2015年08月23日公開|スバル
施工までにお打合せの為2回いらっしゃいました、ご新規のお客様です!
ご本人は現状のボディ状態にはかなりの自信をお持ちのようなご様子でしたが、実車を拝見してみると、ごく一般的なオーナー様レベルとして見れば、納車から1年以上が経過していますのでまずまずのレベルと言えます!
但し、これが弊社のお客様のレベル比較だとどうなるのか?
正直、良好と言えません・・・
お客様曰く、
「四国に旅行に行ったとき、あまりに汚いので現地のGSで手洗いしてもらったら、
傷だらけにされてしまった・・・」
とのことでしたが、状態を拝見する限りその1回の問題ではない印象です。
というのは、フロント周りの付着した虫の処理の状態や、自宅では屋根付保管でありながら、
ダメージの深いイオンデポジットはトップには結構あり、
側面も水染み付着が全体に及んでいます・・・
上記したようなダメージの受け方は、
きちんとした手洗い洗車を行なえていればここまでの状態には至らないですから、
やはり洗車の仕方に問題はあるでしょう。
だから、結果傷も入れていると思われます・・・
但し、これが一般的レベルであり、
弊社うるさ型の方々の様な完璧に近い洗車ができる方は、
全体からすれば1%もいらっしゃらないでしょう。
それは、洗車に関してのプロ以上の知識や、
洗車を行う際の設備や環境のトータルでの最高の条件などが必要ですから、
現実的にはほとんど方にはこれは無理なことです・・・
但し、今回お客様が言われるように、旅先での洗車には困ります・・・
出来れば行わないに越したことはありませんが、あまりにも汚れた状態で過ごすのも旅行の楽しさを半減してしまうでしょうから、此処が悩みどころです?
間違いなく言えるのは、
小規模な地方都市や田舎のGSでの手洗い洗車依頼だけは止めるべきでしょう・・・
そのくらいなら、洗車機で洗ったほうが諦めは付くでしょう。
実際弊社のお客様で、おろしたてのポルシェでありながら、
旅先で洗車機に入れようとしたそうです。
が・・・
断られたそうですが、人相悪すぎてビビったのか?
車が高すぎてビビったのか?
は定かではありませんが、確かにあまり高額車両ですと、断られるでしょう・・・
私も過去に、ロールスロイスの運転手をしていた時に、
千葉の有名カントリークラブ近くのGSで見事に断られました。
私は、このような場合、都市部でなければ諦めるか、
洗車場の高圧スプレーのみで拭き上げはしないで走り飛ばしにします。
都市部であれば、輸入車高級車ディーラー(コーンズ等)にTELして、
そのディーラーが依頼しているかお勧めできるGS(洗車屋)に行くようにしています。
但し、このような処は行ってすぐに10~20分で完了とはいきませんから、
1~2時間位は待つ覚悟が要りますが・・・
旅行に行って迄洗車に時間を費やす、同伴者がいればイライラ物ですねー
実際この様なことの経験はあり、家内からは呆れ顔で、
「旅行に来てそんなことしてるくらいなら、鼻から電車で来てタクシーのほうがよっぽどストレスないでしょう。」
と、言われてしまいます・・・
今では、ごもっとも、と思います。
水温・油温・油圧の3連メーターが追加されています!
昔の追加メーターと違い照明が明るく見やすいのですが、電源オンでギミック的動きをするのがどうも・・・
とか言っていますが、
これとほぼ同じタイプエリーゼに私も付けていましたが、ホントはもっとシンプルなもののほうが良かったのですが、
「3連メーター付けといて!」
と頼んだら、付いてきていただけ。
スタックメーターに代表されるように、今日日はメインメーターに全てがデジタル表示されるものが主流になりつつあるようですが、
以前見積もりを取ったら加工費含め40万円近くすると聞いて、諦めました・・・
追加メーターを付けている位ですので、走り屋?
とまでは行かないにしても、結構峠とかは攻めて乗り込んでいられるようです!
