2015年08月30日公開|トヨタ
以前ランクル200で弊社の御利用を頂き、
今年も事故でのご入庫もいただいていります会員様の奥さまのお車を新車購入されたとのことで、今回ご入庫いただきました!
医療関係での共働きだそうですが、基本家計は別だそうで、お車の購入は奥様ですが、
弊社の施工は旦那様のおごりだそうそうです。
が・・・
こちらのお客様のように、最近私の周りの方々の家計形態をお聞きすると、今まで知りませんでしたが殆どの方が夫婦別家計だそうです!
たとえば、年金暮らしの方だとしても、完全に別でお小遣い制ではないそうです。
旦那さんだけがお勤めの場合でも、取り決めされた基準金額のみ家計に入れ、
それ以外は自由だとか?
そもそも、奥さんに給与明細見せたこともないとか!
この様な方は、月数万円のお小遣いの方に較べリッチなはずですが、面白いことに私の周りでは、お金の自由度のある方に限ってケチです・・・
事前に、
「今回は割り勘ね!」
と、取り決めしていてもなんとか支払から逃げようとまでする方すらいるくらいです・・・
これは、逆にご自身で家計管理しているから、
一般的主婦のように金銭感覚がシビアになってしまうのかも?
女性同士の付き合いの場合は、お互いシビアなもの同士ですからこれで良いのでしょうが、男同士の付き合いの場合に、あまり金銭感覚のシビアさを見せつけられると、
付き合いにくいというか、距離を起きたくなってしまいます・・・
お小遣い制の方で、
「今月もう残金無いんだよー」
という中で、おごってよモードは気になりませんが、そもそもお金あるくせにケチなのが解ってしまうと、正直付き合いたくなくなりますねー
この手のタイプの方を見ると、確かに預金通帳残高はたくさんあるでしょうが、
友人残高は限りなく0に近い・・・
私のごく近い友人は、多くは会社役員や経営者が多いですが、
殆どの方は給料全額家計に入れられお小遣い制です。
驚いたのは、年収数千万の私の友人月の小遣い5万円だそうな・・・
足りなくなると、奥様にお願いして追加でもらう交渉をするらしい。
私は、若かりし頃の同棲時代(家内とは別人物)ですら、
給料全額取られてお小遣い制でしたから、それが世間で当たり前と思っておりました。
今は別居で別々に会社経営していますから、当然お小遣い制などではありませんが、家族の保険や車の購入は私の負担、旅行や食事代もなぜかすべて私、カードの支払いも私ですが、妻のほうがはるかに年収多いはずなのになぜ?
お小遣い制が良いのか?
家計別会計のほうが良いのか?
は、人・家庭それぞれでしょうが、
男は対外的な付き合いでセコイのは好かれないでしょう・・・
金銭的にきちんとしているのと、セコイのとは根本的に違いますから。
前置きが長くなってしまいましたが、今回このお車のご購入は、
旦那様のランクルを購入された同じディーラーで営業マンも同じ。
前回もオーナー様手配でディーラー管理下の元での、他社でのアンダーコート施工後にディーラー陸送による弊社持込みです。
然し今回、事前に現車確認はオーナー様はなされておらず、弊社お持込み日が初見だったそうです。
これは、前回のランクルが非常にいい状態を保った中での納車だったため、
安心・信用していたからにほかなりません!
これを、今回はディーラー裏切ってしまいました・・・
弊社に持ち込まれた段階で、ライティングするまでもなく傷だらけ?
担当営業マンとオーナー様と一緒にいらっしゃいましたので、
その段階で傷だらけであることをディーラーマンの前で説明しているにも拘らず、
「あー、アンダーコート業者が洗車はしているそうですよー」
と、いかにも其の業者が傷を洗車で入れたかのごとき逃げを打って、逃げるようにさっさとディーラーマン帰って行ってしまいました・・・
然し、
ディーラー→アンダーコート業者→弊社
という流れの中で、この段階での車の傷の原因は、ディーラーなのか?
アンダーコート業者なのか?
