2014年07月28日公開|トヨタ
東信地区では初の市町村からのご新規のお客様です!
実はこの市町村、私にとっては過去にかなりきつい思い出があるところです。
今となっては大昔ですが、18歳の時友人3人を乗せ4名でドライブ中、ドリフトしながらコーナリングしてコーナーを曲がった先に駐車してある車輛に左リア側面から衝突して、
同乗者3名負傷、こちらのサバンナRX-3と駐車中であったセドリックは全損という大事故を起こしてしまった地です・・・
更には5~6年前には、エリーゼで一人ツーリング中に、やはりドリフト練習中に熱ダレを起こしたSタイヤが突如グリップを失いコーナー出口でスピン・・・
180度回転したまま反対車線の土手を駆け上りあわや廃車かと思われましたが、
奇跡的に何にも衝突することなく無傷でした!
どうやら私にはこの地は鬼門のような・・・
これらが引き金になったわけではありませんが、
最近とみにワインディングでのスポーツ走行に興味が失われています。
というのも、公道でのスピード走行はやはり他車巻き込みのリスクは否定できません・・・
年を取ると危険に関してのとらえ方に変化が訪れてきました、かなり気づくのが遅いとも言えますが。
それらの精神的変化と連動して、スポーツカーへの興味もほとんど消え失せ、
ただいま興味はクラッシックorネオクラッシック!
以前から目をつけていた、
弊社お客様の所有するとあるネオクラッシックの某イタ車を購入検討中です。
これをラリー仕様にして林道へ繰り出す!
これとはまた別に、レンジローバー2購入をきっかけに昔はまっていたオフローダー熱が再燃してきたので、ただいまランドローバーディフェンダーを狙っています!
どちらにしても興味の方向はアウトドア方向ですねー
話は横道にずれましたが、このお車のオーナー様もアウトドアスポーツ派で、
登山などを行うためのベース車としてこのハイエースバンを購入されたらしい!
そのためでしょう、リア荷室スペースはベッドに改造されています。
サイズ的にはキングサイズ!
凝ってキャンパー仕様などにしていないところが好印象です!
過去私もランクル60のキャンパーを所有していたことがありますが、結局は限られたスペースに多くの装備を詰め込んでも、
結局使い勝手は悪くあまり役には立ちませんでしたからねー
オートキャンプ目的なら潔くキャンピングカーを買ったほうが良いですね。
ですから、アウトドアスポーツなどを主目的とするならば、
機能を雑多にするよりこのように休むスペースのみを優先させた方が結局は良い選択となるでしょう。
食事の用意を行うにしても、
この馬鹿でかいテールハッチを跳ね上げれば小雨程度なら調理可能でしょうし、大雨でもシートでくるんであげれば小さなテラス並みのスペースは確保できますからそれで十分。
ただし、このでかいテールハッチのダンパーの強さと重さだけはいただけません・・・
開ける際には、ハッチの跳ね上げ力の強さに跳ね飛ばされそうになりますし、
閉める際には半端ない腕力が必要とされます。
間違いなく、女性や子供には開閉操作不能・・・
サイドリアドアにはイージークローザーが装備されていますが、これいらないですから、
リアハッチにイージークローザーが絶対必要!
なぜ重力逆らうわけでもないサイドドアにイージークローザーが必要で、重力の影響を受けるリアハッチには必要ないのかが理解不能?
やはり私にはトヨタの車造りの考え方が解りません・・・
このリアドアサイドガラス内に組込まれた小窓、外部から見ると周りのウインドウと面一になっていますので非常にすっきりした作りです!
が・・・
実際操作してみると、かなり作動性は悪い・・・
窓枠レール類もプラスチックのみで構成されているために、作動させる際も壊れるのではないか?
というような、不安感を感じさせます。
せめてサッシのプラ枠並みの作り方はしてほしいですねー
このお車も、“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”の、
全面施工をご依頼いただきました!
4月に納車され3か月が経過していてしかも露天駐車車両の割に水染み付着は少ないですが、通常の水染みよりかなり小さい水染みが結構強固に固着しています・・・
施工前の段階で、かなり強い撥水状態を示しておりましたので、
簡易コーティングか洗車機の撥水剤が膜化していたのか?
