2014年04月19日公開|ダイハツ
このお車も会員様のお車のご入庫です!
昨年フルモデルチェンジをしたばかりで、今回初の弊社ご入庫ですが、前モデルに比べさらに箱感が強くなった気がします。
ウインドウ面積の増大などによる車両重量の増加を、フロント部分のパネル樹脂化や、
スチールパネル自体の薄板化などで対処しているとのことですが、磨きに影響がなければいいのですが?
これはまたかわいらしいペダルです。
ミッキー!
娘もこれを見て大喜び。
お子さん向けのサービスでのドレスアップなのでしょう。
タントならではですね。
パネルスイッチの簡素化はどこのメーカーも取り組まれているようですが、艶有ブラックパネルも同じように全世界的流行のようです!
が・・・
確かに精悍で高級感も出るのですが、問題は傷です。
恐らく練プラですから、一度入ってしまった傷は取れませんし、
細かなスクラッチがやたら目立つようになる恐れがありますので、新しいうちはいいですが、
雑に扱えば短期間にかなり傷みが目立つようになってしまうでしょう・・・
お掃除の際の注意が必要です。
個人的には大嫌いなセンターメーターですが、収納など使い勝手は良くなるのでしょう。
これでデジタルだったら最悪と感じるのですが、アナログメーターで配置もなかなかスポーティーに作られているため、他のこのようなセンターメーターの車に比べ違和感は感じません。
ただ、運転時の視点移動が少なくなるとの理由もあると聞いていますが、私の場合はこの方が視点移動が大きいような気がするのですが、私の運転時の視点位置がおかしいのか?
オプションのレザー調シートカバーが装着されていますが、
5万円以下の価格でこの質感であれば非常にお買い得でしょう!
ただし、ビニールレザー特有の夏の汗のべたつきが心配のような・・・
国の法律までもを変更させて実現したこのセンターピラーレスの大開口ですが、先代までは時折聞こえた車体の歪みや強度不足は解消されたのでしょうか?
確かに使い勝手は最高でしょうが、このように開口したところを見ると、不安になってしまいます・・・
というのも、磨いてみると明らかにわかるのが鉄板の薄さ。
メーカーは超張高力鋼板鋼板は通常鋼板の3倍の強度と謳っておりますが、磨きの際の摩擦熱での鉄板の伸縮を見る限り本当に?
と、感じてしまうのですが・・・
大事故経験者の私では、ちょっと不安で乗るのは避けたい車ですね。
お車の程度はこれ以上はないという最上級程度だったのですが、納車後オーナー様が発見してしまった左サイドステップの塗装剥離痕・・・
完璧に鉄板が出てしまっています。
塗装の無くなり方から見て、乗降時の靴蹴りなどではなく、
明らかに工具などを落した時以外このようにならないような塗装剥離の仕方です。
PDIセンターもしくはディーラーでのミスでしょうが、これ気が付かないか?
というより、確信犯的スルーのような・・・
だからというわけではありませんが、サイドステップに傷つき防御のために
“ルーマー・ペイントプロテクションフィルム”の施行をいたします!
いつもはエクスペル・アルテメットを使用するのになぜルーマー?
と、疑問を持った方は通!
ちゃんと理由がるのです。
アルテメットは意匠性追及に特化していて、破断強度はルーマーのほうが上です!
そのため、靴蹴りなどの防御を主体とした場合、意匠性は多少スポイルされても、強度の高いルーマーしようとしたわけです。
当然運転席側のサイドステップも施工いたします!
左右でこのタントの場合はサイズが違いますので、当然価格も違ってきます。
貼り付け長さの長い左側は8.100円、短い右側は5.400円となります。
フィルムに関しましては4月1日より消費税8%対応の価格に一部変更となっております。
尚5月1日よりフィルムに関しましては、
ご予約済みのお客様に関しましてもすべて8%対応とさせていただきます。
人気のドアカップも当然施工いたしましたが、
ここは“エクスペル・アルテメット”を使用いたしました!
常時見えるところですので、
見た目重視所謂意匠性を優先しています。
それと、紫外線劣化に関しましてもアルティメットのほうが対策されていますので、
外装部分はアルテメットのほうが良いでしょう!
国産車ではあまりご依頼のない
“ガラスホイルコーティング”ですが、
今回はフルコートでの施工でご依頼いただきました。
しかも2セット!
