2014年01月12日公開|トヨタ
弊社町内のご新規のお客様です!
以前は町内のお客様はなぜか非常に少なかったですが、
ここにきて劇的に増えてきました。
何か理由があるのだろうか?
以前は、町内でありながらお客様が少なかったのは、私の若かりし日々の悪行の影響かな?
然しそれとは反対に、同一地域である上伊那郡下のお客様は激減どころか、ここ数か月ほとんどないような・・・
キーパーの大型専門店が昨年オープンしたのも影響しているのかも?
と、いうご意見も頂きますが、根本的に施工内容や価格など全くコンセプトが違いますので、コンサルティングの意見では、
「関係ないでしょう!」
と言われますが、ここのところキーパーの見積もり書を手に相見積もりを依頼に来る方増えてはいるのですよー
つまり価格で施工を検討している方が増えている・・・
中にはプロショップであっても、このような場合は、
「そちらに価格は合わせますよ!」
というお店も結構あるようですが、弊社ではこのようなことをしてまで施工するつもりはございません。
幾ら、1級施工資格者がいるといっても、1~2日で施工完了できるシステムと価格で合わせるということは、弊社もそれなりの施工クオリティーまで落とすか?
赤字承知で施工するのか?
となりますので、プロショップの維持としてそこのプライドだけは譲れません!
お見積もりや車両診断をさせていただくことは全くかまいませんが、価格検討のための相見積を目的とされている場合は、お断りさせていただきます!
これを、横柄と言われればそれまでですが、
価格比較では弊社は他店とは勝負になりませんから、弊社にとってもご依頼いただく方にとっても時間の無駄です。
本物のクオリティーをお望みになられる、真のマニアの方のためのプロショップとしての最後の砦としての立ち位置で頑張ります。
奇をてらったもしくはハイテクメーターが好きなトヨタですが、このように本格4駆でしかも世界市場販売が目的とされる車だけに、メーターは古典スタイルというか、機能優先の誰にでも視認性の良いメーターが採用されています。
これで十分というか、
このようなスタイルのほうが良いですね!
前モデルと比較するとかなりシンプルな内装になりました。
良いことですねー
やはり内装はごてごてさせて、スイッチの多さで勝負ではなく、使いやすさとすっきり感が優先されるべきでしょう!
然し、今まではシンプルさを身上としていたベンツなどが逆にトヨタ的チャラさになってきていることは、皮肉なものですねー
昨年はベンツは過去最高の販売台数を記録したそうですが、
私からすれば単に万人受けしゃすくして大衆車化しただけで、
メーカーコンセプトがぼけてきているように感じますが・・・
ですから、現行ベンツには全く魅力を感じることができなくなりました。
すでにトヨタでは25年以上の実績を積み重ねてきた電磁ハブロック機構です。
もっとも初期のものはセパレート4駆でしたから、単にフロントハブの電磁ロックだけを行うものでしたが、現在はフルタイム化していますからトランスファーのトルセンまでもを制御する機構のようです。
非常に簡単にハブやトルク配分ハイ・ロー切り替えが可能になりましたが、逆にハイテク化しすぎたことで、本格的クロスカントリーには向かない車となってしまったのでは?
というのは、電気式=コンピューター制御となりますが、
高性能制御は可能となっても故障確率は上がり、
且つその際の機械的修理などのエマージェンシー力は皆無となってしまいます・・・
実際、先日弊社のレンジローバーのエアーサスペンション故障でも、
ハイテクであるがゆえに全く打つ手なしでしたからねー
1か月近くすでに経ちますが、いまだに直りません。
これ、アフリカ・東南アジア・南アフリカの未開地だったら確実に死んでます・・・
このようなギミックは好きですねー
純正だからの高級感を感じさせます!
然し、これが社外パーツや単にステッカー等で行われたものだとすると、逆にダサいだけ・・・
と、逆に感じてしまいます。
私なりの変なこだわりですけど・・・
このお車はTXなので、2.7LのVVT-i4気筒エンジンで163psの出力ですが、車両重量2t越えを考えるとちょっと非力かもしれません。
もっともクロスカントリー走行をしなければ十分ではあります。
然し、今の時代の流れからすると、いずれこの様なジャンルの車もダウンサイジング過給化されるのでしょうか?
