2014年11月03日公開|三菱
見た目はまだまだ20代前半にみえる、ご新規のお客様です!
が、実は後半なのだそうです。
事前のやり取りがすべてメールだったのですが、この段階で年齢はお若いのだろうと想像はつきました。
というのは、文体よりも宛名や差出人などの記載の仕方が、
いかにも友人などとのメールのやり取り的だったからです・・・
年配の方ですと、文体や宛名や差出人記載の仕方などが手紙的な記載の仕方ですのでそれとすぐに判ります!
それと若年の方に多くみられる傾向が、こちらからの質問に対して、自身にとって必要と思われることに関しては答えていただけますが、
あまり必要と自身が感じないことはスルーして返答がありません・・・
これ結構予約段取り上は、判断がつかない部分があると困ることがあります。
TELに関しても同じで、
自身が必要と感じないと不在着信があってもかけ直してこられることはまれ。
うちの娘を見ていてもやはりこの傾向はあり、同世代の中特に友人間ではこれでも良いでしょうが、それ以外の関係性の中ではこれはちょっと印象はあまり良くないでしょう。
老婆心ながらちょっと感じましたので、ご忠告!
弊社のお客様の中でこのような若年の方は非常に少なく、1割にも満たないでしょう・・・
その中でさらにスポーツタイプのお車となると、3割いないでしょうねー
弊社のような高額施工店に依頼なさるのですから、かなり車好きでなければそこまでお金はかけようとは思わないでしょうが、圧倒的に多いのはミニバンやエコカーなのが、私のような世代には理解できません?
何もそのような車は独身の自由がきくときに選択する必要はなく、どのみち結婚→子育てという過程の中で好むと好まざると必然的に乗る時が訪れるでしょうから、その時で良いような気がしますが・・・
VIPカーやカスタムカーもどうかとは思いますが、
若いうちに1回位はスポーツカーは体験してほしいですねー
そうすれば、車というものの楽しさ、単なる移動空間ではないことが理解できて、車離れも少しは解消でるのでは?
と思ってしまいますが、最も国産車メーカー自体がそのような売れない車は作らない的な、車離れを後押しするような傾向がありますから、この流れは治まらないのかもしれません。
私をしてみても、今の新車、国産・外車含めてほしいと思えるような車は皆無で、車への興味は失せるばかりですからねー
そういう意味では、こちらのオーナー様の様に、最新ではなく興味のある車を探し出し、これからも長く乗り続けるような選択は非常に理解できます!
私自身2006年以降家族の車以外では、新車は購入しておらず旧車ばかり・・・
というか、買う車がどんどん低年式化しています、単に貧乏とも言いますが。
すでに13年が経過していますが、まだ3万キロしか走行していないにも拘わらず、
ブレンボカラーキャリパーの塗装は死んでいます・・・
このレッドキャリパー自体がオリジナル塗装なのかはわかりませんが、完全に塗料が白華してきてしまっています。
どうやら状態を見る限り、
クリアーのかかっていない塗装のようです?
これからもまだ相当長く乗られたいとのことで、弊社に施工にいらしていますので、
此処も近いうちには再塗装されたほうが良いでしょう!
国産車には本当に疎いので、このシート初めは交換されたレカロシートと思っておりましたが、リアシートを見ると同じ表面素材ですので純正であることに気づきビックリ!
純正でここまでタイトホールドのシートは珍しいのでは?
ロータスでさえもう一寸ルーズですから、
それを考えるとかなり本格的スポーツシートと言えるでしょう。
レカロシートは、私の印象としては今まで座り心地は非常にいいのですが、
ホールド感にあまりいい印象がなかったのですが、
このレカロのタイト感はオーダーメイドのよう!
最近ランエボ欲しいかなー
と、思っていた気持ちを後押しされちゃいます!
スポーツマインドが刺激される追加の3連メーターです!
この手のアイテム私は好きなのですが、見た目は良いのですが、
このメーターはイグニッションON時の作動音が最低・・・
何やらガチャガチャと機械音がします。
何のため?
特に構造的にこのような音がする必然性は無いはずですので、明らかに作られた音のはずですが、非常に耳障りな音質です・・・
このタイヤ初めて見ました!
調べてみると中国のメーカーで、
いわゆるアジアン激安タイヤです。
種類にもよりますが、なんと1.000円台からあります。
高いものでも5.000円台位・・・
販売店利益・輸送コスト等引けば一体原価はいくら?
と考えると、一般的ブランドと比較した場合、
このタイヤに命を預けることはできません・・・
間違いなく、限界時の性能でB・Y・P・M・D等のタイヤのような安定挙動は望めないでしょう?
