2014年10月25日公開|トヨタ
ご新規のお客様です!
以前施工させて頂いたハリアーとほとんど同じお車ですが、選ばれている外装エアロが違います。
このお車はTRDをお選びですが、こちらの方が落ち着いたデザインですので、
大人の車ぽいですね。
完成時たまたま弊社地区の役員のお爺様方が3名いらっしゃってこの車を見るなり、
「これ外車だろー」
「なんていう車?」
と聞いてきますが、普段道でも見かけているはずなのに・・・
グリルに付いた鷲の頭のマークが印象的らしく、外見の全体は見ていなかったそうです。
こういわれてみて初めてハリアーという車名を考えてみると、確かに鷲のことだわー
と、改めて車名について気に留めました。
アメ車以外の外車の多くは車名はほとんどが記号ですので、あまり車名というものを考えたことはありませんでしたが、日本車は逆に記号の物は珍しいですよねー
これは、日本の車造りはすべてにおいて手本をフォードになぞらえたことに所以するのででしょう。
今となってはそれが大きく日本の車産業に貢献をしたとも言えますが、
逆を言えば個性のないつまらない車しか作れなくなった根本もここではないでしょうか?
“スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング”をフロントドアサイド以外の全面施工のご依頼を頂きました!
フロント基本セットは、
どのような条件のお車でもポリッシングを下処理といたします。
理由は、ケミカル等を使用すると微細傷の露出に繋がり、
視界性を著しく悪化させるリスクが発生するためです。
このお車新車ですが、←側はコンパウンドが弾かれていますが、これはガラスに付着している不純物主にシリコンオイル等によりコンパウンドが弾かれてしまうのです。
つまり、下処理をしない状態ではコーティング剤は密着はできない・・・
→の様に、コンパウンドの弾きが完全に無くなるまで磨く必要があります!
リア基本セットやルーフに関しましては、フロントガラスほど視界性は問題になりませんので、施工費の安い鱗落し剤というケミカルを使用して下処理いたしますが、
すでにルーフには相当量の水染みが出来てしまっています・・・
平らな部分ですので水が残りやすく、
且つかなり濃いスモークですので水の乾燥スピードが速いため、すぐにこのように水染みを作ってしまいます。
今回は、納車より2か月半ほどでお持込み頂きましたが、
たかがその程度の時間経過でも鱗落し剤での除去はかなり厳しいのでは?
と、思えるほど硬い水染み痕に進化しています・・・
個人的には、このようなパノラミックルーフはお勧めできません・・・
恐らくこの機能を堪能するような使用は、ほとんどの方はあまりなさらないでしょう?
それよりも私が気にするのは、車体強度的に脆弱になること・・・
まずないとは思いますが、転倒事故のような大事故の際の乗員安全性にも疑問を感じます。
安全性を満たしているから売っているんでは?
とも言えますが、安全性は最低限でも最高レベルでも基準を満たしていることは同じですが、この差はいざというときに大きな違いとなって現れます!
実際、ツーリングカーレースではサンルーフ付車両は認可されません。
レースと公道では危険率は違いますが、危険だから認められない・・・
という部分が、私は重要ではないかと?
やはり鱗落し剤では50%くらいの、
硬くなってしまった水染み鱗は落ちません・・・
規定工程は満たした上での鱗残りですので、
「これ以上は無理でした・・・」
でもいいのですが、
さすがに新車でこれではオーナー様も悲しむでしょうから、
今回は残った水染みをピンポイントでポリッシングでの除去をサービスで施工しておきました!
これからの季節、あまりパノラミックルーフを使われることはないでしょうが、洗車の際の拭き上げでは、一番気になされて素早く拭き取りを行ってください!
洗車機で洗われて、ブロアーでそのままではなく、
パノラミックルーフだけでも拭き上げは行ってください。
新車施工では定番の、“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”による、
ドアカップの施工もご依頼いただきました!
今では、弊社新車施工車両の90%を超えるくらいの高施行率です。
最近では、量販店やディーラーでも汎用タイプが売られているようですが、フィルムの性能や防御範囲率を考えると、価格差はさほど大きくは違いがありませんから、
専門店で型取り施工してもらう方がよいでしょう!
但し、ご注意いただきたいのは、正規フィルムディーラー以外では、
「エクスペルのフィルムを使用しています!」
「3Mです!」
と言いながら、中国や韓国製の劣悪フィルムを使用している例がメーカーによるとかなり確認されているそうですから、ご注意ください!
長野県内でも、ラッピングフィルムなどで見積もり段階とは違うフィルムを使用していたことが、施工後発覚して揉めている例があるそうです・・・
価格さえ安ければ、それも消耗費として割り切ればありかもしれませんが?
とにかく程度の良いお車です!!!
現段階において、今年の新車の中でダントツ1番でしょう。
流石に購入店は悪名高いカローラ南信やネッツではありません。
Uグループかな?
と思っていましたが、トヨペット店だそうです!
以前、弊社お客様がかなり劣悪な新車程度でトヨペット店と揉めたことが数台いありましたので、正直私の中では最近あまりトヨペットも印象は良くはありませんでしたが、店の違いか?
営業担当者の違いか?
はたまた運なのか?
は判りませんが、オーナー様にとっては最高のことです!
ヤナセの1.000万越えの車でさえ、ここまでの車はめったにあるものではありません。
驚いたのは、
ピラー部分の練プラソリッドブラックのパーツにさえ多少の傷しかありませんでした!
