2016年01月02日公開|ホンダ
明けましておめでとうございます!
新年第一号の施工車両となります。
とはいえ、年末からの繰り越し施行ですので、
年末年始も休業日無しでの営業と、やはりなってしまいました・・・
とはいえ、このパターン10年近く続いておりますので、逆に年末年始休業してもやることに困るのも事実です。
しかし今年は、1月14~15日を休業して、
中学来の友人とセレブ京都旅行に行ってきます!
例によって三千院で写経の後、大原の完全予約制割烹で名物天然猪鍋、
宿泊はいつもの会員制ホテルで、夜は祇園で芸子遊び(これは友人の希望で)と、
冬の京都を堪能してきます。
そのためにも、ここは一生懸命です!
此処のところ、ご新規のお客様が続いておりますが、
こちらのお客様もやはりご新規です!
一昨年までのご新規のお客様の傾向は、弊社所在地である上伊那郡は一番少なく、
東北信や県外のお客様が多かったのですが、
昨年からの傾向として上伊那郡下のご新規のお客様が非常に多くいらしてくださいました!
コンサルティングの分析によると、グーグルの検索システムの変更に伴って、スマホ対応システムや検索地域優先等の影響で、
遠方の方が検索いただくときの表示順位が下がっているそうです・・・
然し、これらに対しての対策を行うには40~50万円位かかってしまうそうですので、どうせ今年より完全会員制の移行を検討しておりますので、ここまで経費をかけてまで今までの様にご新規へのアプローチを維持し続ける必要もないのでは?
と、言う事であえて見送っています。
昨年を見ても、
ご新規でも会員様でも混雑期には同じように3~4か月待ちになってしまっておりましたので、逆にご新規のお客様が増え続けることの方が問題ありかも?
と言うのも、何のための会員制なのか?
と言う、根本が揺らいでしまう事になりかねないからです・・・
昨年年末にたまたま懇意にしてくださっている、某会員制ホテルの幹部営業の方とお話をする機会がありましたが、
そちらのホテルでもやはり会員制の在り方の根本的見直しをなされたそうです!
今迄は、会員以外でもご紹介やビジターとしてのご利用は、会員様の占有日程をすでに越えていても、客室に空きがあれば予約を受け付けていたそうですが、
今は基本的にはお断りされているそうです・・・
其れは、
「常に空き室を確保しておくことが、会員制である責任!」
と、言う売り上げ優先主義を改革し、会員様優先主義の本質に立ち戻ることとされたそうです!
今迄私も、年に数回此のホテルを幹部営業のコネで利用してきましたが、
「自分自身が会員であったらこのシステムどうだろう?」
という、疑問は常に感じていました・・・
その為、今まで何回か、叔父の会員権の購入や、新規会員権の購入の話を見送ってきましたが、この様にきちんと会員権を優先したスタイルになれば、食指は動きます!
但し、個人的には良いシステム転換とは思いますが、弊社での利用を目的とした場合、残念ながらほかの会員制ホテルのほうが魅力を感じてしまいます・・・
これは一つには、使い過ぎて飽きてきた・・・
と言うのもありますが、
立地やホテル内容などが私や弊社の求めることとずれていることが大きな要因です。
この様なことも踏まえ、
今後の弊社会員制としての方向性を慎重に検討していきます!
今検討中なのは、弊社会員様とCar Crusaders Club倶楽部員専用の、
コミュニケーションハウスの建設です。
これにより、弊社に施工もしくはご相談に見えられたお客様と、会員もしくは倶楽部員が遊びにいらした際のフラストレーションを無くすことを目的としています。
其れにより、もっと気軽に会員や倶楽部員が集うことができるでしょう!
できれば、セルフでBBQなどできる設備も併設すれば面白いかも?
等とも考えております。
このお車の存在、お持込み頂き初めて知りましたが、変わってますねー
リアハッチが、横開きと縦開きが可能です!
が、それによる大きなメリットがあるのか?
