2014年09月29日公開|BMW
今回は珍しく業者様からのご依頼!
業者と言っても友人である“ガレージダック”ですけどね・・・
ですので、
現在は業販依頼は一切受け付けてはおりませんがこの車は例外!
今回は、ヘッドライトカバーの黄ばみ防止でのご相談でしたが初めは、
「ヘッドライトカバーの黄ばみ防止でコーティングしてくれる!」
とのことだったのですが、
「どんなコーティングしても、最高6か月程度しか持たないのではっきり言って無駄・・・」
と言うと、
「他にいい方法は無いの?」
とのことで、
「コーティングが希望なら、アンダーコート処理で“ラジカル・コーティング”があるけど、これ家の会員様限定施工だからできないよ・・・」
「それ、厳密に守るの?」
と疑われましたが、
「厳密に守るの!」
「いくらダックからの頼みでもダメだね・・・」
とお断り。
「じゃあほかに方法は無いの?」
とのことで、
「後は施工費は嵩むし、5年めどに貼り換えの必要があるけどフィルムだね!」
という事で、
今回は“ボデイ用ペイントプロテクションフィルムでのヘッドライトカバーへの施工”となりました!
選択肢としては、
となりますが、ヘッドライトカバー専用レース用フィルムはかなり厚いため、できるだけフィルムは目立たないほうが良いとのことで、ボデイ用ペイントプロテクションフィルムを使用することとなりました!
まだ曇りは一切起きてきていない状態ですので、磨きは行わず脱脂だけしてフィルムを貼り込みます。
但し、このような使用過程車の場合、パーツの隙間等から貼り込み時にスプレーするアルコールやゲルなどで汚れやほこりが噛みこむ場合がありますが、事前クリーニングを行っても完全に防ぐことはできませんので、ご勘弁を!
このお車の場合は、大丈夫でした!
この時代の輸入車はライト形状が単純なため、糊斑も出ませんので施工は楽です!
最近の国産車は、奇をてらったような形状が多いため施工不可のお車が多い・・・
こちらのオーナー様、相当細かい方のようなお話でしたので、時間をかけて型取りし、サイズ一杯にできるだけ突きつけできるように貼り込みました。
かなりうまくいったと、自分では思っているのですが、ご感想はどうでしょう?
意匠性の感覚は、人によりまちまちですので、弊社のような業種は常にクレームの恐怖と向き合わねければなりません・・・
先日もそのような感覚の差で、お叱りを頂くことがございましたが、いくら文句を言われて納得いかないといわれましても、私にとっては許容範囲と言える感覚内では最終的には要求をのんだとしても、認めて受け入れた訳ではありません・・・
このようなトラブルがあると、この仕事やめようかなー
と、思ってしまいがちですが、幸いなことに弊社でのご指摘・クレームなどは、
皆さん人間性が良い方が多いので、とことん追いつめるようなことを言われる方はほとんどいらっしゃらないので、何とか今まで神経やられずに持っています!
多くの方々は、
「お前ほど図太い奴はいない!」
と思われているようですが、実はクリスタルの様に脆い神経なんですよ・・・
この様に、ヘッドライトカバーにフィルムでの黄ばみ防止の施工を行う場合、新車であれば問題ありませんが、
中古パーツや使用過程車の場合過去にケミカルで黄ばみを溶かすような施工を行ってある場合は、フィルムを貼っても下地がケミカル可塑を起こしてしまっていますので、
黄ばみ防止効果は全く期待できませんので、ご注意ください!
車両クラス:クラスM
施工コース:
オプション施工1=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(アルティメット×ヘッドライトカバー)
施工料金:業販の為非公開
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