この部分に関しては、弊社常連様の相当のうるさ型でも、
「ここだけは何言ってみても完璧は望めないよねー」
と諦めている様な部分ですから、なおさらビックリです。
こんなこと言うことも失礼かもしれませんが、あまりにも磨きがいがない・・・
楽なのはいいですが、トラブルを処理できていく達成感がないのもあまり味わったことのない感覚なので、拍子抜け?
的なー
但し、きちんとした3段階の磨きはきっちり行っているのは当然のことですので、膜厚計が示すように3μは研磨されています。
つまり3μ分のグランド(柚子頂点)は平滑になってきていますので、
当然艶は上がりますし、それにより光の正反射率が上がりますから、映り込みはより鮮明になります!
磨いている私自身は、各工程を見てしまっているので、変化の度合いの感じ方は減るようですが、ビフォー・アフターでご覧になられるお客様は、
「全然艶感も違うし、
そもそも持ち込んだ時の蛍光灯の映り込みかたの鮮明さが全然違う!」
と、ご満足いただけたようで安心いたしました!
恐れていたのは、あまりにも程度の良いお車でしたので、オーナー様が変化を実感できるのだろか?
でしたが、ツボを得た観察眼がおありのオーナー様でしたので助かりました!
中には、通ぶって蘊蓄をぶちかましまくるのに、施工を行っていない部分を見て、
「オー綺麗になった、全然違う!」
とか、逆に弊社の施工範囲外の部分を指摘して、
「前はこうなっていなかったのに、弄り壊してでしょう?」
と、ちんぷんかんぷんなことを言い出した方もいらっしゃいますが、往々にしてこのような方のほとんどは、車の管理は一切自分では行わず、すべて金で人任せ・・・
所謂頭でっかちタイプ。
弊社では、なるべくこのようなタイプのお客様は避けているのですが、たまにヒットしちゃうんですよねー
TOYOTA トヨタ ハリアー・ハイブリッド プレミアムアドバンスパッケージ
(AWU65W) コーティング終了
今年最高の出来の1台!
と言っても、単にお車のあまりの程度の良さに助けられただけですが・・・
とはいえ、
ボデイ・ウインドウ・フィルムと今回ご依頼いただいた部分に関して100%の出来!
と、自信を持てるのはそうそうはありません。
今回お選びいただいたコーティング剤は、
“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”ですが、コーティング剤としての機能や耐久性には非常に優れたものがありますが、弊社ハイグレードクラスの中では3番人気・・・
お見積もりの初期の段階では、このコーティングを気に入られる方は多いのですが、意匠性上のお話で艶についてご説明いたしますと、候補から外される方が多い。
このコーティングの他のコーティングと比較した場合の意匠性上の相違点は、艶です。
多くのお客様はガラスコーティングに対して、すっきりした比較的パリッとしたイメージをお持ちのようですし、求められるのもそのような雰囲気のようです?
が・・・
このコーティングは、それに対しては真逆の意匠性。
どちらかというと、
高級WAXの代表であるカルナバ蝋のザイモールに非常に意匠性は似ています。
しっとりした、厚み感のある柔らかな艶で、嫌な表現の仕方だとドロッとした感じ・・・
よく言えば、妖艶な艶と言えます!
これはこのコーティングがWコートであることに起因します。
シングルでもかなり厚い膜厚ですが、それを2層にしていることと、ベースコートとトップコートの基本成分は同じですが、混和剤の配合を変えてあることで、
コーティング内部での光の屈折率が変化するため、このような独特の意匠性を作り出します!
個人的にはこのコーティング私の意匠性の好みとしては、1番好きなコーティングです。
というのは、私の車のボデイスタイルの好みはプレスラインが少なく曲線的というか女性的ラインの車ですので、このようなスタイルの車に施工すると、
非常にグラマー感が増します!
但し、施工に関してはかなり面倒なコーティングなので好きではないのですが・・・
ただし今回施工してみて感じるのは、意外とハリアーですと曲線手的な部分も多いですが、プレスラインもはっきりしている所ははっきりしているので、メリット・デメリットが打ち消し合い意外と特徴的な意匠性は出てきませんでした。
お色が、ホワイトパールクリスタルシャインという事も影響あるかもしれません?
濃色中間色の、
レット・ブルー・グリーンや特にイエローですとかなり特徴がはっきり出ます!
何はともあれ、オーナー様にも仕上がり感には御満足を頂けました!
施行前には、このような意匠性上の特徴はご説明いたしておりましたが、
「艶感は別に気にしません、性能と価格バランス重視でOKです!」
とのことで、施工いたしましたが、艶感に関しては特に強い印象はお受けではなかったようなので、私が気にするほど艶感はいざ施工してしまえば差は感じないのかもしれません?
ただ、弊社常連様の中には、私以上に艶に神経質な方が多くいらっしゃいますので、それらの方々の意見で神経質に私がなり過ぎていただけ・・・
かも?
この度は、高額施工いただきましてありがとうございました。
洗車機での洗車が主になられるとのことでしたが、冬季の洗車機洗車はご注意ください。
基本的には、スプレーで下洗いをしてから洗車機にお入れください。
又、時間帯もなるべくAM11:00~PM14:00位の、洗車機にアイスダストが付着していない時間帯にしてください。
会員クラス:準会員登録
車両クラス:クラスLL
施工コース:
コーティングコース=ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング
磨きコース=01スタンダード磨きコース(程度良好新車向け・軽度の傷取り鏡面磨き)
オプション施工1=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ・リア基本セット+パノラミックルーフ×鱗落し)
オプション施工2=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4か所)
施工料金:228.805円税込(新車割引磨き-10%・淡色車割引磨き-5%
適応)
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