2015年06月15日公開|スズキ
ご近所にお住まいの会員様ですが、購入を急遽お決めになられたのか、ご予約を頂いた時点で納車より1か月半お待ちいただいての施工となってしまいました・・・
予約表もHPでご案内しているのですが、
意外と見られていない方のほうが多いのかも?
先日も、やはりお近くにお住いのお客様で、
「今日納車になったのだけれど、いつできる?」
という、お問い合わせがありましたが、この時点で3か月待ち・・・
「そんなに待てないよ、今日にでも全開でドンドン乗りたいのだから!」
と言われましても、嘘で予約表埋めているわけではありませんので、何とかしろと言われても無理なものは無理・・・
「近くて、遠い店だね・・・」
と嫌味を言われても、お一人だけ特別扱いをして、
そのしわ寄せを他のお客様にまで影響させるわけにはいきませんから!
これに関しましては、超VIPであってもプレミアム会員様であってもツーリングクラブメンバーであっても例外はありません!
施行日程上無理なものは無理です・・・
但し、緊急を要する事故による修理やそのコーティング補修、オプションン単発での施工等でしたら、予約表上は×になっていても、代車の空き状況等を検討して、
できるだけお待ちいただかない中でのご入庫のご案内はさせて頂いております!
今回のように、ご納車からある程度の未施工期間が発生した場合の、その間の管理についてご質問を頂くことが多いですが、
「洗車で傷を入れるのを防ぐには触らないことですので、高圧スプレー洗車で拭き上げはせず、走り飛ばしてください。」
という、ご回答をすることが多いですが、これご説明が拙いのでしょう走り飛ばしでは残ってしまうリブの垂れ水等が水染みになっていたり、
ウインドウも拭き上げられていないためにウインドウに水染みを作られてしまっているお車が目につきます・・・
このご説明、一切触らないではなく、極力触らないですむように、
という意味ですので最低限の拭き取りは行ってください!
又、車庫保管車であっても、使用後ずーっと車庫に入れっぱなしも、
使用した際に花粉・虫糞・樹液などが付着している可能性がありますから、逆に雨などで洗い流されることもないですから、
これら附着物が有って車庫放置してしまうと塗装ダメージを進めてしまっている場合もあります。
このお車も、その典型的症状が出てしまっておりました・・・
ルーフ・ボンネットに、点状の細かな盛り上がった付着物が多数存在してしまっています・・・
このお車のように、生産から即座に納車されているような場合は、
まだ塗装も柔らかいですし、軽自動車の塗装品質はただでさえ脆弱ですから、
アットいう間にダメージ進行してしまうリスクがあります。
実際、このお車の場合は付着物の1/3位はピンホールになってしまっておりました・・・
今回“スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング”の御依頼を、フロント基本セットで頂きました!
が・・・
上記したように、
然程御使用もされておりませんがすでに水染みができ始めています。
透明な部分である今回の施工範囲のフロント部分はまだ軽度ですが、スモーク部分であるリアに関しては、すでに結構な附着が確認できます・・・
弊社がウインドウの拭き上げに使用している、
鑢効果のあるクロスで頑張ってみてもすでに取れません。
多くの方が、プライバシーガラスであってもさらにスモークフィルムを貼られたりなさりますが、車内が外から見えなくするには当然効果は高いですが、
このように水染みはすぐに固着してしまいます・・・
他の理由もありますが、私はプライベートな車ではスモークフィルムはステーションワゴン(大型犬を乗せるため)でない限りは貼りません。
基本はハーフミラーを貼っています。
ハーフミラーですと、ある程度の車内プライバシー性も確保できますし、水の焼き付き乾燥もしにくいですので、水染みも固着されません!
私の近い仲間たちも、多くはハーフミラーを貼っておりますが、
半露天駐車車両などでもほとんど水染みはできていません!
尤も管理も小まめにしているのでしょうが。
この様な理由からかは判りませんが、スーパーカー系のお車やうるさ型の方のお車は、
ハーフミラーフィルムの方が多いですね!