は、結論が無い中で、さっさと帰ってしまうのは不味いでしょう・・・
この時の、私とオーナー様の印象は同じで、
「ランクルは、アクアの3倍以上の価格だから細心の注意をしていたけれど、
アクアは安いからという適当さなんだろうなー」
と、感じてしまいました。
この感覚が当たっているとすれば、営業スタンスとしては最低ですね・・・
100万の車でも、1.000万の車でも、
購入するオーナーにとっては基本的には同じ気持ちですから!
儲けに従って、態度やクオリティーに差があるのは納得はできません・・・
一寸車種は違いますが、以前弊社で建築事業部で1.300万の日野の新車大型トラックを購入した際、なんとフロントパネルはタッチペンだらけ・・・
当然文句を言うと、
「所詮トラックですよ!」
みたいな態度。
挙句の果てには、
「自分でやったんでしょう?」
とまで、言う始末・・・
然し私からすれば、1.300万を支払っているのは購入したものが、
トラックだろうとベンツだろうと消費した金額は同じですから、トラックだから良いとは到底納得はできません・・・
最終的には、これ以外にも機械的問題も繰り返し、且つ中古部品交換などとんでもないことが連続し、長野日野の常務との話し合いの結果、
納車後に支払うはずであった残金200万はチャラ!
これは、常務もここまでの流れの中での非誠意的対応や有りえない暴言に対しての対応手段がなく、こうなりました。
然し、この後も販売担当した営業所の所長は、
「初めからこれが狙いでイチャモン付けていたんだろー」
と、周りに言いまわるレベル・・・
会社内では知りませんが、こいつ根本的には何も反省はしていません。
という事は、弊社の件が反省となり以降改善されるわけはなく、
同じことを繰り返しているのでしょうねー
恐らくここが私のトヨタに対する印象のターニングポイントとなり、
トヨタグループこそ最悪の自動車会社・・・
という、印象が固まったのでしょう。
昨年の暮れに、日野の2トンダンプを買ってほしいと言われ、
「もうあの所長は退社しているし、あの当時とは会社体制違いますから、安心して購入して頂けます!」
等と言われても、一度信用できなくなったところから、2度と車など買いません・・・
ふそうに、見積もりお願いしました!
が、まだ買っては無いですけどねー
また話がずれてしまいましたが、さあ、この後このお車のディーラーは、オーナー様からの質問にどう答えるのやら?
この車格で200万円という価格は、正直私の感覚からすると高い・・・
と感じていましたが、ハイブリットである割増分や、このようにセンスも良いシートなどを考慮すると、
妥当かもしれませんね!
ただ私がもっと老人になって、
年金暮らしになったとしてもハイブリッドだけは買わないでしょうね・・・
これは、単にハイブリッドを否定しているのではなく、
私の場合はどうしても感性が拒否反応してしまいます・・・
同じように、軽自動車も過去にR2にのみ乗ったことがありますが、このときのトラウマなのでしょうか、やはり拒否反応が。
先日お客様でもあり且つ友人と会った際、
今持っているアウディのTTクワトロからNBOXに乗り換えるとか?
奥さまからの強い要望だそうですが、だからと言ってそこまでこじんまりとおさまってしまうのもいかがなものか・・・
とも思うのですが、現状の節約必要性より、
今もしくは今後の経済情勢に対する不安感や、
これから訪れるであろう老後に備えてみたいなことらしい?
然し、老後が安泰であったとしても、その老後を楽しむアイテムが無ければ、
なんか老後も意味が無い様な気がしますが。
如何?
旦那様のお車でも施工させて頂いております、
“スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング”の施工の御依頼を頂きました!
施工範囲も同じで、フロントガラスとリアガラスの2枚のみの施工です。
以前の施工の際にも、旦那様からはかなり機能性や耐久性などについてはご質問とそれに伴う要求がありましたが、実際施工後の使用のご感想はすこぶる良好とのことで、
「これは絶対やったほうが良いよ!」
との旦那様からの強いお勧めを頂き、施工することとなりました。
実際、再施工もしくは新規車両の際、
過去に施工経験のあられる方はほぼ100%のリピートを頂いていると思います!
