2015年01月24日公開|日産
昨年の春に購入された新車で、購入時にニッサンの5イヤーコートを施行されているにも拘らず、弊社業界仲間のキーパーズオートアラーム様からのご紹介でご入庫いただきました!
キーパーズ様からは、すでに多くのご紹介を頂いておりますが、
キーパーズ様は奥様のVWを施行させて頂いておりますので、ご紹介割引対象となります。
弊社では、通常業者様からご紹介を頂きましても、ご紹介割引は適応されません・・・
あくまで、ご紹介者(会社)が過去に弊社において施工を頂いている場合に限ります。
たまに、
「○○さんから御社のことを紹介されました!」
と言われ、紹介割引の適応を打診頂くことがございますが、私の知人や弊社取引先であっても、上記条件が満たされない場合は、紹介割引は適応されません・・・
公平性保持のためとご理解ください!
こちらのオーナー様にも、弊社ツーリングクラブの春の京都ツーリング参加を打診してみたところ、
「参加します!」
とのことで、初のR35のツーリング御参加となります。
今回はポルシェカレラ4の新車も参加され、チームも同じBチームとなりますので、
過去の名勝負日本グランプリの再現として、ポルシェVSGT-Rの勝負が見れそうで楽しみです!
が・・・
ポルシェ400PS VS R35 550PSですから、
動力性能的にはポルシェには全く分が無い様に思えますが、ツーリング常連組としての根性を見せてもらいましょう!
後は、R32との新旧対決というのもありますが、
これは性能的には全く勝ち目はありませんでしょうが、タイトワインディングでの腕勝負ならもしかして?
と、いう事も起こりえるかも・・・
然し、この勝負ちょっと恐ろしすぎて絡む気にはなりませんねー
何やら怪しげなステッカーが?
ニスモのチューニングがされているそうです!
街の怪しげなチューニングではなく、ファクトリー扱いのニスモのチューニングですから、これによるデメリットは無いでしょう!
どこぞの改悪BMWと違って安全ですしトラブラない!
これチューニングにおいては一番大事なことで、いくらパワーアップされたとしても壊れたり、エラーを吐いて走行不能に陥るような事では、本末転倒でしょう。
但し、最近のハイテクハイパワー車で、メーカー設定以上のチューニングが必要か?
というと、エンジン足回りなども含め、はっきり言って必要ないでしょう・・・
弊社作業が終了したら、マフラーをアメリカ製のチタンマフラー(100万円位)に交換されるそうですが、これは性能的には?
な部分もありますが、エクゾーストノイズはスポーツカーにとっては大きな高揚感を与えてくれるものですので、これはある意味必需品かも?
個人的好みですが、R35はV6のターボ車ですので、はっきり言ってエクゾーストノイズは他社スポーツカーン比べしょぼいというかきれいな音質とは言い難いですので、このマフラー装着によりどの程度改善されるかが、ツーリングの際楽しみです!
R35を見るたびに感じるのが、
「この車4シーターの意味あるのだろうか?」
なのですが、このリアサイドガラス外側から見れば一般的なクーペサイズですが、内側から見てみるとほとんど潜望鏡サイズ・・・
外の風景を楽しむレベルにはとてもならず、有っても無くてむ同じもののような気がします。
というより、無理やりの4シーターなどにせずに、潔く2シーターにしていればこのようなサイドガラスはいりませんし、そうすればデザインの幅も広がり、
このお世辞にもカッコイイとは言えない無骨なデザインももう一寸何とかなった可能性があるのでは?
と、思いますが・・・
このエンジン組み立て者のネームプレートも、
AMGのパクリ的でどうも価値を感じられない・・・
確かに、専門技師1人が1台のエンジンを選任で組み立てるというところはAMGと同じでも、車両組み立てライン自体が一般車と同一で、大衆車ラインを通過しながら組み立てられている様はまさにガチャポン的ですので、そこにこのようなステータスプレートみたいなものだけを貼り付けても、
どうしてもAMGのようなプレステージ感を感じさせられません。
確かにこのようなコストダウンをするための集約的ライン体系は、
性能・機能などからするとバカ安い価格設定の根本を担っているのでしょうが、このクラスの車にそこまで販売価格を抑えてまで売ろうとするメリットがあるのかが疑問です?
ご予約時に、オーナー様からは、
「まだ買ったばかりですし、とても神経を使って管理していますから、程度は良いはずです!」
とはお聞きしていましたが、
過去このような自己申告をなされる場合に限って程度が悪いことの方が多かったですので、正直なところ、
「またかー」
位に思っておりましたが、実車を拝見してビックリ!!!
納車から半年経過していますし、御自身での手洗い洗車との兼ね合いからしたら、
驚異的に傷はありません。
自己申告と一致しています!
