2013年09月28日公開|ダイハツ
ご新規のお客様です!
最近は、常連様や過去施工いただいているお客様が半数以上を占めるようになっていましたので、このように地元でご新規のお客様はありがたいことです。
ここのところの傾向として、以前は非常に多かったメルセデスのお客様が激減し、国産車では圧倒的だったトヨタもかなり減少しています。
逆に、i以前は比較的少数であったフランス車が増え、
BMWも大分多くなってきました。
国産車も大分幅広くなり、軽自動車も多くご入庫いただくようになりました。
決まったブランドではなく、いろいろな車種を施工させていただくことは、
楽しいですしまた勉強にもなります!
ドア内貼りのオレンジのファブリック部分はこれでオリジナルだそうですが、
軽自動車としてはかなり気合の入った内装です。
もっとも200万円超の価格からすればこのくらいの豪華さは必要でしょう!
とはいえ、ここまでできるのはダイハツだからこそと言えるでしょう。
オリジナルのオレンジアクセントに合わせた大幅なトータルモデファイが行われています!
メーターパネル・ステアリング・空調リング・シフトゲージカバーさらには、シートもシートカバーではありますが、トータルコーディネイトされています。
なぜシートカバーなの?
というと、このお車オリジナルのシートはレカロのアルカンターラ!
このオリジナルを壊してまで張替はしたくない、というオーナー様のこだわりです。
こだわりのすごさは、小物にまで及びます。
ごみ箱ケース・テッシュケースにまでトータルデザインで仕上げられています!
センスが悪いと悪趣味にもなりかねないこだわりですが、このお車はいいでねー
私は今までにこのようなオリジナル内装モデファイはした経験はありませんが、ここまで徹底してできるのならしてみたい!
ただしお金あってのことなので、娘が自立してくれるまでは無理でしょうねー
エンジンカバーもトータルコーディネイト!
マジこっています。
しかし、カッコだけではありません。
ストラットタワーバーも装着され、アーシングも行われています。
ちゃんと走りも両立されてるあたりは、大人の改造ですねー
これ以外にもこのような部分も手が入っています。
メッキのワイパーアーム!
これジャガーのXJ-Sに乗っていたころやってみたかったモデファイです。
実行する前に維持費に堪えられず売却してしまいましたが・・・
マフラーテールエンド周りのアルミ製ガードパネル!
エンジンはほぼノーマルのようですので、実質的には必要はない装備ではありますが、これだけでリアビューの印象はかなりスパルタンになります。
なんとこのBBSホイル純正です!
軽自動車でこの装備はすごい。
200万円超の車両価格安く感じます。
ここまでのこだわり豪華装備はやはりダイハツだからでしょうねー
この油圧機構付電動ルーフもすごい!
ロードスターも200万円台で装備されていますが、
軽自動車でこのレベルの装備がなされていることは驚きです。
すでに生産終了していますが、高いものでは350万円というプレミア価格が付けられてるのも納得してしまいますねー
逆に高額輸入車の価格正当性が疑問に思えてきてしまいます・・・
このたびの施工で追加のご依頼をいただいた、
“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”ですが、下処理の磨きをどのレベルで行うか?
→の写真を見ていただけば分かりますが、鱗付着は無いほうですが、
傷は結構入ってしまっています・・・
完璧を期すのであればヘビーポリッシュが必要ですが、施工価格はかなり割高になってしまいますし、施工工程的にも丸1日が必要となりますが、そうなるとお引渡し日程が厳しくなってしまいます。
そこで妥協案として、8月よりの新メニューに登場した“ミディアムポリッシュ”を行うことといたしました!
このミディアムポリッシュは、ウインドウガラス専用ウールバフとウインドウ研磨専用ソフトコンパウンドの組み合わせで、特殊なダブルアクションサンダーにより磨き上げます。
このシステムにより、磨きの熱入れやそれによるウインドウの歪みの発生を防ぎ、ダブルアクションサンダーの叩き傷も入ることなく施工ができます。
研磨レベルは2~3μくらいが限界となりますので、傷自体に引っかかりがあるような深い傷は取れませんが、軽いワイパー傷は除去可能です!
当然鱗スケールは、相当ハードなものでも除去可能です。
ただし、クレーター状にガラスが浸食されてしまっているレベルは無理です・・・
このお車の場合、細かな砂などにより付いた打撃痕と、薄いワイパー傷は除去できましたが、砂の噛み込で付いたような深いワイパー傷は1/2位は残ってしまいました・・・
しかし施工前と比較すると、明らかに視界性は改善されました!
磨きが終了してフィニッシュはフッ素コーティングで締めくくりですが、このスプラッシュビューコーティングの評判は非常に良好です。
他店ウインドウコーティングと比較して、明らかに価格は高いですが、
持続性やその細かな撥水による低速域での機能出現はほかのコーティング剤とは一線を画します!
リピーターのお客様が多いのがその証拠!!!
購入から3年経過としては、残念ながら相当のダメージと言えます・・・
傷に関しては全体にくまなく入ってしまっており、正直かなり悲惨・・・
それより問題なのは、鳥糞・樹液・虫糞などによると思われるクリアーの酸化劣化です・・・
屋外駐車では避けられないこととはいえ、これはちょっと数も多いですし、放置期間も長かったようでクリアー内部まで浸透してしまっているようです。
上記したこの3つのダメージ物質は、その成分(PH)にもよりますが、強いものですと1日放置程度でもコーティング未施工の場合はクリアーが溶けてしまうことすらあります。
仮にコーティング施工車両であっても、これだけ強いPHの場合はコーティングもある程度のダメージは避けられませんので、1日も早い除去が必要です!
