2013年12月20日公開|フェラーリ
今年最後の出張施工で、またもや“グランテスタ金沢”さんにお呼び頂きました!
いつものごとく施工内容は、
フェラーリへの“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”の施工です。
今回は11月よりもショールームは満杯状態です。
どうやら、販売車両だけでなく冬季のお預かり車両もあるようですが、相変わらず数千万円のフェラーリやその他スーパーカーなどは動きは良いようです。
実際、施工中も複数のお客様がお越しになられて、納車日の打ち合わせや追加のパーツ等をご注文なされておいででした。
先日弊社にお越しのさる大手企業にお勤めの方に伺ったところ、
「ボーナスは昨年よりも1か月くらいは多かった!」
とのことで、TVなどで報じられているように一部では景気回復の恩恵を賜っている方もいらっしゃるようです。
然し、中小零細企業では依然不景気からは抜け出せずもがいているようですので、さらなる2極化が進行しているような気がします・・・
弊社にしましても、ご予約台数は昨年に比べ急速に減少しているのは確かで、今まで一番ご予約の多かった層がめっきり少なくなられています。
正直、消費税の値上げもあり来年は非常に不安要素が多いです・・・
このお車、ノビテックロッソのチタンマフラーが装着されていますが、これだけでも100万円は軽く超えるらしい?
です。
これ以外にも、サスペンションやエアロも高価なパーツが装着され、当然内装もカーボンパーツがてんこ盛りとなり、車両代以外の追加パーツや施工費で+400万円以上がオーダーされているそうです!
これだけでクラウンの新車が買えてしまう・・・
今回は“カッティングシート”の施工もご依頼いただきました。
このラインは、フェラーリF430の16Mという限定車のラインをコピーしたものです。
以前このお車と同じようなイエローの車体色の16Mの現車を見たことがありますが、フェラーリの定番色であるロッソよりもこのラインはイエローのほうが映えますねー
弊社が使用するカッティングシートは、ドイツの“オラカル社”のものを使用しています!
いかにせよ高額車両ですので、カッター刃を入れなければならないような危険は冒せないですから、PCとカッティングマシンを使いデーターカットしたものを貼り込んでいきます。
“安全第一”
当然カッティングシート以外にも、
“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”の施工もご依頼いただいております。
しかも今回はフロントフルラップです!
↑の写真の赤○で囲われた部分が、今回のプロテクションフィルム施工箇所。
フロントフルラップ(フロントバンパー・フロントフード・フロントバンパーグリル・左右フロントフェインダー)・ドアミラー・ドアカップ・ヘッドライトカバー(ハードフィルム×クリアー)となります。
弊社へのご依頼ではフロントハーフが圧倒的に多いのですが、価格比率からすると圧倒的にフルラップのほうがお得です!
このお車の場合で、フルとハーフの差額は約10万円ほどですから、防御範囲の広さとフィルムラインが見えない意匠性などを考えると、+10万円は安いのでは?
はっきり言って他人事だから言えるとも・・・
然し、弊社でも車両のロータス・エキシージⅠも、先日フロントハーフからフルラップ(予算の関係上ハーフフィルムに継ぎ足し)に施工しなおしましたが、
飛び石からの防御性の安心感は格段に向上しましたし、意匠性もグーンと上がりました。
ご覧になられたお客様方も、
「これならどうせ施工するならフルラップだね!」
と、好評です。
実際、この車両を施工中、新年1月にご納車予定のフェラーリ458イタリアのオーナー様が見えられ、フロントフルラップでのご依頼を頂きました!
このお車フルラップですので、フロントバンパー・フロントフード・左右フロントフェインダーは丸々ラッピングされ、巻き込みが可能な部分はすべて内側までフィルムが巻き込まれておりますので、フィルム施工車両であることはほとんど判断付きません!
当然このようなフェインダーの爪部分まで貼り込みますから、見た目だけでなくこのような部分の飛び石被害も防ぐことができます。
ただし、このようなパーツ隣接部分はできるだけ目立たないギリギリの部分での淵止めでの貼り込みとなります。
これではどうしても納得がいかない・・・
というこだわりのオーナー様には、パーツ脱着工賃や施工費割増などがかかりますが、より完璧なラッピングをすることも可能です!
おおよそですが、3~4割位は高くなるかも?
ただし、プロテクションフィルム自体は高耐久のものではありませんから、
3~5年くらいでの貼り替えを想定している商品ですので、頻繁に買い替えをされるのではなく、長期間保持されることが前提のオーナー様には、パーツ脱着されてまでのこだわりはかなりのコストアップとなりますのであまりお勧めはできません。
ね、これでも十分すぎるほど十分意匠性は確保されているでしょう?
今回使用させていただいているフィルムは“アルティメット”ですから、意匠性変化は非常に低く抑えられています!
ただし、意匠性よりも飛び石ダメージに対しての防御能力をお望みの方には、アルティメットに比べ多少の意匠性スポイルは生じますが、“エクストリーム”を使用することで防御性能は向上します。
1割程度ですが価格もリーズナブルです!
今回はさらに“エクスペル・ブラックカーボンフィルム”の施工までご依頼いただきました!
施工箇所はサイドエアロ・ドアミラーの一部・ドアノブ・フェーエルリッドとなります。
当然フェラーリですからこれらの部分もリアルカーボンは純正オプションでも、社外パーツでもそろえることは可能です。
が・・・
価格が浮世離れしていますので、そこまで本物にこだわるのも?
という方には、リアルカーボンパーツの数分の1の価格で施工可能ですから、これでも十分でしょう!
フィルム自体はただのプリントではなく、編み込み成形されていますので、リアルカーボンのような凹凸もありますから、実際目にしたときは本物?
と思われる方も結構いらっしゃいます。
風合いは、カーボンに保護クリアー塗装を施していない感じですかね?
ですから逆に渋みがあるかも?
結局3日間かけての施工と大仕事となりましたが、オーナー様にもグランテスタの担当者様にもご満足いただけました!
その甲斐あって、
来年の1月中旬には同じくフェラーリ458イタリアのフロントフルラップと、納車日未定ではありますがアストンマーティンの施工予約まで頂いてしまいました!
アストンマーティンは長い車人生の中でも1回しか運転したことはないですし、施工に至っては人生初となりますので非常に楽しみです。
この度は高額施工ありがとうございました。
カッティングフィルムも思ったよりスムーズに施工でき、ご満足いただけたことは幸いです。
最高のモデファイフェラーリ存分にお楽しみください。
車両クラス:クラスX-4
施工コース:
オプション施工1=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(フロントバンパー・左右フロントフェインダー+フロントフード=フルラップ・ドアミラー・ドアカップ)
オプション施工2=エクスペル・ステルス ペイントプロテクションフィルム(フロントバンパーグリル)
オプション施工3=エクスペル・ブラックカーボンフィルム(サイドエアロ・ドアミラー一部・ドアノブ・フェーエルリッド)
オプション施工4=オラカル・カッティングシート(フェラーリF430 16M仕様ライン)
施工料金:583.338円税込(出張費含む・宿泊費別途)
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