2015年08月09日公開|レクサス
会員様ですが、このお車では初のリセット施工でのご入庫です!
その間も2回の事故に遭われてしまい、補修のためのご入庫を頂いております。
こちらのオーナー様は、洗車はオンリー洗車機ですが、今回ご入庫までにも何回かお車を拝見してきておりますが、その都度驚かされたのは洗車傷の少なさ!
施行されていたコーティングがハイモースコートでしたので、
確かにJISの耐摩耗試験では500回の洗車機に堪えうることが証明はされていますが、これはあくまでコーティングの残存性を証明する物であって傷が入らないとは別のことなのですが、傷も入らないのですかねー
残念ながら、一概にそうとはえません。
まずは、使用されている洗車機の種類程度の問題が大きく影響をします。
またその頻度や、洗車前の下洗いの有無も相当影響ありますし、拭き上げ時の条件等でも相当変わってくるでしょう・・・
総合的に、こちらのオーナー様の場合は理想的なのでしょう!
下手な手洗いよりも、洗車機のほうが良い程度が保てるという良い例と言えます。
とはいえ、鉄粉はそれなりには付着を起こしています・・・
然し、それでも4年ぶりの鉄粉クリーニングですので、
その期間を考慮すれば明らかに付着量は少ないでしょう!
これも、頻繁に洗車機を使われていたことの好影響です。
というのは、鉄粉は1年を通じて大気浮遊をしていますので、
常に鉄粉付着の脅威は存在していますが、
付着初期は車体の静電気で付着しているだけですので、
頻繁に洗う事で簡単に鉄粉を落すことができます!
洗車サイクルが開いてしまうと、その鉄粉が酸化し始め強固な付着状態となります・・・
まだこの段階でしたら、高圧スプレーをまめに掛ければ除去は可能でしょう!
然し、さらなる放置をしてしまえば、
鉄粉は酸化しながら塗装&コーティングに食い込み刺さってしまいます・・・
こうなってしまえば、洗車では手におえなくなり、
トラップ粘土か鉄粉クリーナーの使用が必要になりますが、どちらも特にDIYでの作業となると、塗装&コーティングに与える影響は甚大で、
本末転倒の事態が起こりえるリスクを孕みます・・・
付着量を減少する努力は御自身で行っていただき、それでも付着が目立つようになってしまった場合は、多少の出費は覚悟なされて、
プロに依頼されたほうが良いでしょう!
レクサスと言えども、
このようにヘッドライトカバーのクリアークスミは、一般車と同じように起こってしまいます・・・
レクサス=トヨタですので、一部は特別なものが使われている所もありますが、
基本的にはただのブランド違い程度と考えたほうが良いでしょう。
メルセデスで言うところのAMGや、BMWのMとはだいぶ違います。
とはいえ、これらも大分怪しくなり、裸の王様的になりつつありますが・・・
まだ、致命的傷み方までには至っておりませんので、
クリーアーを温存した形での“ミディアムポリッシュ”で対処可能です!
プロ店では、一時は大流行したケミカルで溶かす施工方法はクレームが多く大分鳴りを潜めてきたようですが、それに代わり最近は程度に拘わらずなんでも、
ペーパーを掛けて全剥離という手法がとってかわってきているらしいですが、これも良い施工方法とは言えません・・・
メーカー純正のクリアーより高耐久な保護膜は、基本的にはありません・・・
つまり、クリアーが残すことが可能であれば、
できる限りクリアーを残してあげる施工方法を取ることが、
以降の傷みをより軽減することに繋がります!
そんなことはお構いなしで、なんでもクリアーを剥離してしまう施工方法は、
施工店の知識不足もしくは技術レベルの低さを象徴しています・・・
先日も、ある施工店がある中古車屋においてこの様な施工デモを行ったそうですが、そのような低レベルの施工をデモとして行う方も、
依頼する中古車屋ももう一寸勉強するべきでしょう。
行なっているのは、お客様の大事なお車ですから、
施工価格の問題よりは痛めないことを優先すべきでしょう!
ヘッドライトカバーでの施工では、会員様には定番となりつつあるベースコートの
“ラジカル・コーティング”です!
