2014年12月28日公開|シトロエン
法人会員様の役員の方の社用車新車入れ替えの為、ご入庫いただきました!
2年ほど前にプジョーで施行させて頂いておりますが、実は事故によりまさかの全損・・・
夜間高速道路上を、追い越し車線単独走行中(これ違反)時速130km/h(これも違反)にてカーブに差し掛かると、
なんと黒い車が無灯火(これも違反)ハザード点灯なし(これも違反)で、中央分離帯に単独で刺さっていて、気がついた時点では既に止まり切るどころか、回避も間に合わずもろに衝突!!!
ブレーキ痕の長さや破損状態から、衝突スピードは80km/h位と思われるそうです。
然し、運よくこれだけのスピードで衝突しながら怪我はありませんでした!
しかしなぜ、中央分離帯に単独で車が刺さっていたのか?
ですが、この車はトラックが走行車線側に複数走行している所を、追い越し車線側から追い越そうとしている所に、強引に追い越し車線側に進路変更してきたトラックに接触したためだそうです・・・
確かに最近のトラックは、
後方よりかなりのスピード差がある追い越し車両がいても強引に進路変更をしてくる車は少なくありません。
正直、このようなマナーの悪いトラックが多いのは事実・・・
私も10年ほど前に、西濃運輸の大型トラックに幅寄せをされ、ガードレールに押し付けられたことがあります。
但し、この事故完全な事故詳細は知りませんが、刺さっていた黒い車は無灯火だったという事は、もしかしてこの車が追い越しをしようとしていた時点でも無灯火だったかも?
このような、夕方から夜間にかけての時間帯では、
SUV系の車の無灯火目立ちます・・・
今これだけ高速道路網が発達し、日常的に高速道路使用がされているにも拘らず、
昔に比べ高速道路走行時のマナーの悪い車が目立ちます。
これすべて、自己中・・・
上記に当てはまるような運転をしているバカに大体共通するのが、
前しか見ておらずバックミラー・サイドミラーをほとんど確認していない。
自分が事故を起こしていないから、運転がうまいと思っているのかもしれませんが、
周囲の車にひやりとさせたり、急ブレーキを掛けさせるような運転をしている時点で、こういうタイプはうまいどころか免許を持つ資格なし・・・
運転がうまいとか、優良ドライバーだとかは、自信の運転技術がそれなりである事以上に、
他走行車や歩行者などに危険と感じさせない運転ができるかの方が重要です。
当然、交通法規をきちんと守ることは、それ以前の問題ですが・・・
弊社のツーリングの際にも、参加者の走り方を見ていて気付くのは、
恐らく、弊社ツーリング参加者の方は、確かに一般ドライバーに比べ運転時術はうまく車も高性能かもしれませんが、だから逆に一般車より危険です・・・
上記項目に当てはまる運転をする方が1/3位います。
毎ツーリングの際に注意喚起をしているのですが、一向に一部の方は改善されません。
恐らく自身の運転態度が危険運転と自覚できていないのか?
完全な自己中心なのか?
安全運転とか、マナーとかは、自信の車の安全のための運転ではなく、
前後左右の他車両や歩行者などに危険を及ぼさない運転です!
たとえば、前走車との車間距離ですが、自身の車は制動能力が非常に優れているとします。
だからと言って、自分が止まれる制動距離が問題ではなく、
その距離で後続車が同じように止まれるかのほうが重要です。
したがって、後続車が余裕を持って止まれるように、
自身が前走車との車間距離を調整するだけの気配りができてこそ、運転がうまい!
と、言えるのでは?
今回このC5を購入された最大の理由は、
このDSから続くハイドロシステムの油圧式サスペンション。
オフロード4駆でもないのに、
これだけの車高調整幅は凄い!
最高に下げた状態では、ほとんど車高短!
一番あげれば、ハイリフト並みのフェインダークリアランス!
これなら、アウトバーンからオフロードまでOKです。
4段階の車高調整が可能ですが、作動速度はレンジローバーの倍はかかります・・・
ただこの時間ロスが、いかにも油圧式のハイドロらしさかも?
工場内で動かしているだけですが、
サスペンションの感触はちょっと私には気持ち悪く感じられます・・・
実際公道を走ってみるとどうなのでしょうか?
