2016年02月06日公開|トヨタ
昨年も息子さんのお車で施行を頂いております会員様ですが、今回はメインであられるヴェルファイアを新型に乗り換えられたとのことで、ご入庫いただきました!
こちらのご購入は、Uグループと聞いておりましたので、
程度的な不安は持たないでご入庫をお待ちできました。
過去弊社で、Uグループ購入車両で大きな意匠性のトラブルを抱えていたり、問題が残念ながらあられた際にも、
ディーラーとオーナー様もしくは弊社との揉め事に発展したことは皆無です!
同じトヨタの車を販売しているにも拘らず、どこぞのディーラーとは大違いと言って良いでしょう。
この様に、同一車種で販売チャンネルが複数ある場合は、どこのチャンネルで購入されるか?
と言う、選択で大きな違いが生じてきます。
冷静に考えると、おかしなことですがねー
と思いきや、お引き取りの際にオーナー様から実はカローラ南信だった・・・
とのことで、Uグループとばかり思っていたら大番狂わせです。
が、程度は良かったのですが、実は購入店舗が先日施工のプラドと同じ店舗!
事前に、モータプール納品からお引き渡しまで極力車には触れないようにという事と、
その後弊社に入庫予定であることを、ディーラーには念を押してあったそうです。
いくら立て続けに程度良好車両を販売しているとはいえ、
根本はカローラ南信ですからどのような扱いをされるかはあてになりませんので、
此の位釘を刺しておく必要は有るでしょう。
実際やはりフロアカーペットの下は、ゴミありましたからねー
根本的スキルの低さは、このようなことで判ります・・・
以前はどちらかと言うと、
アルファードよりもヴェルファイアのほうが厳ついというか若向けの様に感じました、今回のモデルチェンジでは、ヴェルファイアのほうが落ち着いた印象をアルファードよりも受けます。
然し、日本の道路事情においてや国土の大きさを考えた場合、ここまで巨大な車が必要なのか?
と言う疑問は、私は持ってしまうのですが・・・
其れと、私にとっての大きな疑問点は、7人乗りですがMAX7名乗車してしまうと、
リアのラケッジスペースは猫の額の様な非常に狭所となってしまいますが、
乗車人員が増えればそれだけ荷物量は増えるのが当然と思われますが、そのような時荷物はどこに積むのだろう?
そう考えると、7名乗車定員にはあまり意味をなさいない様な気がするのですが・・・
ミニバン嫌いの私だから、このようなネガティブな見方ばかりしてしまうのでしょうかねー
このシート良いですねー
オーナー様はレザーがお嫌いとのことで、あえてファブリックをお選びになられたとのことですが、猫も杓子もの高級志向的勘違いでレザーを選ばれる方も少なくないですが、
レザー=高級=良い物
と言う図式は、全ての車に当てはまる訳ではありません。
近年まだ大分ましにはなりましたが、
国産車のレザーは決して高品質とは言えないでしょう・・・
と言うか、良質のファブリックを採用している車では、
私は国産車では明らかにファブリックのほうが質感は高いと感じます!
実際、センチュリーロイヤルやベントレーステートリムジンなど、
最高級車のシートはファブリックであることが慣例ですから。
輸入車でも、ベンツのW124等ではAMGなどは別として、
レザーシートよりもファブリックのほうが人気があります!
事実、弊社お客様でW124にお乗りの方は、全員ファブリックをご選択しています。
と言いつつ、私の所有車(代車は別)は殆どレザーシートですが、
これにはコノリーレザー仕様だからとか、犬を乗せるので掃除が楽だからとか、レザーシートの設定しかないとかの理由で、レザーシートが高級そうだからと言う短絡的な発想ではありません。
単に好みで言えば、レザーシート自体が良いとはあまり思ってはいません。
夏は暑いし、冬は冷たいし、滑りやすいし、手入れは面倒だし・・・
このお車のファブリックは質感デザインとも非常に良いのですが、あえて難癖をつけるのであれば、
色が一寸ゴールドがかり過ぎて成金趣味的な印象は受けます・・・
やはり流石はUグループ?、納車程度は良好です!
傷0とまでは行かないものの、
全体で数本の軽度の傷しかありません。
但し、傷を入れることを恐れたガードWAXやガードシートの除去だったのか、
糊残りしている箇所は一寸目立ちますね・・・
弊社としては、
それでも傷を入れられるよりはこの方がまだましです!
