2016年03月30日公開|日産
弊社で施行する前、新車購入されてすぐの時点で、
すでに相当の飛び石を受けられてはいましたが、更なる飛び石被害のために、
車両保険使用での修理を保険会社に申請をされましたが、
保険会社の対応は今回はかなり厳しい見解・・・
加入されている保険会社は損保ジャパン日本興亜ですが、
以前から、
損保ジャパンは支払いが厳しく交渉難航することが多かったですが、今回は今まで以上です。
オーナー様の修理希望範囲は、フロントウインドウ・ヘッドライト・フロントバンパーですが、
総て製品破損までには至ってはおりませんが、
確かに無数の傷は付いています。
オーナー様での交渉では進捗が見られないため、弊社が変わって交渉に入りましたが、今回の取り扱い窓口は本社内の本店支払いセンターですが、
高飛車さは相当な物です・・・
「破損にも至っていない飛び石は、使用中の経年劣化・自然の痛みとも言えるレベルですので、これで車両保険使用自体が常識的とはいえません・・・」
「また、3箇所の飛び石痕が1回の飛び石で付いた傷であることは、
オーナー様に証明はできないでしょうから、それも当然認めることはできません・・・」
と、かなりむちゃくちゃな論理です・・・
「では、破損という認識の基準が定款上にあるのですか?」
「1回という証明はできませんが、では1回で無いという証明はできるのですか?」
と、切り替えしてみると。
「破損の基準は定款上はありませんが、損害査定員のそれぞれの基準見解です!」
「飛び石が1回で無いという証明もできませんが、常識的判断においてそれだけの量の飛び石を一回で受けるということ事態が考えにくいですから・・・」
見たいな、かなり曖昧な見解しか出てきませんが、これ以上攻めるにも押し問答にしかならず、これ以上の進展は無理なようで、最終的には、
「3箇所を3事故扱いで、3等級下げるのであれば修理してもかまいませんよ!」
という、基本的には何も譲歩を引き出すことは無理でした・・・
これ以上やりあうには、裁判も辞さないというところまで覚悟しなければならないでしょうが、そこまで粘るのも時間の無駄でしょうから、此処はウインドウのみ交換で妥協するしかないでしょう。
残念ながら・・・
ウインドウガラスのみの交換作業となってしまいましたが、これだけ頑なに拒否されてしまえばしょうが無いでしょう・・・
然し、これだけ支払いが渋いのであれば、今後このまま損保ジャパン日本興亜に保険をかけ続けることは、
あまり得策ではないような気がします。
これよく弊社のお客様でもおっしゃることですが、
「保険は支払われて何ぼだから、しがらみや掛け金にとらわれて保険契約するよりも、
支払い時に出し渋りをしないところを選ばなくてはだめ!」
その通りなのですが、はたして支払いが良い保険会社はどこ?
となりますが、弊社の今迄の経験上からすると、
の、順ですかねー
逆に支払いが渋いのは、
という感じで、ダイレクト系なら外資系だけは避けたほうが無難でしょう。
これ以外にも、支払い時に大きく影響するのは、今迄の保険使用の状態や、どこの事故取り扱いセンターが担当するか?
等の、要因もかなり影響します・・・
ちなみに弊社及び私の車の契約保険会社は、JAと富士火災です。
いつもデントリペアでお世話になっている外注先にお願いして、
出張作業でガラス交換です。
作業中においての服等による傷入れを防ぐため、
この様に接触の可能性がある部分はきちんとまずガードフィルムで養生いたします!
ここまでして作業してくれるのは、常に同じ外注先しか弊社は依頼しませんので、
弊社のこだわりやオーナー様のこだわりをご理解くださってのことです。
普通のガラス屋さんでは、まず此処までのことはしないでしょう・・・
ガラス交換後も、一昼夜は車には触れません。
ドアの開け閉めなどで、ウインドウを貼り付ける際に使用するボンドにドアの開け閉めなどで付加をかけないためです!
新車時フロントガラスは、
“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”を施行してありましたので、
当然これも保険保障対象になります!
ただし、保険保障としてくれるのは、損保・共済系であり、ダイレクトタイプでは各社見解が異なるようですが、
判っているのはアメリカンダイレクトは100%OUTです・・・
理由は、
「ガラコやレインX等DIY施行の物との区別が難しい・・・」
ということらしいですが、そうなるとボディコーティングもWAXとの区別が難しい・・・
と、言う理屈も当てはまると思うのですが?
ですので、特にダイレクト系保険に加入される場合には、
補償範囲をきちんと確認したほうが良いでしょう!
但し、問題なのは賠償事故で相手側の保険会社がアメリカンダイレクトのような会社であった場合は、
保険賠償してもらえない公算が大となります・・・
そのような場合は、加害者直接請求という手はありますので、保険会社の言い分を鵜呑みにする必要もありません。
今回の保険会社の対応に懲り、というか飛び石を食らいまくったことに対しての反省なのか?
「今は高速道路では鬼車間を取っている!」
とのことでしたが、車間距離をとったは取ったで、
今度は放物線の落下点になってしまうので、
大きな飛び石の場合は損害レベルは大きくなります・・・
基本的には、トラックの後方を走らないことと、
コーナーなどでは内側車線を走るようにすることでかなり飛び石は避けることはできますが、
これ実際にはかなり難しいですねー
一番確実なのは、やはり“ペイントプロテクションフィルム”と、
“ウインドウプロテクションフィルム”を施行しておくことですが、
問題は高価格であること・・・
私や仲間の車はほぼ皆さん施行済みですので、
飛び石に怯えながら走る必要はありません!
この度もご入庫いただきまして、ありがとうございました。
日程お時間等ご無理を聞いていただきまして、申し訳ございませんでした。
日常使用のお車ですので、大事になさるお気持ちや気になされるのは十分理解はできますが、神経質になりすぎても心が折れるだけですので、妥協は必要でしょう。
一度我々の倶楽部の走行会やツーリングに参加されれば、そこであきらめも付くでしょう。
カークルセーダーズクラブ員
会員クラス:正会員
車両クラス:クラスL
施行コース:
オプション施行=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロントガラス×ライトポリッシュ)
外注施行=フロントガラス交換
施行料金:保険支払いのため非公開
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