2015年10月02日公開|レクサス
ご新規のお客様ですが、てんこ盛りの御依頼を頂きました!
弊社ではNXは初めての施工ですが、国産車には疎い私には皆目RXとの違いやハリアーとの違いがよく解りません・・・
この様な同質の車のラインナップはなぜか国産メーカーは昔から好きなようで、セドリック&グロリアとか現行でいえばアルファード&ベルファイアなどもそのような部類に入るでしょう。
これらの違い程度であれば、同じ車種のラインアップやグレード分類で済みそうな気がするのですが、なぜあえて別車種にするメリットがあるのか?
エンブレムひとつとっても、別金型が必要となるだけ無駄のような気がするのですがねー
トヨタのモットーは利益至上主義で、
今話題のVWと共通する部分がそれ以外にも多いですし、
M&Aで周辺メーカーの統合傘下とすることも似ていますが、VWのようにディーゼル主体ではなくハイブリッド主体の為、
違法ソフトまで使わなければならないほどの綱渡りはしていないでしょうが、弊社常連様でトヨタ関係の方によると、
「トヨタといえども、VWほどではないにしろ結構微妙なことはしているだろう?」
と、仰っていました。
日本を支える巨大企業ですので、監督官庁の方もおっしゃっていましたが、
「国がトヨタを指導しているのではなく、トヨタが国を動かしている!」
だそうですので、違法性もその時点で合法になってしまうのかも?
納車から2週間ほど経過してのご入庫ですが、
“ホイル・ガラスコーティング”のフルコートで御依頼を頂きましたが、
すでに相当のブレーキダストがホイルに付着しています・・・
見た目上はガンメタっぽい色ですので、ブレーキダストは目立ちませんが、クリナーを噴霧してみるとみるみる溶かされた鉄粉が紫色の液体となってしたたり落ちます。
この様に、使用されてしまっているホイルのコーティングを行う際は、
まず鉄粉クリナーを使い鉄粉を除去し、
それでも残ってしまう鉄粉はトラップ粘土を使い完全に取り除きます!
その後、脱脂を行いコーティングです。
今までも弊社のホイルコーティングにつてはご説明いたしてきておりますが、
その効果の高さは施行した人でないと実感としてはあまり判られないでしょう。
というのも、巷で行われているホイル・コーティングは低価格かもしれませんが、その効果や耐久性の低さにより施工効果は非常に低いですから・・・
そのような施工を1度体験してしまわれると、すべてが“眉唾”に思えてしまうでしょうが、弊社のホイル・ガラスコーティングは自信を持って“別次元”といえます!
施行されている方は、皆さんお判りでしょう。
国産車の標準ブレーキでここまでダストがあるものは初めて見ましたが、
ブレーキに関してのトヨタの考え方が変わったのかもしれませんねー
ダストが出ないという事は、
ローターが削られない=摩擦力が低い=ブレーキが利かない
というのが、基本的なことですが、ここまでダスト量があるという事は、
結構ブレーキも効くのでしょう!
国産車の今までの様なブレーキでは、私には高速道路上やワインディングでは、
とても恐ろしくて飛ばすことはできませんでした・・・
効かないうえにフェードしやすいのですから、
ブレーキに関しては日本車は世界最低レベルと感じていました。
然し、せっかく効きの良い輸入車のブレーキでも、
ダストが多いことを嫌って社外の低ダストブレーキパッドに替える方も多くいらっしゃるようですが、確かに汚れにくくなり清掃も楽になるでしょうが、
いざという時の制動能力を犠牲にしてまでそこに拘るのは、
“本末転倒”の様な気がします・・・
タイヤとブレーキは、車の命綱ですからねー
高性能車なのに、お金がもったいないから格安アジアンタイヤを履いたり、汚れるのが嫌だから低ダストパッドに替えたり、
確かに個人の自由ではありますが私には道を間違っているとしか思えません・・・
中には法律が定めるところの、
重要保安部品などの修理や改造をDIYなどでする方もいらっしゃいますが、
これらはお金の都合や興味本位で行う事ではないでしょう。
どうしてもやりたかったら、
終了後にきちんと認証整備工場で検査を受けるくらいのことはする、
義務があるでしょう。
重要保安部品の不具合は、イコール重大事故につながる可能性があるから規制されているのですから、自分が死ぬだけで済むのならいくらでもやって頂くのは結構ですが、
巻き添えを食う立場を考えてみることをするべきでしょうねー
私の仲間内や知り合いにも、このようなことを当たり前のようにしている方々もいらっしゃいますが、先日保険会社とこのようなことの保険対応の制限の話を聞いて、今までは然程気にすることもなく一緒に走っていたりしましたが、
事故が起こった際のその責任の重さを聞かされてからは、
2度とつるんで走りたくない・・・
と、思うようになりました。
今回サイドステップ4か所と、
ドアカップも4か所“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”の御依頼を頂きました!