但し、弊社のスプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティングは、
巷の簡易ウインドウ撥水に較べ数倍もの高価格ですので、ご予算的に相当余裕のあられる方以外は一寸手が出ないでしょう・・・
これもやはり、御予算に余裕があられる方では定番施行の、
“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”による、
ドアカップ施工です!
此方は、全ドアカップ4か所施工です。
これも、過去施工経験のあられる方の場合、
やはり100%ご依頼を頂いていると思います!
旦那様は相当反対をされたそうですが、奥様はどうしてもこのスーパーレッドVという、ソリッド塗装が欲しいと言って買ってしまったとか・・・
旦那様は無難に同じソリッドでも、
スパーホワイトⅡを薦められたそうですが、
やはりアクアに白ではあまりにこじんまりまとまり過ぎるのか、聞き入れていただけなかったそうです。
トヨタの赤のソリッドは、マツダやホンダのように短期間で白華は起こりませんが、
しかし傷が目立ちやすいことは同じです・・・
前記しています、
弊社お持込時での傷ですが、↑のようにかなりはっきりした傷として入ってしまっています・・・
ので、磨きのコースはどうするか?
なのですが、オーナー様はこのお車は極端な意匠性にはこだわらないとのことで、本来は予算も考慮して01ライト・ソフト磨きコースをお考えだったそうですが、このスーパーレッドVの様な塗装では、2段階の磨きの01ライト磨きコースでは、オーロラ傷を防ぐための磨きが欠かせませんので、傷を取る磨きをハードに行うことができませんので、
そうなると傷の現状回復率はあまり期待することが出来なくなってしまいます・・・
幾ら意匠性にはあまり拘らないと言っても、それでは施工の意味が半減してしまいます・・・
御予算的には完全に予算オーバーとはなってしまいますが、
やはり最低“01スタンダード・ソフト磨きコース”は必要でしょう!
というか、私的には本当は02スタンダード・ソフトにして頂きたかったのですが、さすがにそこまでは言い出せませんでした。
営業方針として良いか?
悪いか?
は判りませんが、私の性格上でしょうか、基本的には予算問題とは関係なく、オーナー様の指定されるコースに対して改善率などの説明はいたしますが、あえてお勧めすることは基本的にはいたしません。
但し、こちらのご夫婦のように、
気心も知れていて且つクオリティーへの考え方も理解できていて、
家計予想も大体わかっている様な場合のみ、
私からコースのレベルアップのお願いはする場合があります。
よくお客様に、ご職業やお勤め先をお聞きすることがありますが、これはただの興味本位でお聞きしているのではなく、
今回のように私から見るとオーダーいただいているコース内容に問題があると感じた際に、コースのレベルアップを予算アップしてでもお勧めするべきか?
あえて、口を紡ぐべきか?
を、判断するためです。
というのは、
経済的に無理を強いてまで施工の必要性がディテーリングの様な事にはない・・・
というのが私に持論で、弊社の施工により家計圧迫が出てまで行う事ではない。
と、考えるからです。
よくご新規のお客様には、
「カードは使えますか?」
と、お聞きいただきますが、弊社がカード取り扱いをしないのは前記したことに繋がり、
あくまでおこずかい程度の中で施工可能な方のみ施工するべきこと!
と、思っているからです。
中には無理をして施工したは良いけれど、
リボ払いなど分割にして生活影響を及ぼして節約生活にならない様にという事です。
偶に、
「貯金をしてから施工をお願します!」
という方もいらっしゃいますが、これも私からすると、
「そこまでしてすることでは無いでしょう・・・」
と、思ってしまいます。
弊社のお客様の中には、
「ローンや借金してまで車は買うべきものではなく、現金で買えるものに抑えるべき!」
とまで仰る方も何人かいらっしゃいますが、これを言われると私も耳が痛です・・・
だってそれでは私など、一生欲しい車は買えなくなってしまいますから。
と、結構言っていることと自分の行動にはギャップは在るのです・・・
お持込時にはここまでは酷く感じませんでしたが、いざ準備洗車が終わってライティングしてみるとこの状態・・・
弊社のシャンプー、簡易ポリマー位なら溶かしてしまいますので、
これ傷を隠すためにポリマーを掛けた確信犯的行為でしょうね。
傷の入り方の面白いのは、
各フェインダーのホイルアーチ部分がその曲面半円に従って平行に傷が入っています・・・
しかも、洗車で付く様な線傷ではなく、ペーパー目か?