先日スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティングを施行させて頂いたインプレッサは、
露天駐車でスモークフィルムでしたが、
多少の水染みはありましたが多くの車と比較すると非常に附着は軽度でした。
似たようなお車は、弊社お客様にも数台はありますが、管理方法をお聞きしてみると、
洗車時のウインドウの拭き上げは素早くきっちりされてるようですし、
雨天後も必ず拭き上げをされているようです。
それ以外でも、なるべくこまめに手入れを心がけているそうです!
スモークフィルムがカッコイイかは?
ですが、水染みに侵されたスモークフィルムはみっともないというか汚らしいのは事実・・・
スモーク部分をきれいに保つには、本当にこまめに手入れなされるか、
水染み防御性のある処置をするしかありません。
どちらも嫌なら、あきらめましょう・・・
施行入庫前にも一度お車は拝見していましたが、その時の印象は極上車!
以前のブログでも取り上げましたが、アリーナー店からの購入という事もあり安心しきっておりました。
またオーナー様からも、
「ほとんど乗らないし、乗ってなく車庫保管だから!」
という事に、黒でありながら気を抜いておりました。
ご入庫の際も、未洗車でしたが多少の汚れがあるくらいでしたので、車輛診断時ライティングで多少の違和感は感じたものの、傷は現認できませんでした。
多少の白い細かな付着物も、
まさかダメージを伴うものという予想もありませんでした・・・
然し、施工前の準備洗車時にトップ部分にざらつきを感じました・・・
まるで、鉄粉付着が酷い車の様な?
拭き上げをしてみてライティングをしてみるとビックリ・・・
傷が無かったはずのお車は、相当の傷があります。
ボンネット・ルーフの白い付着物も鉄粉のように固形化しているか、
ピンホール状になっている部分もありますし、
数は少数ではありますが酸化痕すらあります・・・
車両診断時に感じた違和感が、傷隠しのポリマーだったのでしょう・・・
メーカー出荷時にこのようなことはしないでしょうから、ブルーイッシュブラックパール3という傷の目立ちやすい塗装色ですので、納車準備洗車等で傷に気づきアリーナ店でポリマー掛けたのかも?
今回の磨きのコースは、“01スタンダード・ソフト磨きコース”でしたが、
ボンネットの傷はほぼ100%処理できました、研磨膜厚は3.9μくらいです!
けれど、ルーフには爪の引っかかる傷が1本長さ30cm位存在していましたが、爪が引っ掛かるレベルとなると10μくらいの深さの傷ですので、これは残ります・・・
↑→の写真の水銀灯の周りに白い点が数か所確認できますが、これがピンホール・・・
クリアーに針で突っついたような細かな穴が出来てしまっています。
これは磨きでは何も変えることはできません・・・
完全ではないでしょうが、シリカコーティングがある程度ピンホールに充填はされますので、これ以上ダメージが進行することは無いでしょうが、偶然にも此のピンホールに同じような附着物や鉄粉が入り込めば、何もないところよりは厄介かもしれません?
これだけ実は傷があるに拘わらず、入庫時には気が付かなかったほど傷隠ぺいが巧妙だったのは、ある意味アリーナ店は凄い!
という事になりますかねー
新車によくみられるヘアースクラッチほど軽度の傷ではなく、
それなりのダメージレベルを伴った傷です・・・
見積もり時には新車の磨き割引を適応していましたが、
ここまでのレベルとなると本来は完全に割引適応外となるのですが、たびたびご利用を頂いておりますし、車両診断の甘さもありますので、
今回に限りそのままお見積もり通りに割引は適応サービスしちゃいました。
大半の傷はファーストポリッシュで除去可能でしたが、特に右リアクォーターのCピラー部には、
深い線傷が数本あり、
これは01スタンダード・ソフト磨きコース程度では、
全く歯が立たず、02スタンダード・ハード磨きコースでも?