しいて言えば、
細かな水染みイオンデポジットになる直前の物がトップ部分には多少目立ちますが、
これは車庫保管車としてはちょっと酷い部類に入るかもしれません・・・
この原因は、新車時に施工されているディーラーコーティングの5イヤーコートにあるでしょう。
というのは、撥水ですからどうしても撥水した水滴蒸発でこのようになりやすいのは、撥水コーティングの宿命です・・・
また、手洗い洗車で丁寧に時間をかけ洗っていることが、こうなってしまう弊害ともなっています。
この様にならないための洗車は、
いかに洗い始めから拭き上げ終了までを短時間でこなせるかが大事ですので、丁寧且つ短時間でという矛盾を解決するためには、1パネルずつ洗車を完結しながら全体を仕上げていくことです!
但し、この方法は全体時間で見ると、
非常に無駄手間が掛かるため総体時間としては長くかかります・・・
ここまで程度良好ですので、
磨きは拘らなければ01スーパーライトでも淡色車ですので問題はありませんが、傷の処理とは別の次元の観点から見ると、
「せっかく施工を行うのだから、きちんと肌調整をして、艶もごまかしでない塗装本来の艶を取り戻したい!」
という、下処理命的見方をすることにより、“01スタンダード磨きコース”となりました!
ブリリアントホワイトパールという塗装色ですが、
トヨタと違い淡色車であってもR35にはすべてスクラッチシールドが採用されています!
トヨタの場合は、同じ車種でありながら、色により耐擦り塗料を使ったり使わなかったりという差別がありますが、これ本来ならコスト差が出ることですので、トヨタのようなセコイ会社が行うのは不思議なのですが、
これ個人的見解ですがトヨタ耐擦りはコストアップするような特殊性は無い様な?
それに比べると、日産の耐擦り塗装であるスクラッチシールドは、
確かに塗料の違いを感じることができます!
ただ、この塗料が欧州車の硬度を上げた耐擦りとは異なり、樹脂配合によるフレキシビリティーによるものであることには、経年変化性を考慮すると疑問は残りますが・・・
ただ国産耐擦り塗装としては一番すぐれているのですが、
この大事なことをオーナー様はご存じありませんでした。
という事は、販売したニッサンの営業マンはこんな大事なことの説明すらしていない・・・
5イヤーコートを売ることが優先されていたのでしょうねー
側面に至っても、磨ける範囲でのダメージと言えるべき傷は↑の2か所のみ!
それ以外にもスクラッチ程度の傷は数十本はありましたが、これはダメージととまでは言えないレベルのものですので、これまで気にされていたら車は乗れません。
オーナー様的には、この程度の傷すら存在していないと思われていたご様子ですので、今回のように施工点検で、
「ここに傷ありますね・・・」
等と、指摘されてしまうことは、良い事なのか?
ただのショックにしかならないのか?
と、考えさせられてしまいました。
何も言わずに施工すれば、オーナー様は傷つかずに済むのかもしれませんが、
このように使用過程においてつけたと思われる傷は、傷があることの認識をしない限り、
ご自身が洗車で車を傷めてしまっている自覚ができませんから、
さらに傷を入れ続けていってしまうことになりますので、その改善を意識して頂く為にも、このように事実をお告げするようにしています。
程度良好だったこともあり、ポリッシャーで磨ける部分に関しては、100%傷の除去は完了!
但し、テールレンズ付近の、
ポリッシャーの使用不可部分には深く長い傷があり、
これはどうにもなりません・・・
このような部分に、深い傷入りをしてしまっているお車は非常に多い。
これは狭所部やパーツ隣接部分などには、ゴミがたまりやすいですので、広い部分を洗っている感覚で無神経に洗っていると、
ゴミが流れ出しているのを引きずることで深い傷入れを起こしやすい・・・
そうやって入れてしまった傷は、相当深いものがほとんどですので、
とても手磨きレベルでは落とすことはできません。
場所によっては、スポット磨きも可能な場合もありますが、
これも場所が限定されるうえに追加費用が必要になってしまう事ですので、
狭所部の洗車は特に気を付け、
ゴミダレなどをしていない事を確認しながら洗わなくてはいけ無ません。
当然、事前にこのような部分は高圧スプレーなどで、
十分にゴミが流されるまで事前に洗い流しておくことが必要です!
とにかく洗車は、端折らない・焦らないそして丁寧に短時間で!
これ基本です。
NISSAN ニッサン GT-R ピュア(R35) コーティング終了
今回の施工のご依頼の際の意匠性上のご希望は、
「バキバキの艶にして、ショーカーのようにしてほしい!」
とのことでしたが、このご依頼はプロ的言語理解からすると、残念ながら無理・・・
とういうのは、バキバキの艶?