ですが、これら撥水剤と水染み構成物質が反応して強固な付着を起こしたのかも?
鱗落しで下処理を行った部分の、リアドアサイド・リアラケッジサイド・リアハッチ部分は、ダークスモークのウインドウですので、上記したような理由もあり硬い水染み固着を起こしていたため、100%除去とまでは行かず95%除去位に留まってしまいました・・・
より完璧をお求めになられる場合は、ポリッシングを行うしかありませんが、
施工価格は高くなってしまいます。
ウインドウの水染み付着の原因は雨もそうですが、
それよりも洗車時の水道水の乾燥の方が数倍水染みはできやすくなりますので、特にこの季節は洗車時の拭き上げは素早く行ってください。
初期の水染みでしたら、弊社で物販しております、
ウインドウガラス専用クロスにて拭き上げすることでも除去は可能です!
クリーナー等を併用する必要がありませんので、水跡残りも起きませんし乾拭き仕上げも必要ありません。
注)ウインドウコーティング施工車両には使用不可。
気になる方は、ご来店の際にお求めいただくことも可能ですし、メール便等でお送りすることもご対応いたします。
一般のお客様:1.080円税込
会員様:上記価格より会員ランクによる割引対象価格となります。
磨き前膜合厚は115μ、乗用車のホワイトパールクリスタルシャインと比較するとちょっと膜厚は薄目かもしれません・・・
然し、商用バンでありながら程度の良さは驚異的!
3か月洗車機も使用されていたにもかかわらず、
ボンネット・ルーフには1本の傷も確認できません。
当然水銀灯で照らしての話ですよー
ありゃー、下手な乗用車の納車直後より程度が良いのはどうして?
ま、さすがに使用3か月で傷0という事は無かった・・・
確認できたのは、左リアフェインダーとリアハッチ。
ですが、今回ご依頼の磨きコースは“01スーパーライト・ソフト磨きコース”弊社では一番軽度な磨きとなります!
御予算の関係上これしか無理でした・・・
が、それでも1万円弱予算オーバーしてしまいました。
というのも、コーティングに重きを置いた選択となり、できるだけ長期耐久性能を望まれたためです。
磨きに関しては、
「コーティングする際には磨きは絶対行う必要があるのですか?」
という、質問があったほどですので、磨きのコーティングにおける重要性の認識は0のようでした・・・
確かに市場では、簡易施工店やディーラーなどは磨きを行わずコーティング施工をしているところが多いですから、このような認識を持たれる一般の方が多いのは仕方ないでしょう。
たとえばこのお車、確かに傷は少ないですから傷を除去する等の、
塗装自体の意匠性改善は行わなくても良いかもしれません。
然し、きれいに見えても実際には見えないレベルでのダメージは既に存在しています。
お客様にはお伝えしましたが、すでにかなりの鉄粉付着が確認できます・・・
それ以外にも、洗車でのシャンプー程度では落とせない汚れも薄皮のように塗装の上に乗っています。
実際洗車直後の車に、粘りの強いコンパウンドで磨きを入れてみると、
白いはずのコンパウンドかすが薄汚れた色でバフから吐き出されてきます。
つまり見えないけれど付着している汚れがコンパウンドに絡め取られるから、
コンパウンドかすが汚れるのです・・・
つまりこのような状態に直接コーティングを施工すという事は、
汚れや鉄粉の上からコーティングを行うこととなりますから、
コーティングの塗装未着は阻害されてしまいます・・・
つまり密着できていないのですから、コーティング本来の耐久性など出るはずはありません。
だからよく聞く、
「1年もしないうちにコーティングが無くなっているような気がする?」
とか、
「コーティングしたのに、施工前と比較して見た目においても何が変わったのかが全く分からない・・・」
等という事が起きるのです。
ですから、塗装自体の意匠性改善を粉うまでの磨きはしないとしても、最低限塗装表面をクリーニングしてコーティングが密着できる環境にする必要があるのです!
今回のご依頼の01スパーライト・ソフト磨きコースでは、↑の写真にあるような線傷は処理は不可能です・・・
この様に研磨膜厚も1μですから、あくまで塗装を磨くというより、塗装表面をクリーニングしているレベルにとどまります。
まだ01スーパーライトでも、
ハード磨きコースを選択すれば多少の傷は処理可能です!
