2015年06月05日公開|スズキ
弊社創設時より御依頼いただいているお客様ですが、すでに相当台数を施工いただいておりますので、施工台数的には最多かもしれません?
とにかくよくお車を買い替えますし、多台数を所有されています!
然し、私が知る限りでは軽自動車は初めて購入されるのでは?
この方は、大のシトロエン好きで先日も2CVを買われたとのことでしたが、これで5代目のような?
車検に向かわれる際にお寄り頂き拝見いたしましたが、
確かに現代の車と比較すればシンプルの極致と言えるでしょう!
逆にどこを見ても新鮮です。
ところが、実は私も友人と共同で2CV来週買っちゃうんです!
しかも内装は、“エルメス”なのですが、
これカスタマイズではなくパリモーターショウに出展された完璧なレプリカ、
しかも走行距離15.000kmという超レアもの。
しばらくは弊社にて展示していますので、ご興味のあられる方はご覧いただけます。
会員のお客様には、一定条件をご承諾いただければ、試乗もできます!
然し、最近の車に全く興味が持てない・・・
という反動が、旧車に向かってしまっています。
欧州では、現在旧車は価格高騰中で日本市場価格の数倍も高いものもあるようですが、一つには投資目的という事が理由で高騰している面もあるようですが、
根底にはつまらない新車に辟易してきているという事が根本原因でしょう。
現実日本でも、クラッシック人気は年々高まり、クラッシック系のイベントは非常に増えてきているようです。
ただ、この手のイベントに参加されるような方の中には、
相当のフェチ所謂オタク的な方が多いようですが、ライフスタイルまでその時代に傾倒されるまでのめり込んでいる方は、そのような同好の種の中では盛り上がるのでしょうが、私のようにそこまで傾倒しているわけでもないレベルですと、
ちょっといやかなり気持ち悪い感を感じてしまう・・・
これ、クラッシックに限らず、現代の車でも、同一メーカーや同一車種などのイベントにおいても感じることで、どうもこのような集まりは昔から拒否反応が出てしまいます・・・
弊社のお客様や仲間の中にも、この手の方はいらっしゃいますが、
往々にしてグッズに身を包みご満悦ですが、これ傍目から見ると結構滑稽です。
それを反映しているのか、このような方々はほぼ独身・・・
趣味ですから悪いことでは無いでしょうが、物事なんでもほどほどが良いでしょう!
尤も、オタクと言われる私が言える事ではないですが・・・
純正のデザインポイントであるレッドポイントが多用されていますが、これかなりフィアットなどを意識されている感じです。
雰囲気は確かの悪くは無いのですが、どうしてもパクリ感は否めません・・・
根本的な車体デザインが、フィアットほど洗練されていませんから、違和感を感じるんでしょうねー
つまり、中途半端・・・
今回なぜか結構このお車に力が入ってらっしゃるようで、ホイルもBBSに替えられています!
お子様たちからも、なぜこの車にこのホイル?
と、言われたそうです。
しかもカスタマイズはサブコンにまで至り、
80ps近く出力が出ているそうですが、
このようなECUチューニングは必ず壊れる・・・
といリスクは承知の上のことだそうですので、問題は無いでしょう!
ステアリングにもレッドステッチが入り、エアー吹き出し口のリングもレッドで彩られています!
軽自動車としては、結構こってはいますが、質感不足だけは否めない・・・
ですが、価格が130万円を切っていること考えればこれ以上を望むことが無理です。
然し、軽自動車で130万円を安い!
と感じてしまうのも、金銭感覚的にはおかしいのですが・・・
だって昔は50万円でも買えましたからねー
なかなかまとまりのあるスイッチパネル付近のデザインです!
エアー吹き出し口が両側は丸型なのに中央部は長方形なのは、デザイン上のことでは無くスペースの問題なのでしょう。
但し、今回新採用されたセミATは良くないですねー
動かし始めの時点でATでないことはすぐに判りますが、変速ショックの荒削りさはちょっと切ない位酷い・・・
セミATになれていない人ですと、壊れているの?
と、感じてしまうかもしれません。
シートにもトータルデザインで赤の色が織り込まれていますが、頑張っているのは伝わってきますが、
頑張り過ぎ感も否めません・・・
但し、シートサイドサポートのホールドは軽自動車にしてはかなりしっかりしていて、
RSのエンブレムには恥じないでしょう!
最近のRSネーミングは、内容を見るとなぜこれがRS?
と思えるものばかりですが、そういう点では良いか悪いかは別として、
きちんとトータルでRS的ではありますねー
今回オーナー様からは、
「かなり程度は良いはずだよ!」
とはお聞きしていましたので、
磨きコースは“01ライト・ソフト磨きコース”です!