先日も、仲間のある施工店から、
「ヘッドライトカバー・コーティングって、
どんなコーティング剤使っても半年は持たないから、何かいい方法は無いのかねー」
と、ご相談いただき、弊社のラジカル・コーティングをご紹介いたしましたが、流石ディテーリングでの先進地である神奈川県の業者さんだけあり、
ラジカル・コーティングの基本原理はご存じで効果があることもご存知でしたが、本物のラジカル・コーティング用機材の価格のあまりの高さに導入は無理・・・
とのことでしたが、確かにこの業界は不景気の真っただ中に特に関東はあるようですので、幾ら効果はあったとしても、設備償却に堪えられないそうです。
確かに弊社でも導入には1年悩みましたが、導入の結果対処方法に困られていたお客様に、
確実な対処をしてさしあげれるようになりましたので、採算性はとりあえず置いておいたとしても、このラジカル・コーティングの導入は正解でした!
先日も、メーカー担当者とも話がありましたが、
なんちゃっての効果検証も無い様な機械は導入されている業者さんもあられるようですが、磨き&コーティング専門店での導入はいまだに全国でも弊社のみだそうです!
本当に効果は絶大ですので、迷われている業者さんは導入したほうが良いのですがねー
ラジカル・コーティング施工終了後に、トップコートとして
“PP素材専用のガラス(シリカ)コーティングをWコート”いたします!
ラジカル・コーティング無しでは、このようなWコートはしたとしても、
一切定着はいたしません・・・
が、ラジカル・コーティング後であれば、ばっちり10μほどの皮膜が形成されます!
この様な使用過程で傷んでしまいリセットの為の施工の場合、
未施工の新品交換よりもより新品に見えます!
というのも、クリアーの上に更に艶感のあるコーティング層が10μも乗りますので、透明なPPに深みがまし、曲面部分がより艶感が強調されますので、
施工されたオーナー様方には大変好評です。
こちらのオーナー様もご覧になり、
「この様になると、全然車のイメージが変わり、フロントイメージがすごく良くなった!」
と、大変お喜びいただけました!
この4年間は、
メーカーのウインドウ撥水コーティングを1年ごとに施工なされておいでだったそうですが、この度初めて弊社の
“スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング”をご依頼いただきました!
今までずーっとメーカーの物をご依頼しておられながら、今回弊社の施工を決められた理由は、今までのディーラーでの施工では効果や耐久性に非常にばらつきがあり、幾ら価格的に安くとも、施工自体に不信感があられたそうです。
この様なばらつきが生じるのは、コーティング剤の優劣というよりも、
下地処理の施工レベルにむらがあることと、
施工環境での気温や湿度変化に応じてブランク時間を調整するなどの、
専門知識がディーラーでは欠如しているからでしょう・・・
弊社の場合は、基本的に施工環境変化がありませんから、基本的には1年を通じて同じ施工方法で、安定した施工が可能です!
今後、メーカー純正コーティングと、効果や耐久性を比較検証されるでしょうが、そのご感想はいかがな結果となるのでしょう?
撥水機能のコーティングで、
4年経過としては水染み付着も非常に軽度です!
これも、洗車を洗車機にされていることで、
拭き上げ時間が短くて済むために、
洗車時の水染みが最小限に抑えられていることの効果です。
その為、職場では露天駐車であって雨水には当たられますが、
水道水や地下水などによる水染みが出来ていない為、
雨水に含まれる微量のアルキル金属基では水染みに成長することが無いのでしょう!
この多少できている水染みも、
恐らくはほとんどコーティングの範囲内に収まっているでしょうし、多少塗装到達しているものがあったとしても、
今回の磨きコースは“02スタンダード・ソフト磨きコース”をご選択いただいておりますので、100%近い除去が可能でしょう!
傷に関しては、無くは無いですが、洗車機洗車で多くの方が心配されるような、
洗車機による傷は全く確認できません!
これは既存のコーティングであるハイモースコートの耐擦り傷性能のほうが、
洗車機による摩擦より上回っている証拠です。
但し、何本かの深い線傷はボンネットやルーフには確認できますが、
これは降雪時の雪落としや、
溶けて凍った雪がずれることにより入ってしまった傷でしょう・・・
この様な傷は、降雪地帯や寒冷地では完全に防ぐことはできませんが、
日常的にお車をきれいな状態に保っておくことを心がけていれば、上記したような状況において汚れや付着物を引きずることは無くなりますので、
傷のリスクはかなり下がるでしょう!
「冬だから、どうせすぐ汚れるし・・・」
という放置は、色々な意味で車を傷める原因となります・・・
やはり側面も、4年経過としては非常に傷が少ない!