確実なのはスポット磨きですが、オーナー様より完全な傷の取り切りの追加オーダーもありませんでしたので、コース内でできる限りのことはした結果残る傷はスルーといたしました・・・
然し、スズキの車の塗装の磨きにくさは、現在幾らスズキ・ホンダ専用コンパウンドが弊社にはあると言っても、やはり濃色系は手こずります。
コンパウンドが焼付くことは無いですが、コンパウンドの混和剤がどうしてもきれいに切りきれていきません・・・
この様なことは、
今まで弊社が磨いてきている車ではスズキの濃色系でしか起こりえていないのですが、塗料の何が他社と違うのかまでは判りませんが、
高級塗料ほどこのような現象は起こりえないことを考えると、
塗料材質が低いことは予想されます。
SUZUKI スズキ アルト ターボRS(HA36S)コーティング終了
このお車は、免許取りたての息子さん用に買われたのか?
お父様の通勤用に買われたのかが?
ですが、最近の弊社のお客様を見ていると、
ほとんどの方はお子さんの1台目のお車を新車で買ってあげているようです!
私のころでは、
周りに中古車であったとしても親が車を買い与えてくれた人は0でしたが、今の時代はこれが当たり前なのですかねー
昔に比べると、親の収入も多く安定しているのかもしれませんが、
私の知人は事業主の子供のほうが多かったですが、それでも買ってもらっていなかったことを考えると、根本的理由はお金ではなかったのでしょう。
現在選挙権年齢の引き下げとかも検討されているようですが、
逆に子供の精神的成長というか自律性は失われてきているような気がします。
学費も車もましてや小遣いまでもらって、悠々自適はその時は楽かもしれませんが、
いずれ援助者である親がいなくなったときに困るのではないでしょうか?
実際こうゆうことになれてしまうと、
私の知人でもいますが家長となっても車を買うときは親の援助をもらい、
家を建てる時も親のお金を当てにして、日々の生活費が不足すれば無心するなどとなってしまう恐怖を感じてしまいます・・・
このお車のコーティングも、最近では定番となった感のある、
“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”です!
其処に、“レジントップコート・コクーンSTD”もご依頼いただきましたが、この初期製膜保護トップコートも完全にお客様方に定着したようです。
この組み合わせは、
コーティングの犠牲被膜兼高機能保持には一番良い組み合わせかもしれません?
但し、意匠性的艶感はかなりとろみ感を伴いますが・・・
然し、最近の弊社のお客様の傾向として、
このような艶感を逆に好まれる方が増えています!
これは、昔のWAXへの懐かしさかもしれません?
今回、ドアカップに“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”をリアハッチも含め5か所の施工をご依頼いただきました!
その際、運転席のドアカップ内に塗装物咬み痕があり、
その部分のフィルム意匠性に若干問題がありましたが、後日オーナー様からそのことについて問いあわせがありました。
「それ塗装物でフィルムが盛り上がってしまっているのです・・・」
と、お伝えすると、
「新車なのに塗装にゴミが入っているの?」
と、ビックリなさっておりましたが、逆を言えば入っているのが当たり前で、程度の差こそあれどこのメーカーの物でも物咬みのない塗装というものは今まで見たことがありません・・・
幾らメーカーラインと言っても、これだけの大きさのものでしかもコンベアーでドンドンと流れてくるレベルですから、精密工場の様な完全に近いクリーンルームとはいきませんから、
どうしても塗料に多少のごみは混入します。
実際あるメーカから塗装の検査基準を頂いたことがありますが、
かなりの数まで許容範囲内となっていることには驚きました・・・
今回は、弊社の全体工程が押してきてしまっていたために、二日ほど納車工程をご変更頂きまして、ご迷惑をおかけいたしましてすみませんでした。
前記していますトップ部分の附着物ですが、何か使用環境もしくは駐車環境に原因があるはずです。
他のお車では起こっていないのは、他の車が淡色であることが理由かもしれません。
しばらく、状況観察をこまめに行ってみてください。
会員クラス:準会員
車両クラス:クラスSS
施工コース:
コーティングコース=ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング
磨きコース=01スタンダード・ソフト磨きコース(程度良好新車向け・軽度の傷取り鏡面仕上げ)
オプション施工1=スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ)
オプション施工2=レジントップコート・コクーンSTD
オプション施工3=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×5か所)
物販=超特大拭き上げ専用クロス
施工料金:136.708円税込(準会員新規施工割引-15%・代車使用無し割引-5%・新車割引磨き-10%・濃色車割増磨きランク1+20% 適応・物販含む)
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