今回の磨きのオーダーは、Uグループの販売車両だと思っていましたし、色はホワイトパールクリスタルシャインですので、
「予算のことがあられるようでしたら、01ライト・ソフト磨きコースでも良いのでは?」
と、ご提案いたしましたが、過去施工いただいているお車は全て01スタンダード・ソフト磨きコースだったため、またお考えの御予算的にも余裕があられるとのことで、
無難に“01スタンダード・ソフト磨きコース”でのご依頼となりました!
当然お車は程度良好ですので、磨きの新車割引は適応となり磨き料金は-10%となります。
準会員様ですので、会員割引と代車使用無し割引との合計で-20%のお値引きがあることは大きいですねー
但し、会員登録されていても、
一定期間弊社でのご利用が有られない場合は会員権は失効してしまいますから、
そうなりますとリピーター割引の-5%のみとなってしまいます・・・
以前見積もりに来られた方で、施工コースなどは大体検討されてこられましたので御自身的には施行予算は計算済みだったのでしょうが、
ご本人的にはプレミアム会員として考えられていたのでしょう、
然し実際には弊社ご利用期間が失効期日を超過してしまっていましたので、会員割引は適応されず、
見積金額は当然推測金額を大幅に超過・・・
結局は見積もりだけなされて、施工はなされませんでしたが、
見積もり依頼があられた段階でこの様になる事は予想していました!
かといって、施工依頼を頂きたいがために、HP上で公示している、
ルールを曲げてまで施工ご依頼を頂くことは弊社では致しません!
過去懇意であったとか、ツーリングやイベントに参加されているなどがあられても、
個々対応で特別扱いは公平性に欠ける行為となりますので、
あくまで公示ルールに則ったご対応となります。
又、相見積である場合や、
お見積もり後に施工の可否のご連絡を頂けなかった場合には、
以降の施工の御依頼はお断りいたしています。
横柄・高飛車な対応と受け取られるかもしれませんが、
この業種のクオリティー基準ははっきりとした基準は存在しませんから、
あくまで信頼関係で成り立つものと考えますので、
相見積もり自体が信頼が薄いと判断いたしますし、見積もり後に施工の可否のご連絡が無いことも、弊社がお客様を逆に社会常識的にご信頼できないという判断となってしまいます・・・
勝手な言い分かも知れませんが、ご理解ください!
但し、お見積もり後に御予算的に無理との判断でお断りのご連絡を頂いている場合は、以降機会がございましたら、
再度お見積もりの御依頼でも施工でも快くお受けいたしますので、お気軽にご連絡ください!
右フロントドアの30cmほど長さのある傷ですが、面白いもので、先日施工のプラドもほぼ同じ場所で同じ長さの同じダメージレベルの傷がありました・・・
極軽度の傷ですので、
これは簡単に除去できました!
とはいえ、今までのほとんどのカローラ南信の販売車両でしたら、
この程度の傷が無数にありましたから、
除去自体は困難な傷ではありませんが、
無尽蔵のごとき傷量ですと流石に疲れます・・・
ただし磨き屋が磨く作業としては、多少は傷がったほうがやりがいはあります!
余り程度がよすぎると、このお車の様に大面積ですと正直飽きてきちゃいますから・・・
右フロントフェンダーに多少の傷はありますが、1~5ランクで言えばランク2位です・・・
とはいえ、磨きコースが01スタンダード・ソフト磨きコースですので、
問題なく除去は可能でしょう!
右側面で傷と言える傷はこれだけですので、傷はありはしましたが、
この程度であれば極上程度と言えます!
Uグループ納車車両並みの傷の少なさですが、
このようなレベルが本来の新車通常レベルであるべきです。
傷は完璧に除去されました!
この傷は、ことによると01ライト・ソフト磨きコースにしていたら、
多少は痕跡が残ったかもしれません・・・
御持込み当日は朝多少の降雪がありましたので、
お持込み頂いた時はボディも多少汚れてはおりましたが、この左フロントドアのこれらの傷の存在は判りました・・・
写真とは違い、肉眼でライティングされている傷を見ると、
この10倍くらいの傷の本数が見えます。
このパネルは、糊残りもありましたので、ガードWAXの除去の際にディーラーが傷を入れてしまったか?
