プレミアム会員様の、“スタッドレスタイヤ用ホイルのガラスコーティング”の施工のためお持込み頂きました!
ホイルでのお持込みですので、どうせならフルコートということで、表裏ともコーティング施工いたします。
3本は使用品ですが、1本は補修済みホイルのため新品となります。
使用品の場合はまずはクリーニング作業から始めます。
前シーズンでの使用終了後の管理は非常によく、目立った汚れはありませんでしたが、鉄粉除去兼用のクリーナーを噴霧してみると、それなりに鉄粉は紫色に溶け出してはきます。
見た目よりは案外と汚れていますねー
クリーナにより軟化した鉄粉をホイル洗浄用ブラシを何種類か使用して擦り落し、流水を使いクリーナーをしっかりと洗い流します。
その後さらにトラップ粘土で念入に深く刺さってしまっている鉄粉を除去していきます。
この作業が結構根気がいるのです!
トラップ粘土が終了したら今度は新品扱いのホイルも含め脱脂を行い、コーティングを施工するための下準備は終了です。
ここからが一番根気のいる作業本番のガラスコーティングです。
他店コーティングと違い、手塗で4回行いますのでかなり面倒くさい・・・
4回塗り込みを行うことで規定膜厚に達しさせることが可能になり、コーティング膜厚の斑ができることを防ぎます。
硬度9Hの厚い皮膜で、かつ耐熱温度1.300℃というコーティングですから、弊社お客様のレース車輛にも施工してありますが、その効果は実証済みです!
GS・タイヤショップ・ディーラーなどが施工しているホイルコーティングとは、
レベルが違います!
が・・・
価格のレベルも違います・・・
恐らく、これらの店舗で施工されるコーティングであれば、
DIY用コーティング剤とほとんど性能は変わらないでしょうから、手間をいとわない方でしたらDIY施工でも十分です。
流石レクサス用純正ホイル、滑らかな仕上がりとなります!
ディスク内側部分もきちんとクリアーが塗られているため、吸い込みも起こしません。
粗悪品ホイルですと塗り込み時になかなか滑面が形成されませんが、1回目の塗り込み段階でもかなりツルツルになっていくのは、アルミ自体の表面処理が良いことと、塗料の質もいいのでしょう。
スタッドレスタイヤ用ホイルはあまりコーティングをなされる方は少ないのですが、このように高額のホイルを履かれている場合は、逆に施工されることをお勧めいたします。
というのも、冬季のほうがどうしてもエンカルなどで汚れやすくなりますし、
腐食の可能性も高まります・・・
更にこの状況で、洗車頻度も少なくなりがちですから、非常にホイルが傷みやすい状態となります。
コーティングが施工してあれば、当然汚れの付着もしにくくなり、鉄粉の食い込みも防げますので、洗車時のクリーニング作業も高圧スチーム程度でも簡単に作業ができますから、できるだけ短時間で洗車完了をしたい冬季には有用なコーティングです。
これで冬支度も整いましたので、今年の冬もゲレンデに頻繁に通われても安心ですね。
春に予定されている再施工もお待ちいたしております。
この度はありがとうございました。
会員クラス:プレミアム会員
車輛クラス:クラスLL
施工コース:
オプション施工=ホイル・ガラスコーティング(19in×フルコート・新品×1本+使用品×3本)
施工料金:35.083円税込(プレミアム会員オプション施工割引-10% 適応)
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