース”です。
新車専用磨きで、3~5μの研磨厚を目標として磨きあげるものですが、傷を薄くすることはできても、10μ近い傷を磨きとることはできません・・・
御予算的にはこの磨き残しとなる傷に対して、“部分傷取り磨きのスポット磨き”を行う余裕はありますし、それにより完全除去は可能ですが、新車で且つ傷が見えないソリッドホワイトに、あえて負荷をかけ膜厚を薄くすることのほうがリスクと判断して、
01スタンダードで磨ける範囲に留めました。
傷のないパネルは、むやみに磨きまくる必要はないので、01スタンダード磨きの3段階の磨きは行いますが、むやみに膜厚は下げないように磨きあげ、
研磨厚は2μです。
傷のあった1パネルだけは5μ磨いたでしょう。
先日も、
「磨いているときには、常にすべての場所で膜厚を測っているのですか?」
というご質問をいただきましたが、それは時間のロスですからしていません。
車種や、塗装色により、使用するポリッシャーとバフ・コンパウンドで1回の研磨厚は大体のめどが付きますので、作業中は各工程ごとに数か所測るだけです。
再塗装などがされていて、膜硬度にむらがない限りは大体これで予想研磨厚になっていきます。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ C180アバンギャルド
AMGスポーツパッケージプラス コーティング終了
そもそも非常に程度の良いお車でしたから仕上がりがいいのは当たり前?
そういわれてしまえば元もこうもありませんが、
きれいな車はやはり眺めていてもうっとりしますねー
先日施工したロードスターのシルバーもそうですが、
「白やシルバーは磨きコーティングを施しても劇的変化は期待できない?」
と、思われている方が多いと思われますが、それは大きな勘違い・・・
確かに濃色車は傷が目立ちやすいことで、オーロラなどを解消すると大きな意匠性変化は起きますが、色の発色自体の変化は逆に目立ちにくいと感じます。
しかし、淡色車はほとんどオーロラなど微細傷が目には見えない代わりに、
発色変化ははっきりしたものとなります!
このようなソリッドホワイトのお車は、水垢などが付きやすく汚れが目立ちやすいことが最大のデメリットですが、ガラスコーティングを施工することで、
水垢付着はWAXやポリマーと違いほぼ完全に防ぐことが可能となります!
長期放置などで水垢が付着したとしても、シャンプー洗車を行えば簡単に洗い流せるようにもなります。
見た目だけの問題だけでなく、管理上の利便性も格段に改善されることもガラスコーティング施工の大きなメリットでしょう!
今回施工のコーティング剤は、
新カテゴリーブリリアントシリーズ疎水・滑水“G`ZOXハイドロフィニッシュ”です。
ブリリアントシリーズではスタンダードタイプではありますが、非常に強い疎水・滑水を発揮します。
上級商品を超えるかもしれません?
ただし、この強い疎水・滑水を維持するためにはメインテナンスを定期的に行う必要があります・・・
ただ、メインテナンス料を支払いプロショップに依頼する必要はありません。
洗車後、1時間ほどの時間をおとり頂けば女性でも簡単に作業可能です!
同じブリリアントシリーズでは、
上級コーティングになればメインテナンスは基本的には必要ありませんが、DIYでのセルフメンテナンスが苦になられない方は、このハイドロフィニッシュでも十分な機能効果を実感できるはずです。
週末が、いよいよご納車のようですが、今回は淡色車ですので、以前のように洗車のたびに傷つく愛車に悩まされることはないでしょう。
洗車をお楽しみください。
このたびもご用命頂きましてありがとうございました。
車両クラス:クラスM
施工コース:
コーティングコース=ブリリアントシリーズ G`ZOXハイドロフィニッシュ ガラスコーティング
磨きコース=新01スタンダード磨きコース(新車専用鏡面磨き)
施工料金:115.495円税込(新車割引磨き-10%・輸入車割増磨き+10%・ソリッド塗装割増磨き+10% 適応)
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