2014年03月08日公開|トヨタ
東信地区よりご新規のお客様のお入庫を頂きました!
昨年初冬よりお問い合わせを頂き、何回ものお打合せののちご納得されてご予約を頂きましたが、かなりの高額施工となりますので慎重になられるのも当然です。
今回ご購入されたディーラーは依然既存のお客様が御購入され、ディーラーよりお持込みお引き取りをしていただいた店舗と同じだそうで、弊社をディーラー様よりご推薦を頂いたようです。
トヨタ系ディーラーに対しては、弊社ブログは辛辣な内容で書かせていただいているにも拘らず、このようにご評価いただいているとは正直びっくりでもあり、
ありがたく感じ感謝いたします!
先日も常連のお客様から、
「エスティマを見積もりに行った際、ガラスコーティング施工のご予定があるのでしたら、車磨き研究所がお勧めですよ!」
と、薦めて頂いていたそうです。
ちなみにこの店舗、Uグループの長野店でした。
少し前のトヨタ車は内装のゴテゴテ感と、素材のチープさが非常に気になりましたが、ここのところ大分改善されてきたような気がします!
高機能な4駆ですからそれなりに操作スイッチ自体は多いですが、操作に戸惑うようなことはなさそうです。
ウッドパネルの雰囲気は国産車としては珍しい木目を使用していますが、残念ながら調であり本物ではないようです・・・
尤も価格も600万円台ですし、輸入車での価格帯ライバルはランドローバー・ディスカバリーあたりでしょうから、これ以上を望むにはレクサスのLX570となってくるのでしょうが、これでは1.000万円を軽く超えてきてしまいますから、レンジローバーやベンツGなどのハイエンドモデルのような別世界的車になってしまいます。
本来60系以降のランドクルーザーは、
オーストラリアを主要販売先と設定された本格的オフローダーですから、内装の高級感よりも4駆としての機能優先なのは当然なのでしょう。
無用に多い操作スイッチ・・・
もっと簡潔に集約化できないのか?
あえてしていないのでしょう!
日本国内では高級SUVとしての性格が強いですが、上記したように、本来は本格クロスカントリーカーですので、整備性は最も大事なことです。
ナビパネルやダイヤルコントローラーでの一元化したハイテクにしてしまうと、
ちょっとした故障が起きても大事になってしまいますから、
このようなレイアウトはランクルでは逆に○でしょう。
メーターもシンプルで良いですねー
視認性もばっちりです!
ただし、このステアリングは・・・
そうはいっても650万円を超える車でウッド調は悲しい。
レザー及びホーンボタンなどのカラーもダッシュボードとの絡みを考えるとマッチしていますが、内装色がシェルであるこのお車の場合、ちょっとコントラストはちぐはぐなような?
やはり4駆という性格上トリム関係の装飾はあえて抑えられているのでしょうが、
その方がランクル本来の質実剛健さが強調されて良いですねー
ランドクルーザーという車は、壊れにくいだけでなく非常に長寿命なすぐれた車ですし、長く乗られるオーナーの方も多くいらっしゃるでしょうから、このくらいすっきりしている方が飽きが来なくて良いでしょう。
ディーラーから積載車直行でご入庫ですので、まだシートカバーがかかったままですが、
カバーの上から見てもレザーの質感の高さは伺えます!
レクサスなどのレザーとは質感は違いますが、一般的国産車のレザーシートと比較すると明らかに質感は優れています。
ただし国産レザーの常として、
柔らかめの鞣しとシボの浅い仕上げは、
レザーが傷みだすと急速に劣化しやすいので、
クリーニングや保湿はこまめに行うことが質感を長く保つには重要です。
日本人はレザー文化の歴史が浅いためか、
どうもレザーをメインテナンスフリーのように思い込んでいる節がありますが、ファブリックなど化学繊維に比べ非常に繊細なもので、呼吸をして生きているものくらいに考えておくべきものです。
国産車ましてはオフロードカーでありながら、
相当大きなキャリパーを装着してあります!
流石に2.5tを超える車重ですし、318psという大パワーを備えていますので、
このくらいのブレーキシステムは必要なのでしょう。
私も過去2台のランクルを乗っていた経験がありますが、
まー止まることができずに怖い思いは数知れず経験しましたが、このくらいのブレーキが装着されていれば高速道路でも安心でしょう!
という、制動力の強いブレーキが装着されているということは、それだけブレーキダストが発生するリスクも高くなります・・・
つまり、ホイルがかなり汚れるかも?
といことで、
今回は“ホイル・ガラスコーティング”をフルコートで施工ご依頼いただきました!
これはブレーキダストの鉄粉の刺さりを防ぐことと、
ダストにより汚れたホイルのクリーニングを驚くほど簡単にしてくれます。
ほとんどの場合、高圧洗浄機を吹き付けるだけでクリーニングは終了してしまいます。
輸入車特にドイツ・イタリア車には必需品でしょう!
弊社オプション施工で人気の高い、
“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”もご依頼いただきました!