弊社にある、エアーサスペンションのレンジローバーと比較してみた感じでは、
乗り心地ではC5のほうが上ですが、安定感はレンジローバーのほうがよさそうな感じです。
ただそうなると、レンジローバーでさえ高速道路での100km/h超えでは、
ふわつき感を感じますので、C5ではもっと安定感が無くなるのでしょうか?
それとも、高速域では全く違う安定感を生むのかは?
ですが、もともとフランス車は高速道路での高速走行性は、さほど求められないでしょうから、ドイツ車のような安定感は望むべきも無いでしょうが・・・
1.6Lのターボエンジンで、156ps 24.5kgmのスペックですが、ほぼアイドリング時から最高トルクを発揮しますので、
街乗り時の加速感不足は感じないでしょうが、
高速道路でのパワー不足はこの車格的には否めないでしょうねー
上記したように、そもそもドイツ車のように高速道路をカッ飛ぶことを目的としては作られていないでしょうから、これで十分なのでしょうね。
このお車、ボンネットサイズはかなり長いほうに属するでしょうが、エンジンルームをのぞいてみると、全体スペースの1/3位しかエンジンは占有しておりません。
これも最近のフランス車には共通する風景ですが、
この無駄に思える空間が実は無駄ではない!
というのも、前記したようにオーナー様は高速道路上で、全損事故をプジョーで起こされていますが怪我がなかったのは、
この無駄なスペースの多さによる衝撃吸収のクラッシャブルゾーンの広さが大きな安全性を生んだのでしょう!
但し、不安に思えるのは、確かに前方衝突においては安全でしょうが、側面・後方・横転などの他のパターン事故の際に、果たしてボルボやドイツ車並みの安全性が確保されているか?
となると、それはおそらく無いでしょうねー
というのも、昔からフランス車は高速道路上事故においてはほとんど棺桶と言われてきていますので、そうそう短期間に安全性能で圧倒的リードをしていた他社のレベルにまで総合的に追いついているとは、一寸考えにくいでしょう・・・
最近のフランス車の特に小型車のメータは、
変にちゃらけはじめていてあまり好感は持てなくなってきていますが、このクラスとなると、
逆にかなり好い落ち着き感があります!
視認性も良いですし、スポーティー感もあります。
ただ御多聞にもれず、ハイテクメーターにはなっていますので、
他国車に比べ壊れやすいフランス車では、このような進化は新車時は問題ないとしても、
10年くらいたった時の修理代はちょっと怖いかも?
故障性もドイツ車並みに改善されていることは、無いでしょうからねー
シンプルですので、違和感を感じさせる部分はありませんが、
私にはギヤセレクターの作動はあまりしっくりきません・・・
これは、慣れと好みの問題でしょうが。
今はやりの電子式パーキングブレーキですが、便利と言えば便利な部分もありますが、サイドブレーキを利用しての走行補助的車の動かし方は、ONかOFFしかできませんので全くできません・・・
ですので、私個人的にはこのような電子式パーキングブレーキは嫌いです。
今まで、施工依頼いただいたすべてのお車でご依頼いただいております、
“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”のご依頼をまた頂きました!
くどいようですが、このウインドウ撥水加工は、
一度体験された方は、
再施工や新規施工でもほぼ100%の方がリピートされます。
施工価格は、市場の価格と比べかなり高価ですが、機能性や耐久性を考慮した場合、
DIYやGSでの施工とは比べ物にならない性能に皆さんご満足いただけているようです!
当然私もプライベート車両には全車施工してありますが、
基本的には高速道路走行ではワイパー使用したことがありません。
一般道でも、霧雨などではない限り間欠ワイパーすらほとんど使用いたしません!
長野県内タカサワグループからご購入ですが、
最近このディーラーの納車レベルの高さには驚かされます!
