弊社ツーリング・施工ともに常連のお客様で、
プレミアム会員様且つツーリングクラブの地区会長様の御家族使用されている足車のご入庫を頂きました!
今回の施工内容は、“ヘッドライトカバー磨き”です。
本来はヘッドライトカバーは磨き処理終了後に、ヘッドライトカバー・コーティングかヘッドライトカバー・プロテクションフィルムの施工が必要ですが、
今回は弊社では行いません。
というのは、ご本人からはご依頼を頂きましたがお断りさせていただきました・・・
実は8人家族の唯一の働き手!
今回は体を削った余剰収入がおありとのことでしたが、今後のことを考えると少しでも出費は抑えるべき・・・
ということで、会員様ですのでフィルムの切り売りが可能ですので、
「少しでも節約するために、フィルムだけ買って自分で施工して!」
ということで、DIY施工によるフィルムの張り込みをお願いいたしました。
ヘッドライトカバーのクリアーは見事に劣化してしまい剥離を起こしています・・・
こうなると、ヘッドライトカバー自体のプラスチックが劣化し始めてしまいます。
本来は、ここまでの状態に陥る前、
まだクリアーを残存させれるレベルでの施工が望ましいのですが、今回はクリアーを完全剥離する必要があるために、“ヘビーポリッシュ”での施工となります。
今回はクリアーを剥離するために、#1.000番のペーパーを使用しました。
この様にペーパー痕で真っ白になってしまいます・・・
この後、#3.000番のペーパーで白く見える傷を処理して、さらにスポンジバフにより3段階の磨きあげを行い、クリアーなカバー面を作り上げます。
ただし、このようにクリアーがすでに剥離してしまっている場合は、カバー本体に傷が入りやすい状態ですのでかなり深い傷がはいってしまっています。
この様に、プラスチックに直接深くついてしまった傷は、
ヘビーポリッシュでも取り切ることはできません・・・
だから、ここまで進行する前に処置することが望ましいのです!
簡易施工店のみならず、プロショップ・ディーラーなどで、
非常に安価にヘッドライトカバーの磨きを行っているようですが、これは要注意ですよー
この様にきちんと磨く場合、数千円の施工では時間消費的に不可能です・・・
多くの場合、溶剤を使用して劣化部分を溶かして処理していますが、これが大問題です!
“溶かす=劣化”
です。
一時的には確かにきれいになったように見えますが、
実はクリアーやカバー本体を急速劣化させてしまっていますので、溶剤の種類によっては早いものでは1週間程度で黄ばみ始めてしまう場合すらあるようです・・・
こうなってしまうと、短期的に施工を繰り返すか?
ヘッドライトをアッセンブリー交換するか?
となってしまいます。
所謂、“安物買いの銭失い”というやつですねー
久しぶりの施工のご依頼ありがとうございます。
頑張ってフィルムの施工してください。
更に、通勤用車両も同じヘッドライトカバー磨きのご依頼もいただきましてありがとうございます。
ご都合の就かれる時においでください。
会員クラス:プレミアム会員
車両クラス:クラスL
施工コース:
オプション施工=ヘッドライトカバー磨き(ヘビーポリッシュ=クリアー剥離を起こしている車両対象)
物品購入=エクセペル・ヘッドライトカバー用プロテクションフィルム(ハードタイプ・クリアー)
施工料金:29.100円税込(会員様割引-10% 適応・物販含む)
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