2015年09月12日公開|トヨタ
今年もすでにご利用いただいております会員様ですが、さらに追加でご依頼いただきました!
このお車は、お父様・奥様・ご主人と乗り回す所謂完全な足車です。
新車の際に施工いただき、今回2回目の車検に合わせて再施工でご入庫です!
その際、フロントバンパーと左サイドシルに損傷があるため、
板金塗装修理と車検もあわせてのご依頼まで頂きました!
更に左フロントフェンダーにも隣接して2か所のえくぼができてしまっていましたので、
この部分はデント修理でのご依頼もいただきました。
この様に、ご家族全てのお車のトータルでの管理をお任せ下さるお客様のおかげで、
今の弊社があると言っても過言ではないでしょう!
ありがたいことです。
かと思えば、仕事の依頼をするわけでもなく、
たびたび訪れては数時間の時間消費だけを強いられる方も複数いらっしゃり、
「今日も安い油を買っていただき、ありがとうございます!」
等と、多少は仕事の邪魔をしている自覚のあられる方もいらっしゃいますが、
この方などは結構プライベートでもお世話になっていますので、
まあ差し引きゼロと言ったところでしょう!
ですが中には、たびたび施工依頼を頂いており、たまたま遊びにいらした際に季節のお土産をお渡ししたことを聞きつけ、
「なんで私にはくれないの?」
とか、不満を冗談交じりにでしょうが言われてしまうと、
いくら親しいとはいえ一寸イラッとしてしまいます・・・
先日もある方とお話をしていて、
「日本人の文化は、
中国人や欧米人と違って物によるギブ&テイクで成り立ちバランスを取っている!」
という、お話がありましたが、中にはギブだけでテイクすることは嫌という方もいらっしゃいますが、付き合い始めのころはさほど気にならなくても、
付き合いが長くなるに従い関係性に違和感を感じ始めてしまいます・・・
この様なことは夫婦間でも似たようなもので、夫婦では金銭や物によるギブ&テイクではなく行動や気持ちで行われるのでしょうが、これが欠如し始めるとやはり気持ちのすれ違いが起こり始めるでしょう。
ケチには色々ありますが、
自分以外には金銭的にも手間的にも何かを消費することを回避や躊躇したがる方は、
基本的にはケチと言えるでしょう・・・
中には、自分自身に対してもケチな方もいらっしゃいますが、確かにそれは周囲には迷惑も影響も有りませんが、そのような方と接していると、
なんとなくこちらも貧乏性的な感覚になり不快感を感じるようになってきます。
弊社のお客様の多くは、当然車好きですから弊社に施工をご依頼され、
趣味に消費をされるような方がほとんどですので、
上記したようにケチと感じるような方はほとんどいらっしゃいませんが、
なだけに全てにおいてケチな方に接すると最近拒絶反応を起している自分を感じてしまいます。
此方のオーナー様と、お引き取りの際に話したことで、
「ついつい部下や周囲にもおごってしまうし、趣味に関しては消費は気ならない!」
「それさえもセーブしながら生活するのであれば、嫌になっちゃうね・・・」
「頑張って働いているのだから、
その分の消費は自分に対しても周りに対してもするべきでしょう!」
みたいなお話でしたが、まったく持って同感です!
私もかなりの、というかバカが付くほどの消費家ですから、せこせこ貯金通帳残高を気にしながら生活しているような方は、どうもなじめません・・・
「インターネットでこんなに安く買えた!」
とか、
「交渉したら、こんなに安くなった!」
と、自慢げに話される方もいらっしゃいますが、どうも自分の趣味などでそこまで節約して、その浮いてお金をどうするの?
と、思っちゃいます。
ケチケチ節約人生も人によっては良い事でしょうし、否定もしませんが、私の様なタイプの者にはなじめませんので、必然的にコロニーは違ってきてしまいます。
それが結果的には、仲間やグループとして別れていくのでしょうねー
新車時の施工から5年がたっておりますが、
最近いらして頂いている再施工車に比べると非常に鉄粉の付着は少なめです!
とはいえ、無い訳ではありません。
以前施工のコーティングも本来は3年の基準耐久のものですが、
まだきちんと機能していることを考えますと、オーナー様の管理の良さがうかがえます!