履かれているタイヤも、ミシュランパイロットスポーツ3ですので、完全なスポーツタイヤではありませんが、それでもこれだけショルダーエッジが溶けているのは、結構飛ばしていますねー
←がフロントタイヤですが、リアタイヤに較べかなり派手に溶けています!
但し、FRの車でフロントが極端に溶けているのは、
走り方がアンダーを出し過ぎの証拠で、ステアリングで曲がろうとしています・・・
この乗り方、限界を超えた場合のコントロール幅が狭いですので、
無茶は禁物です。
確かにBRZではパワーが低いですから、
立ち上がりでオーバーステアに持っていきアクアセルで曲がるのはちょっと難しいかもしれませんが、ライン取りと減速の仕方次第ではそれも可能でしょう。
そうすれば、今より確実にコーナリングは早くなるでしょう!
練習してみてください。
こちらのオーナー様、弊社のツーリングにも強い興味を持っていただいておりましたが、秋のツーリングは結婚式とダブり参加はできないそうですので、次回は参加!
と、思ってくださっていたそうですが、
残念ながらこれで弊社ツーリングは完全終了という事を聞き、参加できずに終わってしまうことを残念がられていらっしゃいました。
が、ブログでは書けない詳しい事情まで説明させて頂き、
「それでは継続は無理ですね・・・」
と、ご納得はいただけました。
とはいえ、少人数でのプチツーリングや走行会等は、
仲間内内では行いますから、時々顔をお出しいただければ情報はお教えします。
ご希望に沿うような内容のものがありましたら、ご参加ください!
此処のところのご入庫いただくお車、
けっこうレイズのホイル履かれている方多いですねー
というか、レイズってボルクレーシングのメーカーだったとは知りませんでした・・・
私が若かりし頃は、
スピードスターやワタナベが定番ホイルでしたが、その中にボルクレーシングが割って入り、今までにない派手なセンスで、ドレスアップにはかなりの人気ホイルだった記憶があります!
その名残りか、この様にカラーコーディネイトされたホイルもいまだにあるのですねー
昔からそうですが、どうも私は機能性の無いドレスアップには興味がなく、
このようなコーディネイトはあまり好きではないのですが、
3ピースではなく鍛造の1ピース選ばれているあたりは、基本は判られていらっしゃるようです!
ボンネットの状態はかなり悪い・・・
傷・イオンデポジット・虫酸化痕等々。
但し、一番気になったのは、
クリアーに前後方向に刷毛目の様な筋状のものが見える?
写真では一切写らないのですが、私にはかなり気になります・・・
塗装工程でできるようなものではなく、オーナー様が何かを塗られてなったとしか思えない・・・
何か?
ボンネット中央部には、
5cm角くらいの大きさで、
#600位のペーパーで擦ったような傷が・・・
相当のダメージです。
前述したような、旅先で入れられてしまった傷とは比較になりません・・・
こっちの方が、問題だと思うのですが?
御聞きしてみると、
「固着した鳥糞を、流水を掛けて除去しようとしたらこうなった・・・」
とのことでしたが、そりゃーそうなりますね、その方法では・・・
そもそも鳥の糞には、砂や消化しきれなかった虫の殻等が含まれていますので、溶かさず擦り取ろうとすれば当然こうなります・・・
私からすれば、有りえない行為なのですが、
このようなことをされてしまうオーナー様は多いですねー
以前見えられた際に、柚子肌を非常に気にされて、
「鏡面にしたい!」
というようなご希望がありましたが、柚子肌は今の塗装方式ではどうしても激しくなってしまい、それを取り切ることは仮に05磨きコースを行なっても、有色部分の柚子もかなり激しいので、緩和できるレベルですし、
そこまでやってもBRZのようにプレスラインがはっきりした平面的なパネルの車には、
意匠性的に合わないことをご説明し、
しかも施工費は非常に高額で予算範囲とはかけ離れてしまう事で、諦めて頂きました。
この段階までは、まだ磨きに関しての拘りがあられたのでしょう、今のレベルリセットをするためには“02スタンダード・ソフト磨きコース”が最適であることには納得されました!