そうなったら、今の大型トラックがそうですが、登坂能力は劇的に失われてしまい、
本格4駆の能力も魅力も失せてしまいます。
つまり、SUVに成り下がってしまう・・・
これだけは止めてもらいたいですねー
こちらのお車も新車定番の、“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”でのドアカップの施工をご依頼いただきました!
今回はお客様の御希望により、
「貼り付け範囲をできるだけ広く!」
とのご要望により、ドアハンドル上下で延長して施工いたしました。
型取り施工ですので、
このようなオーダーであっても価格は通常通り1か所3.150円は変わりません。
だだし、デメリットとしては細い角部分が4か所存在する事となりますので、
洗車等での高圧洗浄機使用による剥がれのリスクは増大しますので、注意が必要です。
GSやディーラーなど洗車以来なされる時は、
「ここの部分フィルムが貼ってありますから、洗車時は気を付けてください!」
と、注意喚起はしておいた方がいいでしょう。
トヨタ新車としてはかなり程度が良いお車です!
山梨トヨタより、一般自動車屋さんを介しての購入だそうですが、
ディーラーからの直接購入より無難なのかもしれません。
というのも、オーナー様の納車点検以外に、自動車屋さんがプロの目で点検されますから、その分ディーラーもきちんとした納車をするのかも?
か、単に山梨トヨタのほうが県内のトヨタよりスキルが高いのか?
私的には、今までいやな県内トヨタの話や、実際のトラブルを見てきた経験からすると、後者の方が可能性は高いような気がします・・・
最近は御多聞にもれず、トヨタであってもコストダウンのためにかなり膜厚は薄くなりつつありますが、さすがにこのクラスとなればしっかりした膜厚が確保されています!
幾ら車自体が長寿命であっても、塗装がダメダメでは意味がありませんから、メーカーもこれ以上の塗装コスト削減は行わないでほしいですね。
側面部分も良いですねー
スクラッチに関しては全くありません!
ただし、線傷は左Fドア・Rドアと右Rドアに確認できましたが、合計しても5~6本です。
しかし、自然光では確認不能!
照明を当てて何とか見えるレベルの傷なのですが、結構深さはあります。
残念ながら完全に傷を処理するまでには、“01スタンダード磨きコース”では至りませんでしたが、磨き後のこの部分の写真がないのは、
カメラでは残った傷を写すことができませんでした。
つまり、ほとんど確認不能レベルまでは改善はできたということです。
施工前の程度があまりによかったので、写真での施工変化はほとんど判りません・・・
弊社的には、いいことなのか?
良くないことなのか?
微妙ですねー
そうはいっても、実際2μは研磨を行い顕微鏡レベルの話ではありますが、
荒れた塗装表面を整え完全なる滑面を創り出すことにより、施工前と比較すれば明らかに鏡面反射(正反射)率が高まっていますので、白の色味の深さやマイカの輝きには当然変化は起こっています。
つまり艶感変化は確実に達成されています!
TOYOTA トヨタ ランドクルーザー プラド TX コーティング終了
なんだかんだ言いつつもやはりトヨタの塗装は磨きやすい!
ホワイトパールクリスタルシャインは中でも非常に好きな色です。
難点は、傷隠ぺい性が高いため、傷を探しだすのが非常に困難なことです。
私のように老人となってくると、なかなか視覚に頼っての傷の発見は難しいので、
視覚と並行してバフの感触で傷の有無を判断していきます。
これを私は、
「傷は目で見るのではなく、心で見る!」
と嘯きますが、これは大事な磨きの極意の一つです。
とはいえ、
今回納車時点で私が全く気が付かなかったところに残る傷をオーナー様は発見された!
「この傷が残ってしまった傷ですか?」
と、問われましたが、しばし私は発見することすらできませんでした・・・
確かにありました・・・
なぜ私は気付かなかったかというと、
日ごろの習慣で傷を探す際の角度や立ち位置が固定化されてしまっているため、この傷のように正面から直角にしかも蛍光灯でしか見えない傷を見落としていました。
上記した“傷を心で見る”も、パネル形状により傷の振動を感じることができませんでした。
これは毎日の慣れから起こる、過信です・・・
どのパネルも基本的には平均研磨厚で研磨できているように、
バフの回転速度やプレス圧バフの通過回数などは一律にしていますから、磨き残しというわけではなく、磨きの御依頼のコース内では処理不能の傷の深さではありますが、
傷の存在に気が付かなかったことは磨き屋としては恥ずべきことでした・・・
初心に帰り、再度傷探しを徹底します!