モデリスタエアロ取付の際に傷を居てしまったのかも?
このパネルの傷も幸いにも傷としては軽度の傷でしたので、
完全除去できました!
モデリスタエアロ付近の傷も、ある程度エアロとの間隔がありましたので危険なく磨き取れましたが、
これがエアロに沿ってあるような傷ですと、
相当苦労を強いられたでしょう。
この様にパーツが高さが異なり隣接している場合は、際を磨く際に高い方のエッジに強いポリッシングが掛かってしまうために、
相当慎重に磨かないと相手方のエッジの塗装を剥いでしまいます・・・
特にエアロなどPP素材の場合は、
塗料密着も弱いですのでより慎重さが必要です!
左リアドアにも傷あります・・・
この傷、写真では分り難いですが結構傷の種類としては変わっています。
細かったり太かったり、方向もランダムです。
其れが集中してあるのも、結構不思議ですねー
ただ、傷のダメージが軽いことは幸です!
なんだかんだでそれなりの傷が在った様に感じられるでしょうが、
この程度は新車としてもしょうがないレベルと言えるでしょう。
と言うか、これだけの巨大車格でしかもカローラ南信販売車両として見れば、穿った見方かもしれませんが、
「運良かったんじゃない。」
と、見るべきでしょう。
上記したように、特別ダメージの激しい傷という訳ではありませんでしたので、標準作業内容範囲内でも、
気づかぬうちに傷は無くなっていました!
と言ってしまうと、
真剣に磨いていないようにもとられてしまうかもしれませんが、
これは単に視覚的に傷を見ながら磨いているわけではないという事。
特に私の様に爺となると、視力も衰え視覚に頼る磨き自体に限界があります・・・
ではどうやって磨くのか?
ですが、以前にもいぅていたように“心で磨く”!
は、横柄で高飛車な心の折れ曲がったお前にできるのか?
と言われかねないですが、実は心とは感覚のことで、ポリッシャーから伝わる、
ほんの微細な振動で傷の有無又は除去状況を感じ取っているのです。
此れ、プロの方に話をすると、
「あー、判ります、私もそうしています!」
と言われますが、実際に弊社でプロの方の技術指導してみて、視覚に頼らず磨いてみてもらうと、磨き終わりに傷残りしっかり在ります・・・
此れ、日々の作業において、相当この感覚を意識して磨いていない限り、楽に本来は磨き取れるレベルの傷程度では、ポリッシャーに伝わる振動は、
傷なのか?
塗装グランドなのか?
すら、判別はできないでしょう・・・
とある、昨年新規オープンした店舗のオーナーも、磨きあがりの完成品を見てみると、
「え・・・、これで終了じゃないですよねー」
と、思えるレベルで完成としていましたが、当の本人に聞いてみると、
視覚的にも感覚的にも問題は感じていません。
つまり、手抜きをしている訳でも、技術的にも諦めた訳でもなく、
本人なりには完璧仕上がりと思っているのです・・・
此処が、この業界の落とし穴・・・
此処で板金塗装から仕上がってきた車をライティングしてみると、
恐ろしいほどの線傷が入っています。
其れを、板金工場に伝えても、
「そんなことは無いでしょう。」
「洗車終了後にも再度傷の確認はしていますが、
言われるような傷は無かったですよ!」
とのことでしたが、これも前記したように悪気が在るのではなく、
確認の方法と基準レベルの違いや、
根本的クオリティーに関しての感性の違いです・・・
恐らくこのようなことは、
あるレベルまでは訓練や習熟または意識改革で改善はできるかもしれませんが、私の今までの経験からすると、
個々の生まれながらのスキルレベルに左右される部分のほうが大きいと感じますので、言い方としてはいつものごときに横柄ではありますが、
「本質的に才能の無い人が、どこまで自助努力をしても限界は超えようがない・・・」
と、言うのが現実だと思います。
このお車も程度良好でしたので、さしたる苦労や施工ではまることもなく、
私的には100%の磨き仕上がりが出来たと感じています!
