2015年06月07日公開|アウディ
昨年ボディの施行をさせて頂いているお車ですが、
今回はウインドウの水染みの除去とコーティングでご入庫いただきました!
昨年の時点でも、
すでにウインドウには、
相当の水染みが出来てしまっておりましたが、
さらに進行してしまっております・・・
これは駐車環境より、洗車方法に問題がありそうです。
ちなみに、駐車環境はカーポートです。
こちらのお客様と近いお住まいで、しかも同じ様にカーポートの方が常連様でいらっしゃいますが、この方のお車は趣味車・奥様のお車・娘さんのお車・仕事用のお車ともに、
このようなウインドウ水染みはできていませんから、上記したことを裏付けています!
リア部分のスモークが掛かっているいる部分も、フロントウインドウ部分も似たような状態です・・・
しかも、
一般的にはあまり水染みが付きにくいフロントワイパー可動部分にまで水染みが出来てしまっています。
今回の施工範囲は“フル施行”です!
ここまで行ってしまっていれば、フロントのみとはいかないでしょう。
フロント部分は“ライトポリッシュ”で施工。
リア部分の施工は“鱗落し”です。
フロント部分をまず手磨きで試験施工してみると、
まったく状況改善されません・・・
今までの経験からすると、このような状態は水染みがウインドウの、
イオンデポジットクレーターに進行してしまう直前状態です。
つまり、タイミング的には滑り込みセーフだったと言えるでしょう!
ボデイと違い、ウインドウはイオンデポジットクレーターまで進行してしまうと、
磨きで直すことはできません・・・
ウインドウ交換となってしまいます。
手磨きではダメですので、ライトポリッシュ専用のダブルアクションポリッシャーと同じく専用のウールバフにて磨いてみます。
取りあえずコンパウンドは、ウインドウ専用ミディアムクラスのコンパウンドを使用してみましたが、特に頑固に附着している部分は3ポリッシュ必要でしたが、
それで何とかなりました!
然し、施工予定時間は約2倍は優に消費してしまいましたが・・・
リア部分の鱗落しケミカルでの施工は、フロント部分の施工状態からしてかなり厳しいのでは?
と、予測されましたが、やはり通常使用料の約2倍のケミカル消費とはなってしまいましたが、ほぼ100%の除去が出来ました!
AUDI アウディ A3スポーツバック 1.4TFSI( 8PCAX)
スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング終了
水染み除去が完了して、
特殊フッ素の“スプラッシュビュウー・コーティング”を施工いたしまして、
作業完了です!
基本的には、このコーティングを施行することで、
今までとは違い水染みはほとんどできなくなるはずですが、施工前の状態を考えると、
洗車時のウインドウの拭き上げだけは素早くきちんとして頂く必要は有りそうです。
此処さえきちんとして頂ければ、雨水での水染み付着はほとんどしないでしょう!
というのは、水染み付着のきっかけを作り出すのはまず洗車です・・・
特に、GS・洗車場・ディーラー等、
地下水を使用している様な所での洗車こそ注意が必要です。
つまりこのような処で、日中時間をかけて手洗い洗車などを行うと、そのリスクは高まります・・・
多くの方が嫌ったり、敬遠しがちな洗車機こそ、
このようなことに関しては一番低リスクと言えるでしょう!
其れは、単純に作業時間が短いことです。
拭き取りも、基本ブロアーで行ってしまいますから、
手で拭き上げる数分の1の時間しかかかりません。
但し、完全には水分水玉が取り切れるわけではありませんので、
ブロアーの後きちんと残存水分の拭き上げはしなければなりません!
これで気になされていたウインドウの水染みもきれいになり、大分印象も改善できたでしょう。
また雨天での運転も、視界性が格段に改善されましたので、いたって快適になったと思います。
この状態を継続するには、前記していますように洗車時の水滴残りを放置されないようにお気を付け下さい。
ボディの水染みもまたかなりでき始めておりますので、気になられるようでしたら、早めにスケールリムーバー作業をご依頼ください。
この度は、ありがとうございました。
車両クラス:クラスM
施工コース:
オプション施工=スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ・リア基本セット+リアドア×鱗落し)
施工料金:45.900円税込
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