シルバーマイカメタリックというヘアースクラッチが見えにくい塗装色であることを考慮したとしても、ハッキリとした深い線傷においても、
弊社うるさ型の手洗い洗車に拘られる方々と比べましても、
明らかに少ない。
これは、いかに手洗い洗車は難しいか?
もしくは、ハイリスクなのか?
を、証明する一例でしょう・・・
但し、洗車機洗車がベストという事ではありません。
コーティング未施工であったり、施工されているコーティングの種類や、
車体色由っては逆効果となる場合も少なくは無いですので、
そのような条件等を考慮したうえでご判断ください。
↑↑の写真でははっきり確認できた線傷も、02スタンダード・ソフト磨きコースですので、この程度の傷であれば完全除去が可能でした!
然し、このお車のシルバーマイカメタリックは耐擦り塗装では無いにも拘らず、
この様に傷は少ない!
確かに、コーティングによる保護を受けていると言っても、これが耐擦り塗装ならもっと傷は少ないのか?
と考えた場合、まったく関係ないでしょう・・・
再三言っているように、
私にはトヨタ・レクサス系の耐擦り塗装の効果は全く現実味を感じさせられません・・・
お持込みの車両診断時に発見してしまった、
非常にダメージの深い傷・・・
傷断面の毛羽立ちにより黒く見えるのではなく、
V字型に切断された傷の中に汚れが入り込んで黒く見えているようです。
傷の感じからして、何か金属の鋭利な部分が擦られたような感じ?
痕跡が全くなくなるまでは、02スタンダード・ソフト磨きコースでは無理かもしれませんが、
通常観察では確認不能レベルにすることはできるでしょう!
傷内部の黒い状態は改善され、通常観察では目立たなくはなりましたが、
6μの研磨ではまだ傷自体は残っています・・・
ただ、この時点でまだ傷の深さは10μほどありそうですので、
スポット磨きを行えば完全除去は可能でしょうが、施工前と比べればほとんど現時点でも目立たなくはなっておりますので、これ以上傷を追う事はこの傷に関しては行いません。
何が何でも、傷を100%除去することが良い事とは言えませんので!
上記した傷の在ったパネルの後部パネルにも傷の長さは短いですが、
3本同じような傷がありましたが、
診断時には見落としていました・・・
施行中に発見したのですが、上記傷の様にはコース内の磨きでは黒い傷のまま変化が見えません・・・
このままでは、結構目立ちます。
そこで、オーナー様に状況報告をし、
「追加でスポット磨きを行われますか?」
とお聞きしたところ、“スポット磨き”で完全除去をご依頼いただきましたので、チャレンジいたします!
コース範囲で6μの研磨の結果傷の状況変化が見られなかったために、
さらに“スポット磨き”にて10μほど研磨をして、
やっと黒く見えなくなり傷の痕跡もほぼ無くなりました!
が、じっくり透かし見をすると微妙に細かく痕跡は有りますが、これ以上攻めて100%を目指すか?
残存膜厚を優先するか?
という、判断が必要となりますが、この塗装のように3コートパール塗装は、
2コートに較べクリアー膜厚は少なめなため、
これ以上の膜厚減少は避けたほうが無難!
との判断で、これで終了といたしました。
此れでも、まずリセットの痕跡は確認はできないでしょう!
予定通りの6μの研磨にて、
トップ部分はほぼ完全と言える仕上がりです!
が、前記しましたように、雪落としで付けてしまったと思われる、
深い線傷は2本くらいは残ってしまっておりますが、シルバーマイカメタリックの色にも助けられ、
水銀灯でもない限りは見えることはありません。
多少あった水染みも、イオンデポジットクレーターになってはいましたが、
ほとんどはコーティング範囲内に収まっており、一部塗装到達しているものも、
標準研磨内で除去できてしまいました!
やはり、2度目の磨き施工を行うと、初回施工時よりより研磨面が滑らかになりますので、
全体意匠性は施行を繰り返すことにより上がります!
但し、これは使用期間中の管理が良い事で達成できていることですので、
放置管理のお車ではここまでの意匠性は無理でしょう・・・
やはり、日ごろのこまめな管理が大事!
という、事ですねー
LEXUS レクサス CT200h(ZWA10) コーティング終了
車の型による新旧を知らない方から見れば、どう見ても新車!