↑の写真は、型紙で型取りを行い、それをもとにフィルムを切り出したものを専用のゲルをスプレーした上に仮置きした状態です。
これから、3次曲面に合わせて引っ張ったり縮めたりしながらゲルや気泡が残らないように貼り込みつつ、剥がれが後々起こらないようにも気を使いながら施工していきます。
レクサスは比較的施工しやすいかも?
御引き取り時にオーナー様にもご確認いただきましたが、
思われていた以上にフィルムが目立たない為、結構感心していただけました!
此処のところの施工車両は、
低予算のお車も多くあったため施工率は低かったですが、
今回は御予算上限なし!!!
という事で、
“スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング”の御依頼もいただきました!
レクサスもトヨタ車と同じようにフロントの左右ウインドウは標準撥水加工が施されているため、せっかくあるものを除去してまでのフル施行は無駄になりますので、この部分を除いた全ウインドウを施工いたしました。
納車からまだ2週かしか経っておりませんが、写真ではっきりわかるレベルではありませんが、スモークになっている部分はすでに多少ではありますが軽度の水染みはでき始めていました・・・
スモーク=露天駐車=フッ素コーティング未施工
のお車では、避けては通れない問題です・・・
然し、新車時にこの様にフッ素コーティングしておけば、
水染みの付きにくい綺麗なウインドウを持続することが可能となります!
但し、油脂系やDIY用簡易シリカorフッ素コーティングは、
耐久性が低かったり短期再施工が必要ですし、
その際にできてしまっている水染みをきっちり処理しておかないと、
余計に水染み付着を促進してしまう可能性もありますので、ご注意ください。
今までレクサス松本納車の新車では、日本を代表する高級車メーカーと言っている割には納車程度は?
な、車が目立ちましたが、こちらのお車は極上程度です!
オーナー様が、運がよかったのか?
ディーラーの扱いが、改善されたのか?
担当営業マンが、良かったのか?
は、判りませんがオーナー様にとっては超ラッキーと言えるでしょう!
ソニッククォーツの塗装色部分はほぼ完璧です!
が・・・
サイドシル部分の一部をデザインポイントなのでしょうが、
ソリ黒の恐らく練プラと思われる加飾パーツが使われていますが、
此処は前から後ろまで洗車傷だらけ・・・
高級車と言いながら、レクサスは洗車機洗車が標準ですのでその際に付いた傷でしょう・・・
傷の方向が、ぴったりそろっていますから。
この様に、汚れの付着が一番激しい部分にこの様なデザインをしてしまうと、手洗いであろうが洗車機であろうがこの様な傷は入ってしまうでしょうねー
デザイン優先の国産・輸入車含め最近の車では、傷みが激しいと思われる部分や、汚れが目立ちそうな部分にもデザイン上のポイントを設けますが、
これって販売するときの食いつきを良くするだけの目的で、
オーナーが管理する際のことは何も考量されていないのはいかがなものかと思います・・・
シンプルで且つインパクトの強いデザインが最良のデザインだと思うのですが、
どうも最近の車はコテコテさせて目を引くようにされていますが、
その手法はデザイン力の無さを主張しているようなもの?
磨きにくい部分ですが、
結構手間は食いましたが何とかスクラッチ傷は除去できました!
これからのオーナー様の管理次第ではありますが、基本洗車機洗車を前提とされていますので、
似たような状態になるのも時間の問題でしょう・・・
夏場は多分傷が入ってもさほど気にはならないでしょうが、冬場の西日などに照らされると、
結構目立つかもしれませんねー
今回、これ以降の写真がありません・・・
お引渡しの翌日、仲間内でのツーリングがありその際にカメラを使用する為データーをいじっていたら、消えちゃいました・・・
申し訳ございません。
今回施工いただきましたコーティングは弊社シリカコーティングの最高峰となる
“グラスコート・アルティメット”となります!