更には、60万円引きという外車ディーラーとしては驚異的ともいえるような値引きをしているにも拘わらず、これだけのクオリティーをオーナー様に提供できるのは凄いことです。
この数分の1しか値引きしないのも拘わらず、
納車クオリテーは最悪のフォルクスワーゲンディーラーとは大違いですねー
弊社のお客様の多くの声をお聞きしても、接客態度ひとつとっても、
タカサワグループは非常に腰が低く且つ親切とほぼ全員の方がおっしゃいますが、
反してフォルクスワーゲンでの高慢で不親切な対応はこれまほぼ全員の方がおっしゃいます・・・
先日も、弊社ツーリンググループのメンバーで、今は無きファーレンで新車購入され現在アップにお乗りの方が、新たなフォルクスワーゲン松本に初めて行かれたそうですが、
「とんでもなく態度が悪く、非常に不快だった・・・」
「ファーレン時代と比較した場合、有りえないような不躾な対応をされた・・・」
と、怒っておいででした。
この方、非常に物静かた方ですし、腰も低い方ですが、
逆にそのようなお客はなめてかかるのでしょう・・・
その場にいなくても、その時の雰囲気想像できてしまいますわー
然し、程度が良い!
今年の新車でのクオリティー(傷の)としてはNO1です。
トップ部分に関しては傷0です!
だからという訳ではなく、
今回の磨きは“01スーパーライト・ハード磨きコース”です!
今回の施工内容決定は、社用車ですので要は会社が認める経費としての枠がありますので、車両のクオリティー云々や仕上がりレベル云々の問題ではなく、決められた御予算の中で必要な施工内容を組み込んでいった結果、数字上導き出されたコース選択となります。
但し、納車から1か月経過していますし、お乗りにならっれている役員の方は、
車をきれいに乗ることには一向に無頓着な方ですので、正直お持込時点での車両程度に非常に不安感がありましたが逆に、
無頓着=洗車もしない=車体にほとんど触ることもない=傷が入らない
という、図式が当てはまったようです!
但し、納車がこの時期でしたのでこれでもよかったですが、
これが納車タイミングが秋雨のころや降雪真っ盛りの時期となっていれば、
このような放置管理は別のトラブルを引き起こしていたでしょう・・・
とは、雨染みやエンカルによる浸み、あとは鉄粉付着等のリスク要因が起きていたでしょうから、納車時期とお持込みタイミング的にはベストでした!
但し、幾ら程度極上と言えども、この部分Bピラーの練プラには結構な傷はついてしまっておりました・・・
もっとも、このお車に限らず、このようなパーツ素材と色では傷がない新車であることは、保護フィルムでも貼ってない限りは有りえません。
というか、これだけ傷が入ることは火を見るよりも明らかな場所ですから、なぜ保護フィルム貼らないのかが?
このような素材では100%の回復はほとんど無理ではありますが、
このお車はかなり好いところまで回復させることができました!
メーカーにより、やはり多少は素材の違いがあるようです。
納車から約1か月然し、おそらく洗車はされたことがないと思われますが、そうはいってもすでに鉄粉の洗礼を受けてしまっています・・・
今回の磨きコースは、01磨きコースですので鉄粉クリーナーによる除去は含まれません。
ので、ポリッシャーでからめ捕れればいいのですが、
結構頑固にすでに食い込んでいるためにNG・・・
こうなるとトラップ粘土を使用しての手作業となりますが、
本来であればこれは弊社ではオプション扱いですので追加料金が発生いたします・・・
然し、今回の受注スタイルは特殊なため追加金のご請求はできませんので悩むところです。
サービス施工?
とれない鉄粉はスルー?
然し、常連様ですのであえて今後コーティングに害を及ぼすとわかっていながら見過ごすわけにはいきませんので、サービスで施工いたします!
ツーリングの際にも、何かとごちそうになっておりますので、そのお礼も兼ねて。
全体を施行して行ってみても、視覚的に確認できる傷は結果的にはボディには0でした!
結果として、2014年度施工車両での傷部門では程度NO1決定です。
然し、肌感はあまり良くなく、最もこれはこのお車に限ったことでは無く、フランス車はメーカーや車種・色に拘わらず、他国車に比べかなり表面状態は粗い仕上げとなっております・・・
どう粗いかというと、柚子肌の上にさらに細かな柚子肌が出来てしまっている感じ?
見た目にざらつき感を感じさせるような意匠性です。
つまり、塗装表面が滑らかではなく、剣山の様というか針の山の様というような感じ・・・
ですので、このお車の磨きの目的は、この細かな凹凸を本来のグランド(柚子肌)まで切り取り、すっきりした柚子肌にしてあげることで乱反射を防ぎ、
結果としてすっきりとした艶感を作り出します!