然し、ありがたいことにお客様の御感想は大満足を頂けたようです!
完成したお車をご覧になって、
「ホワイトパールでもここまで見た目が変わるのですね!」
「期待以上で、肌触りもコーティング施工車ならではの素晴らしい感触です。」
と、ご感想を頂くことができました。
あまりにプロ的な観察眼に?
お仕事が家具関係で、表面処理などを担当されていたため、仕上がり状態などのチェックに慣れていらっしゃるとお聞きして納得です!
このようなプロの目をお持ちの方からおほめ頂けることは、ありがたい限りですし、精魂込めて施工させていただいたことを評価して頂けたことは、職人冥利に尽きます。
更には、このようなご感想メールまで頂きました。
新年早々にすでにこれで2通ものご感想を頂くことができましたのは、ありがたい限りです。
文中にもあるコーティングですが今回のコーティングは、
“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム”です!
以前施工経験されているコーティングなどとは比較にならないのは当然です。
GSなど簡易施工店で扱うコーティングは、施工環境が整っているとは言えませんので、そのレベルで施工可能な商品、しかも技術・知識共にプロとは程遠いですから、その条件で施工可能なコーティングとなると、
低純度でしかもコーティング機能をポリマー的有機物に依存したようなものとなりますから、当然肌触りすら変わってきます・・・
更には艶感や透明度、耐久性能にも大人と子供以上の差が生じているのは必然です。
今回使用のブリリアントフィニッシュ・プレミアムは、シリカ純度80%以上、
シリカ膜構成無機物純度でさえ90%という、ほとんど有機物を含まないコーティングとなります。
ただしこのようなコーティングは、施工環境の条件は厳しく、
気温や湿度は一定の条件が必要ですし、塗り込み→加水分解→仕上げ拭き上げの工程にも非常にシビアな時間制限がある上、
作業方法の塗り込み方向や拭き上げ方向などにも規定があり、これらが総合的にベストな状態で作業できることにより、初めてきちんとしたコーティングとして製膜することが可能となります。
更にはこのような高純度シリカコーティングは、施工終了後のブランク(成膜放置時間)にも厳しい条件があり、最低でも一昼夜のブランクが必要となりますが、
その間の保管状態(気温・湿度)の管理も、大きく完全製膜時の性能に影響を及ぼしてしまいます。
このような高性能コーティングは、
GSなどのように半露天のような施工条件では施工は不可能ですし、
その後の管理もきちんとしたことは不可能でしょう・・・
だからといって、
簡易施工店のコーティングがすべて否定的なものというわけではありません。
短時間で施工可能ですし、なんといっても低価格なことは魅力です!
ただし、それなりの商品出来栄えであることは納得しておくべきことです。
時々、このような店舗で施工をされて、
「施工内容に不満がある!」
「これはクレームにならないのか?」
などというご相談のメールやTELを頂きますが、
施工価格をお聞きしてみると大体5万円以下。
正直な感想としては、その価格で完璧を求めること自体が無茶でしょう。
色々の意味で、満足いく仕上がりをお求めになられるのであれば10万円は必要でしょう!
この度は新年早々の施工を頂きましてありがとうございました。
今までのコーティングとは桁違いの性能をお楽しみください。
PS:奥様のお車の施工や、スプラッシュビューの追加施工など、家計に影響のない範囲で、ご都合の良い時にご依頼ください。
お待ちいたしております。
会員クラス:準会員登録
車両クラス:クラスX
施工コース:
コーティングコース=ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティング
磨きコース=01スタンダード磨きコース(程度良好新車の軽度の鏡面磨き)
オプション施工=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4か所)
施工料金:154.845円税込(代車使用なし割引-10%・新車割引磨き-10%・淡色車割引磨き-5% 適応)
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