2013年11月30日公開|プジョー
またもやツーリングクラブメンバー、プレミアム会員様の御入庫です!
このお車は旦那様の通勤用&ご家族お出かけ用ですが、プジョー406ブレークからのお乗換え新車購入されました。
奥様はVWにお乗りで、旦那様の趣味車はロータスと国籍はまちまちですが、私が知る限りイタ車は乗られたことはないようです。
イタ車を好まれる方はある意味独特の雰囲気をお持ちですが、確かにちょっとキャラが合いそうにもありませんねー
そういえば、確かに弊社常連様でイタ車乗りの方は少ないようです。
意外なのは、最近はフランス車に嵌られる常連様が多いこと!
確かに最近のフランス車は魅力を感じさせます。
というか、ほかの国の車があまりにも魅力が無くなっているとも言えますねー
国産車は論外として、ドイツ車も最近の新型は魅力が喪失してきています・・・
ECOブームによるダウンサイジングやハイテクによる高性能化により、以前のような確固たるメーカーポリシーが欠如してきているように感じます。
また、国産車のようなフルラインナップ化も、メーカーとしての立ち位置をボケさせているような気がします。
然し、フランス車もこのような情勢には飲み込まれつつありますが、ドイツ車ほどあからさまではなく、テクノロジーの進化は良い方向に作用しているように感じます。
このことを如実に感じさせるのは、壊れにくくなったこと!
私の個人的偏見ですが、フランス車は車の完成度からすると明らかに他国車には劣ると思います。
国産車やドイツ車と比較した場合、大人と子供以上の差を感じます・・・
WRCやルマンなどでは大活躍で、素晴らしい戦績がありますが、これが市販車に共通する性能とはなっているわけではありません。
しかしなぜ、今フランス車に魅力を感じるか?
車としての味ですね!
一風変わった内外装のデザインも、イタ車のようにとげとげしくありませんし、ミニのような濃さもなく、優しさを感じさせられます。
同じように乗り味も、他欧州車のようなカチカチ感はなく甘ーい乗り味は独特です。
かといって、走行性能が低いというわけではなく、独特のフィーリングをもっています。
大排気量車や、本格的スポーツカーはラインナップされていませんから、
いまいち高性能車というイメージは希薄なフランス車ですが、得意の小排気量ホットハッチのスポーティーカージャンルでは、一番過激な車を作っているのではないでしょうか?
ただし、このような独自路線も世界的情勢に飲み込まれ、5年もすれば国産車のような味のない、ただ売るためだけのつまらない車になってしまっているかもしれませんねー
最近の一部同クラスの国産車と比較した場合、ちょっと地味?
とも思えるくらいありふれたデザインのシートではありますが、5008という車のファミリーユースを前提とした立ち位置からすると十分です。
言い方を変えれば、このくらいのほうが落ち着きます!
ポップでおしゃれな部分と、質実剛健な部分の使い分けのうまさはやはり、
デザイン先進国フランス車ならではのノウハウでしょうねー
こうゆう所の作り込のうまさがやはりフランス車の魅力の一つではないでしょうか?
このセンターコンソールのパネルの素材感も非常に良い!
色もい色ですねー
更にはこの柔らかなRを描いた形状が落ち着きます。
シフトレバー上部のメッキも全体のデザインとのマッチングが取れています。
ただし、シフトレバー下に位置する電気式パーキングスイッチは、最近のプジョーではあたり間になっていますが、作動時間にラグが結構あるために“イラッ”としてしまいますねー
このスクリーン式補助メーター確かに視認性は非常に優れていますが、必要か?
メインメーターがこれだけきちんとつきり込まれていますから、私的にはいらない・・・
ステアリングのレザーの色・質感・肌触り さらにはホーンボタンからスポークに至る形状も素晴らしいデザイン作りです!
最近はやりのステアリングスイッチが付いていないのは、デザイン的に大きなポイントでしょう。
この景色、とてもファミリーカーとは思えない!
“エクスペル・ヘッドライトカバープロテクションフィルム”のご依頼を頂きました!
ライトカバー形状がかなりの3次曲面ですので、今回は型取りを行わず、貼り付け後にカットしてベースに合わせる方法で、ボデイ用フィルムを用いて施工いたしました。
通勤で毎日高速道路を100㎞以上走行されるので、“転ばぬ先の杖”としては輸入車には有用でしょう。
なぜ輸入車にはなのか?
簡単な話で、ヘッドライトアッセンブリーの価格が高いので、費用対効果があるからです!