は、非常に疑問です。
と言うより、デメリットを非常に感じてしまいました・・・
この様な構造にしたことにより生じる、重量増加・・・
由って跳ね上げによる縦方向の開閉では、
非常にリアハッチの作動に力を要します・・・
この重さですと、オートクローザーが欲しいところですが、更に重量増してしまいますねー
但し、ラゲッジが後部フロアーより20~30cmも深くなっていますので、
ある程度長物でも縦に収納できちゃいます!
子供用スキーやスノーボードなら、
7名フル乗車しても車外キャリア無しでも積めちゃえますねー
このお車で、ホンダの車造りに疑問を感じたのがシート素材。
サイドサポート部は人工ベルベットの様な素材を用いていますが、
肌触りは非常にソフトで良いですが、
メチャメチャ埃が付きやすい・・・
この様なファミリーユース用のお車では、
このような素材はダメでしょう・・・
特に冬など、セーターなどで乗るときには、埃だらけになっちゃうでしょうねー
其れとセカンドシートが独立シートとなっているのは便利かもしれませんが、
余りにシート幅が狭すぎ・・・
便利ですが、快適性には欠けるため、
長距離でのセカンドシートの大人の乗車は結構苦痛そうです。
ま、どちらを優先するか?
でしょうが。
お持込み頂いた時点で納車から約2週間の経過ですが、
ボンネット部分の傷だけはわずかでしたが、
それ以外はかなり悲惨です・・・
ライティングして一緒に傷の確認をして頂いたオーナー様も、
結構ビックリされていらっしゃいました。
恐らくお色はオプションカラーのホワイトオーキッドパールだと思われますが、
この手のパール色でここまで傷が付いているものは珍しいでしょう。
恐らく、
PDIもしくはディーラーにおけるガードWAXの除去で傷を入れまくったのでしょうが、
これでは“何のためのガードWAX”なのか?
と、なってしまいます。
メーカーも、
このガードWAXの除去方法をもっと徹底して販売店に指導するべきでしょうし、
販売店側ももっと神経を使った作業をするべきでしょうねー
今回の磨きコースは、“01スタンダード・ソフト磨きコース”ですので、
傷は多いですが塗装自体が柔らかいホンダ車ですので、
ほぼ完全除去は可能でしょう!
ルーフですら、相当の擦り傷中度のスクラッチがかなり入ってしまっています・・・
塗装が柔らかいからキツイガードWAXを掛ける!
のは良いとしても、その除去の際に傷入れをしてしまうという、
パラドックスに完全に嵌っていますねー
この様なトラブルは、
ホンダとマツダでは全国的に深刻な問題らしいです。
但し、ホンダ車ではどうも軽自動車とこの様な普通車とは多少塗料に違いはあるようです。
側面も、この様に横方向のスクラッチに覆われていますが、短い傷で一定方向に付いている所を見ると、
どうも洗車機に入れたのでは?
と、思えてしまいます。
事実、弊社のお客様でもホンダディーラーにおいて整備に出した際、
車の受取に行って見たら洗車傷に覆われていた・・・
という事があり、
「どういう洗車をしたのか?」
と、問いただすと、初めは誤魔化していたそうですが、
実は洗車機に入れていた・・・
と、いうことがありましたからねー
柔らかい塗装であるホンダ車は、おなじ国産でもトヨタの塗装で使用するようなコンパウンドでは、ほとんどスムーズな磨きを行う事はできません・・・
トヨタの耐擦り塗装やニッサンのスクラッチシールド等も、磨きの摩擦熱が加わると相当軟らかくはなりますが、其れによりコンパウンドが絡んだり焼付いたりはしませんが、
ホンダ車の場合は塗料材質が悪いのか?
塗装密度が粗いような感じで、通常のコンパウンドは使えません・・・
弊社では、このためホンダ車用の特殊なコンパウンドを開発してありますので、他社の車を磨くのと同じように、塗装自体に負荷を掛けずに磨くことが可能です。
その為、あれだけあったスクラッチも見事に完全除去が出来ました!
