2014年12月25日公開|マツダ
いきなりのTELにて、いきなりのご入庫、しかもご新規のお客様で・・・
とはいえ、私が良いと言ってしまったのですが。
このようなパターンは弊社始まって以来ですが、年賀状作成のために年末は余裕を持ったご予約になるように調整していたので、
思ったよりも時間に余裕があると思い当日入庫をOKしたのですが、年内には完了してこないと思っていた板金塗装修理車輛が2台あがってきてしまい、後悔しても後の祭り・・・
更には、長電話(1件1~2時間)の問い合わせが重複し、見る間に余裕のあったはずの年末工程が圧縮されていく。
しかも、その問い合わせ内容がまったく弊社の施工とは関係に無い事ばかり、
つまり受注にも結び付かないことで時間がどんどん消費されていってしまいます。
内容はほとんどオフ会みたいな内容・・・
この内容なぜあえて弊社にTELしてきたのか?
其れって、中古車販売店やディーラーに問い合わせればいいのに?
というようなことですが、ついつい相手をし始めてしまったら、
TELを切るに切れない状態に・・・
自業自得とはいえ、工程余裕がなくなったしまったこの状態を何とか回復しないことには、新年早々、お引き渡し遅れが出てしまいますので、
例により今年も年末年始はフル操業!
頑張りますかー
この極端に傾斜させたフロントナンバーと、リアガラスに鎮座する“安全運転だモン”矛盾していません?
そもそもこのフロントナンバーここまで傾斜させるのは、オービスとかで捕まらないようにするためでは?
という事は、違反することが前提ですし、そもそもこの行為自体が違反行為なので、それで安全運転とは意味不明・・・
これ以外にも、いろいろモデファイされていますが、私の若かりし頃のモデファイとは異なり、私からするとそのモデファイ自体に意味を感じることができません・・・
走りにつながるわけでもなし、かといって統一感のあるデザインになっているわけでもなく。
ただ、20代の今の車好きというか、車にお金を消費する方の方向性の様で、弊社の20代のお客様の1/2位は似たような傾向が見られます。
私には理解できませんが、これも時代変遷というものなのでしょうねー
まだヘッドライトカバーの素材であるポリカまでは劣化していないようですが、
部分的にはクリアーが剥離寸前のところまで劣化しています・・・
全体的曇りもまだ初期症状で、ライトが暗くなってしまうところまでは至っておりませんが、これ以上この状態での放置期間が長引けば、
ライトの素材であるポリカが劣化し始めてしまいます。
そこまで進行を放置してしまうと、
ヘビーポリッシュを行って一時的には透明感を取り戻せても、
1年くらいすればまた曇りはじめてしまうでしょう・・・
こちらのオーナー様は良いタイミングでのご入庫でした!
前記いたしましたように、全体的な曇りの印象は極端に酷くは無いですが、
部分的にはクリアーが完全にダメなところが存在しますので、
クリアー全剥離のために“ヘビーポリッシュ”で対応いたします!
まずはクリアー剥離の為のペーパー掛けからですが、国産車であっても大体どこのメーカーの物でも#1.200位のペーパーでないとクリアー剥離は大変なのですが、
このお車は#3.000で簡単にクリアーが全剥離することができました!
クリアー自体もさほど厚みもなく、且つ軟らかいという事になります。
但し、このようなクリアーの状態が
=クリアー耐久性能の低さ
に繋がっているのかというと、そうとも限らないと思います。
というのは、このお車約5年が経過して完全露天駐車車両という事を考えると、
劣化レベルは普通でしょう。
国産車としてはの話ですが・・・
#3.000で付いたペーパー目の除去を、
3段階の磨きで完全に透明になる段階まで磨き上げました!
→の写真の中央部に/に線傷が残っておりますが、これは磨き取ることはできません・・・
この傷まで完全に無くなるところまで磨くとなると、
かなり素材であるポリカの厚みが損なわれることになりますので、
ライトカバー自体の強度を考えるとそこまですることは逆効果となります。
このような深い線傷はほとんどのお車に見かけられますが、ボデイと違い虫などの付着汚れを除去しようとする際、かなり強引にゴシゴシ擦ってしまうのでしょう・・・
ボデイのクリアーとは厚みや硬度などは違いますが、
所詮は同じように塗料ですから強引なことを行えば当然傷は入ります。
MAZDA マツダ アクセラ マツダスピード
ヘッドライトカバー・ヘビーポリッシュ終了
今回は、磨き上げただけでその後の保護措置は弊社では行いません。
ヘッドライトコーティングはご希望になられましたが、
この状態で幾ら高性能のシリカコーティングを施行したとしても、ヘッドライトカバーの素材であるポリカに、シリカコーティングの密着に必要不可欠な官能基の存在が0ですから、長期保護はできませんので、ご自身で市販のコーティング剤を購入いただいて、
DIYで3か月ごと位に塗り込んでいただくような管理方法を提案させて頂きました。
弊社でコーティングまで行うことはお受けしてもいいのですが、DIYで施工可能であればその方が手間はかかってもコストはかかりませんので、その方がお得でしょう!
会員様であれば、長期耐久性能を与えるための“ラジカル・コーティング”をベースコートとして、ヘッドライトカバー専用トップコートをWコートすることで、
長期保護を行うことが安価に可能ですが、
残念ながらご新規もしくは会員様以外へのラジカル・コーティングは施工対象外となってしまいます・・・
ヘッドライト・プロテクションフィルムも検討は一応致しましたが、
一番の難題は価格が高いことです・・・
まだお若いオーナーの方ですので、モデファイ等にはそれなりにお金をかけることは厭わないでしょうが、この手のことにはあまりお金をかけることには興味は無いようです。
弊社のお客様でも、お若い方は皆さん大体そうですねー
お引き取りに見えられた際、磨き上げられたヘッドライトカバーをご覧になられ驚かれたようです。
「こんなにきれいになるとは思っていませんでした!」
「新品と言っても判らないくらいですねー」
と、大変ご満足いただけました。
お持ち帰り後、DIYで施工いただくコーティング剤は、
明らかにクリアーのような耐擦り傷性能はありませんから、ヘッドライトカバーをクリーニングする際には、優しくこすることを気を付けなければいけません!
この度は、施工いただきましてありがとうございました。
しきりに弊社の敷居の高さを気になされておいででしたが、決してそんなことはありません。
たまたまいらしたタイミングは、確かに高級車がいっぱいご入庫しているタイミングでしたが、あくまでたまたまですから。
国産車であろうとも、軽自動車であろうとも、別に施工はいたしますよ。
但し、態度が悪かったり、極端に品の無い様な服装や車のモデファイが行われている場合には、お帰り頂くこともありますが、それ以外であればさほど警戒されなくとも大丈夫ですから。
所詮、片田舎のただの磨き屋ですので、お知り合いの方にも別に大丈夫だよ、とお伝えください。
車両クラス:クラスL
施工コース:
オプション施工=ヘッドライトカバー磨き(ヘビーポリッシュ・深深度クリアー劣化対応)
施工料金:21.600円税込
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