国産車ですと、フィルムと同価格までは安くはありませんが、破損リスクの確率論からすると通常の乗用車ではもったいないでしょう。
納車から3か月がすでに過ぎていますが、それにしては非常に程度良好です!
ここまで程度の良いフランス車はおそらく初めてでしょう。
流石に傷0とはいきませんでしたが、
ボデイで目立つレベルの傷は2か所のみ、さすがに練プラソリッドブラックのBピラーは傷はありましたが、この部分もさほどひどい状態には至っておりません。
これだけ程度の良いお車ですから、傷処理だけを考えた場合もっとも軽度の磨きである“01スーパーライト磨きコース”で処理可能です!
お車の使用目的が、日常使用で主に通勤ですからこの程度の磨きで十分です。
趣味を兼ねた車であれば、もっと艶を!
という、選択もありますが、おそらく洗車も大変な車格ですので洗車機でしょうから、ここは磨きよりもコーティング剤優先でよいでしょう。
磨き前膜厚は114μ、欧州車としてこのランクでは一般的な膜厚ですが、国産車と違い硬い塗装ですので、これだけの初期膜厚があれば今後長期使用でも、
まだまだ何回でも磨きリセットは可能です。
確認できていた2か所のボデイの傷も完全処理は01スーパーライトで可能でした!
傷が目立ち且つ磨くことが困難なBピラーも傷0とまではいきませんが、ほとんど傷は気にならないレベルまで処理できました。
同じホワイト系フランス車の塗装でも、先日のカングーのように練り込みクリアーで且つソリッド塗装商用車用とは違い、
パールホワイトの3コート塗装となると磨きは非常にスムーズに行えます。
このプジョー 5008 シエロは、330万円ですので国産車置き換えで考えると250万円前後のお車と同等としてみた場合、
使用されている塗料や塗装レベルは明らかに優れています。
それは、コンパウンドの絡みが起きないことや、バフの滑りの良さなど、磨いてみるとはっきり認識できます!
このような点も、最近のフランス車の進歩を作業を通してまじまじと感じさせます。
この磨きやすさは、国産車では400万円クラスでないと出現しません。
ホンダの車に至っては、
一番高価な車種でもこのような磨きの安定性は体感できません・・・
今回の磨きは、弊社の磨きコースでは一番軽度の磨きですが、わずか1μの研磨でもやはり意匠性=艶の変化はきっちりと体感できました!
PEUGEOT プジョー 5008 シエロ コーティング終了
イヤー、本当に磨きやすいお車でした!
車両程度、塗装レベルともに申し分なしです。
これだけ塗装品質が高ければ、01スーパーライトでも驚きの艶を放つようになります。
やはりベースが良ければ作業は楽ですねー
これからお子さんもさらに大きくなられ、さらにご家族での活動範囲も広がられることでしょうが、やはりせっかくのお出かけは車はピカピカのほうが心も晴れやかになります。
オーナー様結構ずぼらなところもあられますが、せっかくの新車ですのでなるべく洗車はこまめに行いましょう!
今回お引き取りの際お客様が混雑してしまっておりましたので、お伝えしようと思っていたことがお伝えできませんでした・・・
それは、ルーフのパノラミックルーフのガラスの雨染み。
こればすでに現在でもかなりひどい状態に至っています。
せっかく開放感があり、上方視界が開けていても、雨染み越しの景色はあまりに悲しい・・・
平面ですので、一度雨染みが固着してしまうと、アットいう間に進行してガラス自体が浸食されてしまえば、“事すでに遅し”となってしまいます。
ヘビーポリッシュを行っても完全回復は望めないというレベルまで、さほど時間はかからずに至ってしまいますので、ここは早めの処置をお考えいただいたほうが良いかと思いますので、ご検討ください!
この度も弊社にご依頼いただきましてありがとうございました。
御足労頂きました、お父様にもよろしくお伝えください。
PS:忘年会予定変更となりましたが、内容的に奥様許可可能でしたら是非ご参加ください。
最終24日まででしたら食材手配可能なそうですが、人数制限がタイトなためできればお早めにご連絡お願いいたします。
会員クラス:プレミアム会員
車両クラス:クラスLL
施工コース:
コーティングコース=マーベラスフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティング
磨きコース=新01スーパーライト磨きコース(程度良好淡色新車向け軽度の磨き)
オプション施工=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ヘッドライトカバー×アルティメットボデイ用)
施工料金:104.159円税込(プレミアム会員割引-25%・代車使用無し割引-10%・新車割引磨き-10%・淡色車割引磨き-5%・輸入車割増+10% 適応)
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