このコーティングは基本的には機能出現させるための添加物はありませんので、
無機能と言えます。
無機能と言っても、シリカ自体は弱親水性と弱撥水性を状況により出現はさせますが、趣味車であって車庫保管車であれば、
機能性に拘られなければ問題は無いのですが、
このお車は完全露天駐車車両ですので、一寸不安要素もあります・・・
会員様であれば、
会員様限定施工の機能変換トップコート“カメレオン”もしくは、
疎水・滑水機能強化メインテナンス“リフィックス・コート”なども施工可能ですが、
ご新規のお客様ですので施工不可ですので、他の方法を考えなければなりません。
となると、“レジントップコート・コクーンSP”か、
“ザイモールWAX”という選択肢になります!
どちらも効果持続期間は約1年ですので、耐久性的には変わりませんが、特徴は大きく違う部分があります。
レジントップコート・ コクーンSP | ザイモール・WAX | |
製膜初期レジン効果 | ◎ | × |
撥水力 | ○ | ◎ |
艶感 | テカリを伴う | しっとりした艶 |
耐擦り傷性 | × | ◎ |
耐水染み性 | ○ | × |
再施工性(費用) | ◎ | × |
この様な違いが、主なところです。
検討の結果、“ザイモールWAX”となり、
使用するザイモールは“ジャポン”となりました!
ジャポンはザイモールの中ではスタンダードクラスですが、
国産車の塗料に合わせたブレンドが行われているため、無難な選択です。
但し、上記しましたように基本耐久は1年を目安とするトップコートですので、
1年ごとの再施工を前提といたします。
然し、一般的WAXとは違い、カルナバ蝋による非常に硬い皮膜ですので、1年経過している時点でカルナバ蝋が無くなっているわけではありませんので、
この古くなった皮膜を除去しての再施工が必要ですから、
それなりの施工費用が掛かってしまいます・・・
除去方法は、基本的には専用クレンザーである“HDクレンズ”というものを使用しますが、これはあくまで古いカルナバ蝋を取り除く為だけのものですので、ベースコートであるグラスコート・アルティメット自体のメインテナンスとはなりません。
グラスコート・アルテメット自体にもダメージがある場合には、
“01スパーライト・ソフト磨きコース”により、
軽度のイオンデポジットクレーターやスクラッチ傷を除去する選択も可能です。
又は、前記しましたように、会員様専用施工である、
カメレオンやリフィックス・コートに変更されることも可能です!
この度は、大変な高額施工をご依頼いただきまして、ありがとうございました。
またてんこ盛り施行の為、お引き取り予定日を1日延長いただきまして助かりました。
何にいたしましても、露天駐車での撥水ですので日常管理で問題点が出てくる可能性は有りますので、気になられることがございましたら、お早めにお気軽にお問い合わせください。
御帰りの際お渡しいたしました黒シメジ、いかがだったでしょうか。
専門家によると、シメジの中でも一番貴重で且つ美味とのことでしたが、私もまだ食べたことが無いですので、ご感想をお聞かせください。
PS:積み忘れてしまいましたロックナット、早速メール便にてお送りいたしましたが、到着しましたでしょうか。
ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございませんでした。
会員クラス:準会員登録
車輛クラス:クラスLL
施工コース:
コーティングコース=グラスコート・アルティメット ガラスコーティング
磨きコース=01スタンダード・ソフト磨きコース(程度良好新車向け・軽度の傷取り鏡面仕上げ)
オプション施工1=ザイモールWAX(ジャポン)
オプション施工2=スプラッシュビュウー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット=フロントサイド→リアドアサイド×ライトポリッシュ・リア基本セット×鱗落し)
オプション施工3=ホイル・ガラスコーティング(使用品×フルコート×19in)
オプション施工4=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4か所・サイドステップ×4か所)
施工料金:405.740円税込(新車割引磨き-10%・淡色車割引磨き-5%・耐擦り塗装割増磨き+20% 適応)
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