車庫保管車ではありますが、家族全員が使用する足車ですから、誰かが決まって通常管理をしていることもないそうですが、それでもいい状態を保てているという事は、
使用されているご家族が皆さんまめで丁寧な扱いをされているのでしょう。
しかも今回ドアカップへの,
“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”の施工も御依頼いただきましたが、施行前の準備としての手磨きを行なおうと傷の確認をしてみると、
傷はほぼ0です!
運転席も助手席も後部座席でさえ。
先日施工した、フィットとは大違いです!
フィットの方はこれでもかというほど傷だらけでしたが、
御自身では大事にしているつもり・・・
反対に、こちらのオーナー様は管理が適当で・・・
と仰りますが、この感覚と状態のギャップは興味深いですねー
週末にそのフィットの方からTELがあり、
「雨上がりに見たら、すでに水染みが出来てしまっていますが、どうしたらいいのでしょう?」
という、問い合わせがありましたが、
「洗車をして一度拭き上げてから、○○○○○○○○○○○○して除去してください。」
とご説明をすると、
「じゃあ洗車機で洗えばいいですね!」
とのことでしたが、お引渡しの際、
「コーティング取扱説明書ご説明しますか?」
と、御聞きした際、
「前と変わらないのでしたら、自分で読みますから大丈夫です!」
との、ご返事でしたが読んでないのですね・・・
この性格が、車を管理するうえでの問題でしょうねー
多分、説明をしていたとしても同じ返答をされたでしょう・・・
言い方がよくないですが、物事をなめてかかっていて真剣みにかけるのでしょう。
やはり、以前の施工で
“スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング”の全面施工をさせて頂いておりますが、
これに関してはあまり管理は行き届いていないようです・・・
恐らく洗車時の拭き上げが、ウインドウを一番最後にしてしまわれているのでしょう?
お住まいの地区は、大変水質がよくないところですので、いくら水染み防御性の高いコーティングを施行してあったとしても、洗車拭き上げ時に毎回乾きを起こされてしまえばこうなってしまうでしょう・・・
こうならない為には、○○○で洗車終了後やさしく○○○してあげれば、
こうなることは相当防げるはずです!
いくら水質の悪い所でも。
フロント3枚はライトポリッシュでした処理、それ以外の所は鱗落しケミカルでの施工ですが、これにより施工費を安くすることが可能ですが、本来はこのお車のようにウインドウコーティング(油脂系以外の他社施工も含め)施工済み車輛は、
鱗落しでは施工はできません・・・
というのは、フッ素やシリカ系コーティング剤が施工されてしまっていると、鱗落しケミカルが弾かれてしまい、水染み除去が出来ないからです。
然し、弊社での過去施工車両に限りましては、手磨きでのライトポリッシュを行った後鱗落としケミカルでの施工という重複作業を行っても、
作業料金は鱗落しにてご対応いたしております!
他社もしくはDIYでの施工をされているお車に関しましては、
ライトポリッシュでの施工となります。
左フロントドアにあった、
何か非常に硬く鋭利なものをぶつけてしまった非常に深い傷です・・・
深い傷断面が黒くなってしまっていますので、非常に目立ちます。
此れ以外にももう1か所、“スポット磨き”での除去を御依頼いただきました!
“スポット磨き”にて、10.9μの研磨をいたしましたが、
傷自体の痕跡は残ってはいますが、一番目立つ部分の傷断面の黒ずみは、傷のエッジを広くし丸めることで除去できました!
しかし傷そのものは無くなりませんでしたが、
恐らく完全除去にはあと20μ近い研磨が必要でしょうから、そこまで追い込むとクリアー残存が怪しくなりますので、無難なところでここで止めておきます。
この後、全体を磨く磨きコースで磨き上げることで、もっと目立たなくはなります!
このスポット磨きに関して、
「部分的に極端な磨き方をすれば、
そこだけ肌が失われて全体の意匠性から浮いてしまうのでは?」
という、ご質問を頂くことがありますが、浮いてしまうようなことはありません!
というのは、確かに相当ハードな磨きをピンポイントでは行いますが、
この際使用する特殊バフはグランドに従い均一研磨をできる限り出来るようになっている特殊なバフですので、グランドを平滑にはしてしまう事はありません!
但し、グランドの高低差は詰まりますので、それを緩和するために傷に対して半径15cmで磨きの強さをグラデーションすることで周囲のグランドになじませます。
その後3段階に通常磨きで仕上げていきますが、この際更に半径15cm範囲を広げることで更にグランド変化をなじませますので、スポット磨き終了後にその部分だけ柚子肌感が変わっていて変・・・
という事は、起きません!