とは、言語表現からすると硬い艶感、光を跳ね返すようなというイメージとなります。
そして、ショーカーのように?
とは、現実的にモーターショーなどのメーカー展示車両は、艶はコーティングなどで作り出しているのではなく、まず蝋ザイモールやスイスWAXによって仕上げられていますので、
柔らかい滑らかな艶感となり、バキバキとは正反対となってしまいます・・・
これは、このオーナー様に限らず、一般の方の艶と反射光沢の違いをご存じないことに起因しています。
言語表現の違いや受け取り方にもよりますが、艶を言われるものは一般的には、
柔らかいやさしいイメージを差すもので高級感を醸し出すようなものですが、
反射光沢とはパリッとした硬い感じとなり人工的で表面的に感じるようなものです。
ここの感覚の違いをご説明し、バキバキなのか?
ショーカーのようになのか?
を、はっきりして頂いた結果、ショーカー=滑らかな優しい高級感のある艶
と、なりました。
そしてお選びいただきましたコーティングは、“グラスコート・アルティメット”無機能・高硬度・高膜厚の純粋な石英ガラスコーティングとなりました!
このコーティングは、正直オーナー様の管理方法や状態を選びます・・・
純粋石英ガラスは、無機能であるがために素晴らしい光の透過性を実現していますので、
下地の出来を忠実に再現して深みを与えてくれますが、純粋石英ガラスがために水染みの成分であるアルキル金属基との相性がよく、
水染みが一般的なコーティングに比べ付着しやすい・・・
そのため、基本的には車庫保管車であることが望ましいですし、濃色車となるとかなり管理に自信があられる方でないと難しいでしょう。
特に注意が必要なのが、
洗車時の拭き上げ時間のブランクによる水道水の乾きによる水染みの付着です・・・
一般の方の通常の洗車のように、
全体をすすいだ後に拭き上げのような濡れ症にブランク時間が発生するような方法では、
かなりハイリスクとなりますので、1パネルずつ洗車完結できるような洗車方法を取ることが必要となります。
但し、このようなリスクを軽減する方法は3通りあります。
という方法がありますが、
こちらのオーナー様は理由は判りませんがコクーンの御選択はなさりませんでした・・・
又、カメレオンは会員様のみにご提供しているサービスですので、
残念ながら今回は施工対象外となります。
そこで、洗車機洗車をご選択いたされましたが、このアルティメットは非常に高硬度でありますし、高膜厚ですので洗車機による摩擦にも十分耐えうることができます!
但し、多少のヘアースクラッチが入りうるリスクは否定できません・・・
然し、このリスクもコーティングを剥離することなく、
ヘアースクラッチのみをポリッシャーで磨きリセットをかける方法も3回位は可能ですので、メインテナンスコストは多少かかりますが、
逆にいつでも再施工レベルの意匠性にリセットしなおすことが安価に可能となります!
今回は、100%洗車機洗車にするつもりではありませんので、手洗いでのリスク低減の為、弊社で販売しております特殊な超大判拭き上げ専用クロスもご購入いただきました。
このクロスの特徴は、拭き上げるのではなく塗れたところに広げ引っ張るだけもしくは、側面であればパタパタとたたくだけで、微細水滴も残らず完全拭き取りが可能ですので、
傷を入れるリスクはほぼ0%、
しかも拭き上げ所要時間もこのクラスの車体でしたら5~6分程度で可能ですので、
ほとんど水染みをつけてしまうリスクもありません!
但し、このクロス限定生産品の為、売り切れの可能性もございますので、ご希望なされてもバックオーダーとなりお待ちいただくこともあります・・・
現在、在庫状態は後2枚となってしまっておりますので、売り切れの際はご容赦ください。
この度は、ご紹介によりご入庫いただきましてありがとうございました。
マフラー換装後のサウンド変化楽しみにしておりますので、ツーリングの際には存分にお聞かせください。
施行中いらっしゃった際に、プリウスの施工ご相談いただきましたが、お引き取り時に再度の正式ご依頼がありませんでしたので、仮予約はキャンセルしてございますので、必要な際は再度正式にご予約のご連絡をお願いいたします。
会員クラス:準会員登録検討
車両クラス:クラスM
施工コース:
コーティングコース=グラスコート・アルティメット ガラスコーティング
磨きコース=01スタンダード磨きコース(軽度良好新車向け・軽度の傷取り鏡面磨き)
物販=超特大拭き上げクロス
施工料金:195.931円税込(ご紹介割引-5%・代車使用無し割引-5%・淡色車割引磨き-5%・スクラッチシールド割り増し磨き+20%・車体材質アルミ等割増磨き+20% 適応)
メーカー別
月別バックナンバー