最近のスズキの新車を見ると、程度の良し悪しに雲泥の差がありますから、正直怖い部分もありましたが、実際拝見してみると極上中の極上!
どうやらこれは販売店の違いによるものらしい。
こちらのオーナー様は、スズキ直営のアリーナ店で購入されたそうですが、その場合一切の作業はメーカーで行われてくるために、販売店では基本的には車に触ることなく納車となるそうです。
つまり、納車担当者のスキルがメーカーと販売店では雲泥の差があることになります。
確かに先日販売店で購入された車は酷かったですから、
それを考えるとスズキの車を購入するならアリーナ店で!
と、なるでしょう。
傷に関しては、照明を当ててみても1本の傷すら確認できなほどの超極上でしたが、
長さ15mm高さも1mmほどある物咬みがルーフアンテナの左側にありました・・・
先日施工したフォルクスワーゲンにも同じような大きさの物咬みがありましたが、このような大きな物咬みがメーカーライン検査でスルーされてしまうのは、メーカー検査自体のスキルを疑ってしまいます・・・
この物咬み、オーナー様は別に気になされないそうですので、クレーム申請はされないそうですが、もしクレームとした場合メーカーはルーフ全体を再塗装するのか?
部分的暈し塗装で済まそうとするのか?
ちなみに上記したフォルクスワーゲンは、
たった20cmほどの範囲で暈し塗装で済ませてしまいました・・・
これが、新車の塗装保障と言われても全く納得はできませんが、果たしてスズキならどうするのかは非常に興味があります。
SUZUKI スズキ アルト ターボRS(HA36S)コーティング終了
今回の作業は非常に楽をさせて頂けました!
ここまで楽な磨きで済むのは稀です。
というか、このお車が今までで一番ではないでしょうか。
今回のコーティングは、疎水・滑水で!
というご指定だけで、総体予算に限りがありましたので、その中で磨きとの組み合わせから選択は任され、
過去にも施工されていて評価の良かった“G’ZOXハイドロフィニッシュ”を選ばせて頂きました。
このコーティング施工初期の疎水・滑水力は目を見張るほど高く、きれいな水の流れを示します!
但し、この機能は初期段階が高すぎるため、
半年ほどすると機能低下を感じてしまう方もいらっしゃいます・・・
ですが、一般的疎水・滑水コーティングを比較しても、この時点で性能が劣っているわけではなく、初期段階が高すぎるだけなのです。
その為、セルフメインテナンス用の疎水・滑水強化剤が別売で用意されています。
但しこれを定期使用しないと、コーティング自体に問題が起こる訳ではありませんが、したほうが良いのか?
と、聞かれれば、したほうが良いでしょう!
となりますが、ドライ状態での施工となりますので、
環境や丁寧さによっては傷入れのリスクは否めませんので、施工時は注意は必要です。
御引き取りに見えられた時のオーナー様の印象は、
「パールホワイトでもここまで意匠性変化でるんだねー」
「すごくいい感じだよ!」
と、大変お喜びいただきました。
確かにこちらのオーナー様のお車で、パールホワイトの施工は初ですので、ビックリされたのかもしれません。
しかし実際には、パールホワイトという色は、
磨きやコーティングの施工レベルを如実に表す色です!
新車時に施工をされても、
「これで施工したの?」
と感じられるような場合は、根本的に下地処理がダメで、
且つコーティング剤が色に適していないのでしょう・・・
この様な感想を抱かれるのは、ディーラーコーティングや簡易施工店で施工をされた場合が殆どのようです・・・
但し、価格なりと言ってしまえば、その通りなのですがね。
この度はお持込み日程がずれてしまったことで、弊社工程に狂いが生じ結果長らくお待ちいただくこととなってしまいましたが、ご了承いただき助かりました。
私も来週2CV引き取ってくる予定ですが、御聞きした症状でないことを願っています。
但し、ダックにお聞きしたところ、燃料ホース用のレース等で使われる耐熱カバーがあるそうですので、それを装着すれば相当改善されるはずだと言っておりましたので、そうそう試してみますので、結果を報告しますね。
其れまで、燃料ポンプに手を付けるのは待っていてた方がよいでしょう。
無駄銭になる可能性もありますから。
会員クラス:準会員
車輛クラス:クラスSS
施工コース:
コーティングコース=G’ZOXハイドロフィニッシュ ガラスコーティング
磨きコース=01ライト・ソフト磨きコース(程度良好新車向け・コーティング施工下地処理磨き軽い鏡面磨き)
施工料金:65.140円税込(準会員新規施工割引-15%・新車割引磨き-10%・淡色車割引磨き-5% 適応)
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