と思うような、密に入った傷です。
顕微鏡でよく観察してみると、この傷トラップ粘土による摩擦傷・・・
弊社入庫前に、アンダーコート施工をされていますので、
恐らくその際アンダーコートが飛散付着してしまい、
それを処理するためにトラップ粘土を掛けたのでしょう・・・
常識的には有りえない行為です。
前記したように今回の磨きコースは、
“01スタンダード・ソフト磨きコース”にランクアップして頂いておいたので、この状態からでもある程度のところまでは回復はできるでしょうが、
完璧には届かないことも事実です・・・
然し、この状態でポリマーで隠してディーラーに手渡してしまう、
アンダーコートの施工店も問題外ですが、
ろくな点検もせず受け取ってきてしまうディーラーマンも自社手配の外注ではないと言っても、あまりに責任感が欠如しています・・・
このオーナー様の指定外注施工に関しては、ディーラーも施行店と付き合いがあったためでしょうが、
「外注施工中の管理はディーラーで行います!」
と、オーナー様に言ってしまっているそうですが、本来であれば常識的にはオーナー様手配の外注施工ですからディーラーには管理責任はありませんが、
この様に管理の安請け合いをしてしまっている以上根本責任はディーラーになってしまいます・・・
詰まり、この損害に関してはまずはディーラーが責任を取り、
その後の金銭的処理をどのようにするかはディーラーと施行店との協議となるのでしょう。
が・・・
今回救われるのは、購入されたディーラーが長野トヨタだったことでしょう!
これが某ディーラーグループでしたら、話の席にすら乗ってこないでしょうねー
今回の場合、ディーラー自体のレベルや体質の問題ではなく、
営業マンの個人的スキル不足と言えるでしょう・・・
正直01スタンダード・ソフト磨きコースではきつかった・・・
結局は、磨き規定範囲をオーバーしての施工までして、
やっとここまでリセットできたのが現状。
アンダーコート施工店やディーラー営業マンの中には、
という、甘えというかなめがあったのでしょう・・・
然し残念ながら、弊社では他人の行ったことの穴拭きを黙ってはしません!
言うべきことは言える環境を維持するために、現在では全てのディーラーとの業販契約をやめております。
どこの業界のも言える事でしょうが、
特に車業界での元受下請け関係は奴隷制に近い部分がありますので、主従関係を持続した中では、そこのディーラーにおいて問題があった場合には目をつぶり、
口をつぐまざろうえなくなってしまいます・・・
そうなると、結果お客様は“泣き寝入り”となってしまいますから。
運転席ドア中央上部には、このように深い傷が集中してあります・・・
これもやはり洗車で付いた線傷ではなく、考えられるのは、陸送中の運転手による荷締めの際に服を擦り付けたか?
洗車でルーフを洗っている際に、やはり服を擦り付けたか?
でしょう。
この手の傷は、服の金属部分チャックやベルトバックル等ですので、
かなり深い傷が入ってしまいます。
同じように、GSなどで手洗い洗車を依頼した際にも、
同じようなことが起こりえるリスクは相当あります・・・
高校生アルバイトや女性に作業をやらせるようなところは、避けるべきでしょうねー
本来であれば、オプションのスポット磨きが必要なほど深い傷でしたが、この後オーナー様とディーラー側とで納車程度が最悪であったことに関しての、
賠償の話し合いがなされますが、
オーナー様もあまり、
過剰な請求内容になることは望まれておりませんし、弊社にしても担当営業マン面識がありますので、
いくらずさんだったとしてもちょっとかわいそうですので、なるべく請求金額がのさないよう、
コースの磨きをちょっと工夫して頑張ってみました!