あくまで法定速度内、下駄車であれば100歩譲ってありかもしれませんが、このようなスポーツタイプの車では、私からすると自殺行為的選択・・・
タイヤは唯一路面と車を結ぶものですし、インフォメーションもここからしかドライバーには伝達されません。
つまり、走るという行為の中ではブレーキと同じだけの最重要ポイントです!
ですので、此処だけは安物買いは止めましょう。
以前妻のアウディのタイヤ交換の際、レースをやっていた10代からお付き合い願っているタイヤ屋の社長に、
「どうせかみさんの車だから安いタイヤで良いよ!」
と言ったところ、
「最低でもオーツだな、
それでもウエットで法定速度内でもパニック操作時には安全性は保障しないよ・・・」
と言われました、結局オーツ買っちゃたんですけどね・・・
先日行われた弊社ツーリングでも、この手のアジアン格安タイヤ履いたBMWが、セミウエット状態の路面で大した速度でもなく、しかものぼりのヘアピンコーナーで簡単にスピンしていました・・・
本人曰く、LSDや腕のせいと言っておりましたが、それがあるとしてもトラクションの抜け方でこのような極端な挙動を示すのは一番の原因はタイヤでしょう!
ヘッドライトカバーかなり傷みが進行してきています・・・
が、まだクリアー剥離には至っていませんので、この段階で処置すれば、
ヘッドライトカバー本体の,
ポリカへのダメージは防ぐことが可能です!
但し、ほとんどクリアー膜厚いっぱいまで曇りは到達してしまっていますので、
これは“ヘビーポリッシュ”の必要があります・・・
ランエボという車の性格上か?
ミツビシがそうであるのか?
は判りませんが、国産車にしてはクリアー厚は厚くしかも結構堅い!
当初は#1.200のペーパーを手懸けで行こうかと思いましたが、意外と手こずりそうでしたのでサンダー使用に切り替えました。
初めから機械研磨をすれば当然早いのですが、ペーパーの消耗が速いのと、サンダー用ペーパーはコストが高いので、国産車の場合はまずは手懸けをを試します。
このお車の様に3次曲面が緩いので機械研磨は可能でしたが、3次曲面のキツイ車の場合はすべて手懸けとなります。
これがドイツ車であると、途中で嫌になってくるんですよねー
この後、#3.000ペーパーて表面をあらかた整え、3段階のスポンジバフと専用コンパウンド2種類を使い磨き上げます!
完成するとこの通り、新品のような回復をいたしました!
これ後半年放置されていればここまでの回復は無理だったでしょう・・・
行き着くところまで放置してどうするかを考えるのではなく、曇りが発生しているなー
と感じたときに、早めに処置することが肝要です!
然し、こちらのオーナー様、
このような状態のヘッドライトカバーにはあまり気づいていなかった?
のか、気になされていなかった?
私から施工を提案することはほとんどありませんが、今回はあまりに危機的タイミングともいましたので、珍しく提案指摘をいたしましたが、オーナー様の反応は、
「あー、確かに曇っていますねー」
「これ直したほうが良いのですか?」
と、ほとんど興味はないご様子・・・
なので、ほぼ言い切り状態で施工をすることにいたしました。
磨いてきれいになったはいいですが、
このまま放置すれば1年くらいでまた曇りは起き始めますので、何らかの処置が必要!
ご新規のお客様での曇の予防措置の選択は、
となりますが、
今回は“ペイントプロテクションフィルムヘッドライトカバー施行”となり、お選びいただきましたフィルムは、エクスペル・アルテメットボディ用のソフトフィルムです!
当然クリアータイプで、減光率もほとんどありません。
お引渡し時のご確認で、
「ヘッドライトカバーもきれいになったでしょう?」
と、お聞きしてみましたが、
「あー、なんかきれいになったような気がします・・・」
程度のリアクション、今回出来栄えにはかなりの自身があっただけに、このご反応にはかなりショック・・・
無理やり提案して、金取りしたいがための施工みたいで、“やらなければよかった”と感じてしまいました・・・
やはり私からの提案は、これからは止めよう!
お持込時は塗装がかなり艶を失い曇っていましたので気がつきませんでしたが、磨きの工程中に艶が戻る中で、このようなデント痕を2カ所発見しました!
施工終了してしまってからこのデント痕を直すとなると、コーティングは再施工の必要が出てしまいますので、前記したようにTELでオーナー様に処置をご確認しようとしたのですが、残念ながらTELには出られませんし、かかっても来ません・・・
由って、デント屋さんの予約は取っておきましたが、今回はスルーです。
此処もお引き取り時にご説明いたしましたが、
「あー、凹みありますねー」
とやはり、あまり反応はありません・・・
なんかオーナー様より、私のほうが車を気にしているような?
