2015年11月14日公開|レクサス
今年の夏にボディの施工させて頂いているお客様ですが、
今回は冬に備えてアンダーコートの施工にご入庫いただきました!
弊社でも簡易タイプのアンダーコートは施行しておりますが、あくまで弊社の行うアンダーコートは簡易的なものですので、
日常使用でエンカルを常時浴びるようなお車への施工は適しておりません・・・
ので、今回は弊社提携板金工場で行っている、
本格的なアンダーコートを施工いたします!
この様な本格的アンダーコートは、ディーラーなどでも行なってはおりますが、
正直な印象として本格的にダメ・・・
弊社のお客様でも、ディーラーでアンダーコートを施行されてボディコーティングにお持込み頂くことがありますが、
ほとんどの場合軽く高圧スプレーをかけるだけで簡単にペラペラ剥がれていきます。
これでは、タイヤハウス内の水や雪の巻き上げでも剥がれていってしまうでしょう・・・
それでもやらないよりはマシ?
という、レベルでしょうねー
弊社提携先のアンダーコートは、
車種やお客様の必要とされる範囲に応じて色々な組み合わせが可能です!
また、アンダーコート剤もノックスドール(柔軟硬化タイプ)・
ウルト(完全硬化タイプ)からお選びいただくことが可能です。
但し、私からするとすべてのお車にアンダーコートを施行する必要があるのか?
という、疑問はあります。
というのは、メーカーによりますが国産車などの普通車ではある程度の防錆は行われてますし、行われていない部分でも短期間で錆びて腐ってしまうという事は軽自動車でもない限りそうは起こりえないでしょう。
と考えると、5年程度で買い替えをされるような場合は、御自身のためにやっているというよりは、次のオーナーのために慈善事業を行っているようなものなってしまいます・・・
特に、ドイツ車やボルボなどではよほどでない限り施工は必要ではないでしょう!
今回の施工範囲は一番トップランクの施工の為、
前後バンパーも外しての施工です!
オーナー様曰く、
「どうせやるなら完璧に!」
とのこと。
下回り真っ黒になりました!
今回使用のアンダーコート剤は、ウルトです!
これは、ノックスドールのように柔軟性を持った皮膜ではなく、完全硬化するタイプですので水しぶき等でアンダーコート剤が溶け出し御車が汚れるようなことはありません。
この様に、白いお車ですとそのほうが良いでしょう。
←はまさに施行中の状態、当然インナーフェンダーは取り外してきっちりアンダーコートを吹き付けますが、塗る必要ない部分や塗ると意匠性上問題のある部分は、
きっちりマスキングをして吹き付けします!
マフラーもマニーホールド下から全外しで、耐熱用の防錆塗装をしました!
今回は黒をオーナー様が御選択なされましたが、
シルバーを選ぶことも可能です。
今回の施工範囲は、これ以上やる部分無しというところまで行っておりますので、
かなりの高額ですが、
施工範囲はオーナー様のご予算や必要なところに限定した施工も可能です。
今回は使用経過中での施工ですが、新車時での施工であればアンダーコート前の下処理時の工程が簡単になりますので、施工料金も安く済みますので、アンダーコートをご希望される場合は新車時に施工されたほうがお得です!
更にアンダーコート剤の密着性も、
使用過程車よりも新車のほうが確実な施工にもなります。
5年以上使用のご予定があり、
且つエンカル等が頻繁に撒かれるような地域で、且つ新車時の防錆処理が甘いお車は、
やらないよりやったほうが良いのは確かかも知れません!
この度もご入庫いただきまして、ありがとうございました。
平日はお仕事もお忙しいでしょから、下周りのエンカル洗いもままならないかもしれませんが、これで安心して雪道でもお乗り頂けると思います。
もう1か月もすれば、雪の積雪やエンカル等も撒かれ始めるでしょうが、くれぐれも安全運転を心がけてください。
ありがとうございました。
車両クラス:クラスL
施行コース:
外注施工=ウルト・アンダーコート(前後バンパー脱着・タイヤハウスインナーフェンダー脱着・マフラー脱着耐熱防錆処理)
施工料金:130.086円税込
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