結果、研磨膜厚は01スパーライト・ハード磨きコースで3μの研磨となりました。
但し、このようなことが可能だったのは、ボディカラーがパールホワイトだったからです。
これ以外にも、シルバー系など淡色車であれば同じことは可能ですが、濃色車やソリッドカラーの場合は、
この磨きは1工程のみの磨きですのでオーロラ残りが起こってしまうため施工は不可です・・・
濃色車やソリッドカラーでは、1工程でのハード研磨と仕上げ磨きの両立はできません。
簡易施工店では、これをやっている!
というようなお話も聞くことがありますが、オーロラが出ないようにするためには、
ギヤアクションポリッシャーかダブルアクションポリッシャーで施工する必要がありますが、本来この手のポリッシャーは中間研磨もしくは仕上げ磨きに使用するためのポリッシャーですので、ハード研磨するだけの研磨力は本質的にありません・・・
無理やりでも研磨力を高めようとすれば、粗いバフと粗いコンパウンドを併用することとなりますが、これではポリッシャーの研磨力で研磨しているのではなく、
バフとコンパウンドの粗さで研磨していることになりますので、
結果としてはこれらにより微細な磨き傷をランダムに入れまくっていることになりますので、たとえとすればおろし金の細かい版を作り出しているようなものですので、せっかく防汚性のあるガラスコーティングを施行しても、その効果は半減してしまうでしょう。
やれるという事と、行ったことに意味を持たせ弊害を生まないようにできるか?
という事は、別です・・・
CITROËN シトロエン C5ツアラー セダクション(X75F02)
コーティング終了
程度が極上だったから、仕上がりが良いのも当たり前!
なのですが、このような場合逆にプレッシャーを感じてしまいます・・・
というのも、施工前と施工後の変化効果をオーナー様が感じてくださるのか?
施行者自身、私のことですが、ですと施工段階の変化を見ていますし、施工したパネルと未施工のパネルを見ていますから、当然その変化は認識できます!
然し、オーナー様は比較対象は無いですから、結果頭の中の記憶との比較ですので、感想の個人差は当然生まれます。
もっとも、こちらのお車の使用目的自体が、仕事の足であり、趣味車のような意匠性のこだわりは持たれていませんので、施工目的は別にあります。
というのは、防汚性です!
こちらの会社の社長様も、このお車担当の役員様も、何よりも洗車が嫌い・・・
手洗いどころか、洗車機に入れる事すらあまりなされません。
もっとも、本来ずぼらな性格という事もあるかもしれませんが、
通勤距離だけでも1日150km近いですし、1か月のうち2/3位は海外出張というハードさなので、洗車もままならないというのも事実です。
しかも1年間での走行距離は6万キロ近いですから、初車検時で入れ替えという前提もありますので、高価なコーティングの必要性もありませんので、
ぎりぎり3年持てばOKという前提で、選ばれたコーティングは
“マーベラスフィニッシュ・スノーガード”です!
耐エンカル性能も高いですので、社用車に施工するコーティングとしては十分です!
とはいえ、もう一寸こまめに洗車はしてほしい・・・
この度も施工ご依頼いただきまして、ありがとうございました。
先日も社長様と娘さんでお越しいただき、お心遣い感謝いたします。
よろしくお伝えください。
お忙しいでしょうが、高速道路での極端なエンカル付着はあまり放置せず、できるだけエンカルだけは洗い流すようにはしてください。
明日、忘年会ではまたお会い致しますが、あんこう鍋と生牡蠣を中心としたメニューが今から楽しみです。
今回は、○田さんポルシェ納車祝いと、○萱さん企業独立祝いも兼ての宴会となっております。
それでは、明日のPM18:30お待ちいたしております。
会員クラス:法人正会員
車両クラス:クラスLL
施工コース:
コーティングコース=マーベラスフィニッシュ・スノーガード ガラスコーティング
磨きコース=01スーパーライト・ハード磨きコース(極上程度の新車向け・表面リセット&艶出し磨き)
オプション施工1=鉄粉取り(トラップ粘土使用サービス施工)
オプション施工2=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ)
施工料金:100.000円税込(新規施工正会員割引-20%・代車使用無し割引-5%・新車割引磨き-10%・淡色車割引磨き-5%・輸入車割増磨き+10%
予算調整あり)
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