変な感じです。
これからは、事前に、
「不具合箇所を発見した場合は連絡を!」
という、御指示を頂いている場合以外は、オーナー様に連絡を取ろうとするのは止めよう!
自分事で恐縮ですが、このようなパターン凹みます・・・
中古品を購入されて付け替えられたボンネットだ
そうですが、程度的には最悪再塗装もされています・・・
傷も半端ないですが、飛び石痕もすごいですし、何よりも驚いたのは、ウインドウオッシャー液で川の形でイオンデポジットクレーターになりクリアーが溶かされています。
どのようなウオッシャー液を使っていたのか?
膜厚は206μありますから、オリジナル塗装100μと考えると100μ以上の再塗装厚はありますのでここはある程度ハードに磨きこんでも大丈夫でしょうが・・・
オリジナル塗装部分は、←の様に最高に厚い部分で100μはありますが、薄いところは70μギリギリしかありません・・・
過去ミツビシの車の経験上このような膜厚は予想できていましたが、もしかしたらランエボは違うだろー
という、ほのかな期待は裏切られました・・・
磨きのオーナー様のご希望コースは、“03スタンダード磨きコース”だったのですが、この膜厚でも今回1回は可能ですが、以降もし塗装に傷を入れてしまい再度磨きでリセットをかけて!
という、ご要望があったとしても、
「どうでもなら施工しますが、クリアーが無くなるリスクは覚悟して頂き、そこまでで無いにしても塗装寿命はかなり減少はしますよ・・・」
という、条件付きになってしまうことをご説明して、且つ御予算も15万円を想定しておられたこととも考慮して、此処一発のリセットにはなりえませんが、
同じレベルの再リセットならあと2回は施工可能な、
“02スタンダード磨きコース”となりました!
確かに車両程度的には、ダメージの深い使用過程車向け03磨きコースが当てはまりますが、今後も長く乗られることを考慮すれば、今回だけバキバキに仕上がったとしても後がないのではある意味”本末転倒”とも言えますから・・・
サテライトシルバーメタリックという非常に傷の目立たない塗装色ですが、ライティングしてみるとかなりの洗車傷所謂手洗いによる線傷は多くあります・・・
この塗装色ですとマクロカメラを使用してもこの程度にしか映りませんが、
目で見て確認できるのはこの10倍くらいです。
オーナー様はこれを処理したいがために03磨きコースをご希望されましたが、
「02スタンダード磨きコースでも傷残りは1割程度まで減少できますよ!」
とご説明はいたしましたが、それでも“傷残り”という響きが、できれば03コースで行きたいという気持ちに後ろ髪惹かれているご様子です・・・
磨きが終了してみると、
↑↑の写真の傷程度は完全処理できました!
傷残り1割と言いましたが、1%くらいでしょう。
残っている傷は、深さ10μ以上はありますから、どのみち03磨きコースを行ったとしても、見えなくはなりますが、あくまで傷痕跡は残りますから、今回のこのお車の場合は、
02スタンダード磨きコースで正解です!
今回は、塗装の硬さ加減や傷の大半の深さ的に磨きとマッチしたために、ここまで旨い具合に進みましたが、これがほかの車の場合にこのように旨く行くとは限らないのが、磨きのむずかしさ・・・
選択を誤ると、取り返しのつかない状態にしかねないのが磨き・・・
そうなれば、再塗装しかなくなりますから。
正直リスクの割には、割に合わない商売です・・・
風のうわさで、昔弊社にかかわっていた人物が、来年磨き屋をオープンさせるとか?
当時かなりの確率では何らかの補修を必要としていた注意散漫さと、最終的には傷消しコンパウンドに頼らざろうえない技術的未熟さがありましたが、この数年で解消できたのか?
磨きに一番必要なのは技術ではありません、鋭い観察眼と長く維持できる集中力、そしてそれを組み立てる頭脳・経験値です、人並み以上のIQも欠かせません。
これを確立するに至るためには、作業的適正よりも、人生を磨きにかけるだけの根性!
家庭や趣味や生活の安定などという他に甘い欲望があるようでは無理でしょう・・・
ましてや他人のふんどし借りて、のような甘い考えでは・・・
詐欺師はどこまで行っても所詮詐欺師、泥棒は一生泥棒という烙印は人の心からは消え去りません。
大事なお車、高額なものをお預かりする仕事ですから、偏見を残した中での信用性は付いてきません、それを払拭出来るだけの信用性を周囲が認めているのか?
実際、磨き屋コーティング屋は出店しやすく思えるのか、月にお一人ほどは独立の相談を頂きますが、皆さん考えが甘い。
10年継続できる専門店舗は全国的に見ても1割程度しかありません。
安易に初めて、簡単に放り投げる・・・
ポリッシャー抱えて死ぬ覚悟が必要でしょう!