然し、お持込みの際には、
「磨きのランクを落して、コーティングランクを上げることはどうですか?」
と、以前いらした時と真逆の方向に?
現状を見る限り、
この施行方向の変更をするのであれば極論を言えばキーパープロでもOKとなってしまいます・・・
基本的には、弊社のリセットとはできる限り塗装・下地の状態をリセットし、
その状態を保護する目的がコーティングですから、下地状態を軽視した中でコーティングをランクアップすることには、私は一切意味を見出せません・・・
つまり、下地の状態が最良ではないにも拘らず、高度なコーティングで何を保護するのか?
と、なってしまいます。
この発想ですと、1/2~1/3の価格で施工可能の、
キーパープロのほうが費用対効果は高いでしょう!
まだお若い方ですので、
車の意匠性の御自身の求める根本が出来上がってはいらっしゃらないのでしょうが、この様に方向が変わられるのは、
HPなどのメディアの広告的文章に惑わされていることも大きな迷われる理由になっているのでしょう。
磨き屋に依頼する?
コーティング屋に依頼する?
この選択が、根本的に求めることと出来上がりで目指すことの違いがハッキリあります。
最終的には、当初の予定通り“02スタンダード・ソフト磨きコース”には落ち着きました!
側面もかなりの線傷が入っています・・・
1本1本の傷自体の深さは、明らかに側面のほうがダメージは深いです。
細かな水染み付着も相当目立ちます・・・
御自身では、管理にはそれなりに神経を使われて、ある程度良好な管理ができていると感じられているご様子でしたが、
この状態を拝見する限り根本的問題があるでしょう・・・
結構強引にでも磨きのコースを当初の予定通り02スタンダード・ソフトにして頂いたおかげで、
ここまで回復が可能になりました!
これが、オーナー様の言いなりで磨きコースを下げていたら、結構傷は残ったでしょう・・・
そうなると、ご自身の意思で磨きランクを下げたとしても、
結局は意匠性回復が甘ければ失望されることでしょう。
人間は、物事のとらえ方として、自身が選択したことでも結果がよくない場合には、なかなか自身の選択間違いとは捉えず、他人のせいにしがちですからねー
6μの研磨の結果というか、
そのおかげで、
ボンネットの鳥糞除去で付けた傷もきれいさっぱり除去できました!
前記した刷毛の様な筋斑?
も、磨きの3工程目にはかなり改善されましたが、
これもオーナー様の言いなりで磨きランクを下げてしまっていれば、
多分まったく変わらなかったことでしょう・・・
どころか、程度に合わせた磨きがチョイスできていない場合、
磨くことにより逆に粗が目立ちようになる可能性もあります。
予算は確かに大事ですが、中途半端なことをするくらいならいっそ最大限に予算を減らして、キーパーやDIYにしたほうが、期待が生じないだけましかもしれません?
ボンネット先端部中央付近には、
このように2か所虫の付着痕跡が酸化痕としてはっきり残ってしまっています・・・
これは確実にオーナー様の、管理の手抜きから起きている問題です。
→の写真には蛍光灯の映り込みラインが曲がっていますが、これはおそらくボンネットを閉める際の手の平の圧力でわずかですが歪みが出来てきてしまっているのでしょう・・・
これも御自身かも?
流石にデイーラーや修理工場では、この様になる様なボンネットの締め方はしないでしょう!
可能性としてはGSなら有りえますが、
そもそもGSにおいて車に触れさせることを許容していること自体が、私から見るとGS責任というよりもそれを許容している本人責任だと思うのですが・・・
多くの方は、GSやディーラー・修理工場などで傷を入れられた等、
人がしたことには目くじらを立て攻め立てて見たり、落ち込まれることが多いですが、自身の問題で起きてしまったことであれば、
結構しょうがないと簡単に気持ちの整理が付いてしまうようですが、本当は逆であるべきではないでしょうか?
