2014年05月26日公開|ホンダ
ご新規のお客様で、お車の本体施工の前に新品のホイルをご購入とのことで、まずはホイルのみガラスコーティングの施工のためお持込み頂きました!
最近の若者の流行通り20インチです。
確かに大径ホイルは見た目はかなり派手になりますが、
走行性能等車自体の走りにとってどうかというと正直×でしょう・・・
まずはホイルが大径化することによる重量増。
これは足下重量が増すことにより動力性能を低下させます・・・
ただし、このホイルはかなり軽量ですので大幅な低下は避けられるかもしれません。
然し、このホイルは1ピースでの軽量ホイルではなく2ピースでの軽量ホイルですので、
レーシングホイルのような強度も有しながらの軽量ホイルではありませんから、
かなり剛性面での不安感はあります・・・
というのは、スポーク部分の接続はホイル中央部のリングの部分のみで、スポーク自体の全体はリムに接しておりません。
尤もそのような形状が2ピースですが、
やはりこの形状が高負荷時でのホイルの歪みを起こしますので、
ハンドリングには少なからず影響を及ぼすでしょう・・・
大昔ではありますが、スピードスターのワイドホイルを使用していた時、
すべてのホイルでねじれによるクラックが入ってしまった経験があり、
それ以来私は怖くてワイドホイルでは2ピースは選択しないようになりました。
ただし、現代の技術ですとこのようなデザインホイルでもかなりの強度を有するでしょうから取り越し苦労かも?
其処に組み合わされたタイヤはナンカン・・・
確かにこの手のサイズとなると国産や欧州ブランドではかなり選択肢は限られ、
アジアンブランドが一番多くラインナップされています。
一部選択できる国産や欧州ブランドですと、
アジアン格安タイヤに比較して5~10倍近い価格差がありますからかなり購入は厳しいものがあるでしょう・・・
然し、このバランスウエイトの量からしてタイヤ自体のバランスの悪さは伺えます。
それが走行性能に及ぼす影響は?
ですが、一流ブランドタイヤと比較した場合明らかに劣っていることは確実でしょう・・・
タイヤは唯一車を路面にゆだねている部分ですから、
この部分でのコストカットは命のコストカットとも言えますので、ロープライスタイヤを履くのでであればそれなりの覚悟と乗り方の妥協は必要でしょうねー
弊社常連様の中に、ナンカンよりも更なるロープライスタイヤであるARTを履かれている方がいらっしゃいますが、400psオーバーのお車で250km/hをそのタイヤで出されますが、私を含め周囲の反応は冷ややかです・・・
事故につながれば、自身の問題ではなく仲間や他車を巻き込むことになりますから、乗り方や管理次第でタイヤは個人レベルだけでは済まない問題です!
←はディスク内側のコーティング未施工部分。
→はスポーク全面とリムのコーティング施工部分。
写真ではほとんどその違いは判断できませんが、実物は明らかに艶感の違いは明白です!
施行部分の手触りの抵抗感のなさは触ってみればビックリするほどの違いです。
この施行・未施工の違いが汚れ方(鉄粉付着)の違いにつながり、
当然クリーニングの簡単さにもつながります!
施行してみれば判ります。
ただし、今回は御予算的なことがあり、全面施工ではなく前面のみの施行ではありますが、それでもかなりの効果は期待できます。
弊社の使用するコーティング剤は、簡易施工店などが使用するコーティング剤とは別次元のものとなります。
耐熱性は1.300℃!
耐久性能は約3年!
鉄粉すら跳ね返す高硬度!
だから高い。
ボデイ用コーティング剤をホイルに施工しているお店もあるようですが、
いいとこ持っても3か月くらいでしょう?
この後7月にはボデイ本体の施工のご予約を頂いております。
その間、今の状態をキープなされて大事にお乗りください。
その際、モデファイされたホイル&タイヤのインプレッションもお聞かせください。
施工コース:
オプション施工=ホイル・ガラスコーティング(新品×前面施工)
施工料金:19.440円税込(20インチ割増+20% 適応)
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