御健闘をお祈りいたします!
安曇野倭付近だそうですので、ご興味のあられる方は試してみてはいかが?
完璧とまでは行かずとも、
ある程度見れるレベルまで戻すのに規定研磨量を超えた7μの研磨が必要でしたが、
サービスです!
本当はボンネット、
ここまで傷んでしまっている塗装でしたら再塗装されてからのほうがお勧めなのですが、良い悪いよりも予算あってのことですのでそれはしょうがないでしょう。
グラベルかサーキットでも走る車が使用していたのか?
一般車両では考えられないような飛び石の受け方をしています・・・
この様に大きな飛び石痕は特に、
磨きを行うと施工前に比べて飛び石痕跡は目立つようになってしまいます・・・
以前も他店で施工された方からの問い合わせで、
「施工前はさほど飛び石痕は目立たなかったのに、施工後ははっきり分かるようになってしまい、更にその部分が白く膨らんでいるのですが、これクレームにはならないのですか?」
との、ご相談がありましたが、飛び石痕が目立つようになったこと自体は、
飛び石痕が有ること自体が問題であって目立つようになったことはしょうがありません。
但し、白く膨らんでいるのはコンパウンドが穴に絡みついているのでしょうから、その除去は本当はコーティング施工前に除去しておけなくてはいけないので、クレーム可能でしょう!
ヘッドライトカバーもそうでしたが、このようにマフラーエンドも気になされていないようです。
朽ち果てまくっています・・・
ステンレスの素材が良いのでしょう、ここまで放置されながら錆びはさほどひどい状態ではありませんが、排気煤の淵1cm位の部分のこびり付きは凄いです。
ここまでこびり付かれては、すでにリューター研磨の限界は超えてしまっており、
これ以上は無理・・・
これを何とかするには、スクレーパーでそぎ落とすか?
ペーパーで削り落とすか?
となりますが、傷だらけになってしまい、ステンレスではその傷の処理は無理ですので、事実上これが限界施行です・・・
ここまで行かないうちにたまに掃除をしてあげていれば、なんですがねー
MITSUBISHI 三菱 ランサーエボリューション 2.0GSRⅦ 4WD
(GH-CT9A) コーティング終了
私的には、施行前の程度からして02磨きコースでの施工としては、会心の出来と感じ、オーナー様もさぞやお喜びいただけるだろう?
と、期待をしていたのですが、糠喜びでした・・・
ほとんどリアクションなし・・・
感想も全く言葉としてはお聞きできませんでした。
何か気に入らない部分があったのか?
だとしても、それも口になされない・・・
正直なところ、施工完成に対してのご感想は不明です。
確かにオーナー様のようなご職業の方は、弊社にも何人かいらっしゃいますが、
職業柄感情表現をあまりしてはいけない仕事という事もあるのでしょうか?
このような職種の方皆さんノーリアクションではありますが、ここまで感情が何も伝わってこなかったことも初めてです・・・
メールでも結構ですので、感想を聞かせて頂ければありがたいのですが!
今回お選びいただいたコーティングは、
“マーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション×光触媒ボディコーティング”でしたが、このコーティングをお選びになられる方は比較的若年層が多い様な気がします!
多分、価格手にも弊社の中では手頃ですし、
光触媒という新しい技術にも若い方は興味をお持ちなのかもしれません?
露天駐車車両ですし、選択としては良い落としどころではあるでしょう!
摩擦に弱いという欠点はありますが、100%御自身での手洗い洗車という事ですので、心配される耐久性も3年は十分持ちこたえることも可能でしょう。
但し、今までの洗車道具は上部も下部も同じスポンジをお使いだったそうですが、これは傷入れの大きな要因になりますから、早めに追加の新しいスポンジをお買い求めください。
この度は、電車での行き来をしていたきながらお越しいただきましてありがとうございました。
お誘いいたしましたツーリングもご検討ください。
今までランエボは初見ですので、メンバーも興味津々だと思います。
御参加いただけるようでしたら、なるべくお早めにご連絡ください。
会員クラス:準会員登録
車両クラス:クラスM
施工コース:
コーティングコース=マーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション ガラスコーティング×光触媒ボディコーティング
磨きコース=02スタンダード磨きコース(程度良好使用過程車向け・軽度の傷取り鏡面磨き)
オプション施工1=ヘッドライトカバー磨き(ヘビーポリッシュ)
オプション施工2=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(アルティメット×ヘッドライトカバー)
施工料金:162.461円税込(代車使用無し割引-5%・淡色車割引磨き-5% 適応)
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