塗装に関しては全世界のメーカーを牽引しているダイハツですが、ダイハツの発明した3ウエット方式の塗装はコペンでは行われず、
Double Clearというクリアーを2度塗する5層コートという特殊な塗装が施されています。
これを見ても、ダイハツにとってコペンは特別の車だったことがわかります!
確かに、このように傷みが激しい状態で見ても、一般的軽自動車とは全く違い、
柚子肌すらほとんどありません!
光沢の深みが違います。
しかも驚くべきはこの膜厚、179μもあります!
流石5層コート、クラウンの3コートパールよりも30μ以上厚い塗装です。
お客様はお持込当初は、さほど磨きには重きを置いていられなかったご様子でしたが、
「これだけの膜厚もあり、ダメージもかなり深刻ですのでできればきちんと磨いたほうが良い。」
先日も施工させていただいた数台のお車で、オーナー様の意思で比較的軽く磨いた結果傷残りが気になり、
「もうちょっと上のクラスで磨けばよかった・・・」
と、後悔されたお客様もいらしたこと等をお伝えすると、
「では、きちんと磨きは行いましょう!」
ということになり、
“旧02プラススタンダード磨きコース(新03スタンダード同等)”となりました。
店舗名のごとく、私は磨き屋でありコーティング屋ではありません!
よりハイグレードなコーティングをお選びいただくことは当然それなりの効果はありますが、いくら高級コーティングを施工しても、その下地が完全でなければその意味も半減してしまうと思っています。
コーティングは意匠性を作り出す物ではなく、あくまで作りだされた下地の意匠性を忠実に表現し、かつその最良の状態を守るもの!
と、考えております。
正直な話、施工金額が同額で、磨きは大体でいいコーティングを選択していただいたほうが、会社としては儲かりますし、施工も楽です。
しかし、施工していてやりがいはない・・・
オーナー様の感想は別として、施工者ととしては感激することはこのパターンにはないですねー
久々に納得するレベルの磨きが行えました!
オーナー様が施工前に考えられていた旧02スタンダード磨きコース(新01スタンダード同等)では、きっと施工しながら、
「これでいいのかなー」
という疑問に苛まれつつの施工となっていたでしょう・・・
特殊ウールバフと、強力なトルクを持つ特注シングルポリッシャーのおかげで、低温で一気に傷んだ塗膜を処理できるため、熱に弱い国産塗料でもすっきりとした仕上がり感を作り出すことができました。
クリアーの酸化劣化部分は、大半は7μ程度の研磨により除去できましたが、多少は痕跡残りした部分もありますが、施工前と見比べれば大違いです!
傷に関しましても、ほとんどの傷はなくなり、数本は10μを超えるような傷が残りましたが、これはこれ以上追うことはこの磨きコースでは無理ですので、ピンポイント磨きをオプションで施工する選択肢もありますが、ここまで意匠性回復できていればそこまでこだわる必要もないでしょう。
DAIHATSU ダイハツ コペン アルティメットエディションS
コーティング終了
傷に覆われ、クリアーもところどころ酸化が目立ちかなりやつれたイメージでしたが、本来のブラックマイカメタリックの輝きと艶を取り戻すことができました!
すごく速そー
オーナー様が磨きのランクアップをご承諾いただけたために、ここまでの回復が可能となりました!
磨きをランク↑、コーティングを↓、これで正解だったと思います。
コーティングは再施工はそれほどコストはかかりませんが、
磨きを再施工しなおすとするとかなりの出費となってしまいますからねー
オーナー様もお引き取りにみえられて、
「満足です!」
言葉は少なかったですが、かなりお顔はにこやかでした。
土曜日の早朝ということもあり、まだほかのお客様の来店はありませんので、しばしの車談議!
10月5~6日の弊社箱根ツーリングはご予定がおありとのことで不参加ですが、これからはドンドン弊社イベントに参加していただけるそうです。
今までのツーリングメンバーも、車を降りてしまったり、病のためご参加をご遠慮いただいたり、すでに走る気力が失せてきたり(私です、ほか数人)、オフロードに転向したり(これも私)と、大分メンバーの事情も変わり、そろそろ今までとは違う方向性を見出す時なのでしょう。
これからは、走りメインではなく、BBQや観光などご家族も参加できる内容に変更し、走りメインのガンガン派の方は少数尖鋭でゲリラ開催(私は多分不参加)となる予定です。
私ごとですが、今までとがった車、早さやリスキーさに惹かれてきましたが、寄る年波か最近はだいぶ車の趣味が変化してきました。
これはレンジローバー2を購入した時からかなー?
トライアンフのTR6とかクラッシックスポーツも良いですし、
新しい車ならアストンマーティンV8バンキッシュなどが好いですねー
流して乗る車が欲しい!
そういう意味ではこのようなコペンもかなり好い!
改造して速さを競うのではなく、モデファイして楽しむ、だけどきちんとスポーツカーしてる。
肩の力を抜いて楽しめる。
速さを求めて、エンジンやPCや足回りを弄り回してリスキーさを楽しむのは、お金もかかりますし何よりも身体的にも精神的にもつかれます・・・
もー良いですわ!
車の趣味もその時の事情により変遷していきますが、唯一変わらぬのは、
乗るならきれい!
これは譲れませんねー
これからも、常連様方の発案によりイベントは開催していきますのでお楽しみに。
というか、どんどん提案してください。
新しい楽しみをどんどん作ってまいりましょう。
PS:86の施工もお待ちしています。
車両クラス:クラスSS
施工コース:
コーティングコース=マーベラスフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティング
磨きコース=旧02プラススタンダード磨きコース(傷取り優先ヘビーダメージ用磨き・新03スタンダード同等)
オプション施工=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ミディアムポリッシュ)
施工料金:133.245円税込(濃色車割増磨きランク1+15%・代車使用なし割引-10% 旧料金システム適応)
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