このお車はフロント側面ガラスはメーカー純正撥水とのことで、今回はフロント・リアの2枚をライトポリッシュにて施工いたしました。
このような場合、フロント基本セットをご依頼いただくことで、フロントサイド2枚分をリアガラスに振り分けることが可能となります。
これも今では弊社オプション施工定番の、
“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”のドアカップの施行もご依頼いただきました!
新車ですと8~9割のお客様にご依頼いただいている大人気アイテムです。
この様にホワイト系のお車の場合は、ドアカップに爪などで傷が付くと黒い線傷となり非常に目立ち、その傷があるだけで車全体がやつれて見えてしまいます・・・
一度付いてしまった傷は、ポリッシャーが入らないため手磨きとなりますが、強い研磨はできないため多少の改善はできたとしても根本的なリセットは不可能です。
そのためにもプロテクションフィルムをドアカップに!
ちなみに会員様でしたら、フィルムのみご提供させて頂きご自身で型取りから施工でも、型取りまでを弊社で行い貼り込みのみDIYでチャレンジという方法でもOKです!
オーナー様のご希望では、ヘッドライトカバーにプロテクションフィルムを施工をご相談いただきましたが、残念ながら形状的に無理ですので、
テールレンズとヘッドライトカバーともに専用ガラスコーティングを施工することといたしました。
ただし、ベースコートとしてラジカル・コーティング(会員専用施工)は施工していないので、耐久性的には6か月くらいが限界とはなります。
今回は特別にサービスにて施工です!
高額施工であることや、ディーラー様からのご推薦など特別の条件があられたからの特別サービスですので、私も私も・・・
と、要求されましてもそれは無理!
ここのところ、
「これで新車?」
と、言うような粗悪程度のお車ばかりでしたが、このお車は極上程度です!
というか、これが本来新車のあるべき姿のはずなのですがねー
カローラ○○では過去中古車並のひどい状態の新車に対して、私とお客様の前で、
「トヨタの新車なんて、すべてこんなものです!」
と、変に力説されていましたが、このお車も当然トヨタですがなぜ傷は無いのでしょうか?
変ですねー
結局はラインアウトからの扱い次第で、傷だらけの粗悪新車であったり、
極上程度の新車であったりという違いが出てくのでしょう。
この扱い次第には2つの大きな要因があると思います。
販売系列の違い:
今回ご購入はUグループですが、こちらの販売会社はトヨタの資本が一切入っていない独自の販売系列です。
過去弊社取扱いさせていただいたトヨタ車で程度良好な車両は、ほとんどがUグループのお車です!
過去にUグループの役員の方とお話しする機会があり、トヨタからの車両の仕入れからオナー様にご納車するまでの流れをお聞きいたしましたが、ここに多きが違いがあるように思います。
意識=教育・車両管理方法・仕入れルートなどトヨタ資本系列とは全く異なります。
車両価格の格差:
本来同じメーカーの車でありながら、
価格差により扱いレベルが異なることはあってはならないことですが、実際には管理取扱いには大きな差があるのは事実です。
「100万円台のコンパクトカーならこんなもの・・・」
ではいけないのですが、そうなってしまうようです。
流石にこのレベルのお車、トヨタではトップエンドモデルの一つですし、代表車種ですので膜厚もたっぷり137μもあります!
お持込時唯一傷が発見された左側面、リアドア及びリアクォーターですが、傷があるといってもごく少量ですし非常に軽い傷です。
幾ら新車と言っても、生産工場→オーナー様までの経過の中で何回も人手に触れますし、移動も繰り返されますから、傷0は現実的ではありませんから、この程度は許容範囲というかこれでしたら極上中の極上程度と言えるでしょう!
磨きを進行させていってみても、
このお持込み点検時に発見された傷以上には傷は出てきておりません。
Uグループ大したものです!
ここのところ、程度最悪の新車のリセットを行いながらの磨きばかりでしたので、このように程度極上車ですとちょっと気抜けするかも?
とはいえ、本来新車であれば毎回このような磨きであるはずです。
唯一傷が存在した左側面後部も、
すっかり傷は無くなり完璧となりました!
この様に程度極上車でありながら何のために磨くのか?
