2013年10月04日公開|フェラーリ
またもやグランテスタ長野さんにて、
“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”の施工に出張してまいりました!
当然使用したフィルムはアルティメット!
加熱蘇生タイプのお湯をかけると軽微な傷は無くなる、エクスペル独自のフィルムです。
現在市場には3M製がメーカものとしては一般的ですが、フィルム価格で判断した場合は、エクスペルでは下級モデルのエクストリームでもかないません・・・
価格でお選びのようでしたら3Mをご使用ください。
更に製品自体のブランド信頼性などにもこだわられないのであれば、
韓国製・中国製のフィルムもかなり出回り始めているようですので、これも選択肢としては場合によってはありかもしれませんね。
ただし、弊社お取り扱いはエクスペルのみとなりますので、ご依頼の際にはご注意を!
実際、フィルムごとにどれほどの差があるのかは、価格なりとご判断ください。
今回はフロントバンパーの飛び石がひどく、再塗装をされたことを機会に、再度同じようなことにならないための犠牲被膜として施工のご依頼をいただきました。
このような高額車両では、保険システムの変更により、一気に施工車両が増えてまいりました。
それもそのはず、飛び石による保険使用は等級変動が適応され、なおかつ保険使用をした場合、更新拒否ということも高額車両ではささやかれています。
そうなると、このような修理は実費・・・
しかし、再塗装費用は国産車のバンパー塗装のような1ケタ修理などはあり得ません。
修理レベルにもよりますが、3ケタということもまんざらジョークではない世界ですから・・・
そうなると、決して安くはないペイントプロテクションフィルムの需要が高まるのも必然でしょう!
しかし、これを国産車に施工することはチョット考え物?
フィルムの施工費用で2回の塗装が可能です。
オリジナル塗装に対しての相当のこだわりがない限り無駄でしょうねー
今ではプチ旧車にすらなろうかともいえる360 モデナですが、
一般人で背伸びをして買える一番高年式のフェラーリでしょう。
とはいえ、安いものでも700万円台~
高いものでは1.200万円ぐらいしています・・・
すでに10年近い経過をしていますから、問題は購入資金よりも維持費です・・・
チョット故障・チョット破損程度でも確実に2ケタはかかります。
タイヤだけ見ても、それなりの性能を有するタイヤをチョイスすれば、20万円以上は確実です。
しかも耐摩耗限界走行距離は5.000kmはまず無理・・・
余裕をもって維持費を考えた場合、税金や保険料・車検代などを考慮すれば、
最低100万円以上のランニングコストを覚悟して購入する必要があります。
「そうはいってもフェラーリは価格落ちがないから、維持できなくなって売却してもそんなに損はしないだろう?」
はっきり言って、大甘の素人考え・・・
国内存在車両数は結構だぶつき状態で、F430に比べるとかなり完成度も低いため誰でも乗れる車ではありません!
つまり乗り手を選ぶ最後のフェラーリです。
しかも、まだまだクラッシックとなり希少価値が出るまでには最低10年はかかるでしょう。
その間は価格は下がる一方です・・・
1年乗って300万円の損位は覚悟が要ります!
つまり、車両価格的には一般人でも背伸びすれば買えるところにありますが、維持費と売却損を考えると、やはりお金持ちでなければ買えない車となるわけです。
そこがレクサスなんかとは全く住む世界が違う車、ということです。
だから価値がある?
このたびはご依頼いただきまして、ありがとうございます。
これからも大事になさり、フェラーリ最後のフェラーリらしい性能をご堪能ください。
車輛クラス:クラスX-2
施工コース:
オプション施工=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(アルティメット×フロントバンパー)
施工料金:181.371税込(出張費用込)
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