ただし、まだ1セット分は納品されていないとのことでしたので、とりあえず車体装着されている分だけを施工いたしました。
未納分のホイルは到着次第の施行となりますが、オーダー自体はこの時点でお受けし料金もいただきます。
そうすることで割引率が高くなる!
今回は全ウインドウの“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”の施行をご依頼いただきました!
フロント基本セットはライトポリッシュで施工いたしますが、残りのサイドガラス4枚とリアガラスは、
価格を安く抑えることが可能となる鱗落しで下処理対応をいたします。
ただし、鱗落しはライトポリッシュを比較した場合水染み除去能力は劣りますので、水染み付着が激しい使用過程車などや、
より意匠性回復を望まれる場合はポリッシングでの施工のほうが良いでしょう!
傷はあることが判っている場合などは、鱗落しですとより傷がはっきりしてしまいますので、この場合もポリッシングによる施工が良いでしょう。
会員様限定サービスヘッドライトカバーへの“ラジカル・コーティング”施行中の恐ろしい写真です・・・
熱変性シリカを特殊な専用バーナーで焼き付けコーティングを行うのですが、
バナーノズルより青い焔が上がっています。
ただし、きちんとした施工方法(40cmを1s)を守って施工すれば、
機材温度は60℃にしかなりませんので機材が熱変形や焼跡が付くようなことはありません!
薄いゴムパッキなどがある場合には、アルミの熱反射マスキングで保護をして施工いたしますので安心です。
そもそもラジカル・コーティングとは何?
ですが、これはコーティング密着のためには必要な官能基の存在しない素材(PP・ポリカ・メッキ・ゴム等)に足して、
官能基を大量に含むシリカバインダー膜をベースコート(バインダー)としてコーティングすることにより、ボデイにコーティングを行う以上のトップコート密着性(耐久性)を与える様にできるものです!
左の写真はラジカル・コーティング施工後に、
ヘッドライトカバー専用のコーティングを塗り込んだ拭き上げ前の状態ですが、ラジカル処理により急速密着が可能になるため、Wコートでの施工が可能となり、何とヘッドライトカバー専用コーティングは10μもの高膜厚での製膜が可能となります!
これだけの膜厚ですので、ある程度の飛び石防御性能も期待できます!
しかも価格はヘッドライト専用プロテクションフィルムの半額で施工可能ですから、お財布にも優しい!
コーティング完成後ご覧になられたオーナー様も、あまりの意匠性の高さ透明感と艶感増にビックリなされ、
「すごくきれい!」
と、ビックリなされておりました。
なんと程度のいい事か!
どれだけ探しても傷がありません。
先日施工したプジョーも輸入車としては驚異的極上程度でしたが、このお車それを完全に越しています。
弊社ご入庫車両新車程度ベスト1間違いなし!
ですが、
残念なのは前記したサイドステップ部分の塗装禿げ・・・
これさえなければ100%パーフェクトだったのに。
然し、ダイハツのお車は今まで拝見してきた中でどのお車を見ても、
国産車の中での納車レベルの高さは群を抜いています!
ただし、他府県のダイハツ新車は見たことがないですので、メーカー自体の出荷レベルが高いのか?
長野ダイハツ販売のPDIでの作業レベル(従業員意識)が高いのか?
までは判断付きませんが、この軽自動車でありながら100μという厚い塗装膜厚を見る限り、メーカー意識も他社とはちょっと違う高い次元にあるような気がします。
ご依頼の磨きコースは
“01スタンダード磨きコース”ですが、ここまで程度良好ですと無駄な研磨厚消費の必要性は有りませので、コーティング密着を促進させるための下地作りと艶の確保の為の磨きで良いので、研磨厚は2μに留まりました。
だからと言って、ライトやスパーライトでもよかったのでは?
と、いう事とはならないのです。
確かに傷がある場合は単純な話研磨厚が多ければそれだけ意匠性は変化しますが、
傷がない場合においても、研磨厚とは別の理由としてライト・スーパーライトなどの磨きとスタンダードの磨きとの格差は意味を持ちます。
幾ら新車塗装が程度良好だとしても、それは目に見える傷の有無であり、
塗装表面滑面が整えられていることとは違います。
つまり、荒れている塗装表面を整え艶を出すのに、1ポリッシュでこれを作り出すのと、スタンダード磨きコースのように3段階で必要な条件を作り出すのとは大きな違いがあるのは当然でしょう。
ただし、このような違いがあっても、それを必要とするか?