とはいえ、再三弊社で施工いただいている、
目の肥えられたオーナー様ですので、慢心は禁物ですが・・・
私から見て国産車の塗装クオリティーは、膜厚の薄いことが問題のマツダやミツビシ、更にそこに塗料品質的に問題のあるホンダ・スズキを除けば、トヨタ・ダイハツ・スバル・ニッサンの塗装は、
安心して磨け且つスムーズな施工が可能な非常に良い塗装だと思います!
但し、このお車のクリアーはセルフリストアリングコートですが、
一時のトヨタの耐擦り傷クリアーと比べると大分ましにはなりました。
が、トヨタが公示している様な自己修復機能は、
いまだに機能性として有用なレベルとは感じることはできませんが・・・
TOYOTA トヨタ ヴェルファイア HYBRID V
(AYH30W-NFXQB)コーティング終了
此れと言った問題もなくスムーズに作業は終了できました!
しいて言えば、この時期日中でも気温が氷点下の時がありますので、
洗車のタイミングが思うようにいかないのが不自由です・・・
御引き取りのタイミングも、この時期は天気を見てのタイミングでないと、
御引き取り→帰宅までに汚れてしまう→即洗車の必要
となってしまいますが、施工終了後は1カ月間は基本的には手洗い洗車となりますし、ただでさえ寒いこの時期にこの巨大なお車を手洗いはつらい・・・
ですので、御引き取り予定日の天候を見ながらのお引き取りとなりましたが、幸運にも当日の天気は大丈夫そうでしたので、予定通りのお引き取りとなりました。
今回は代車使用もなかったですので、もし御引き取り日の予定変更があったとしてもお車を弊社でお預かりしているだけですので大丈夫ですが、代車使用がおありの場合には、
次のお客様の代車使用予定に狂いが生じてしまうため、
天候考慮でのお引き取り日変更が効かない場合がございます・・・
今回のコーティングも、前回施工いただいている
“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”ですが、
このコーティングのリピーター率は非常に高いですし、
新規施工の方々にも大変好評です!
このお車に関しましては、基本的に洗車機洗車を前提とされてるとのことですので、
このコーティング自体洗車機専用ではありませんが、多くのコーティングの様に洗車機使用により、
コーティング自体の耐久性が極端に影響を受けることはありません。
又、コーティング硬度が固いため、
洗車機洗車で付きやすいスクラッチ傷もほとんど入りません!
とはいえ、黒などのお車では多少は傷が目立つかもしれませんので、
そこの妥協は必要です・・・
今回当初は、レジントップコートの施工のご予定はありませんでしたが、施行中にTELを頂き追加施工として、
“レジントップコート・コクーンSTD”の御依頼を頂きました!
どうやら御予算のMAXを20万円と決められていたご様子で、
レジントップコート・コクーンを施行しても予算超過にはなられないために、
“転ばぬ先の杖”的発想で施工を決められた御様子です。
上記しましたように、この時期汚れてしまっても、
1か月間の中でなかなか手洗い洗車のタイミングは思うようにはいきませんので、
その間汚れが付着したまま放置となってしまったときに、
コーティングへの直接ダメージを少しでも防ぐ効果が期待できます!
ですが、レジントップコートを施行してあるからと言って、
汚れたまま施工直後で1か月間の放置は危険です・・・
この時期、汚れの大半はエンカル汚れとなりますので、
このような汚れはコーティングにも影響を及ぼしますから、
冬季ほどお車の管理はきちんとされる必要があります。
この度も、弊社施工の御依頼を頂きまして、ありがとうございました。
今回の施工で、正会員登録となりましたので、今まで以上に優遇内容が充実いたしますので、又何かお困りのことがありましたらご利用ください。
洗車は大変とは思いますが、なるべく乗らない、汚れたらなるべく早めに洗車を行うように御心がけ下さい。
会員クラス:正会員登録
車両クラス:クラスX
施工コース:
コーティングコース=ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング
磨きコース=01スタンダード・ソフト磨きコース(程度良好新車向け・軽度の傷取り鏡面仕上げ)
オプション施工1=レジントップコート・コクーンSTD
オプション施工2=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4カ所)
施行料金:198.088円税込(新規施工車両準会員割引-15%・代車使用無し割引-5%・新車割引磨き-10%・淡色車割引磨き-5%・耐擦り傷特殊塗装割増磨き+20%・波型ルーフ割増磨き+10% 適応)
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