2015年06月21日公開|ランドローバー
昨年年末にもオプション施工の為ご入庫いただいております、
会員様ですが、
今回はルーフのクリアー禿げの為の再塗装と、
鉄粉クリーニングと、
ルーフを除くウインドウ全面の、
スプラッシュビュウーの施工為ご入庫いただきました!
ご入庫なさったのは夕方ですが、
週末山梨県のオフロードコースにてオフロード走行とキャンプをなされた帰りにお持込み頂きました。
私も以前、CJ5やサファリやBJ40等に乗っていたころには、月に最低1回はオフロードコースや林道に出かけたり、渓流釣りや沢登又はカヌーなどをしつつキャンプをしていたものですが、
結婚・出産・起業等の情況変化により既に20年くらいご無沙汰となっています・・・
最近では出かけるのも年に2回のツーリングと、年1回の展示会位で、
ほとんどひきこもり状態です・・・
最大の理由は貧乏かもしれませんが、
「それはお前の無駄遣いのせいだろー」
と、いう声も聞こえてはきますが・・・
最近年のせいか、スピードにも飽きてきたせいか、最近の興味はもっぱらクラッシック!
弊社の常連様の中にも、ポツリ・ポツリと購入されている方が増えてきています。
もう一寸すると、ツーリングもクラッシック限定とかなり、
観光目的のまったりツーリングとなるかも?
が、一方車の興味は失せ、
釣りにはまりまくりだしてその為のキャンピングカーを購入するところまで行っている方もいらっしゃいます。
仲間の中でも歳と共に趣味嗜好が変化しだしてきていますので、
最近車に関しての仲間内の温度差を感じる様になってきました・・・
かくいう私自身も、車以外に何か興味を持とうと日々考えていますが、本質的性格なのか?
とにもかくにも面倒臭い・・・
が、先に立ってしまいます。
女遊びも車も金がかかる・・・
されど先立つものは無し・・・
やはり行きつくところは、写経ですかねー
そろそろお迎えも近いですから、今までの懺悔も兼ねて準備しますかー
1年半前に再施工でコーティングを行って以来初のメインテナンスですが、2シーズンの冬を越しての鉄粉付着量は半端ない・・・
ナンバープレートまで鉄粉に覆われています。
完全露天駐車車両であることも理由ではありますが、
シーズン中は毎週の如くスキー場に通われていることが最大の原因でしょう。
除雪やチェーンで出る鉄粉→ボディ付着→エンカルによる酸化→コーティングへの食い込み
この繰り返しがこの結果・・・
専用クリーナーでの鉄粉除去は、
コーティング施工車両の場合は1回の入庫に付き1回しか行えません。
2回3回と繰り返してしまうと、
いくら専用のクリーナーと言えどもコーティングに多大な負荷をかけることとなり、残存膜の状態にもよりますが、最悪コーティングが溶かされて無くなってしまうリスクが発生します・・・
そのため弊社では、1回のクリーナー作業としています。
とはいえ、施工前と比較すれば1/100位にはなっているでしょう!
事前に1回のクリーナー作業で残存鉄粉があった場合には、
1個1個の残存鉄粉をピンポイントで除去するオプション施工をご依頼いただいておりましたが、あまりの残存鉄粉の量にこれは行わないこととしました・・・
一つずつを攻めていくにはあまりに数が多すぎます。
かといって、トラップ粘土を使用すれば傷だらけになってしまう。
かといって、
このままの状態ではまた冬になれば恐ろしい量の鉄粉を浴び症状悪化してしまいますので、
冬前に再度ご入庫いただいて、もう一度鉄粉クリーナーを行う事に致しました。
この様に期間を開けて鉄粉クリーニングを行うことで、
コーティングに及ぼす影響を避けることができます!
但し、ランニングコストはかかってしまいますが、これは使用環境が過酷ですのであきらめるしかありません・・・
すでに何回も弊社にはご入庫いただいておりましたが、今回初めてウインドゥの施工に手を付けます。
以前から、
私もオーナー様も、
ウインドウの水染みは気になっていました・・・
今回はルーフを除く全面を
“スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング”にて施工いたします!
フロントガラスは、ワイパー可動範囲外は結構な付着をしていますし、
サイドガラスに至っても付着はかなり確認できます・・・
フロント基本セット施工範囲は、“ライトポリッシュ”でぎりぎりセーフな状態です!
スモークとなっている、リア基本セット施工範囲とリアドアに関しては、
これはすでに施工時期を逸した感があります・・・
というのは、すでに水染みの域(付着)は通り越し、
クレーター状にガラスが溶かされてしまっています。
この範囲は、“鱗落し”のケミカルを使用して水染みを溶かして落しますが、水染みを落してもクレーター状に溶かされてしまった痕跡は改善はされません・・・
ここまで進行させてしまうと、仮に一番ハードな施工である、
ヘビーポリッシュを行ってもガラス面の平面は作り出すことはできません。
オーナー様、かなりこまめな方ですので、日ごろもお手入れはされていたのでしょうが、
スモークの為の傷みの進行スピードには付いて行けなかったようです・・・
露天駐車車両の場合は、
防御処理をしていなければほぼ100%スモーク部はこうなってしまうでしょう。
水染み自体は、すべてのウインドウ面できれいに除去できましたが、下の写真の白い部分を見ると点状の窪みがあるのが判ると思いますが、
これが溶かされてしまった痕跡・・・
水染みは、塗装のみならずガラスさえも長期附着を許してしまえば、この様になってしまいます。
今回リアガラスは、鱗落しケミカルで下処理施工していますが、
ワイパー可動範囲にはこのような曇りが施工後出てきました・・・
これは、ワイパー可動時にゴミや埃を咬みこみながら動くことで付けてしまった、
擦り傷です・・・
施行前にはこのような曇り(擦り傷)は見えなかったのは、自然に傷を埋めてくれていたシリコンオイルの効果ですが、鱗落しケミカルはこのようなものをすべて傷から掻き出してしまうため、曇りが露出してくる結果となってしまいます。
磨きによる下処理に比べ価格は安いですが、このようなリスクもあります・・・
この様な曇りや傷の露出の可能性があったり、避けたい場合には、
施工価格は高くなってしまいますが、
ポリッシングで下処理を行なう事で回避は可能です!
つまり、このような微細な擦り傷はポリッシングにより磨き取れてしまうからです。
今まで何回かは施工検討をされてきましたが、予算の関係上先送りしてきたことは失敗だったですね。
1年半前の再施工時に踏み切っていれば、ここまでガラス自体は侵されずに済んでいたかもしれません。
まだまだ長くお乗りのことと思いますので、なるべく施工は前倒しして施工するようにいたしましょう。
この度も、ご入庫いただきましてありがとうございました。
PS:オフロードコースいかれる際、今度は誘ってください(なるべく事前に)。
レンジローバーの実力見てみたいので。
会員クラス:準会員
車両クラス:クラスX-2
施工コース:
オプション施工1=鉄粉クリーニング(1回施工)
オプション施工2=スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ・リア基本セット+リアドア×鱗落し)
外注施工=ルーフ再塗装(サンルーフ及びルーフレール・マスキング処理)
施工料金:144.432円税込(会員オプション割引-10% 適応・外注費含む)
メーカー別
月別バックナンバー