先日ヘッドライトカバー磨き＆プロテクションフィルムで施工いただきました、奥様のお車のご入庫です！

 

 

旦那様のお車、ヘッドライトカバーの磨きは完璧でしたが、フィルムは当初より形状的に難があるとは予想されていましたが、やはり無理をして貼り込んだ部分が剥がれ始めてしまい、ご都合の良い時に来店いただいて再度貼り直しをいたします・・・

今度は、無理のない範囲に留め剥がれが起きないように貼りなおします。

当然不良施行ですのでサービス施工です！

 

にも拘らず、奥様のお車をご予定通りご入庫いただきましたことはありがたい限りです。

ご信頼を裏切らないように、今回はきっちり施工させて頂きます！

 

相当の劣化状態です・・・

これでは夜間もかなり暗いでしょう。

更に雨天となれば、ほとんど提灯並みの明るさしかないでしょうから、かなり危険です！

 

かなり劣悪な状態ですが、

救われるのは素材であるポリカにはさほど深い傷が入っていませんですので、磨き上げた後で傷が目立つ・・・

ということは、なさそうです！

 

今回の磨きは、ここまでの劣化進行していますので、当然“ヘビーポリッシュ”となります・・・

 

←の状態、まずは劣化したクリアー剥離とポリカの劣化した部分を削り落とすためのファーストポリッシュ＃1.200のペーパー掛けが終了した状態です！

更に曇ってしまいます・・・

 

ニッサン車の場合、クリアーは薄く且つ軟らかいので、＃１．２００程度のペーパーでＯＫですが、硬いクリアー主にドイツ車などの場合には＃６００からのスタートとなることもあります。

 

この後ペーパー目を整えるためさらに＃３．０００のペーパーをかけ、その後ポリカ専用のコンパウンド２種類と、特殊ポリッシャーにより3種類のバフを使用して、

曇りのない状態まで磨き上げます！

結構根気のいる作業です。

しかもかなり削り粉で汚れる・・・

 

ばっちり磨きあがりました！

新品とほとんど意匠性は変わりません。

 

ただし・・・

この状態での放置はダメです。

ヘビーポリッシュは保護膜であるクリアーを完全剥離してしまいますので、

ヘッドライトカバーに保護膜がない状態となります。

 

ヘッドライトカバーの素材であるポリカは、かなり軟らかいため傷も簡単に入りますし、劣化が起こってしまうと今度はポリカ自体が曇ってしまいますが、

こうなると磨きも無理・・・

つまり何らかの防御措置を取る必要がありますが、弊社の場合ですと方法は３種類。

1. ヘッドライトカバー・専用コーティング
2. ヘッドライトカバー・ラジカルコーティング×専用コーティング
3. ヘッドライトカバー・プロテクションフィルム

 

となりますが、1のヘッドライトカバー専用コーティングは耐久性に難があり、

半年ごとの再施工が前提となり、基本的にはＤＩＹでの対処をお願いすることになります・・・

これは、弊社の使用するコーティング剤に問題があるのではなく、

素材であるポリカにシリカコーティングの密着は物理的に不可能なのです！

シリカコーティングのみで、ボデイのような耐久性の確保ができるというのは大嘘です・・・

ポリカのように素材に官能基が存在しないものには、

物理的にシリカコーティングは長期密着はできません。

 

２のラジカル・コーティング×専用コーティングは、

ボデイ並みもしくはそれ以上の密着耐久性は作り出せますが、このサービスは残念ながら“弊社会員様限定サービス”のため今回は施工できません・・・

 

３のプロテクションフィルムは、この車の場合は形状的に施工不能・・・

仮に無理にでも施工するとしても、大きなヘッドライトのため価格も２７．０００円もかかりますし、こぶのように飛び出した部分は切抜きになってしまいます。

更には磨きととフィルム料金を合計すれば、４８．０００円にもなってしまいますので、そこまでするのであればアッセンブリー交換のほうが良いでしょう！

 

ということで、今回は１も2も3も選択するのは止めにして、コーティング剤自体をオーナー様に量販店なりネットでご購入いただき、初めからＤＩＹにて施工いただくことといたしました。

手間を惜しまない方には、この方法が一番良いかもしれませんねー

 