結果きれいにはなりましたが、手間的に言えば鼻からスポット磨き行っている方が、
楽で且つ速かった・・・
但し、オプション作業をしてしまえば請求せざろうえまあせん。
「別にサービスにしてあげればいいんじゃないの?」
とも言えますが、元来融通の利かないマニュアル人間の為、どうもそれには引っ掛かりがあります・・・
ルールは一度破ってしまうと、
ボーダーラインが不明確になり積み木崩し的に崩壊してしまう恐れがあります。
融通=ルール
のバランスを保つことは、ルール厳守より難しいことですので、不器用な私には難しい・・・
今回コース内での磨きとしては相当頑張りました。
が・・・
残る傷は残ってしまいます・・・
↑の写真に映っている傷を除去するには、
スポット磨きor02スタンダード磨きコースが必要です。
流石に上記したような、
コース規定磨きを超えた磨きをすべての傷に対して行うことはできませんので、この程度の単発で存在する傷はご勘弁いただきます・・・
オーナー様は本来はかなり意匠性に拘られ当然性格的にも細かな方ですので、この程度の傷でも見つけてしまえばガックリなされるかもしれませんが、
残念ながら新車程度は運不運もありますし、
そもそも濃色のソリッド塗装は傷をごまかすことがありませんので、そのような塗装を選んでしまった以上ある程度は受け入れるしかありません・・・
其れすら許容できないとディーラーと揉めてみたところで、仮に修理を認めてすべて負担させることができても、
以降の関係性を考慮すればあまり完璧を求めてしまう事も得策ではないでしょう・・・
納得はいかないかもしれませんが、ある程度以上の補修は自費負担で行ったほうが、
後々のディーラーとの関係性を保つには得策です。
但し、このお車に関しましては、そこまでオーナー様も拘られていないので、
すでに妥協点は見出していらっしゃいますから、今回はこれで幕引きとなるでしょう!
TOYOTA トヨタ アクア S(NHP10-AHXNB)コーティング終了
お持込時の悲惨な状態からは、何とか回復し、オーナー様も妥協?
満足いかれるレベルには到達しているはずです!
正直、新車でここまで問題のある車の施工は大分久々でした・・・
お引き取りの際の、オーナー様のご感想は?
「あの傷には相当ショックを受けたけど、ここまで回復してくれてよかったー」
と、十分なご満足を頂けたようです!
しかも、今回の傷に関しましても、ディーラーとアンダーコートの施行店とでの話し合いもスムーズに進み、オーナー様が事前にオーダーしようとなされていた、
コースをアップすることで発生した差額に関しましては、
全額現金にてオーナー様に賠償なさって頂けることになったそうです!
やはり、長野トヨタで購入されて良かったですねー
他だったら・・・
こんなことを言うと、オーナー様には怒られてしまうかもしれませんが、
磨き屋としての技術を保つには、たまにはこの様なお車も必要です。
使用過程車の傷だらけを磨くのと、新車の傷だらけを磨くのは、同じことのように思えますが、実は全くの別の技術が必要です!
使用過程車に較べ遥かに新車のほうが難易度は高いですし、それに伴い気を付けなければならないことは多くなります。
特にこのような、濃色ソリッド塗装となるとなおさらです。
今回コーティング選びでは大分迷われ、なかなか決論が出ませんでした。
というのは、
等が、主な理由です。
管理条件は、自宅は車庫ですが勤務先では露天駐車・・・
通勤にも使われますので、当然使用はほぼ毎日。
お住まいの地域は降雪地域で且つかなり寒く、
冬季はほぼ毎日のようにエンカルがまかれる・・
洗車は基本奥さまが手洗をする予定ではありますが、
そうなるとかなり洗車頻度は低くなり、且つ冬季洗車はかなり困難・・・
というようなことを考慮いたしますと、手洗い洗車を前提とせず、
逆に洗車機使用により頻繁に洗車ができることを優先したほうが、
真逆発想でお車の程度保持はできやすい!
