2014年03月30日公開|三菱
ご新規のお客様ですが、初見でなんとなく馬が合う!
なんとなくですが、車に対しての趣味や嗜好性が似ているのかも?
外見的雰囲気もあるでしょう。
私自身あまり国産車は詳しくはないのですが、
ギャランにこのようなお車があることは全く知りませんでした・・・
ミツビシ=ランエボのみ、みたいに思っておりましたが、これはこれで良い車のような直感を受けます!
ネット等で一寸調べてみたりしましたが、ランエボほどの過激さはなく且つ十分なパワーを持ち日常使用にも支障がない!
というのは、中途半端と言えば中途半端かもしれませんが、完全趣味車として割り切りの所有ではなく、趣味と日常性のバランスの上での所有となると、このお車はいい立ち位置にあるお車でしょう。
中年の走り屋を捨てきれない、ちょっとお馬鹿さを残した方には、国産車の中では良い選択のお車でしょうねー
一見するとさほど傷んでいるようには見えないヘッドライトカバーのクリアーですが、よくよく見ると黄ばんではいませんが、かなりクリアーに傷が入っていたり、
上部の一部はクリアー剥離を起こしています・・・
輸入車もクリアーは傷みますが、国産車は特に傷みやすい・・・
材質のポリカやクリアーが劣悪なものということになりますが、
利益至上主義の国産車メーカーは改善するつもりもないでしょう。
傷みが早ければ、アッセンブリー交換でパーツも売れるくらいに思っているのかしら?
この様に、まださほど意匠性が劣悪になっていない状態でのリセットは良いタイミングでの選択だと思います!
明らかに黄ばみや曇りを起こすところまで放置してしまうと、
カバー本体であるポリカが劣化をお越し、傷も直接入るようになってしまいます。
ポリカは、クリアーに比べ硬さは1/3程度ですから簡単に深い傷が入り、且つこのような傷は磨きで取り切ることは非常に困難となります・・・
残念ながら状態としては劣悪とまでは至ってはありませんが、一部でもクリアー剥離を起こしてしまっている場合はすべてのクリアーを剥離する必要がありますので、施工ランクは“ヘビーポリッシュ”となってしまいます・・・
極端な黄ばみや曇り剥離等がなければ、クリアーを残した状態でのミディアムポリッシュでも可能です!
本当はこのレベルでの施工が、価格的にも、以降の耐久性保持のためにもお勧めです。
更にいうならば、新車時にコーティングなりフィルムなりでガードをしておけばさらに安心度は増しますが・・・
ただねー
コーティングに関しては、どのように優れたヘッドライトカバー用コーティングを施工したとしても、ただコーティングするだけではいいとこ半年、
DIY用のものでは3か月が実用有効期間ですから、繰り返しの施工の必要があります。
ただし弊社が会員様限定で行っている“ラジカルコーティング”を下処理として行い、トップコートにヘッドライトカバー専用コーティングを行えば、
10μの高膜厚コーティングが形成され、且つ5年以上の耐久性能を確保することが可能となります!
フィルムという選択肢は、3年以上の意匠性確保と、飛び石防御性を合わせ待つことも可能で、カラーも更にお選びいただくことが可能となります!
が・・・
価格が高いのが難点と、ヘッドライトカバーの形状により施工の可否もありますし、可の場合でも3次曲面の形により剥がれや糊ズレとうのデメリットがある場合もございます。
今回は型取りによる貼り込みですが、
オーナー様の使用ご希望フィルムはハードタイプのクリアーでしたが、赤矢印の部分にかなりの張り出しがあり、熱によるフィルムの縮みを利用して貼り込むとしましたが、
3次曲面率が大きすぎこれはダメ・・・
そのため、お客様のご希望とは違いますが、ソフトタイプに切り替えました。
↑の写真は貼り込み時のエアー残りや糊ズレを防ぐための、専用ゲルを満遍なくスプレーしカットしたフィルムを合せ込んだところです。
これからこのゲルをスキージーで押し出しながら貼り込んでいきます。
実際にはかなり貼り込みには手こずり、強引に引っ張って貼り込みとりあえずは収まりましたが、温度変化で浮(角)が出る可能性はあるでしょう・・・
その場合は、どうしても無理がかかっている部分は切り取り、糊の接着力が局面率に追従できる範囲に留める様に補修いたします。
MITSUBISHI ミツビシ ギャラン ラリーアート
ヘッドライトカバーリペア終了
輸入車などライトカバー形状が単純なものと比較すると、
貼り込みには3倍ほどの時間を消費してしまいました・・・
磨きが終了した時点で、すでにポリカに対してかなり深い線傷が数本残っておりましたが、フィルムを貼り込むことで、クリアー効果により線傷は確認不能となりました!
来々週には、奥様のお車のやはり“ヘッドライトカバーの磨き”と、
“車内丸洗いクリーニング”の施行のご依頼もいただきました!
奥様のお車のヘッドライトカバーはすでにかなりの黄ばみ方・・・
やはりヘビーポリッシュとなってしまいます。
傷みが歴然となる前に磨きをかけてクリアーの傷んだ部分を磨きとるようにすれば、ライトカバーの寿命は著しく伸びることとなりますので、なるべく早めのケアを!
ただし、GSやタイヤ屋など簡易施工でケミカル剤によりクリアーを溶かす施工方法は、価格は安くその場はきれいになりますが、さらにクリアーの劣化を促進してしまいますので、このような施工は行わないでください。
注意しなければならないのは、
「磨く!」
という表現をしながら、実はケミカルでクリアーを溶かしている・・・
場合が多くあるようですので、施工内容を詳細に聞き取るようにしてください。
この度はご依頼ありがとうございました。
春ツーリングもお誘いいたしましたが、お仕事がお忙しく残念ながら不参加とのことでしたが、秋ツーリングご予定が合いそうでしたら是非ご参加ください。
ただし、次回は全線下道の予定ですので結構ハードな工程とはなりそうですが。
奥様のお車19日お待ちいたしております。
車輛クラス:M
施工コース:
オプション施工1=ヘッドライトカバー磨き(ヘビーポリッシュ)
オプション施工2=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム・アルティメット(ヘッドライトカバー)
施工料金:42.000円税込
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