施工店の中には、
「新車のコーティング施工は、できれば磨かずに施工したほうが良いですよ!」
等と言い放ち、新車時の磨きを行うことが良くないと誘導する施工業者が増えているようですが、その根拠は非常に幼稚な理屈です。
単に膜厚が薄くなる・・・
という理由です。
このお車の場合、“01スタンダード磨きコース”で3μの研磨を行っておりますが、それは無駄に膜厚消費をしているわけではありません。
国産新車塗装は塗装終了後表面を整えるための磨きは行われておりませんので、
塗装表面は細かなグランドに覆われています。
つまり、整った状態ではなく、単に塗料が新しいため艶があるように見えているだけのことです・・・
厳密に言えば、このように細かなグランドが存在していれば、
乱反射率が高く本来の塗装色とはちょっと違った色目となっているはずです。
このような荒れた表面を整えることは、反射率を改善し意匠性を向上させることと、コーティングの製膜をより確実な製膜をできるように改善することにもつながります。
ガラスコーティングは、分子結合膜となることでより強固な安定した膜となりますが、より高純度なものほど設計製膜厚以上の製膜はできません。
つまりグランドが存在する場合、グランドを埋めて表面を平坦にしてくれるのではなく、
グランドなりに製膜してしまいます。
このときグランドが激しい場合は、連続膜として製膜するのではなく、
階段状に膜が重なり合うような状態での製膜となってしまう可能性があります。
このような製膜では、本来のコーティングが作り出すべき艶や光沢もレベル到達できないだけでなく、耐久性能確保もおぼつきません・・・
これは膜が重なり合い、コーティングのエッジが存在してしまうためその部分が引っ掛かりとなり、洗車のたびにそのようなところからコーティングが剥離して行ってしまう可能性が高くなってしまいます。
上記したような理由により、弊社ではどのように程度が良いお車でも、
磨きを行わないコーティング施工はお受けいたしておりません!
このお車、傷だけの理由でしたらご依頼いただいた01スタンダードの磨きは必要ありませんが、磨きを段階的に繰り返すことで、塗装表面のグランドレベルを下げ、より鏡面状態の塗装面に仕上げてあげることで、
意匠性向上とコーティングのより良い製膜が可能な下地を作り出すのです。
つまりコーティングの持つ本来の耐久性能を引き出すことも、磨きにより左右されるのです!
TOYOTA トヨタ ランドクルーザー200 ZX コーティング終了
お持込み頂いた時点でもかなりきれいなお車でしたが、施工終了後は更なる意匠性が加わりました!
お引き取りにみえられたお客様もご覧になり、
「本当に変わるものですねー」
「白ですから、施工後変化があると聞いていても、ここまで変わるとは思っていませんでした!」
「すごく満足しています!」
と、施工前のご説明でご案内した意匠性変化よりも、
オーナー様は実際の変化のほうが大きかったと大変ご満足いただけたようです。
高額施工なだけに、ホッと一安心です。
今回のコーティングのご依頼は、“グラスコート・アルティメット”弊社の、
最高ランクのシリカコーティングです!
Wコーティングにより純度95%以上の6μ近いシリカ膜を作り出します。
これにより、非常に透明度の高い高膜厚・高硬度被膜を形成しますので、
耐久性・意匠性共に最高のコーティングとなります。
ただし、いくら高耐久と言っても長い年月全く傷みがないわけではありません・・・
使用していれば傷もつきますし、水染みなどにも侵されるでしょう。
然し、このコーティングは高膜厚であるが故、
コーティングを研磨して意匠性改善を図ることも可能です!
ただし、コーティングを研磨するということは、
コーティングの膜厚を下げることになりますから=耐久性は減少してしまいます・・・
そのような場合は、磨き終了後に“シリカ反応型トップコート・カメレオン”を施工してあげることで、機能強化(機能転換)と耐久性能の追加をすることも可能です!
ただし、トップコート・カメレオンは既存のコーティングと一膜化するわけではありませんので、カメレオン自体の耐久性は1年程度となります。
ベースコーティングに対しての犠牲被膜という考え方ですので、
この1年分ベースコートの耐久性を底上げするものとお考えください!
このカメレオン弊社コーティングでしたら、一部のコーティングを除き施工可能です!
ただし、会員様限定サービスですので、
会員様以外と弊社施工済みコーティング以外への施工はお受けできませんのでご注意ください。
この度は大変高額な施工をご依頼いただき、また遠方よりお越しいただきましてありがとうございました。
1台のお車を大事に長く愛用されるとのことでしたので、そのお手伝いが微力ではありますが参加させて頂きましたことは大変感謝いたしております。
お住まいの地域は特に冬季は過酷な状況ではありますが、きちんとした管理お手入れを心がけて頂ければ、きれいに長く楽しんでお使い頂けると思います。
使用なされる中で、疑問点等ございましたらお気軽にTELにてご連絡ください。
会員クラス:正会員登録
車輛クラス:クラスX-2
施工コース:
コーティングコース=グラスコート・アルティメット
磨きコース=01スタンダード磨きコース(程度良好新車向け・鏡面磨き)
オプション施工1=ホイル・ガラスコーティング(フルコート)
オプション施工2=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント・リア×ライトポリッシュ)
オプション施工3=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4か所)
オプション施工4=ヘッドライトカバー専用ガラスコーティング(ヘッドライト・テールレンズ×サービス施工)
物販1=親水強化型弱アルカリ-イオンシャンプー(1L)
物販2=超特大拭き上げ専用マイクロファイバー吸水クロス
施工料金:322.886円税込(新車割引磨き-10%・淡色車割引磨き-5%・代車使用無し割引-10% 適応・物販含む 高速料金キャッシュバック別途)
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