例によって、このお車にも練プラが使われていますが、
確かにデザイン的にはポイントになっているかもしれませんが、
この様に新車ですら傷だらけになってしまうようなものを使うのは、如何なものでしょうか・・・
尤も、ボディ本体ですら傷だらけで納車してしまうのですから、この部分の此れだけの傷でも、
「傷が入っていてもこういうもの!」
と言う、開き直りでもあるのかも?
まだ、多少の傷は残ってはいますが、
残っている傷は素材自体が柔らかいため相当深いですので、
これ以上追い込むことは危険です・・・
無理をして、摩擦熱を上げ過ぎると、熱により素材自体がダメージを受けてしまい、
曇りを生じてしまう可能性が出てきてしまいます。
どうしても気になられる方は、パーツ交換となりますが、恐らく新品パーツを取り寄せたとしても、その時点ですでに相当傷はあるでしょうねー
過去の経験からすると・・・
ボンネットだけは、数えられる程度の傷しかなかったですので、
さほど強い磨きを行う必要もなかったですので、残存膜厚優先で3μ程度の研磨に止めても、
傷は完全除去できました!
然し、傷に覆われていたほかの部分は、きっちり規定研磨膜合厚迄磨きこむことで、
傷の完全除去は達成できました!
傷の量は多かったですが、深い傷が無かったことは幸だったでしょう。
問題は、今後のオーナー様がどこまで管理ができるか?
に、掛かってきます。
HONDA ホンダ ステップワゴン スパーダ・クールスピリット(RP4)
コーティング終了
お持込時の程度としてはかなり劣悪としか言えない状態でしたが、
“これぞ新車”というレベル以上に仕上がりました!
と言うより、私から見れば、世間の新車とは別次元には到達していると思っていますがねー
前記した練プラ部の傷の件も、オーナー様にご説明いたしましたが、
オーナー様その傷だらけであったことすら判られていませんでした・・・
一般の方の認識とはそのくらいなのでしょうか?
となると、私から見ると別のもくらいの変化を感じられても、オーナー様自身が変化率を実感して頂けるのか?
となると、厳しいのかもしれませんねー
そうなると、費用対効果自体にも疑問を感じられてしまうかも?
という事は、無駄に高額施行をしてしまった・・・
と言う、後悔を感じてしまうかも?
今回の施工では、車格からするとかなりギリギリの御予算でしたので、予算範囲にとどめるためには、コーティングで予算範囲内になる調整が必要でしたので、今回はスタンダードクラスである“マーベラスフィニッシュ・スノーガード”となりました!
低価格である、キーパーやアークバリアなどと比較した場合は、いくら弊社ラインナップではスタンダードクラスでも性能・耐久性ともに優れてはいますが、
この車格クラスとなると手洗いを丁寧にこまめにすることはかなり困難ですので、洗車機洗車を基本とされるのであれば、一寸物足りないかもしれません・・・
と言うのは、洗車機が使えないという訳ではありませんが、コーティング膜厚も硬度も極端に優れているとまでは行きませんので、
摩擦による耐久性低下や細かなスクラッチが入ってしまうリスクは否めません。
その為、洗車機洗車前提であれば、3年以内の再施工を念頭に置かれたほうが良いでしょう!
この度は、弊社新年初施工車となりましたが、綺麗に生まれかえったお車で、新たな御年をご家族様と共にお過ごしください。
幸にも、今年は暖冬で雪もないですので、施工直後でエンカルなどのダメージを受けることも少ないですが、お引き取り時お話させて頂きましたように、鉄粉の付着はこのお色ですと目立ちますので、洗車前の高圧スプレーによる下洗いをこまめに行っていただき、お気を付け下さい。
新年初施工いただき、ありがとうございました。
車両クラス:クラスLL
施工コース:
コーティングコース=マーベラスフィニッシュ・スノーガード ガラスコーティング
磨きコース=01スタンダード・ソフト磨きコース(本来は程度良好新車向け・軽度の傷取り鏡面仕上げ)
施工料金:136.630円税込(淡色車割引磨き-5%・波状ルーフ割増磨き+10% 適応)
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