しないか?
価値を感じるか?
感じないか?
これは個々の価値観の違いですから、どの選択が正解?
不正解?
ではありませんので、ご自身の判断基準によりご選択いただければよろしいと思います。
DAIHATSU ダイハツ タントカスタム RS“SA” コーティング終了
あまりにも程度良好車でしたので、
磨きやコーティング施工後の変化をオーナー様が実感して頂けるかは正直不安でした。
私個人からすると、
「ここまで問題が一切ない車が、やはり施工を行うことでここまで変化があるんだ!」
と感じましたが、この感覚はあくまで個々の感覚ですので・・・
さて、オーナー様がお引き取りにみえられてのご感想は、
「めちゃくちゃきれい、すごい!」
と、その変化を感じて頂けたようでホッとしました。
目の肥えられたお客様でよかったです。
今回お選びいただいたコーティングは、
“マーベラスフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”ですが、前回ほかのお車でも施工させて頂いたコーティングと同一のコーティングです。
恐らくその際の印象が良かったのと、その後のコーティングの状態にご不満がなかったのだと思われます。
昨年より新たなコーティングラインナップが加わったことで、以前は結構人気のあったこのコーティングもしばらく施工はありませんでしたが、私自身久々に施工させて頂いてみて、
「これはこれで良いコーティング剤だなー」
と、再認識させて頂くことができました!
今弊社の人気コーティングのように高膜厚ではありませんが、アルコキシシランの高純度コーティング独特の柔らかな艶感に、親水性強化のために配合されたチタンの反射が組み合わされ、このお車のようにホワイトパール車では特にその意匠性変化は強調されるようです!
弊社コーティングラインナップのハイブリッドシリーズは、
どの機能性分類においても耐水染み性を通常のガラスコーティングよりも強化したものとしております。
数値的に通常コーティングとどれ帆の違いがあるのか?
と、問われてしまうと明確なご返答はできませんが、過去施工いただいているお客様で複数台数施工をされていて、比較可能のお客様からの聞き取りによると、
水染みの付着レベルには確かに通常コーティングとは多きが違いはあられるとのことです!
残念ながら現在の技術では、
完璧に水染みを防ぐことのできるコーティングは存在いたしません・・・
水道水・雨水ともによりアルカリ化する中で、ケミカルメーカーもその変化に対処するべく新コーティング剤の開発やバージョンアップには取り組んでいただいておりますが、
最近話題のPM2.5の急激な増加も水染みの対処に大きな障害となっているようです。
PM2.5は単独物質や元素ではなく、様ようなものが含まれ酸性・アルカリ性のものが混在しておりますが、水染みの原因物質であるアルキル金属基も多く含まれていますので、
塗装への水染み付着リスクの高まりは加速されているのが現状です。
その中で、ハイブリッドシリーズはそれなりの、
水染み付着防御効果は通常コーティングに比べかなりあるようです。
ご興味があられ、ご予算がお許しいただけるお客様は、お試しいただいてみたらどうでしょう?
この度も多くのオプション施工を頂きありがとうございました。
このお車もお大事にお乗りください。
ホイルはいつでも結構ですのでお持ちください、三日ほど日程を頂ければ結構です。
PS:新車割引の差額を計算するのを忘れておりましたので、ホイルをお持込みの際ご返金させて頂きます。
会員クラス:正会員登録
車輛クラス:クラスS
施工コース:
コーティングコース=マーベラスフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング
磨きコース=01スタンダード磨きコース(程度良好新車向け・軽度の磨きによる鏡面仕上げ)
オプション施工1=ガラスホイルコーティング(フルコート×2セット)
オプション施工2=スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ・リアサイド×4枚+リア=鱗落し)
オプション施工3=ラジカル・コーティング(ヘッドライトカバー・会員様専用サービス)
オプション施工4=ヘッドライトカバー専用ガラスコーティング
オプション施工5=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4か所・アルテメット使用)
オプション施工6=ルーマー・ペイントプロテクションフィルム(フロントサイドステップ×2か所)
施工料金:204.018円税込(準会員割引-15%・新車割引磨き-10%・淡色車割引磨き-5% 適応)
メーカー別
月別バックナンバー