事実施行中に訪れた方の中で、2名の方は新車だと思っておいででした。
其処に実は4年も経過しており、且つ洗車は洗車機のみと付け加えると、
皆さんビックリなされます。
洗車機=車は傷む=意匠性は最悪になる
という図式が、多くの方の中では出来上がっているようですが、思い込みというか?
固定観念というか?
情況によっては、これは真逆の場合も多いのです。
事実、弊社常連様で2.000万円クラスのポルシェの新車ほぼ洗車機という方がいらっしゃいますが、以前のポルシェはほぼGSでの手洗いでしたが、今のほうが確実にお車の状態は良い!
コーティング未施工車ですと、確かに洗車機は細かなスクラッチが入りやすいのは事実ですが、施工されているコーティングによってはそれも入らないで済むものもあります!
但し、手洗いで入れてしまう線傷は、ダメージレベルが洗車機とは比較になりませんので、コーティングの種類如何に拘わらず、入るときはガッツリ入ってしまいます・・・
手洗い洗車をなさるのであれば、お金を払って人任せにされるのではなく、
御自身の注意と責任の下でご自分で行うべきでしょう。
自身で入れてしまった傷であれば諦めもつきやすいでしょうが、
人に依頼なされたものは腹の虫がおさまらないでしょう・・・
ですし、手洗いを依頼するという事は、車を大切にしたいという気持からでしょうが、果たして人の手に委ねることが、大事にしていることになるのか?
という、疑問は感じてしまいます。
自身で全く管理されていないにも拘らず、
「俺の車は、○○で管理させているから、これだけ程度の良い車は無いだろう!」
的なことを、自慢される方が偶にいらっしゃいますが、
其れっていかに自分が大物的で金持っていることを自慢しているだけの様で、聞かされている側からすれば嘲笑的にしかなりません・・・
これで、車好きも呆れるわー
今回のコーティングは、初回施工時と同じで“ハイモースコート”をお選びいただきましたが、弊社でのハイモースコートのリピートは正直かなり稀です!
というのも、比較的ハイモースコートを選択なさる方は濃色車の方が多く、且つ露天駐車の方が選ばれることが以前は多かったため、
艶感やコーティング機能(撥水・撥油)には満足されていても、
水染みのあまりの酷さに懲りてしまわれる方がほとんどです・・・
私からすると、ハイモースコートの様な強力な撥水をするようなコーティングは、
基本的には濃色車や露天駐車車両では逆に最も避けるべきコーティングだと思います。
この様な条件でも施工なさるのであれば、よほど小まめに管理する必要がありますが、
それには相当の努力が必要です!
そこまで気を遣って管理しなければならないとなると、本来コーティングは塗装を守りつつ管理を楽にする、という目的が逆転してしまいます・・・
ハイモースコートを施行したことにメリットを感じるためには、
このお車のように淡色車であるか、完全車庫保管車であるか、
よほど小まめに管理が可能な方である条件が欠かせないでしょう!
この様な条件が一致出来れば、
ハイモースコートは優れたコーティング効果を発揮することが可能となります。
高硬度であるが故洗車機使用も可能ですし、他に類を見ない強力な撥水と共に、油性マジックすら寄せ付けない強力な撥油性能のおかげで、
汚れを固着させません!
この様なすぐれた性能を発揮するためには、
やはり適材適所的なマッチングが大事で、単にイメージだけで選択することは、大きな失敗につながりかねません・・・
御自身のもろもろの条件には、どのようなコーティングが適しているのか?
を、よく考えられて選ばれるべきでしょう!
この度もご来店いただきまして、ありがとうございました。
以前にも、何回かお車の状態を拝見する機会がございましたが、やはり程度の良さ、管理の良さには改めて驚かされました。
これからも、さらに大事にお乗り頂きまして、この状態を長らくキープなさってください。
会員クラス:正会員
車両クラス:クラスM
施工コース:
コーティングコース=ハイモースコート ガラスコーティング
磨きコース=02スタンダード・ソフト磨きコース(程度良好使用過程車向け・傷取り鏡面仕上げ)
オプション施工1=部分傷取り磨き(スポット磨き×1区画)
オプション施工2=ヘッドライトカバー(ミディアムポリッシュ)
オプション施工3=ヘッドライトカバー(ラジカル・コーティング 会員限定施工)
オプション施工4=ヘッドライトカバー(専用Wトップコート Wコートはラジカル施工時のみ)
オプション施工5=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ・R基本セット+リアドア×鱗落し)
施工料金:176.532円税込(正会員再施工割引-30%・淡色車割引磨き-5% 適応)
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