今回ご依頼のもう一点、

“車内丸洗いクリーニング”です！

弊社の標準施工内容のクリーニングは、このようなファブリック素材のお車の場合、イオン洗剤で一通りトルネーダー洗浄機を使用してクリーニング後、

シミ残りしている部分を再度ピンポイントで洗浄いたします。

 

ただしこの時点でまだシミ残り等がある場合は、

追加作業のしみ抜きを行いますがこれには追加料金が発生してしまいますし、何段階のしみ抜きで除去できるかは施工してみての結果となりますので、完璧をお求めになられる場合は、かなりの高額となる可能性もシミの状態によってはあり得ます・・・

 

 

今回のお車は、かなり使い込まれており、且つ食べ・飲みこぼしのシミも非常に多く、

更に長期間放置されいるようですので標準施工で取れないシミも多いので、それ以上の追加作業はしないことといたしました。

 

かなりシミも薄くはなりましたが、完全に痕跡が消えるまでは至りませんでした・・・

が、施工前と比べるとかなり車の中が明るく感じます！

 

施工前車内はかなりの芳香剤の匂いに覆われていましたが、

それもかなり気にならなくなりました！

たまにこれでもかという位、芳香剤を複数配置して強烈な匂いを漂わせている車がありますが、これ本人は好きでやられているので気にならないでしょうが、

同乗者はかなり不快な印象をもたれるでしょう・・・

何事もナチュラルなほうが受け入れやすい！

 

かなり強烈にイオン洗剤で溶かされた汚れがタオルに付着しています・・・

多くはたばこのヤニと、手脂です。

 

樹脂パーツ部分にはイオン洗剤をスプレーして拭き上げますが、パーツ表面に付着していたヤニが溶け、茶色の汚れとなって浮き上がってきます・・・

これ見るとほとんどの方は、いかに御自身がとてつもなく汚れた状態で使用されていたことにビックリなされます。

 

 

弊社では、このような一般的使用による汚れのクリーニングは当然お引き受けいたしますが、ペット等の同乗をなされていたお車のクリーニングの施工はお断りいたしております！

これは、蚤やダニ等の他車両への移りの危険性があるためですのでご理解ください。

また、嘔吐などのクリーニングもウイルス等の工場内拡散の危険性からお受けいたしておりません。

 

 

車内は意外と汚れは堆積しています・・・

特に車内飲食や小さなお子さんを載せたりしている場合や、当然煙草を吸われている場合など定期的に掃除機だけでなく、濡れタオル等での拭き掃除はなされるべきでしょう。

狭い空間で、エアコン作動をさせていますので、

送風パイプやエバポレーターなどにはカビの繁殖もありますので、

想像以上に車内空間は不潔な状態と言っていいでしょう。

使用頻度にもよりますが、自宅のお掃除と同じ頻度での車内清掃は必要です。

 

 

短期間での２台のご依頼いただきましてありがとうございます。

御相談いただきました旦那様のお車のコーティング施工ですが、ご予算にご無理がない中でご都合の良いタイミングでご検討ください。

久々に生まれたての赤ちゃんも拝見いたしましたが、こんなにも小さかったのかと改めてびっくりしてしまいました。

綺麗になったお車で、さわやかな春を満喫してください。

 

車輛クラス：クラスＭ

 

施工コース：

オプション施工１＝ヘッドライトカバー磨き（ヘビーポリッシュ）

オプション施工２＝車内丸洗いクリーニング

 

施工料金：５７．７５０円税込

メーカー別 メーカー選択... BMW（52） MG（1） アウディ（38） アルファロメオ（17） シトロエン（9） シボレー（1） ジャガー（2） ジープ（1） スズキ（20） スバル（31） スマート（1） ダイハツ（21） ダイムラー（1） トヨタ（155） ドゥカティ（1） フィアット（8） フェラーリ（9） フォルクスワーゲン（51） フォード（1） プジョー（12） ホンダ（67） ボルボ（12） ポルシェ（26） マセラティ（14） マツダ（51） ミニ（5） メルセデスベンツ（163） ランチア（3） ランドローバー（6） ルノー（13） レクサス（23） ロータス（23） ロールスロイス（1） 三菱（8） 日産（41）

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