あくまで多少ですが・・・
TOYOTA トヨタ ハイエースバン スーパーGL コーティング終了
正直この手のお車、バンや1BOXやSUVは嫌いです・・・
パネル面積が広く磨きが大変なのではなく、一番はルーフの施工時の脚立の昇降がきついのです。
今回は磨きコースが01スーパーライト磨きコースですので、1回で済みますが、これがスタンダードやそれ以上となると3回以上上ったり下りたりを繰り返します。
ほとんどスクワットやっているようなものです・・・
老人には堪えます。
前記したように今回お選びいただいたコーティングは、
耐久性重視での御選択となり、
“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”をお選びいただきましたが、出来れば施行者としては一番避けて頂きたかったコーティングです・・・
オーナー様にとっての選択としては、ドロッとした意匠性を好まれるなり気になさらないのであれば、非常に良い選択のコーティングです!
ではなぜ避けて頂きたかったのか?
それは施工が大変だから・・・
このコーティングはWコートですから、当然2回コーティングを繰り返す。
つまりスクワットの回数が2回・・・
しかもオルガノシロキサンの特徴として、拭き取りが非常に重いためにこのお車のように面積が広いと腕はパンパンになり、夜にはビールを持つことすら苦痛になるほどの筋肉痛になってしまいます。
然し、お客様にはよい選択!
というのは、この様に施行者にとって負担が大きいコーティングはそれだけ施工簡易性をスポイルしても、コーティング自体の性能優先をしているためのデメリットだからです。
全てのコーティング当てはまるわけではありませんが、多くのコーティングは施工リスクが高かったり、施工が大変なものほど優れたコーティングが多い!
然し、施工リスクが高かったり、施工時間が多くかかるものは必然的に高額となってしまいます・・・
後このコーティングの優れた点として、専用のメインテナンス剤が用意されています!
これは、一般的なメインテナンス剤とは異なり、一時的ごまかしのためのものではなく、
経年劣化により疎水・滑水機能が低下したコーティング表面を、
既存コーティングとメインテナンス剤が化学反応することにより、
コーティング表面を改質させ機能復活をさせることが可能になります。
インチキメインテナンス剤とは異なり、施工はかなり面倒ですが、
DIYで施工することが不可能な訳ではありませんが、あまりお勧めはいたしません・・・
というのは、まずは施工環境的に完全に車庫状態の環境でないと施工は不可能です・・・
洗車から終了までのかかる時間的にも、確実に丸1日8時間近くかかるでしょう。
WAXやポリマーのようなものとは違い、前記したように化学反応を超しますから、塗り込みや拭き上げを失敗すれば斑を生じるリスクもあります・・・
一般的インチキメインテナンス剤と違いますから、頻繁に行う必要はありません!
恐らく機能低下が気になるとしても2~3年後でしょう。
それも誰でもが感じるわけではありません。
かなり気にしい、の方の場合です。
ですから、施工頻度としては行ったとしても3年に1度くらいのものですから、
依頼で行う方がリスクがなくていいといえます!
DIYがお好きな方は、チャレンジしてみてください。
然しこのコーティング、何回完成状態を見ても独特です。
艶も深く非常にきれいですが、重々しい意匠性です!
これは好みの問題ですが、さっぱりしたパリッと感は皆無ですから、嫌いな方は嫌いでしょうねー
私の好みとしては、丸みの強いスポーツカーや、ベンツSクラス程度の超高級車には、
非常に意匠性を引き立たせるコーティング剤だと思います。
この度はこの夏一番の猛暑の中お持込みお引き取り頂きまして、ご苦労様でした。
お持込み頂くまでも、とてもきれいに管理なされていらっしゃいましたが、これで今まで以上にきれいが簡単に持続できることでしょう。
趣味のアウトドアをお車と共に満喫してください。
遠方よりお越しいただきありがとうございました。
会員クラス:準会員登録
車両クラス:クラスX
施工コース:
コーティングコース=ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング
磨きコース=01スーパーライト・ソフト磨きコース(程度良好新車向け・最低限の磨き)
オプション施工=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ・リア基本セット+リアドアサイド×鱗落し)
施工料金:204.249円税込(新車割引磨き-10%・淡色車割引磨き-5% 適応・有料道路キャッシュバック別途)
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