5年使用としては傷も非常に軽度です!
しかも水染みも数か所あるだけですし、しかもやはり軽度です。
いかにきちんとした管理がなされていたのかは、この状態が証明しています!
御引き取りの際初めてお聞きしたのですが、
東北の大震災の際まさにその日にこのお車は仙台にいたのだそうです・・・
お父様がお仕事で行っていらっしゃり、そのときたまたまちょっとした高台にいられたそうですので、
お車ともに無事だったそうですが、そのような状況の中苦労して帰られたという経緯もあられたそうですが、そんなことがあったにも拘らず、
この状態というのは驚異的と言えるのでは?
というのも、震災後数か月経過してから、私も仕事で呼ばれ仙台に行くことがありましたが、すでに栃木あたりから道路状況は悪くなり、
仙台に至っては本当に悲惨な状態でした・・・
当時はこんなものではなく、まともに車が通過することすら困難な状況だったであろうと予想されます。
日ごろお車をきちんと管理されていたおかげで、
“車の神様”が助けてくれたのかもしれませんねー
私、意外と信心深いですので、ついついこのような発想もしてしまいます。
が、単なるこじ付けかも?
多くのお車と同じで、側面のほうがトップより傷は多いですが、
それでも5年経過車としては驚異的少なさです!
オーナー様にお聞きすると、洗車もそれほど頻繁に行ってはいないそうですし、
神経質に時間を掛けられてるわけでもないそうですが、
水質的に非常によくないところであるにも拘らず、
水染みもほとんど出来ていないことなどを考えあわせると、
洗車効率が非常によく手際が良いのでしょう!
また、洗車を行っている環境もいいのでしょうねー
然し、数は少ないですが入ってしまっている傷は深いものが多い・・・
↑の写真で残っている様な傷は、後10μくらいの深さがあるでしょう。
これらは洗車時に付けたものというよりも、
何か硬いものが接触して付いた傷のようです。
幸にもお色がシルバーメタリックですので、
この程度の微量で短い傷などは日常使用で発見されることは100%無いでしょう!
これがシルバー最大のメリットです。
多くの方はシルバー系を、
「爺臭い・・・」
「パッとしない・・・」
等と、特に若い方や派手好きの方は避けますが、
私からすると傷だらけであったり汚れが目立つ車に乗っているよりも、
よほどかっこいいと思うのですがねー
目立たないことが、逆に知的にも見えます!
上流階級社会が残る英国では、特に上流階級の方はシルバーを好まれるのはそうしたことかもしれません?
し、実際ロールスロイスなどではシルバーの比率は非常に高いですし、
逆に日本で多い黒などの高級車はごく少数です。
御予算的に厳しければ、
01磨きコースでも十分意匠性改善が可能な位程度は良好でしたが、弊社が推奨する車輛適正コース設定に従い、
“02スタンダード・ソフト磨きコース”でのご依頼を頂けたために、
新車よりも確実に美しい艶を実現することができました!
なぜか最近お問い合わせを頂くご新規の方の傾向は、
「とにかく低予算にしてほしい!」
というのが、圧倒的ですが、
このようなご要望の場合何をどうしたいのかが全く不鮮明で、
施工の趣旨がまったくピンときません・・・
というのは、
施工に対して何を望まれているのかの大雑把にしてもビジョンがないですので、優先作業が何なのか?
具体的な御呈示もないので、内容を組み立てお勧めするにも困ってしまいます・・・
低予算でのご希望自体は一向に構いませんが、どうしたいのかの方向性もない中では、弊社の様な拘りが強い方向けに構築されているシステムでは、
無駄な施工になりかねません・・・
低予算で且つ此れと言った拘りがおありにならない場合は、逆に弊社よりも一般店やキーパーの様な簡易施工店、またはディーラーコーティングを選択されたほうが良いのかも?
御問合せ頂くのはありがたのですが、ご要望に添えるか?でのご案内になってしまうのも微妙です・・・
TOYOTA トヨタ プリウス S(ZVW30)コーティング終了
やはり必要な施工内容を車両状態に合わせて御依頼いただくと、
私から見ても納得できる完成クオリティーに到達できます!