確かに依頼を受けた先は、お金を頂いているうえでの管理責任は有りますが、
意匠性上の問題に関しては基準がある訳ではないですから、どのようになれば責任があるのかは個々の感覚上の問題となるでしょう。
そのような、細かな問題に対して拘り文句を言うくらいなら、
鼻からすべてのことを自身で処理するべきです。
極端は破損や傷み以外は、
作業を行うのですから何らかのリスクが生じるのが当たり前ですから・・・
SUBARU スバル BRZ S(ZC6)コーティング終了
結構今回は傷を取るのには苦労しましたが、
私的には合格点までは到達いたしましたが、
御引き取りに見えられたオーナー様は、結構無反応・・・
合格点なのか?
ご不満があられるのか?
は不明ですが、何もおっしゃらいという事は、
一応気に入らないとまでは無いという事でしょう!
前記しました、ボンネットの刷毛目状の筋目ですが、オーナー様に確認いたしましたが、
「WAXすらかけたとこは無い。」
とのことでしたので、使用過程で付けてしまったもではない!
という事は、はっきりしましたが、そうなると納車前からあったことになりますが、そうなると他のパネルにはなくボンネットだけというのが不思議?
ラインもしくはディーラーで何らかの補修を受けている?
としか、考えられなくなります・・・
今回のコーティングは、色々の意味でどうしてもこれが良い!
という拘りがあられた訳ではなく、予算的に当てはまるものは?
という事が一番の理由ですが、
それで決まったのは“G’ZOXハイドロフィニッシュ”です!
屋根つきの半露天での駐車ですので、
施工前の状態からして水染み防御ができることが条件となりますが、
ハイドロフィニッシュは疎水・滑水機能の為、撥水のように水玉残りはしにくく、
水滴が集まりながら川のようになって流れていくためです。
但し、本当に微量の霧雨ですと、水滴が集まれない為このようなときは一寸注意が必要です。
施行直後の疎水・滑水力が非常に高いため、半年経過位で機能性低下をした?
と感じてしまいがちですが、
実際にはその時点での疎水・滑水力が一般的機能力と同等ですので、心配はいりません!
但し、施工直後の機能力を維持したい場合には、
半年ごとの機能メインテナンスで完全復活いたします。
このメインテナンスは、難しい作業ではなく慣れれば30分程度で可能ですので、日影で且つ埃のこないところの確保が可能であれば、
専用のメインテナンスキットをご購入いただきDIYでの施工も可能です。
という事で、こちらのオーナー様はメインテナンスキットもご購入いただきましたがその際、
「え、別売なの?」
と、驚かれていましたが、お見積もり時点でもそのことは、
「メインテナンスキットは別売ですよ。」
と念押ししてありましたが、記憶に残っておられなかったご様子です・・・
この様なことが繰り返されない様に、念押しは2回はしておく必要がありそうです。
後問題なのは、このメインテナンスは、洗車の拭き上げ終了後のコーティング面がドライ状態で行いますので、埃を巻き込んでしまうリスクがあり、施工前の傷の状態を考えると、メインテナンスの際にはかなり注意をしていただき行う必要があるでしょう。
この度は何回もお越しいただいての施工、ありがとうございました。
施行前のような状態にならない様に、これからは細心の注意を払ってください。
参加をご希望されていた弊社ツーリングですが、今までの様なスタイルでの開催はもうありませんが、春と秋には車種や御予算などに制約はありますが一部の方々でのツーリングは継続されますので、条件に合わない場合もあるかもしれませんが、初春と晩夏あたりにご連絡いただければ、ご案内いたします。
コーナリングの仕方も、一寸お教えしました方法で練習してみて下さい。
初めはぎこちなさを感じるかもしれませんが、慣れてくれば確実に安全で且つ速く走れるようになっているはずです。
車輛クラス:クラスS
施工コース:
コーティングコース=G’ZOXハイドロフィニッシュ ガラスコーティング
磨きコース=02スタンダード・ソフト磨きコース(程度良好新車向け・傷取り鏡面仕上げ)
物販=G’ZOXハイドロフィニッシュ専用メインテナンスBOX
施工料金:141.885円税込(濃色車割増ランク1磨き+10%・耐擦り塗装割増磨き+20% 適応・物販含む)
メーカー別
月別バックナンバー