かも?
という事で、候補は洗車機使用に適したコーティング!
という事で検討いたしましたが、
過去“エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュ”を施行されているお客様のお車を拝見した際、
濃色車であったり露天駐車車両であったり完全洗車機洗車であったりというお車でも、
驚く程良い程度が保たれているお車が有りましたので、このコーティングに決定いたしました!
但し、このコーティングは基本機能は撥水ですので、
本来水染みは濃色車ですとできやすくなりますが、
撥水機能はこのコーティングの場合は常時撥水とはならない変わった特性を持ちます。
というのは、撥水機能は洗車におけるプラズマ電荷によりおこるタイプですので、洗車から日数経過をしていくと電荷が弱まり、
徐々にベースコートの親水性に移り変わっていきますので、コーティング表面に汚れができ水の流れが悪くなるころにはすでに撥水機能は失われていますので、
水玉残りによる水染み形成のリスクが下がる仕組みです。
この様な特性がありますので、洗車のタイミングは天気予報などを参考に、
洗車後数日天気が良い日を選び洗車を行う事で、
さらに撥水のデメリットである水染みリスクの回避が可能になります!
今までの常識から考えるコーティングとは、相当かけ離れた、
先進的コーティングと言えるでしょう!
但し、コーティング施工後直後のコーティング膜不安定期間に関しましては、
他のコーティングとさほど大差はありませんので、以前施工いたしましたランクルでは、この期間を使用されずに車庫保管で乗り切られましたが、
今回は日常使用車ですのでその方法は取れませんので、
このお車には“レジントップコート・コクーン”の施工をご依頼いただきました!
弊社での、此処のところの施工車両では、
このレジントップコート・コクーンの施工車両が少なかったですが、
施工されない多くの理由としては“予算オーバー”と、
その必要性の理解がなかったのだと思われます。
然し、この1か月間でほぼ今後の意匠性も、場合によっては耐久性にも影響を及ぼしかねないリスクを考えると、無理強いはできませんが、
日常使用車で且つ露天駐車であれば施工されることをお勧めいたします!
中には、
「施工後1か月間そちらで預かっていてくれ!」
という方もいらっしゃいますが、可能ではありますが会員様に限らせて頂きます!
御預かりしている期間中でもそれなりのリスクは弊社にございますので、
リスク回避のためとご理解ください。
尚、施工終了後の御預かりに関しましては、1週間までは無料ですが、
それを超える場合には有料となります。
またそのような場合は、代車の御使用はできません。
この度は、近くの施工店で、という選択肢もある中で、わざわざ弊社にご依頼いただきましてありがとうございました。
以前のランクルとは違い、納車程度のトラブルもあり、切ない思いもされたことと思いますが、ご満足いただける仕上がりまでは持ちこめていると思いますので、気持ちを切り替えて新車をご堪能ください。
それなりに長くお乗りになられるご予定とのことでしたので、一番ダメージの受けやすい冬季は、できる限り小まめな洗車を心がけてください。
但し、洗車前の高圧スプレーによる下洗いは必ず行うようにしてください。
いくら洗車機専用コーティングと言えども、洗車時にゴミや砂などで擦られてしまいますと傷は入ってしまいますから。
会員クラス:正会員登録
車輛クラス:クラスM
施工コース:
コーティングコース=エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュ ガラスコーティング
磨きコース=01スタンダード・ソフト磨きコース(本来程度良好新車向け・軽度の傷取り鏡面仕上げ)
オプション施工1=レジントップコート・コクーンSTD
オプション施工2=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4か所)
オプション施工3=スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング(フロント+リア×ライトポリッシュ)
物品購入=超大判拭き取り専用クロス
施工料金:185.834円税込(準会員割引-15%・塗色車割増磨きランク3+10%・ソリッド塗装割増磨き+10% 適応・有料道路代キャッシュバック別途 物販含む)
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