新車よりも確実に肌感も整い、艶も比べ物にならい意匠性です。
車体全体評価で見ればパーフェクトと言える仕上がりと言えます!
御引き取りに見えられたオーナー様も、
「やっぱり施工しなおすと、変わるもんだねー」
「すごくいい感じです!」
と、再施工にご満足いただけました!
金銭的余裕度がおありのオーナー様ですから、
ご予算的制約もほとんどない中での作業選択ではありますが、
ここまでお金を掛けずとも十分にリセットすることも可能です。
オーナー様もおっしゃっていましたが、
車が傷み始めると途端に愛情が薄くなり始め、その結果扱いも雑になり、
相乗効果のようにドンドン車はみすぼらしくなっていく・・・
私自身でも、最近忙しさにかまけ、昔は常に手入れを怠らなかった足車として使用しているベンツですが、此処のところほとんど放置で乗り続けてしまったことで、
傷みが目につくのようになり、洗車をすればそれが更に目立つため、見たくない心理なのか?
洗車もしなくなり、どんどん状況は悪化して行ってしまっています・・・
車を入れ替える余裕もないですので、此処で私も暇を見つけてリセットしてみます!
これでまた、愛着が戻るでしょう。
以前の施工時のコーティングは、スタンダードクラスの撥水機能タイプを施行されましたが、今回は趣向を変えて疎水・滑水の
“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”をご選択されました!
此方のオーナー様は水玉弾き好きですので、まず親水機能の物は選択されませんが、ほとんどの所有車両は淡色車ですし、車庫保管ですので、
水玉弾きによるリスクは非常に低く抑えることが可能です!
前にもふれましたが、
それに洗車がお上手ですので洗車管理の不手際でのリスクもあられないので、
どのようなコーティングを選択することも可能です。
弊社の中でも管理状態の良さうまさでは、5指には入られるでしょう!
正直なところ、このオーナー様であればこのような高価な高性能コーティングでなくとも、
スタンダードクラスでも十分良い意匠性は保てるのですが、この方の考え方には、
「趣味やこだわりを持つものは、
とことん追求をして無理のない範囲でできる限りのことをする!」
という、信念の様なものがおありです。
車以外にも、ゴルフとスキーが御趣味だそうですがシーズンともなると、
毎日は極端ですが暇さえあれば行かれるそうですが、
そうはいっても結構な金銭消費にはなります・・・
然し、せこせこ節約をして趣味をケチっていてもストレス解消にはならない・・・
的な、発想のようですので、基本的タイプとしては全く私とは違うのですが、私と同年代という事もあり、妙にウマが合います!
逆に、非常に似通った趣味の方でも、趣味に対しての金銭消費の感覚が余りに食い違っていると、違和感というか不快感に近いものも感じてしまいます・・・
若いころにはこのような食い違いがあっても、スタイルが確立されていない状態での食い違いですので、ある意味フレキシビリティーを持って受け止めることも可能でしたが、
年を取りライフスタイルが確立してしまったからは、
個々のスタイルとして認めることはできても、感覚共有はできなくなっています。
これが所謂、年を取ると因業になるとか意固地になるという事なのでしょうかねー
この度も弊社にご依頼いただきまして、ありがとうございました。
御帰りの際、これで当分やることもないかな、と仰っておいででしたが、必要なことがございましたら、またお声掛けください。
御嬢様が、大学卒業後車をお買いになられるお話もありましたが、まだ先の話ではありますが楽しみにお待ちいたしております。
ガールズバンドのお話はビックリしましたが、私には全く未知の世界ですので、また今度詳しくお教えください。
そうすれば、少しは老化減速に役立つかもしれませんので。
ご家族様にも、よろしくお伝えください。
会員クラス:プレミアム会員
車輛クラス:クラスL
施工コース:
コーティングコース=ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング
磨きコース=02スタンダード・ソフト磨きコース(程度良好使用過程車向け・傷取り鏡面仕上げ)
オプション施工1=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ・リア基本セット+リアドア×鱗落し)
オプション施工2=部分傷取り磨き(スポット磨き×2か所)
オプション施工3=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×2か所)
外注施工1=デントリペア(1か所)
外注施工2=車検
外注施工3=板金塗装修理(フロントバンパー×色付き交換・左サイドロッカー×板金塗装)
施工料金:337.384円税込(会員再施工割引-30%・淡色車割引磨き-5% 適応・外注費含む)
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